キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

[キャプテンアメリカウィンターソルジャー]
Captain America: The Winter Soldier
2014年上映時間:136分
平均点:7.04 / 10(Review 55人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-04-19)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化3D映画
新規登録(2014-03-30)【8bit】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
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監督アンソニー・ルッソ〔監督〕
ジョー・ルッソ〔監督〕
キャストクリス・エヴァンス〔男優・1981年生〕(男優)スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
スカーレット・ヨハンソン(女優)ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
サミュエル・L・ジャクソン(男優)ニック・フューリー
ロバート・レッドフォード(男優)アレクサンダー・ピアース
セバスチャン・スタン(男優)ジェームズ・"バッキー"・バーンズ/ウィンター・ソルジャー
コビー・スマルダーズ(女優)マリア・ヒル
アンソニー・マッキー(男優)サム・ウィルソン/ファルコン
エミリー・ヴァンキャンプ(女優)ケイト/エージェント13
フランク・グリロ(男優)ブロック・ラムロウ
ヘイリー・アトウェル(女優)ペギー・カーター
トビー・ジョーンズ(男優)アーニム・ゾラ
ジェニー・アガター(女優)ハウリー理事
アラン・デイル(男優)ロックウェル理事
チン・ハン〔1969年生〕(男優)理事
スティーヴン・カルプ(男優)スカダー
スタン・リー(男優)スミソニアン警備員
ギャリー・シャンドリング(男優)スターン議員
ブランカ・カティッチ(女優)レナータ
ジョルジュ・サンピエール(男優)バトロック・ザ・リーパー
ドミニク・クーパー(男優)ハワード・スターク(ノンクレジット)
アーロン・テイラー=ジョンソン(男優)ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー(ノンクレジット)
エリザベス・オルセン(女優)ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(ノンクレジット)
トーマス・クレッチマン(男優)バロン・ヴォルフガング・フォン・ストラッカー(ノンクレジット)
ゲイリー・シニーズ男声放送
中村悠一スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(日本語吹き替え版)
米倉涼子ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(日本語吹き替え版)
溝端淳平サム・ウィルソン/ファルコン(日本語吹き替え版)
竹中直人ニック・フューリー(日本語吹き替え版)
白石充ジェームズ・"バッキー"・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(日本語吹き替え版)
本田貴子マリア・ヒル(日本語吹き替え版)
水内清光ブロック・ラムロウ(日本語吹き替え版)
御沓優子ケイト/エージェント13(日本語吹き替え版)
園崎未恵ペギー・カーター(日本語吹き替え版)
田中秀幸アレクサンダー・ピアース(日本語吹き替え版)
佐々木睦アーニム・ゾラ(日本語吹き替え版)
広瀬正志スミソニアン警備員(日本語吹き替え版)
石住昭彦スターン議員(日本語吹き替え版)
有本欽隆ロックウェル理事(日本語吹き替え版)
家中宏訓練教官(日本語吹き替え版)
山野井仁男声放送(日本語吹き替え版)
乃村健次スカダー(日本語吹き替え版)
小形満シン理事(日本語吹き替え版)
志村知幸パイロット隊長(日本語吹き替え版)
原作ジャック・カービー(キャラクター創造)
脚本クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
音楽ヘンリー・ジャックマン
デイヴ・ジョーダン(音楽監修)
撮影トレント・オパロック
製作ケヴィン・ファイギ
マーベル・スタジオ
製作総指揮マイケル・グリロ
スタン・リー
ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
制作東北新社(日本語版制作)
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術ケヴィン・イシオカ(美術監督)
レスリー・A・ポープ(セット装飾)
ピーター・ウェナム(プロダクションデザイン)
衣装ジュディアナ・マコフスキー
編集ジェフリー・フォード
日本語翻訳岸田恵子
あらすじ
アベンジャーズのメンバーとして戦ってから2年、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)はニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の下で、S.H.I.E.L.D.の一員として活動している。ある日、S.H.I.E.L.D.の船舶が海賊バトロック(ジョルジュ・サンピエール)によって占拠されてしまう。キャプテンとエージェント・ナターシャ(スカーレット・ヨハンソン)は、ブロック・ラムロウ(フランク・グリロ)が率いるテロ対策部隊と共に、人質の救出へ向かう。
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1
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20.MCUに疎かったので時系列で順に観ていっているところですが、これは出色の出来では?とにかく隙がない。

まずアクションが良い。撮り方も良くて、きっちり見せるところとカメラワークでごまかすところの配分が絶妙。全体的にマーシャル・アーツ的で全員同じ競技やってるのか?という感はあるが。西洋カンフー映画?

