ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

[ネブラスカフタツノココロヲツナグタビ]
Nebraska
2013年上映時間:115分
平均点:6.50 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-02-28)
ドラマモノクロ映画ロードムービー
新規登録(2014-01-21)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2019-06-19)【Olias】さん
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監督アレクサンダー・ペイン
キャストブルース・ダーン(男優)ウディ・グラント
ウィル・フォーテ(男優)デイビッド・グラント
ジューン・スキッブ(女優)ケイト・グラント
ステイシー・キーチ(男優)エド・ピグラム
ランス・ハワード(男優)アンクル・レイ
デヴィン・ラトレイ(男優)コール
脚本ボブ・ネルソン〔脚本〕
音楽マーク・オートン〔音楽〕
撮影フェドン・パパマイケル
美術J・デニス・ワシントン (プロダクション・デザイン)
衣装ウェンディ・チャック
編集ケヴィン・テント
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1
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8.《ネタバレ》 ブルースダーンの表情がほんとうに素晴らしい。

老親と子どもの会話が、親子あるあるで、実にリアル。
子どもの話に、眉間にしわ寄せて「フアット?」と怒鳴るようにいうとこは
世界中どこ行っても一緒だなと思った。

しみじみしたいい話です。
確かに今ならメールで「おめでとうございます。○○万円当たりました!」とかいう
ジャンクメールがよく来るけど、この話では郵便での話。

でも行ってみたら、案外いかがわしくない事務所だったので、アメリカではこうなのかと、う~んと思った。
当選してたらの話なんですね。
当選してないのに、100万ドル当たったとネブラスカまで取りに行くというのは、ちょっと哀しいかな・・

観終わって、リンチの「ストレイトストーリー」を思い出した。
ラストのお爺ちゃんの誇らしげな運転を見て、そう思ったのだが、しみじみ度はこちらの方が上のように感じた。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2018-11-23 23:21:31)
7.《ネタバレ》 モノクロだったが全然気にならなかった。それだけストーリーにマッチしていたのだろう。
誰もが思い当たるような親との思い出。モノクロが郷愁をそそるのかもしれない。とても地味だけど、静かにグッとくる映画。
同監督作品の「サイドウェイ」もそうだがストーリーに派手さはないけれど人間描写が実に巧みで、その裏にどこかウィットや温かさのようなものを感じる。

誰が見ても詐欺だとわかる100万ドルの当選通知。それを信じてはるばるネブラスカに向かう父。
認知症の気もある父は家族の説得にも耳を貸さない。この辺りの頑固さと話の通じなさへのイライラは、息子にすごく共感できる。
一緒にネブラスカに向かう間に、今まで知らなかった父の一面を少しずつ知っていく。
子供は親にも青春時代があったことをつい忘れがちだし、あえて知ろうとしなければ知ることもない。
父が100万ドルに執着した本当の理由は、新車のトラックが欲しかっただけではなく、息子たちに何かを残してやりたかったから。
そのことを知った息子は、父の本当の姿をまた一つ見つけたよう。二人の心の距離がグッと近くなったのが伝わってくる。
そんな父が馬鹿にされるのが我慢できず、エドを殴りつけてしまう息子。
理性的なデヴィットらしくない行為だけれど、これは殴らずにはいられないと自然と感情移入。

大金を当てたと信じこんだ人達が次々とタカってくる様子がとてもリアル。
家族間のやりとりも絶妙で、兄や母もキャラが立っている。
特に文句ばっかり言ってる母の姿は、思わず苦笑させられるほど。

