7.《ネタバレ》 やはり、オリジナルのほうがドラマ、アクションにおいて数倍上ですね。最近のパニック映画は、感情移入できないものが多く、映像技術に頼りすぎている感がある。人間ドラマが描けていないと、映像の迫力も半減(しらける)することをつくづく感じた。この監督はドラマ・人間模様を意図的に無視して、極限状態の人間をリアルに描いたらしいのだが、どこが?と思うし、じゃドキュメンタリーでも撮っとけよと言いたい。もしくはリメイクせずに、自分のオリジナルで勝負しろと思う。ところで、船は逆さまになったら浮いていられないとのセリフがあるけど、オリジナルの誤りを訂正する意図があったのだろうか? 【リニア】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-18 00:39:13) |
6.《ネタバレ》 いやおもしろかったわ~! あっち作が、大波に向かって死んだ~、ならこっちは、俺ら助かったわー、って感じでしょうか(笑)。すべてがちゃっちゃとしてました。007並みにすばやい救助にはポカーン(笑)。でもとにかくCG屋さん・美術屋さんなど映像類の進歩と調和にはえらく感動、迫力満点(←古う~)。人間ドラマの方は監督さんができるだけセーブしたのでしょう。覚えてくれんでもええ、みたいなキャスティング。私はオペラ座のおねえちゃん(父に愛される典型的キャラ定着か。笑)だけしか女優さんをほとんど判別できず、歌手や船長の顔は早くも忘れてしまいました。グッバイボーイされたリチャード・ドレイファスがグッバイボーイしてたのはグッドシーンかもしれないが感動のかけらもなし。登場人物のたった一人も好きになれなかったのは大変残念(タイタニックは甲板上の婚約者を見て全て許した私たち)でしたが、ぜひぜひスクリーンでの鑑賞をオススメします(どっちや)。 【かーすけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-16 15:27:23) |
5.タッパーにはいった前菜をさくっと食べ終わった後、豪華な皿に丁寧に盛り付けられた高級和牛のメインディッシュがドンッと出てきて、ライスもパンも無いけど旨い肉だなと味わって・・・あぁ、もう例えるのめんどくせ。 要は冒頭のスペクタクルシーンが全てってこと。 ・・あとはオマケ。 そんなことはハナから分かってたけどホントにそのとおりだった。 製作者サイドの狙いもおそらくそこだけでしょう。 でも、僅か5分ほどのシーンですがそうとうのハクリョクです。 見る価値アリです。 大画面大音響で見なければ体感できない凄さです。 上映時間の短さも良い。 つまらないドラマを2時間半も見るより遥かにマシ。 【Beretta】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-09 12:14:06) |
4.《ネタバレ》 最初にアーウィン・アレン・プロダクションと出て、エグゼクティブ・プロデューサーの一人がアレンの奥さんだから、本気なんでしょうね。転覆のCGは凄かったし(絶対劇場じゃないとダメ)、テンポもよかったと思います。ただ刈り込みすぎ。大波が唐突だし、ディランの動機があいまい、先に死ぬ3人がすぐ見当つく、白人ばっか残る。ガキはすぐいなくなるし、カート・ラッセルはアルマゲドンとおなじだし。もうちょっとドラマとしてちゃんとしたものにしないとね。元は、映画だと神父の異常性がよくわからないところもあったけど、人間ドラマとしてすごかったもん。それから、何人か指摘されてますけど「カンカンカン」はサービスのつもりなんでしょうけど、ちょっとね。私がそうだから書くわけじゃないけど、閉所恐怖症、水中ダメの人、血圧上がるよ。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-08 17:46:05) |
3.水の恐怖、迫力に関しては抜群ですね。上映時間も短くて、途中でだれることなく最後まで突っ走れてテンポがいい!ただ、金のかかったB級という感じはしますね。 【アルテマ温泉】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-08 00:07:48) |
2.《ネタバレ》 【注!前作、原作のネタバレにも及んでいます】前作は見終わって結構重い・・・って感じの映画だったのですが、原作を読むとそれでも映画化に際して救いをそれなりに与えたのだなぁ、という感じでした。トイレに行った少年は戻ってくるし、神父の行動は「あいつは正しかったんだ!」とアーネスト・ボーグナインによって肯定されてるし。別コースを辿って生存したグループがいた事で、正しかったのかどうかは判んない、みたいな結末となった原作とは違って。さて、今回の映画化はある意味凄いです。人間ドラマ部分一切排除なの?って思ってましたが、それなりに入ってました。ただし、本来のパニック映画だったら真っ先に死んでしまうタイプの人々ばかりが生き延びるという、教訓もへったくれもない設定になっています。生き残った人々は『身勝手な判断を暴走させた人々』だったりします。ルールを守った人々はみんなサヨナラ。もう徹底した個人主義こそが生き延びる道だ!みたいな状態ではあります。もちろん、脱出の過程の中で協力し、犠牲になり人を救ってゆく展開になるのですが、あくまでパーソナルな感情が行動の起点だったりするのです。神も思想も何もあったもんじゃありません。ラストでは生存者がそれまでの経緯を省みる様子もなく「ヤホーイ!」と、原作や前作にあった他人や自己との葛藤なんぞイラネと主張する明確さ(いや、地図男の件があるじいちゃんはさすがにそれはないんでないの?)。それでも「タワーリング・インフェルノ」や「世界崩壊の序曲」的ピンチ切り抜けシーンは懐かしいアーウィン・アレン節を思い出させてくれてワクワクしちゃいましたし、『エラい事になってる』映像は凄いモノがあって楽しめました。できればラストは眩い陽の光で〆て欲しかったですが。でも、人間同士で葛藤するヒマもなくどんどん下から突き上げられて上へ上へと向かう展開に、見ていて私が思い出したのは「うる星やつら ラムのウェディングベル」というファミコンソフトなのでした・・・。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-03 20:54:11) |
1.オリジナルに比べると確かに年代を経た分映像的にはすばらしいですが、やはり人間ドラマが描かれてない分、中身的にはちょっと薄いかなぁ?って思いました。時間的に描く余裕が無かったのかもしれないけどちょっと残念です。 それでも緊迫感で最後まで楽しめました。 【teruru】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-27 18:55:52) |