この映画は無駄な説明をしないのが小気味良い。僕みたいな門外漢には理解できないところもそりゃあるが、いわゆる映画的表現てやつで、絵と演技で「これは何かあるんだな」と分からせる。

全部のシーンが良く出来た隙のない映画だが、個人的に気に入っているのは冒頭でキャプテンを迎えに来るナターシャのバカ女ぶり。部外者に重要任務と悟られないためだな、とちゃんと分かるスカジョの演技。あと「隣のナース」役エミリー・ヴァンキャンプはめちゃくちゃ可愛いな。
tubirdさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-02-28 23:37:04)(良:1票)
19.かなりアクション盛りだくさんだが、どうもキャラとしてのキャプテンがあまり好きになれないのでいまいちと言う感想になってしまう。キャプテンよりもファルコンのアクションには「良いな」と言う感想だ。アイアンマンもそうだが空を飛ぶ系のヒーローは見ていて楽しい。
スワローマンさん [インターネット(字幕)] 4点(2019-05-03 09:13:24)
18.最初の方で、スーパーヒーローなのに人間と1対1のバトルで結構苦戦してるのを見て大した事ないじゃんと思ってしまったが、前言撤回。
エレベーター内での複数の敵とのバトル→高い所からガラス突き破って落下→バイクで疾走してそのままジェット機に飛び乗る。という一連のアクションを見て、やっぱりあんたは超人だよと確信。
とにかく、全編に渡ってアクション満載で楽しいし、ストーリーもサスペンスに満ちていて面白かった。
ヴレアさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-04-22 13:36:08)(良:1票)
17.デジアナのアンバランス感が何ともいえない。
ProPaceさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-06-06 21:53:38)
16.ウィンターソルジャー=帰還兵。前作ラストで現代に蘇ったキャプテン・アメリカの活躍を描く、シリーズ第二弾。あの『アベンジャーズ』の戦いから2年。スティーヴ・ロジャース(=キャプテン・アメリカ)は、慣れない現代生活に苦労しつつも、諜報機関「S.H.I.E.L.D」で世界の平和維持活動に従事していた。あの戦いでともに戦ったナターシャ・ロマノフ(=ブラック・ウィドウ)も同僚として共に活動している。そんな中、S.H.I.E.L.D長官ニック・フューリーが襲われ、匿ったキャップも同僚のはずの攻撃部隊によって襲われる。実はS.H.I.E.L.D高官であるピアース一派が指揮権を奪い、密かに世界を支配する計画を進行していたのだ。「インサイト計画」による恐怖支配。それは、空中空母ヘリキャリアとスパイ衛星を利用し、「平和維持」の名のもとに現在・未来に脅威となるテロリストを殲滅するというものだった。何とか難を逃れたキャップは、ブラック・ウィドウや新たに仲間となったファルコンと共に、暗号を解読して手に入れた資料を基に秘密基地を探し当てる。だが、そこで彼らを待っていたのは、予想だにしない人物だった...。世界平和を維持すべく組織されたはずのS.H.I.E.L.D。だがその内部は、かの「ヒュドラ」によって食い荒らされていた。この点は、テレビシリーズ『エージェント・シールド』ともリンクする内容となっている。そしてキャップと互角の戦闘力を持つ「ウィンター・ソルジャー」との熾烈な戦い。シリーズ屈指のアクションとして見事な内容になっていると思う。実はキャップとウィンターソルジャーは、コインの表裏のような関係であることが判明する。根源的な「正義とは何か」という問いを提起している内容は、単なるアクションものとして終わらせない深みを作品に与えている。"ファルコン"や"エージェント13"など、キャップに近しい魅力的な新キャラも登場し、シリーズ続編への期待も高まる。ハナマル!
しぇんみんさん [DVD(吹替)] 7点(2017-05-01 23:54:05)(良:1票)
15.冒頭に、船上の戦いを一発カマシてはくれるけれど、それを除くと最初の方は、この作品の中身と関係あるとは思えない、どうでもいい「余韻」に延々と浸り続けているような感じで、もう勝手にせえ、と。ホント、どうでもいいっての。
もちろん途中からはしっかり加速して、金かけてますCG使いまくってます、という訳ですが、こういうCG、この作品でしか見られないものだったら貴重だけど、「昨今、アリガチ」としか言いようがない。それもこれも、戦いの中にサッパリ危機感が感じられないからで、まさに、ただのCG。そりゃま、確かに手が込んでてスゴイし、こういうのをただ眺めてるのも正直、嫌いではないですけれども。
ロバート・レッドフォードに似てはいるけれど、まったくスターのオーラを感じさせないオジサンが約一名、出演しておりました。
鱗歌さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-04-18 22:10:37)
14.前作に続きアベンジャーズを観るための鑑賞。前作よりキャプテンも強さが強調されていたし、新しい仲間も出来たし、映像も殺陣も凄く良くなっていたけれど、、、なぜだろう、、、キャプテン、、、いやアベンジャーズの映画は集中できないんだよなぁ。じゃあ観るな!って言われそうだけど、期待はしちゃうんですよ。だから観るんだけど、いつも集中できない。ストーリーもいつも脳裏に残らない。でも次も観るよ!
