シベリア超特急のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > シベリア超特急の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

シベリア超特急

[シベリアチョウトッキュウ]
SIBERIANE EXPRESS
1996年上映時間:90分
平均点:1.61 / 10(Review 210人) (点数分布表示)
ドラマサスペンス戦争ものシリーズものミステリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-05-05)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督水野晴郎
キャスト水野晴郎(男優)山下奉文陸軍大将
かたせ梨乃(女優)李蘭
菊地孝典(男優)青山一等書記官
西田和晃(男優)佐伯大尉
アガタ・モレシャン(女優)カノン・バートル
シェリー・スェニー(女優)グレタ・ペーターセン
占野しげる(男優)車掌
エリック・スコット・ピリウス(男優)ユンゲルス
フランク・オコーナー(男優)ポロノスキー
フィリップ・シルバーストーン(男優)ゴールドストーン
油井昌由樹ナレーション
原作水野晴郎
脚本水野晴郎
戸田奈津子(英語ダイアローグ)
作詞水野晴郎「戻らないロマンス」
撮影安藤庄平
製作水野晴郎
プロデューサー安藤庄平
西田和晃
美術徳田博
衣装コシノジュンコ(衣裳デザイン)
その他目黒祐司(スチール)
あらすじ
第二次世界大戦開戦前夜。ヒットラーとの会談を終えた山下奉文陸軍大将(水野晴朗)は、帰国途中に乗ったシベリア超特急で、謎の連続殺人事件に遭遇する。10人の乗客は次々に減っていく・・・はたして犯人は?映画評論家の水野晴朗が、監督、製作、主演、原作、脚本、はては主題歌の作詞まで手がけた怪作。「シベチョウ」の愛称で親しまれるカルト・ムービー。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567891011
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
210.遅れ馳せながら『シベ超』初体験です。 正直ちまたで語り尽くされた噂のダメ映画とあって、いったいどうなんでしょーと恐る恐る伝説の地に足を踏み入れたが、そこはありとあらゆる笑レビューネタの源泉で、驚くべきことに今もなおノーガードのつっこみネタがこんこんと湧き出していた。 そして、そのお湯は水野氏の予想とは違う方向にどんどんと流れ、「落ちたら終り」の崖っぷちのくぼみに危なっかしく溜まっていき、そこに集まってきた物好きな温泉客を指差し「まるでコンサート会場のようだ」と大喜びで、「こうなると思っていた」とまで言う始末。 あげくの果てにそのコンセプトで4つも温泉を作ってしまうなんて、相当ミラクルな人だ。 さらに次の温泉も新規工事中だとか。 感動なんて言葉は使いたくないが、腹がよじれる気分だ。 ネタ的にも、窓から落ちそうな女性を助けるシーンの完璧に意外なタイミング、動いただけで笑いを誘うコメディーセンス、唐突で難解な伏線の描写、意味不明なアングル、など全く気が抜けない。 「口外無用のどんでん返し」と本人が言っている部分では、もはや変な快感すら感じてしまった。 こんな映画を見事に撮り切ってしまった水野晴郎氏の、どんな罵声にも流されない、限りなく危うい映画制作の姿勢とバイタリティーに敬意を示し、それを蚊帳の外から自由に「レビュー」出来る幸せをも噛みしめたい。  私事ながらうちには2歳になったばかりの一人息子がいるのだが、明日起きたら見せずに返して来よう。 この珍味を味わうには、まだ30年早い。
Berettaさん [DVD(字幕)] 1点(2020-11-22 17:34:11)(良:1票)(笑:1票)
209.全く走っている感がない列車、幼稚園の学芸会と同レベルの水野晴郎の演技など、本当に酷いわ。
この映画を公開する勇気に対して敬意を表し0点を付けたるわ。
この映画を淀川長治さんは観たのだろうか? 日曜洋画劇場で放送して欲しかった。その時、淀川さんは何というのだろうか。「怖いですねぇ。怖いですねぇ。」かなぁ?
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 0点(2020-05-24 19:37:13)(笑:1票)
208.《ネタバレ》 ビートたけしさんが酒を飲みながら見たいクソ映画としてご自身の「みんな~やってるか!」と並べて「北京原人」と本作を挙げていましたし、本サイトのワーストランキングで上位にいたので以前から知っていましたが、この度初めて見ました。
率直な感想は映画好きの水野さんだからなのか、ムダな外人、ムダな英語字幕、映画を多数見てきた水野さんならではのムダに凝った演出やカメラワーク、そしてそれら全ての価値を無効化する仕上がり…ひょっとして前衛的?いや、寧ろ虚無的と言った方が正しいのか?もしかしたら、本当の意味でニヒルという言葉が相応しい人間は水野晴郎氏をおいて他にいないのではないか?
ふと今思い出したばかりで、うろ覚えであまり記憶が定かではないのですが、確か僕が10年以上前に見たAVで、女優の演技が棒読みでひどく、ラストのカットがかかってから、またさらに酷い棒読みの軽いインタビューの後、カットがかかり「お疲れしたっ!!」って去っていった作品を思い出しました…まさか本作に対してのオマージュだったとは…(笑)
映画の夢さん [DVD(邦画)] 0点(2017-09-28 02:55:08)(良:1票)(笑:3票)
207.お正月で時間ができたのでやっと見ました!
とはいえ、やはり人生の時間を損したようなキガスるのは、皆さんと同じで・・・
チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 0点(2017-01-03 23:56:03)
206.《ネタバレ》 とてつもなく見るのがおっくうな映画でした。0点とか1点をつけるために、ワザワザワタシは時間を割くのかと。見てみてなるほど。破天荒な作品ではある。しかしこの程度なら、私たちは「シュール」とか「不条理」とかいって処理してきたレベルなんじゃないでしょうか。「チープなところがまたよい」とかね。打ち上げ会のシーンまで見せるメタ構造は、むしろ当世的とも思いましたね。ワタシ、このレビューを書くにあたり、故・ナンシー関氏の書物(「聞く猿(朝日新聞社)」)を引っ張り出しました。ナンシー氏曰く、「世の中が「シベリア超特急」のことを忘れ去ったとしても、私はきっと「「シベリア超特急」という映画があったこと」」を忘れないであろう」と。公開当時、まだ未見にも関わらず彼女を引きつけた本作だったワケです。「この映画の完成のために私財をなげうって資金を調達した晴郎(前著より)」が、学生が卒業制作に向かうがごとく、ごく真面目に作り上げた本作でもあります。オレには、超特急があたかも走っているようには見えたよ。率直な反戦メッセージとか、今こそ見て欲しいとも思いました。最近はこんな風に真っ直ぐに言ってくれる人はいません。そんなこんなで、本作に、ワタシはキッパリと「4点」を献上したいと思います。なんだよ、その「キッパリと4点」って。
なたねさん [DVD(邦画)] 4点(2016-05-29 16:54:34)(良:1票)
205.とりあえず映画好きが映画を作ってみましたな感じの、意味不明な映画のような何か。

