青い鳥(2008)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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青い鳥(2008)

[アオイトリ]
2008年上映時間:105分
平均点:7.28 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-11-29)
ドラマ青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2009-07-28)【関白宣言】さん
タイトル情報更新(2023-02-19)【イニシャルK】さん
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監督中西健二
松山善三(監修)
キャスト阿部寛(男優)村内先生
本郷奏多(男優)園部真一
伊藤歩(女優)島崎先生
岸博之(男優)小泉先生
水嶋瑞希(女優)前田夕子
荒井萌(女優)早川由香
高田里穂(女優)千葉麗佳
太賀(男優)井上武志
新木優子(女優)片山舞
原作重松清「青い鳥」
脚本長谷川康夫
飯田健三郎
撮影上野彰吾
製作川城和実
バンダイビジュアル(「青い鳥」製作委員会)
配給日活
美術金田克美
赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集奥原好幸
録音柴山申広
照明赤津淳一
あらすじ
前学期、いじめられていた一人の男子生徒、野口が起こした自殺未遂で東ヶ丘中学は大きく揺れていた。新学期、そんな2年1組に一人の臨時教師、村内が着任してくる。彼の挨拶に生徒は驚く、彼は吃音だったのだ。うまく喋れない村内は”本気の言葉”で生徒と向かい合う。そして彼が初めて生徒に命じた事は無くなった野口の机と椅子を元に戻すことだった。そして毎朝、その席に向かって「野口君、おはよう」と声をかけ続けた・・・。
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1.《ネタバレ》 重いテーマと誠実なメッセージに射抜かれました。吃音症の教師の言葉は、数こそ少ないがひと言ひと言が重く響く力を持っている。ストーリーは中学のイジメ問題を中心に展開するが、学校の中に限られた話ではなく、もっと普遍的に意識されて然るべき問題の核心を突いていると思う。「反省」自体が持つ曖昧なニュアンスを反省文の枚数で計ることは、事象に形式的な決着を付けるための詭弁にすぎない。仕事上の事故などを「始末書」で決着させるのは仕方がないとしても、教育の場に相応しい方法論とは思えない。ではどうすれば良いのか? 教師は「責任を持て」と言った。これには、自分の目からも鱗が落ちた想いでした。大事なことは、忘れて終わらせることではなく、抱き続けること。それが事実の中身を反芻させ、傷付いた者の心情を汲むことにもなり、再発の抑止以上の意味をもたらすのでしょう。転校した生徒の机を教室に持ち込んだ一連の行動は、無骨ではあったけれど、教師と園部君の会話シーンで納得しました。この映画の良いところは、回答に絶対性を持たせていないことだと思います。ラストの反省文も全員が提出した訳ではない。学校側が書かせた5枚の反省文も否定している訳ではない。メッセージの受け取り方を観賞側に委ねている。だから尚更、考えさせられる。きっと肌に合わない人もいることでしょう。大人になっても悔やむことは起こります。若い頃に比べて、塞ぎ込む心を早めに戻す術も身に付けました。でも、悔やまれたことのエッセンスを抱きながら暮らして行きたいものだと、この映画を観て思いました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2010-03-13 01:37:59)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.28点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
415.56%
5211.11%
615.56%
7633.33%
8527.78%
915.56%
10211.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 9.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 9.33点 Review3人
5 感泣評価 8.50点 Review2人
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