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-05-18 17:34:25)
13.特殊能力がない故にいささか地味になりがちですが今回は物凄く体を張ってくれました。他のヒーローと比べると地味ではあるけど一番ザ・ヒーローって感じ。
ケ66軍曹さん [DVD(字幕)] 8点(2015-10-07 22:39:39)
12.こういったエンターテイメント性が強い映画は、観ていて気持ちいい。アクションも映像技術も素晴らしいと思う。ストーリーや細かいところは不明な点も多いけど、単体でも楽しめる作品。
続編に繋がる予告も面白い。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-23 11:57:45)
11.キャプテン・アメリカってほかのヒーローに比べるといまいち魅力に欠けていましたが、今作のキャプテンはすごくかっこよかった。ほかのヒーローと違って、強すぎないところがよかった。個人的にはもう少しヨハンソンの活躍が見たかったのですが、アベンジャーズシリーズも、最近はいまいちでしたが、今回はとても楽しめました。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-07 21:52:22)
10.ロバート・レッドフォード!にびっくり。前作よりもサクサク見やすかったです。カーアクションも、超人すぎず人間のギリギリの対応感でよかった。ただやはり他のマーベル作品より惹かれないのは何でだろう。米倉涼子は嫌いではないのだけれど、吹き替えがどーーしても下手。やっぱり長く続く登場人物なら、本職声優さん使って頂きたい。
ネフェルタリさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-03-01 13:03:59)
9.まあ想定通りの展開。なだけに2時間超は長すぎ。ロバート・レッドフォードともあろう人が出るべき映画でもないような気もします。ただ、休日の深夜に起きだして観る映画は格別です。安心の想定内ということですかね。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-11-30 04:07:19)
8.他のアメコミヒーローに比べると地味だなぁ・・・ まぁ、そこが良い所なのかもね。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-15 07:25:40)
7.前作を見ずに本作を見たが結構楽しめた。
主人公が獅子奮迅のスーパーパワーで敵を粉砕するかと思いきや、そうでもない。
アメコミのヒーローとしては能力的に意外と地味だが、一点の曇りもない正義感とぶれない意志で仲間たちの精神的支柱のような存在。
アクションはSFらしい派手さで見応えがあった。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2014-09-15 20:24:04)
6.最近この手(アベンジャーズ絡み)の作品を、評価するのが難しくなってきた。なぜなら、大河ドラマの一部分を見せられているみたいだからです。なので話の筋道よりも、アクションをどの程度楽しめたかで点数をつけました。劇場の大スクリーンで鑑賞をしていないのですが、もしも観ていたら、という要素も含みました。では感想を。キャプテンアメリカは、他のアメコミヒーローたちと比べると、どうしても地味である。故にド派手な演出が難しい。しかしそこを本作品は上手い事クリアしていた。カーチェイスや銃撃戦といったお馴染みのシーンに、ちょっとしたアレンジ、例えば防弾ガラスを割ろうとした兵器など、そういった趣向を凝らすことによって一味違う趣を生み出している。アイアンマンを彷彿とさせるファルコンも良い。てか彼のほうがヒーローぽかったけどね。あぁ~、アベンジャーズ2が待ち遠しいぜ!
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-06 11:22:21)
5.CG 技術の見本とするべき作品ですが、それにも増して、キャプテン・アメリカ、カッコいい! ヨハンセン、いい! これぞ、映画の原点!^^
windanceさん [映画館(字幕)] 9点(2014-05-04 02:13:15)
4.ストーリーも面白かったですが、アクションが特に面白かったです。肉弾戦が多いので、アクションが地味になりがちでしたが、本作ではそこのところが前作より改善されていました。それにしても、またレギュラーが増えたような気がするのですが、名前を覚えきれません。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-02 23:06:51)
3.前作「ザ・ファースト・アベンジャー」は、当時公開間近だった超大作「アベンジャーズ」の布石であり前日譚である要素が強く、単体としては娯楽映画の魅力に欠けていたことは否めなかった。
ただし、「前日譚」と割り切っている以上、この映画のあり方はまったく問題なかったと今となっては思うし、「アベンジャーズ」でのキャプテンの存在感を目の当たりにした後では、この一連のマーベル作品シリーズの中でも極めて重要な作品だと思える。