名推理というより答えを最初から知ってるような水野晴郎さんに1つの映画として破たんさせる晴郎ワールドに当然のごとく付いていけませんでした・・・
ラスウェルさん [インターネット(字幕)] 2点(2016-05-27 00:10:09)
204.噂の本作をようやく拝見。噂に違わぬ怪作でした。見ている私は何も悪くないはずなのに、だんだん息苦しさを覚え、ひどく赤面し、終盤の「どんでん返し」に至ってはもう勘弁してくださいと哀願したくなりました。鑑賞に耐える作品をつくるというのはすごいことなんだなと、これまでボロクソに言ってきた映画を思い出しつつ反省することしきりです。とはいえ「シベ超2」も機会があれば見てみたいけど。
眉山さん [インターネット(字幕)] 1点(2016-04-24 20:23:07)
203.《ネタバレ》 いやーあ、これは聞きしに勝る酷い映画ですねえ。これほど苦痛に満ちた90分というのも滅多に体験できることではありませんよ。マイク水野さん、あんなに延々とセリフの棒読みを続けて、ご自分でなんか変だぞと思わなかったんでしょうか?ど素人を起用した佐伯大尉と車掌の二人が巧者に見えるぐらいですから、相当なもんです。本編の方はいわば大人が会社の余興会かなにかでコメディ芝居をやっていると割り切れば何とか耐えられますが、あの2回のどんでん返しはもう意味が判らないしマイク水野さんの狂気すら感じて戦慄しました。ほんとエド・ウッドが巨匠みたいに感じるほどです。聞くところによると、シベ超シリーズは第5作まであるそうですけど、たぶん通して鑑賞したら発狂してしまうでしょうね(笑)
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2016-03-20 23:31:29)
202.《ネタバレ》 とうとう拝見させていただきました、伝説の迷画「シベリア超特急」。
評価は他の方々が評している通りで、正直、この作品がよく世に出たなという思いです。
しかし、これはただの駄作C級映画ではありません。少なくとも水野先生の映画に対する熱い思いはしっかりと受け止めさせて頂きました。
私が映画を好きになった中学生の頃、水野晴郎先生のロードショー番組を毎週楽しみにしていたものです。
本当に楽しそうに映画の解説をされていました。
この作品にはその水野先生の映画への思いがいっぱい詰まった作品だと思います。
プロの映画監督ではないので予算も当然少なかった事でしょう。しかしその中でヒッチコック作品やシドニールメット作品などへのオマージュを散りばめたり、其れなりの工夫も見られました。
そこで本来なら映画としての評価は残念な点数になりますが、先生の映画への思いがひしひしと伝わったという事で4点を献上させていただきます。

