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わらの犬(1971)

[ワラノイヌ]
Straw Dogs
1971年上映時間:118分
平均点:6.54 / 10(Review 72人) (点数分布表示)
アクションドラマサスペンス小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-07-25)【イニシャルK】さん
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監督サム・ペキンパー
助監督テレンス・マーセル
キャストダスティン・ホフマン(男優)デイヴィッド・サムナー
スーザン・ジョージ(女優)エイミー・サムナー
ピーター・ヴォーン(男優)トム・ヘッデン
ピーター・アーン(男優)ジョン・ナイルズ
T・P・マッケンナ(男優)ジョン・スコット少佐
クロエ・フランクス(女優)エマ・ヘッデン
デル・ヘニー(男優)チャーリー・ヴェナー
ジム・ノートン〔男優・1938年生〕(男優)クリス(ネズミ男)
ドナルド・ウェブスター(男優)リダウェイ
ケン・ハッチソン(男優)ノーマン・スカット
サリー・トムセット(女優)ジャニス・ヘッデン
レン・ジョーンズ(男優)ボビー・ヘッデン
コリン・ウェランド(男優)バーニー・フード牧師
マイケル・マンデル(男優)バーティ・ヘッデン(ノンクレジット)
ジューン・ブラウン(女優)ヘッデン夫人(ノンクレジット)
デヴィッド・ワーナー(男優)ヘンリー・ナイルズ(ノンクレジット)
東野孝彦デイヴィッド・サムナー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山田康雄ヘンリー・ナイルズ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林勝彦チャーリー・ヴェナー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
金井大トム・ヘッデン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作ゴードン・M・ウィリアムス
脚本サム・ペキンパー
デヴィッド・ツェラグ・グッドマン
音楽ジェリー・フィールディング
編曲レニー・ニーハウス(ノンクレジット)
撮影ジョン・コキロン
ハーバート・スミス〔撮影・メイク〕(カメラ・オペレーター)
製作ダニエル・メルニック
ジェームズ・スワン(製作補)
配給20世紀フォックス
特撮ジョン・リチャードソン[特撮](特殊効果)
美術レイ・シム(プロダクション・デザイン)
ジュリア・トレヴェリアン・オマーン(プロダクション・デザイン・コンサルタント)
ケン・ブリッジマン(美術監督)
ピーター・ジェームズ〔美術・1924年生〕(セット装飾)
衣装タイニー・ニコルズ
編集ロジャー・スポティスウッド
ポール・デイヴィス〔編集〕
トニー・ローソン〔編集〕
ロバート・L・ウルフ(編集コンサルタント)
録音ガース・クレーヴン〈サウンド・エディター〉
ノーマン・サヴェージ(ノン・クレジット)
字幕翻訳清水俊二
スタントジョー・ダン(ノンクレジット)
ピーター・ブレイアム(ノンクレジット)
その他ミリアム・ブリックマン(キャスティング)
デレク・カヴァナー(プロダクション・スーパーバイザー)
パメラ・デイヴィーズ(コンティニュイティ)
ジェリー・フィールディング(指揮[ノンクレジット])
あらすじ
数学者デイヴィット(ダスティン・ホフマン)とエミー(スーザン・ジョージ)夫妻は、田舎町へと越してきた。周囲からあざけられ、悪戯されるデイヴィッドだが、持ち前の平和主義で怒りもしない。しかし、妻がレイプされ、町人が暴徒となって押しかけたとき、彼の怒りが爆発する。サム・ペキンパー初の現代劇。タイトルは「天地は無慈悲であり、万物を(取るに足らない供え物の)藁の犬のように扱う」という老子の言葉から。
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19.《ネタバレ》 口だけ達者なヘタレインテリが自尊心を傷つけられて大虐殺をする、という話でした。前半のかったるい展開とは裏腹に、後半になると怒濤の展開。精神薄弱の大男はあくまでトリガーで、散々踏みつけられてきた自尊心がとうとう爆発して村人を返り討ちに。その暴力の痛々しさに目を背けたくなりました。
kirieさん [DVD(字幕)] 7点(2015-03-13 23:04:01)
18.《ネタバレ》 「暴力に対しては力ずくで対抗する(他人の力に頼ることも含めて)か徹底的に逃げるしかない」という、誰もが認めたくない事実を見せつけられました。

この作品では、ダスティン・ホフマンが力づくで対抗することによって事はひとまず収束(?)しましたが、これが中途半端になるとミヒャエル・ハネケ監督の「ファニ-・ゲーム」みたいなことになってしまいます。