ラストも巧い。デヴィットが購入してあげたトラックを誇らしげに運転する父と、それを呆然と見送る顔を腫らしたエドの姿が面白い。
エドの表情は、本当に100万ドルを当てたのかと信じられないものを見たようだった。
父をホラ吹きのボケ老人にさせなかったデヴィットの素敵なプレゼントに心温まる思い。
飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-25 21:45:37)
6.《ネタバレ》 しょーじき、最初は表面的にしか映画を観ない、しかも派手な映画好きな僕には退屈で中々映画に集中できませんでした。ちょっとボケた感じで、あまりしゃべらないおじーちゃんと、あまりパッとしないその息子とかの日常を淡々と描いてて。舞台も、世間では、退屈と称されているネブラスカだし。ところが、40分あたりから、なんだか、主人公のおじーちゃんの家族にのめり込まされていき、最後の方で、おじーちゃんが運転するトラックを息子が隠れて見上げるシーンで涙がジワジワ~。えーおっちゃんである息子が、まるで小さい子がお父さんを尊敬の眼差しで見上げるようにおじーちゃんを見てる、そんな表現にジワジワ~。僕自身、おとーさんはもう亡くなってるんだけど、僕の知らいないおとーさんってのは、沢山あって、おとーさんの古い知り合いに話を聴いたり写真なんかで、へー、おとーさんてそーゆう所があったんだと、たまに感心することがあって、本当のところ、僕はおとーさんの何を知っていたのかなーって思うところがあって、そーゆう事、この映画を観ているとドンドン思い出しました。でも、僕は、この映画の息子のように、おとーさんにちゃんと孝行できてなかったなーって後悔もしたりして。おとーさんって考えてみれば不思議な存在です。いやおかーさんもそう。一番身近なのに、知ってるようで知らない事がいっぱい。そして、その知らない一面を知ったとき、なんとも言えない誇りに思えるような恥ずかしいような不思議な気分になれる。そんな僕ももうおとーさんですけど、息子はどんな感じで僕を観てるのかなー。とにかく、地味ですけど、家族っていーなーって思えるいい映画でした。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-31 16:43:55)
5.《ネタバレ》 アメリカ、モンタナ州。家電量販店で働くデビッドは、妻に捨てられテレビでキャスターを務める成功者の弟に引け目を感じながらただぼんやりと毎日を遣り過ごしている冴えない男。ある日、彼は保安官から高齢の自分の父親ウディを高速道路で保護したので今すぐ来てほしいとの連絡を受ける。急いで駆けつけて事情を聴いてみると、父親は宝くじの当選金100万ドルを受け取るためにネブラスカまで歩いていくという。「父さん、そんなのは昔からよくある詐欺だよ」と説得するデビッドだったが、父親は頑として応じようとしない。仕方なく有給を取り、親子で車に乗り込んだデビッドは遠くネブラスカを目指すのだった。ところが、途中で父親の地元に立ち寄ったことをきっかけに、デビッドはこれまで知らなかった自分の父の過去を見つめ直していく……。人生の曲がり角を迎えた冴えない中年男と酒浸りの偏屈老人という負け組親子が、宝くじ当選金を(詐欺と分かっていながら)受け取るためにゆくネブラスカまでの旅路をほのぼのとしたモノクロ映像で描いたロード・ムービー。このアレクサンダー・ペインって監督、昔からこーゆーどうしようもない駄目男の悲哀をユーモラスに描くのがホント上手いんですよね~。『サイドウェイ』ではノーテンキ浮気男と酒癖悪いウジウジ失恋男の2人旅、前作『ファミリー・ツリー』では妻に浮気され娘からも邪魔者扱いされる駄目パパ、そして今作で描くのは酒浸りのボケ老人と冴えない息子とのどうしようもないトホホ旅でした。でも、普通に考えたらけっこう悲惨な状況にいるそんな親子なのに、この監督の人を見る目ってすごく優しい。最後まで穏やかな気持ちで観ていられるロード・ムービーの佳品に仕上がっておりました。特に、人の意見を全く聞こうとしないこの偏屈ジジイなんて、普通の監督が撮ればきっと見ていられないくらい嫌なキャラになりそうなものなのに、どこか憎めない飄々とした爺さんとなるのがこの監督の巧いところ。そう、人は誰しも他人に迷惑かけて言い争いや揉め事ばかり起こしてしまう弱い生き物なのかもしれないけど、それでもあーだこーだとボヤキながら生きていくしかない。そんな人生の哀歓を優しく肯定的に見つめた本作を観終わって、僕はほのぼのとした良い気持ちになれました。これからは僕もあんまりお酒を飲み過ぎないように気を付けます(笑)。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-25 00:06:57)