追記として、女優陣、特にかたせ梨乃の色っぽさにもアッパレと言わせて頂きます。

Jin
さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-03-16 23:56:27)
201.《ネタバレ》 ちゃんとストーリーは有り、やりたいことも明確なので、見られなくはない。
水野的には、最後のメタのメタがやりたかっただけだろうが、ああいう「誰もやっていないから自分がやりたい」的妄想は、自分の中だけに留めておいた方が良い。と断定できる迷作かな。
何よりも、水野の滑舌の悪さ、声の小ささ、超弩級の演技のド下手さに笑わせてもらえるので、常時睡魔との戦い映画よりはマシと言えるかもしれない。
カムイさん [DVD(字幕なし「原語」)] 1点(2015-11-28 22:29:55)
200.観た側の仲間入りが出来て嬉しいです。映画はたくさん観ている方だと思いますが、コレは未体験ゾーンでした。冒頭「エンドロール後の出来事をお友達にバラさないでね」的なメッセージが出ますが、アレを説明するのはかなり難しいです。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 0点(2015-08-15 11:16:25)
199.ネタバレも何もありません。
冒頭から全く理解できないセリフのやりとりで、90分間拷問を受けているようでした。
水野晴郎先生が周囲の意見を全て無視して作ったのでしょう。
誰かのアドバイスをちゃんと受けていれば、ここまで酷い作品になるはずがありません。
唯一の救いが、公開後、バラエティーなどで、お笑い芸人たちから酷評を受けたことではないでしょうか。
世間から無視されるより、ずっとマシです。
良かれ悪かれ世間から反応があった映画は価値が出るという証明が出来た作品です。
今回、WOWOWで、1から3まで放送され録画はしましたが、私には本作だけで十分です。
これよりもっと酷い映画があるので1点だけ献上します。
クロエさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2015-05-05 00:31:44)
198.俺も「戦争はやっちゃいけない」と思ってましたよ、閣下。
まんせるさん [CS・衛星(邦画)] 0点(2015-05-04 22:58:55)
197.ついに見てしまいました!シベ超!
映画が始まり、「ダメだこりゃ・・・」と思うまでにそう時間を要しなかった。
なかなか閣下が台詞を発しない。僕は早く閣下の伝説の棒読み台詞が聞きたくて仕方がない。
何でもいいから早く何か喋ってよ~!と思い始めた矢先に閣下が放った最初の台詞でまずは吹き出してしまいました。
「おおっ!これがあの閣下の棒読み台詞か!」「おおっ!これがあの揺れない列車か!」
そう、「ダメだこりゃ」と思いながらも気が付けば次々登場する迷シーンの数々にワクワクさせられっ放し、
水野さんの思惑とは全く別の次元で本作が愛され伝説となっている理由がよ~く分かりました。

