レッドタートル ある島の物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レッドタートル ある島の物語

[レッドタートルアルシマノモノガタリ]
The Red Turtle
(LA TORTUE ROUGE)
2016年ベルギー上映時間:81分
平均点:6.31 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-09-17)
ファンタジーサイレントアニメ動物もの
新規登録(2016-09-08)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2021-06-06)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
原作マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
脚本マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
製作スタジオジブリ
電通
日本テレビ
博報堂DYメディアパートナーズ
三菱商事
東宝
ウォルト・ディズニー・ジャパン
プロデューサー鈴木敏夫
高畑勲(アーティスティックプロデューサー)
制作スタジオジブリ
配給東宝
その他スタジオジブリ(提携)
日本テレビ(提携)
電通(提携)
博報堂DYメディアパートナーズ(提携)
三菱商事(提携)
東宝(提携)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(提携)
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4.《ネタバレ》 セリフではなく映像で心理描写を細かく表現するのは見事だと思います。
ただファンタジーなのか、妄想の話なのか、はたまたポニョのような死後の世界的な話なのかいろんな見方が出来てしまうためどうみたらいいのか迷いますね。
深く考えては駄目なのかもしれませんが、殺してしまった亀が人間になって家族を作るというのが何を隠喩してるのか解釈が難しい、もっとシンプルに鶴の恩返しや浦島太郎的に亀を助ける話で最終的に女性が亀とわかるような話の方が日本人にはよかったかも。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-01-16 00:11:43)
3.《ネタバレ》 台詞も説明も全くなく、美しくも叙情に満ちた映像だけで描く、芸術性の高いフランス産アニメらしい。ロビンソン・クルーソーのような無人島脱出のサバイバル劇だと思ったら、家族ものになっていた意外性があり。要約すれば「主人公は女に化けられる亀によって、無人島に囚われて死んだ」と言っても過言ではなく、あの人生で本当に良かったのかと思ってしまう。津波をきっかけに親子で外界に行けば良かった? いや、行けなかったのだ。亀である女は外界の環境に適応できないだろうし、独り立ちの息子も途中で死んだかもしれない。某映画で「初めは刑務所の壁が憎かったはずが次第に守られて安心する」という台詞通り、幸福論の映画だろう。仮に主人公が無人島から脱出できても、世間に戻って幸せな人生を送れるとは限らない。
Cinecdockeさん [地上波(字幕)] 7点(2018-01-04 18:20:59)
2.《ネタバレ》 いわゆる異類婚姻譚というものらしい。鶴女房ならぬ亀女房ということになるが、あるいは浦島太郎の話だとすればこの島自体が竜宮城のようなものということになる。
竜宮城といっても現世から隔絶した異世界ではなく、文明世界の産物が流れつくとか、はるか彼方の大地震による津波が大洋を渡って来るからにはこの地球のどこかであって、何者か(カメ?)がやっている邪魔だけが外界との間を隔てていたらしい。浦島太郎は元の世界に帰って一気に加齢してしまったが、この映画の主人公は帰ることなくそのまま過ごしたことになる。
また亀女房として見た場合、女房の方から押しかけて来た理由の説明はなかったようで、ここは“彼女が彼に恋をした”という解釈でいいのかも知れないが、あるいは旅人に妻や娘を差し出して子種をもらう風習のようなものかとも思う。「おおかみこども」とは男女が逆になるが、実際に主人公の一人息子はカメの世界(海の世界?)に引き取られて行ったように見えた。
悪くいえば主人公は絶海の孤島に幽閉され、死ぬまで牢獄で過ごすよう強いられたともいえる。ただ、もしかすると本来は遭難して死んでいたはずのところをこういう形で生かされたのかも知れず、それで結果的にでも心の充足を得られたのなら幸福な一生だったということか。自然の中で生かされて自然の中に子孫を送り出し、最後は型どおり自然に還って終わる(死体はカニが食う)という物語として個人的には納得した。
なお基本的にはファンタジーだが、生物としてのウミガメの寿命が実際に長いことがこの話に真実味を加えていたともいえる。

そのほか視覚的には、天候や時刻によって変わる景観の彩度を抑えた色彩感が好ましい。月に照らされたほとんど無彩色の夜はかえって世界の広がりを感じさせた。また各種生物がそこら中に生息していて、多様性の面ではそれほどでもなかったようだが、カニの動きが終始ユーモラスだったあたりはジブリアニメっぽいといえなくもない。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2017-03-25 22:54:41)
1.《ネタバレ》 ブログではほかにいろいろ書いているが、ここではとりいそぎ、イカダを破壊する海の中の何かについて検討しよう。

男は島を脱出しようと、竹でイカダをこしらえて、それに乗って沖に出る。しかしその度に、イカダの底をドーンと突き上げる何かに襲われ、イカダは破壊されてしまう。男が海中に顔を沈めその何かを探すが、すでに姿はない。男は泳いで島に引き返す。これを3回くらい繰り返す。3回目にレッドタートルと出くわす。
この流れで行くと、最初のドーンの正体は、じつはレッドタートルだったのではないか、と推察できる。確証はないが、レッドタートル以外には考えにくい。無人島が男を逃がさないためにやってるのかもしれないとも考えたが、だとしたらなぜ無人島はあの男を必要としたのだろう。
でもそれはレッドタートルにも同じことが言える。なぜレッドタートルはイカダを破壊してまで男を無人島にとどめようとしたのだろう。
ネットのどこかのレビューでは、「レッドタートルが男に惚れた」という意見があった。うーん、まあそうとも取れるかもしれないけど、だとしたらなぜ映画のラスト、レッドタートルはあの行動に出たのだろうか。いまいち僕はつなげられない。
それに惚れた相手に、あんなイカダをぶっ壊すという暴力的な方法でアプローチするだろうか。なぜ1回目2回目は姿を現さなかったのだろうか。
僕はレッドタートルによる、男への仕返しだと思う。
そもそもこの映画の主題となるはずのレッドタートルの身振りそぶり、運命、意志すら解釈がビローンと広がってしまう。それこそがジブリの意図だとするならば、あのころのジブリはいずこへ?
ただ少なくともラストシーンの、男の手をそっと撫でるカメの前足の優しさと、海に向かう後ろ姿には、力強い何かまっすぐな思いを感じずにはいられなかった。それが何なのかは、よくわからーん。
no_the_warさん [映画館(邦画)] 7点(2016-11-05 22:36:01)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 6.31点
000.00%
116.25%
200.00%
300.00%
4212.50%
516.25%
6318.75%
7425.00%
8425.00%
916.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
長編アニメーション賞 候補(ノミネート) 

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