4.ロードムービーは何も起こらない映画ジャンルだ、と教わりました。まさにその通り!物語は淡々と進み、単調だなぁ…と思った所で老人ギャグ!飽きそで飽きない粋な演出。そして、良い話。アレクサンダー・ペインらしい問題提起や風刺もあり、満足しました。マクガフィンはマクガフィンに過ぎないというのは大切なことです。
カニばさみさん [DVD(吹替)] 7点(2015-03-24 23:54:33)
3.《ネタバレ》 予想通りの展開だがこの映画の主旨はそこではない。俺も親父と二人で旅に出てみたかった。ウディと違って堅物な人だったけど。
kaaazさん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-25 23:46:29)
2.《ネタバレ》 自分の家庭が痴呆になりかけた年寄りを抱えているだけに、お年寄りをかかえる家族の苦労がどうしても頭をよぎってしまい、単にいい話という感想では済まされませんでした。
親族の集まりに兄は来たけど嫁と子供は連れてこないなんてところなんかは、まさにアルアルな話。
さらに金が手に入ると知った瞬間に人が群がるという、これまたアルアルの嫌らしい話がまざって、前半は正直ストレスが溜まりました。
後半は、これをガス抜きしてくれるかのように記憶に残るシーンが散りばめられ、どんどん良くなっていったと思います。
兄と一緒に車を追いかけるシーンで一瞬家族が一つになるところ、散々罵っていた元同僚が「やりすぎた」という表情をするところ、それを殴る息子・・・後半は記憶に残るシーンの連続でした。
そして、息子からの粋な計らいによる終わり方も秀逸だったと思います。
しかしながら、なかなかこれほど優しい息子はいないのが現状。というより、こんなままでは息子が一人疲れ切ってしまいます。
心温まった一方で、この息子と自分の立場が重なって、色々と考えさせられました。
館内はご高齢の方が多かったですが、単にいい話だな~程度の感想で済ましてほしくないな・・・と思いました。
午の若丸さん [映画館(字幕)] 7点(2014-05-03 21:32:48)
1.《ネタバレ》 ラジオで親愛なるオカマの”オスピー”のどっちかが絶賛しており、そそくさと観賞。ネブラスカって、昔スプリングスティーンのレコードであったよな。”アメリカン風景”フリークなわたしにとって、冒頭より、すべての”画”がヨダレもん!特にオヤジさんが”ロード”を歩く風景ね!しかし、おはなしは全編を通じると、なんとなくチグハグな印象。好きなところ。おやじさんが息子に、”何か残してやりたかった”というところ。これには参った!!そして、それより好きだったのは、
お母さんが、クルマを運転するシーンね。んで、実は、私の一番の印象は、できるならば、本作の”カラーバージョン”もみてみたい。
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 7点(2014-03-21 00:21:17)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.55%
5522.73%
6313.64%
7836.36%
8522.73%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ブルース・ダーン候補(ノミネート) 
助演女優賞ジューン・スキッブ候補(ノミネート) 
監督賞アレクサンダー・ペイン候補(ノミネート) 
脚本賞ボブ・ネルソン〔脚本〕候補(ノミネート) 
撮影賞フェドン・パパマイケル候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ブルース・ダーン候補(ノミネート) 
助演女優賞ジューン・スキッブ候補(ノミネート) 
監督賞アレクサンダー・ペイン候補(ノミネート) 
脚本賞ボブ・ネルソン〔脚本〕候補(ノミネート) 

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