列車を舞台にしたサスペンスの見せどころの定番、
命がけの窓づたいの客車の移動に疾走する列車の屋根の上での格闘シーン。
ここでも笑わせてもらえるとは思ってもみませんでした。見事なまでに緊張感も迫力もございません。

客室にずっと座ったまま。
作品の中でもはや置物状態の閣下が棒読み状態でズバズバ名推理を炸裂させるくだりにまたしても笑わされ・・・。
いやいや、本当に楽しいひと時を過ごさせてもらいました。

ヒッチコックの「バルカン超特急」のような、交換殺人のプロットを取り入れ「見知らぬ乗客」のような。
水野さん自らが手掛けた迷脚本。
映画監督も脚本家も俳優も大変な仕事なんだ。
映画を撮るということは誰にでも出来ることではないんだ!
そんなことを身を持ってお示しになられたとすら思える。
水野さんの映画への熱い思い、平和への熱い思いを感じずにいられない。

これまでそれなりの数の映画を見てきました。
1度見ただけで忘れることなど出来ない衝撃を受けた映画が沢山ありました。
それらとは全く異次元の世界ですが、
僕にとっては「シベ超」も1度見ただけで忘れることなど出来ない衝撃を受けた迷画として記憶に刻み込まれることになりました。
何より楽しんでしまったこの映画にどうしても低得点が付けられません。
かと言って満点とかはダメだと思う。よって、本作にとっては変な点数ですが7点くらいでよろしくお願いします。
とらやさん [DVD(邦画)] 7点(2015-05-03 07:51:57)(良:2票)(笑:1票)
196.《ネタバレ》 冒頭の「ボルシチうまかったぞ」の台詞から撃沈確実。揺れない列車に、洋画色出そうと起用した外国人モデルが泣かせる。部下の見せ場のためにわざわざ外から入ったり、次々と無意味に死んでいく乗客たち。極めつけは自分の足で捜査することなく、断定当然で解決してしまう晴郎の迷推理に尽きる。これでは如何なる反戦メッセージも虚しく響き渡る。エンドクレジット後の全てを台無しにさせる展開も強烈で、冒頭の伏線をここで回収してもセンスのなさを更に露呈させている。畑違いの才人が監督を務めるには相応の才覚と謙虚さが必要で、数多くの映画を見ていても、驕った未経験者がいきなり長編で佳作を撮れるとは限らないとある意味証明した珍作。
Cinecdockeさん [地上波(邦画)] 1点(2015-04-22 20:55:11)
195.そもそも私がこの「みんなのシネマレビュー」に会員登録させていただいたきっかけは,先日まで公開されていた「CASSHERN」を観た後の怒りをぶつける場所を求めたからに他ならない。監督の独りよがりな思想の押し付けや,アニメ「新造人間キャシャーン」への憧憬の念をぶち壊すストーリー展開と設定…数え上げればキリがないあの糞映画への罵詈雑言を聞いていただいたこのサイトに限りない愛着を抱くのにさして時間はかからなかった・・・
 やがて「CASSHERN」レベルの最低映画と呼ばれる作品が他にもあるのだろうか」という好奇心にかられた私は「平均点ワーストランキング検索」という禁断の検索操作に手を染め,この「シベリア超特急」のレビューと出会ってしまったのである。この後の私の気持ちの変化は№.52の《なんだかんだいってもやっぱり色即是空》氏の心理描写と100%合致する。まさに怖いもの見たさ。「自分のした屁を必ず嗅いでしまう」「鼻をかむと必ず開いて見てしまう」「地方の公園の汚い汲み取り式便所を必ず覗き込んでしまう」等の行為の必然性を図らずも確認する結果となった。