しかしまあ、不快なテーマを扱った作品なのですが、クライマックスのアクション・シーンではスカッとしてしまったのが、我ながら・・・・

TMさん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-01 23:59:01)
17.《ネタバレ》 わらの犬は猛犬だった、理性の下に誰もが野生的な凶暴な顔を隠しているのかもしれません。カッとなって我を忘れて、言ってはならない言葉や行動を起こした経験がある人もいるんじゃないでしょうか?後でいくら後悔しても、取り戻せないものがあって、居場所をなくして迷子のようになってしまう。それは社会的動物としての苦悩でもあります。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-11 19:45:43)
16.「ペンは剣よりも強し」イギリスの小説家・リットンの戯曲『リシュリュー』の中の言葉です。この映画をご覧になった方には、この言葉はどのように感じられるでしょうか。殴る蹴るだけが暴力ではない。人間性と尊厳を踏みにじる行為そのものが暴力である。まさにそのことを具現化した救いようの無いバイオレンス・ムービーの傑作のひとつ。
hikoさん [DVD(吹替)] 7点(2009-03-22 21:09:42)
15.《ネタバレ》 アメリカという国の日常に潜む暴力、そんなアメリカという国に嫌気を感じて、妻の田舎であるイギリスへと引っ越して来た数学者の眼には例えアメリカからイギリスへと移り渡ろうが、やはり人が住んでいる以上、しかも男と女がいる以上は何も変わりはしない。どんな国へ来ようとも男もいれば女もいるし、常に危険は付きまとうものであるということを監督のサム・ペキンパーは言いたかったのではないだろうか?確かに凄まじいほどの暴力的なシーンが多くて、これは見ていてもけして、楽しいとか面白いとか思えないし、むしろ、不快感のが多い作品である。が、しかし、ただ不快だからといってはいられない。人間である以上、また、生きものである以上は男も女も同じ生きものであり、自分の身を守ることすら出来ない妻とそんな妻のことをほったらかしたまま周りの男の誘いに乗って狩を楽しんでいる隙に二人の男に相次いで妻をレイプされてしまうアホな亭主!人間って如何にアホな生きものであり、隙だらけであるということをもこの作品を通して見せ付けられているようにも思えて怖い。平和主義である数学者ダスティン・ホフマン演じる男の凄まじいほどの変わりよう、平和主義が何なんだ?いつの時代でも常に暴力というものが付きまとうこの世の中において、平和主義だろうがなかろうがそんなものは何の役にも立たないんだよってサム・ペキンパー監督が言ってるように思える。そう考えると人間の心の中には誰しも暴力的なものを抱えたまま生きているんだということを思い知らされると同時に自分自身を守るものは自分であって他人ではない。やはり自分こそ一番の見方である。そんな作品であると見終わった後、私は思いました。
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-02-08 11:52:22)
14.《ネタバレ》 あのデカイ男を守らなければというこだわりがよく分からなかった点。
冷静さを忘れてしまったかのように暴挙に走る姿はとても爽快。
レイパーは許せない。でも最後は本当によかったのかが疑問に思えたいまいち後味が悪い映画だったように思う。
さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-09 14:26:35)
13.《ネタバレ》 前半は息苦しい、後半は陰惨。主人公が暴漢をやっつけたのに爽快感がまるで無い映画は初めてと思います。汗だく・メガネにヒビ・しかし妙に冷静なダスティン・ホフマンが印象的。
次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-08 13:49:19)
12.前半と後半の展開の違いさ、凄い。いい人の代表例だったダスティン・ホフマンにここまでさせるとは。。うーん、サム・ペキンパーって人はほんと、偉大。精神薄弱者に牙をむくとか、ある意味人権問題オオアリなんだけど、それを後半のお陰で吹っ飛んでしまった。。。久しぶりに、強烈な映画を見たって気分。アンチ暴力に暴力させたら怖いんだぞ(笑)バイオレンス描写が上手い彼ですが、今の世論的に彼の監督した映画の3割ぐらいは普通のゴールデンじゃ放送できないな、と思ったのは自分だけかな。。
M・R・サイケデリコンさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-25 21:16:39)
11.高1くらいの時に「ペキンパー映画見なきゃ」なんてこまっしゃくれて見たら後味悪いのなんの。毒にも薬にもならない映画が多い昨今、間違いなくこの映画は毒です。毒を思いっきりあおりたい時、この映画は効きますよ。
5454さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-05 01:10:26)
10.ペキンパーの作品ってホントにオープニングがカッコいいんだよね。これから何が起こるんだろうみたいな。ダスティン・ホフマンは役として合っていると思う。
THE HAUNTED MADE ME DO ITさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-04 18:03:48)