そうして、再びマーベルの“大祭”第二弾を控え、満を持しての続編。前作と同様に布石、前振り的な要素は大いにある。
しかし、今作は前作と比較すると圧倒的に主人公キャプテン・アメリカのキャラクター性が完成している。

彼が“アベンジャーズ”の中で最も「地味」なキャラクターであることは言うまでもない。
純粋な戦闘能力としてのタイマンなら、ソーは勿論のこと、アイアンマンやハルクの足元にも及ばないだろう。
ただそれでもチームのリーダーは、“キャプテン”を置いて他にいない。
それは、彼の最大のストロングポイントが、決して人体実験で生み出された超人的パワーなどではないからだ。
キャプテン・アメリカとなる前の一兵卒スティーブ・ロジャーズ本人が持つ揺るがない「正義感」こそが、このスーパーヒーローの最大のストロングポイントであり唯一無二の武器なのだ。

そのキャラクター性は、あまりに理想主義的で、あまりに青臭い。
でも誰も彼のことを否定などできない。

エネルギー破など出せず、飛ぶことも出来ない。
けれども決してひるむことなく、ひたすらに走り、ひたすらに盾を投げつけ、ひたすらに投げた盾を拾い、ひたすらに敵を叩く。
その姿を見て、どのヒーローも本質的な部分において「彼には敵わない」と思うのだろう。

勿論、弱みを突かれてのピンチには事欠かない。
ただしいつも彼には強力な仲間がいる。
真面目さが仇になるとあらば、ブラック・ウィドウが世渡りと危険回避の巧みさでフォローするし(あとガールフレンドの斡旋も)、空が飛べないとあらば、新戦力ファルコンが翼を与える。

自らが勝利する必要はない。結果として正義が悪に打ち勝てばそれでいい。
それが、キャプテン・アメリカというヒーローなのだ。

そういうことを、きっちりと“生真面目”に映し出すこの映画が面白くないわけがない。




(2018.5.12 再鑑賞)

この「キャプテン・アメリカ」の第二弾が、MCUの本流ど真ん中を紡ぐ作品でありながら、映画単体として非常に高評価を得たのは、ポリティカルサスペンスとしてのテーマの鋭さに尽きる。