 そして「シベ超」鑑賞後,ここに至って私は自分の良心の呵責に激しく襲われることになる。それは「CASSHERN」と「シベ超」に同じ0点をつけるという行為が果たして人道上許されるのか?ということである。「シベ超」に0点をつけることには何のためらいもない。しかし,「シベ超」を基準にすれば, あの「CASSHERN」でさえも映画として1万倍の価値があると感じられるからである。「出川哲郎とベッカム」「金日正とアインシュタイン」くらいの甚だしい差である。しかし数学的には0点は何万倍しても0点であり,「それなら」と「シベ超」に1点をつけることができるかというと,それこそ私の良識が邪魔をして許さない。かようににっちもさっちも行かない状態でつけた0点であることをご理解いただきたい。普通の0点とはまったく重みが違うのである。
 そして,この映画との出会いが今後の自分の映画との接し方の決定的な道標となった。私の内なる声は私にこう命令する。『「死霊の盆踊り」と「北京原人」も制覇せよ。』と。そして,それが達成された時,私は「色即是空」氏の最後の1フレーズを借りてこう叫ぶに違いない。「悔いはない,本望である。」と。
S.H.A.D.O.さん [映画館(字幕)] 0点(2014-10-16 11:03:56)(良:6票)(笑:2票)
194.名作『死霊の盆踊り』を観終えた俺は抜け殻だった。積年の夢を叶えた達成感が俺を無力にした。燃え尽き症候群というやつか。朝眠くて仕方がない。仕事に行きたくない。頭痛、胸焼け、激しい尿意。確かに連日飲み会だったが、それとこれとは別だろう。心の隙を埋めるために馬鹿もやった。行きずりの女と寝たし、ヤクにも手を出した。すまん。前半はウソだ。後半は某乳酸菌飲料のことだ。おかげでお腹の調子は良くなった。とにかく、俺には新たな目標が必要だったのだ。ニュードリーム。それは愛すべきクソ映画を見つけること。そんなある日、とある店先でとあるお菓子を見つけた。とある厚切りのカステラに、とある羊羹が挟んである。商品名は「シベリア」、とある。シベリア…シベリア…シベリアンハスキー…シベリア文太…シベ~リア~ン(チロ~リア~ン風に)…シベリア、、、超特急!!なんてこった。俺はあの『シベ超』をまだ観ていなかったのだ。なんたるエアロスミス。いやケアレスミス。自分のウッカリを嘆きつつ、歓喜のあまり小躍りした。もちろんシベリアだけにコザックダンスでだ。こうして俺の『シベ超』鑑賞までの長い道程は、太腿の激痛と共に幕を開けた。艱難辛苦、疾風怒濤、高脂血症な『シベ超』DVDゲットまでの冒険譚は、ここでは割愛させていただきたい。申し訳ないが、もう打てる文字数が少ないんだ。自業自得だが許してくれ。以下感想。全編に渡り感じられたのが、“やりたい放題感”。それはもう凄まじかった。特に噂のどんでん返し。銀座のショウウインドウで、ふるぽんM字開脚をしているような高揚を覚えた。ある意味、男の生き様を観た気がする。あの結末を恥ずかし気も無く用意する決断力!判断力!心意気!ぶっちゃけ、尊敬はしない。でも、映画批評という戦場の最前線に素っ裸で躍り出た監督の男気だけは買いたいと思う。この文章には嘘と悪ふざけしか存在しないが、この気持ちだけは本物だ。俺を信じて欲しい(ジャック・バウアーの口調で)。点数は0点。本音をいうと2点くらいだが、本作にはワーストランキング1位を目指してもらいたい。多くの人にこの映画のことを知ってもらいたいんだ。水野監督に出来て、俺達に出来ない事なんてない!そうだろう?勇気と希望を、この映画を観た人には掴み取って欲しい。今、俺は水野監督に敬意を表し、アメリカンポリスの格好でこの感想を書いています。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 0点(2014-08-20 20:08:39)(良:2票)(笑:7票)
193.《ネタバレ》 一人の大映画好きの大人に、他の大人が一生懸命ついていっている姿に5点。
JFさん [DVD(邦画)] 5点(2014-07-17 17:38:17)(良:2票)
192.《ネタバレ》 この映画のレビューの前に、少し私の思い出話をさせて下さい。