9.妻の不安をよそに何も行動を起こさない主人公デイヴィットにさんざんイライラさせられ、我々は暴力に対して暴力で答えるデイヴィットを期待する。そして終盤、遂にブチギレて、ひとり果敢に戦うデイヴィット。文章で書くと爽快感を得れそうな展開だが爽快感は皆無。後味の悪さだけを残す。人間に潜む「暴力性」を描く、という観点からすれば、この後味の悪さこそが正しい「暴力」の描き方なのかもしれない。前半のイライラ感は実は目に見えない「暴力」のせいもある。平和主義というよりは、なんとか穏便にやり過ごしたい、いや勝手に穏便になるのを待つだけ、というデイヴィットは、不安を訴える妻に対して手を上げない暴力を振るっていると言える。けして楽しめるアクション映画ではないが、あえて楽しめないことを評価したい。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-25 17:11:13)(良:1票)
8.暴力や揉め事を嫌う気弱な男が、極限まで追い詰められることにより潜在していた暴力性が爆発する。題材としては洋の東西を問わず今日的なもので、多分に興味を引かれる。舞台は英国の片田舎なんだろうか。閉鎖的で鬱屈した村人たちの描写がこの作品を独特なものにしている。また主人公の数学者を演じたダスティン・ホフマンを初め、俳優たち個々の緊張感のある演技も印象的だ。作品そのものの出来は良く、監督ペキンパーの力量は認めるが、バイオレンス描写がウリにしか映らないこの監督の作品はどうも苦手です。
光りやまねこさん 7点(2004-09-06 16:59:02)
7.もしストーリーなんも知らんかって、若い頃に観てたら多分間違いなくトラウマの映画になってたわ。とにかく後半からはドキドキして集中して観てもた。ただ、ストーリーある程度知ってもうてたから、退屈はせーへんかったけど完全にはのめりこまんかった。それにまた観たいとも思わへん。こんなん観ると、外国の田舎って怖いっていうか外人って怖いなーっておもてまう。
なにわ君さん 7点(2004-02-20 00:42:05)
6.バイオレンスの巨匠と謳われるだけあってさすがサム・ペキンパー。【卒業】や【真夜中のカーボーイ】もそうだがこの作品はダスティン・ホフマンの演じる主人公の変容ぶりが凄い。始めは暴力は許さないといういかにもな良識人なんだが、後半になると、まるで人が変わったように、青白い顔をさせて無表情で人を殺しまくる姿は必見!
クリムゾン・キングさん 7点(2003-12-13 04:24:33)
5.窮鼠猫を噛む。臆病なインテリにも最後の意地っちゅうもんがあります。際限なくつけあがる屑と話し合いもクソもありましぇん。頭のねじがすっとんだ不良品にはそれ相応の報いが必要でげす。その時点でむなしさに苛まれようとも、哀しいかな、結果的にそれはある種の通過儀礼でありましょう。ペキンパー作品中、最も温もりを排除した殺伐とした空気。
モートルの玉さん 7点(2003-09-14 22:16:35)
4.サムナーとヘンリーが共通して持つ暴力性はある感情の抑制から発露する。二人の外面から放たれる温和な雰囲気に惹き付けられるジュリエットからもこの二人の類似を読み取ることができる。
ハルカさん 7点(2003-06-14 21:20:01)
3.暴力がこう心の中に伝わってきます。それだけ演技が上手いってことでしょうか。心がもう変な感じになってやっぱ偉大だなぁとおもいました。
しゃぶさん 7点(2002-10-28 13:51:43)
2.妻の故郷に帰ってきた無抵抗主義者の主人公がその町の人たちと壮絶な闘いを繰り広げる。それによって彼の中に眠っていた闘争本能を目覚めさせ、新しい自我を確立していく...嫌がらせを受けても言い返せない彼の性格は何ともリアルで、上手く丸め込まれる彼に妻は「何とか言いなさいよ!」と攻め立る。このあたりの演技がもう、ダスティン・ホフマンらしい演じ方でした。ただ物語終盤の対決シーンは意外とすんなりと入っていくものの、その後の展開は極端すぎる気もしました。常にノーブラの妻役の女優さんの魅力は最高です!ただ物語の清涼的なイメージではなく、あくまでも彼の自我を目覚めさせる要素となっている為サディスティックかつエロティック部門を担ってしまっているだけなのが残念でした。
さかQさん 7点(2002-06-16 13:51:24)
1.ダスティン・ホフマンの変貌ぶりが恐ろしいですな。はっきり言ってこの映画に共感できるって人とは友達にはなれないです。映画として良い作品だとは思いますけどね。・・・でも狂ってますねコレ。やりすぎっしょ皆様。
かぶさん 7点(2002-01-15 10:09:38)
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【点数情報】

Review人数 72人
平均点数 6.54点
011.39%
100.00%
211.39%
322.78%
4811.11%
51013.89%
679.72%
71926.39%
81520.83%
945.56%
1056.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review6人
2 ストーリー評価 7.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.83点 Review6人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 7.00点 Review3人
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【アカデミー賞 情報】

1971年 44回
作曲賞(ドラマ)ジェリー・フィールディング候補(ノミネート) 

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