即ち、「正義」を司る組織として存在していた“S.H.I.E.L.D.”が、実のところその中核的なところから「悪」によって動かされていたという、あまりにも虚無的な事実。
もはや、何が「正義」で、何が「悪」なのか。その言葉の意味すら曖昧になり、濃く深い霧の中に入り込んでいくような感覚。
そしてそれが、荒唐無稽なフィクションである筈の映画世界を超えて、現実世界の実情とリンクしてくるという絶望感。

ただ、そんな混沌とした状況だからこそ、我らがキャプテンは最後の最後まで、「親友」を見捨てることが出来なかったのだとも思う。
その感情は、この無慈悲な世界において、あまりにも不確かで危ういことだけれど、人間に唯一残された希望のようにも思える。

それは、70年の時を経て、変わらぬ愚かな世界の混沌の中で、「正義」の意味を背負い続けるヒーローが語るに相応しいテーマ性だ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2014-04-28 00:01:37)(良:3票)
2.IMAX3Dにて鑑賞。ファルコンの飛翔シーン等で3D効果は発揮されていたものの、そもそもアトラクション映画として作られていないためか、全体としては3Dで見る必然性のある場面に乏しく、3D料金分は損したかなという印象を受けました。。。
他方、内容の方は骨太アクションとして堂々たる仕上がりで、なかなか見応えがありました。弱いだの、ダサいだの、役立たずだのと、今まで散々な言われようだったキャップですが、本作では彼が強すぎないことを活かした舞台と物語が用意されており、そこではキャップが十分にかっこよく、かつ、男らしく見えています。ジェイソン・ボーンのようなキレっキレの肉体アクションの合間に、彼のシンボルである盾を実にクレバーに使うことで、これはキャプテンアメリカの映画であるという印象も残す。リアリティとファンタジーの間で見事なバランスをとってみせた監督達の采配には脱帽なのでした。物語の方も、ヒドラだのヘリキャリアだのと漫画的な要素を散りばめつつも、全体としては70年代のポリティカルサスペンス風にまとめられており、おかしな組み合わせをとりつつも、総体としてはまったく破綻が生じていないという点では驚かされました。さらには、平和のための予防措置として政府が国民生活を脅かすことの是非をも問うており、今日の社会問題までが作品に織り込まれています。本作は、クリストファー・ノーラン作品をも射程に捉えかねないほどよくできたヒーロー映画だと思います。。。
不満だったのは、タイトルロールであるウィンターソルジャーの印象がイマイチだったこと。キャラ造形は決して悪くはないものの、作品全体の志の高さと比較すると、彼の存在は小さすぎたかなという感じでした。強力なヴィランを生み出せていないことが本作を含む一連のマーブル作品の欠点であり、来年公開の『アベンジャーズ2』に向けて、この課題をどう改善していくのかに注目なのです。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-20 02:21:58)(良:1票)
1.素晴らしい。生身の人間で特殊能力等は一切無し、ダサいマスクとコスチューム、武器は円盤と、マーベルヒーロー達の中では著しく力量不足の感が否めなかったキャプテン・アメリカ。仮面ライダーで言えばさしずめライダーマンといったところか。そんなキャプテン・アメリカの1作目は予想を裏切らないイマイチな出来だった。それが、である。映画は脚本が命という事をこの2作目を観て改めて感じた。2時間を超える尺でありながら最初から最後まで一切ダレる所が無く息もつかせぬスリリングな展開、カッコイイアクション。あのダサいキャプテン・アメリカが今回は全くダサく見えなかった。ヒーロー物でありながらスパイ映画の要素を取り入れたのも非常に良かったと思う。ファルコンもカッコ良かった。前作でガッカリした人も騙されたと思って観てみてください。
野良狼さん [映画館(字幕)] 9点(2014-04-14 22:02:40)
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【点数情報】

Review人数 55人
平均点数 7.04点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
423.64%
535.45%
61527.27%
71730.91%
8916.36%
9712.73%
1023.64%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.40点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 2.66点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

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