遥か昔、滑り止めで受けた高校受験の親子面接にて(因みにこの高校、嶋大輔やSMAPの中居君が行ってた高校)、面接官に『尊敬する人は?』と聞かれ、咄嗟に昨晩観た当時は水曜ロードショーでしたかね?の解説者の水野晴郎氏が頭に浮かび、『水野晴郎です』と答えたら二人居た面接官がキョトンと・・・チラッと横の母親をみたら、母もキョトンと・・・

面接官『そのお方は、何をなさっている人ですか?』
私『映画評論家です』

面接官『数いるであろう映画評論家の中で、何故そのお方を?』

私『私は映画鑑賞が趣味なのですが、彼の映画の解説を聞いていると映画に対する愛情が誰よりも伝わってくるからです・・・』みたいな感じの事を言い、その場をしのぎ後に見事合格したのでした(本命の公立も受かったので結局その高校には行かなかったのですが・・・)。

そんな高校受験の面接官にインパクトを与え、これだけ映画に対して愛情ある解説をしてきた人が作った映画が0点な筈がない・・・という思いで鑑賞した今、私がキョトンとしています。

これほどシンプルに反戦を訴えているのに(セリフではっきりと『戦争は絶対にやめなければならん』と氏が仰っている)、心に響かない映画を私は他に知らない。

が、色んな意味で【水野晴郎】氏には“ありがとう”と言いたい。

でも、どうか1点で勘弁して下さい・・・



ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 1点(2014-01-05 06:54:36)(笑:2票)
191.まず私の鑑賞環境が"映画館"になっていることに驚かれるかもしれない。そう、私はあの知る人ぞ知る祭り"シベ超祭り"経験者なのだ。水野監督亡き今となっては2度とお目にかかれないあの伝説の祭りの…。

【説明しよう、シベ超祭りとは何ぞや?】
映画館を借りきって行われるイベントで、約10年前に私の参加した祭りではシベ超1~3の上映。水野監督とぼんちゃんによる解説&トークショー。しかも監督とぼんちゃんは観客席にて一緒に鑑賞するというスタイルで、上映後にはサインや記念写真にも快く応じてくれるという、ほんとファンへのサービス精神に溢れていました。観客もわざわざ遠く離れた場所から来ているという追っかけ(?)みたいな熱心なファンもおり、映画は劇場参加型の様相を呈していた。例えば、閣下がスクリーンに登場したら拍手が起きたり、ゴールドストーンやぼんちゃん、ロープ等が画面に現れるだけで爆笑というルールみたいなのが出来ており、言うなれば「ロッキーホラーショー」の日本版である。そこはもはや日常とはかけ離れた異次元空間と化しており、迷い込んだが最後、劇場を出る頃にはすっかり洗脳されているだろう。気が付いたら私はシベ超裏ビデオなる怪しげなグッズを買わされ、満面の笑みのマイク水野監督としっかり2ショットで記念撮影をしてもらうという行動を行っていた。 いや~映画(シベ超)ってほんとにこわいものですね~(笑)

映画自体は確かに破綻してるし、真面目に評価するのが馬鹿らしいくらいの出来だ。しかし、あの監督の自信に満ち溢れた満面の笑みと、映画に対して熱く語る姿を観ていると、批評するのが馬鹿らしくなってきた。ここは最後まで映画に情熱を注いだ偉大なる映画人水野監督に敬意を表して10点献上……といきたい所だがどんでん返しで0点献上!(笑)やっぱりこの映画には0点が似合う。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 0点(2013-11-25 12:07:33)(良:1票)(笑:4票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1234567891011
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 210人
平均点数 1.61点
010148.10%
14923.33%
2209.52%
320.95%
494.29%
5115.24%
631.43%
741.90%
810.48%
910.48%
1094.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review10人
2 ストーリー評価 0.45点 Review20人
3 鑑賞後の後味 3.52点 Review19人
4 音楽評価 0.91点 Review12人
5 感泣評価 0.21点 Review14人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS