葛城事件のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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葛城事件

[カツラギジケン]
2016年上映時間:120分
平均点:6.06 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-06-18)
ドラマ犯罪もの戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2018-03-20)【イニシャルK】さん
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監督赤堀雅秋
キャスト三浦友和(男優)葛城清
南果歩(女優)葛城伸子
新井浩文(男優)葛城保
若葉竜也(男優)葛城稔
田中麗奈(女優)星野順子
原作赤堀雅秋(原案)
脚本赤堀雅秋
撮影月永雄太
製作ファントム・フィルム(「葛城事件」製作委員会)
テレビマンユニオン(「葛城事件」製作委員会)
制作テレビマンユニオン(制作プロダクション)
配給ファントム・フィルム
録音菊池信之
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2.《ネタバレ》  断片的な事象だけが提示され、ストーリーのない作品だった。もし「毒親がモンスターを育てる」と言いたいだけであれば、それは周知の事実なのだから、わざわざ映画にする意義はないと思う。

 「殺人者自身の葛藤」「その家族たちの苦悩」「死刑囚と獄中結婚する人間の思惑」……どれも、制作者が参考にしたという実際の事件を取り巻くモチーフだ。でもこれはドキュメンタリーではなく創作映画。どこかしらに重きを置いたプロットを示すべきだろう。

 どの人物にもいまいち感情移入できない中で、稔を死刑から救おうと接近してくる順子の奥行きのなさは致命的だった。「胡散臭い新興宗教の女」という中傷を否定し、「私は人間に絶望したくないだけ!」などと語っているが、その思想に至った過去は明かされない。彼女をどう捉えて見ればよいのか、最後までわからなかった。

 リアルさを狙った演出も、一周回って鼻につく。「ほら、通り魔に遭った群衆って、意外と蜘蛛の子を散らすようには逃げないんですよ」とか、「自殺に失敗したあと、おもむろに素麺をすするのって、リアルじゃないですか?」といったような、厨二病的なナルシシズムをまったく隠しきれていない。

 結局のところ、「通り魔殺人」という素材で映像表現してみたかっただけ、という感じ。作中に「オナニー」という言葉が頻出するのは皮肉。
乱泥さん [インターネット(邦画)] 3点(2021-05-23 21:30:11)
1.ダイナミックレンジが広すぎて、普通も音量でみていると聞こえないセリフが多いです。 なんか重い話ですが、心に残りません。
紫電さん [DVD(邦画)] 3点(2017-04-27 20:59:55)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.06点
000.00%
100.00%
215.88%
3211.76%
4211.76%
515.88%
6317.65%
7317.65%
8211.76%
9317.65%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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