79.劇中後半、扇屋の軒先で丁稚奉公の小僧に対しておどけて見せた、岸辺一徳の「謎のネコポーズ」が一番の見所だと思いました。 【ぶらき】さん 8点(2004-03-16 15:27:52) |
78.画はそれなりに作り込んであって観られます。光にも気を遣っていて、しょぼい時代劇特有の浮いた感じはありません。各キャラクターの描写も十分で、映画のレベルは水準を超えていました。殺陣のシーンも細かなアイディアが盛り込んであって迫力があります。特に裏木戸を刀で開けるシーンなどは思わずにやりとしてしまいました。話題だったタップダンスも、気障な趣味だけどぎりぎり許容範囲でした。危なっかしい素材にしては結局割と良かったです。しかし、音楽だけが異様に浮いていました。それにある程度監督の力量は感じますが、だからといって際だった感じはありません。普通に観たらそれっきり忘れてしまうタダの娯楽映画です。それなのにやたらかっこつけた演出で、もっと普通に作ればいいのに、と思ってしまいます。非常にもったいないです。 【おしりはばとび】さん 6点(2004-03-16 05:03:18) |
【こじろう】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2004-03-15 20:36:57) |
76.北野武の映画は一応全部見ているが…今回のはそんなにおもしろい映画とは僕は思いませんな。 確かに殺陣はキレもそこそこ、ズバズバ切っていい感じなのですが…血がCG丸出しで寒すぎ。ばれんようにせんと。 ギャグも寒い。タカのアレの何が面白いんだか…時間かけるとこ間違ってますな。海外受けを狙ってのネタですかぃ? タップダンス。「だからなんなん?」の一言。時間の無駄もいいとこ。 どーもここのところ武の映画は変な方向性にいってるような…残念の一言。 北野武と浅野忠信は本当に素晴らしかった。それだけに惜しい。 【ふくちゃん】さん 4点(2004-03-15 16:31:21) |
75.いやーいいねー。間がいいのかなあ。キッズ・リターンとどっちがいいかなあ。親分の種明かしは余計なセリフなしで切るだけでもよかったかもなあ。殺陣もよし、音楽とのつながりもよし、間も笑いもいいバランスだった。 【wlon】さん 8点(2004-03-14 03:09:17) |
【粉】さん 10点(2004-03-13 20:14:25) |
73.殺陣に魅了された。寡黙に生きる男の哀愁、しぶい。でも他は・・・?CG時代劇は反則でしょう。金髪に蒼い目。たけし風を強調したかったのか?それはまだいい。タップに比べたらまし。長い。てか間違ってる。シメをタップにする怖さ考えなかったんだろうか?わざわざ変なことするビート節。これがプラスに化けることあるけど、今回はマイナスにしか思えなかった。これが今さっき見た感想。生意気言ってごめんなさい。 【モチキチ】さん 4点(2004-03-13 17:41:38) |
72.豪快に吹き出る血しぶきや、低音響く豪快な人斬り音が、いい意味で現代的。たけちゃんはやっぱ好き勝手つくってるから、それがいいんだね。たけちゃんの映画は、まさしくたけちゃんの映画だもんね。タップダンス、とてもよかったよ。 【あろえりーな】さん 7点(2004-03-12 00:20:52) |
71.いや~面白い映画を観ました。時間を削ってでも観たい映画です。 善VS悪という解り易い時代劇のストーリー展開で殺陣のシーンは最高でしたし爽快感もありました。コントも大爆笑とまではいかないけど笑えたし、タップダンスに興味がない私にもタップシーンは鮮烈でした。 【みどりいろ】さん 9点(2004-03-11 18:47:31) |
70.黒澤クラスの時代劇を期待して、前評判だけでDVDを予約して購入しましたが、正直いってかなりガッカリしました。一番のマズいところは脚本の浅さだと思います。これがベネチア国際映画祭監督賞作品とは信じられないほど子供向けな映画でした。全体として娯楽作としてのまとまりにも欠けている為に、コント、殺陣、ダンスもバラバラで浮き足立っているようにしか見えませんでした。北野武という人間が好きで、魅力を感じていただけに複雑な心境です。今後もっと懐の深い作品を創ってくれる事を期待したいです。本作はイマイチでした。 【たにっち】さん 4点(2004-03-11 14:00:06) |
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69.「オレが座頭市をやるならこうやる!」というたけしの意気込みがヒシヒシと伝わってくる。リアリティを追求した殺陣と非リアリティな金髪とタップダンス、残虐性と随所に散りばめられた笑い。緊張と緩和をバランス良く配した抜群の痛快娯楽時代劇である。素晴らしい! 【トニー】さん 8点(2004-03-11 13:01:30) |
68.昨年のもう1つの時代劇の存在が自分の中で大きくなってしまったあまり、この作品に対する期待感がなくなってしまったのが見始めの印象ですが、結局それが良かったような気がしました。テンポやストーリーの流れが、「ああ、ビートたけしの作品だぁ」って感じでした。タカは「みんなやってるか」のときと同じ様な役で私は好きでした。素直に見れたのは、案外それぞれの配役がばっちりだったせいなのかも。普通に面白かったです。 |
67.面白いとは思うんですがCGがイマイチでしたね。 【たま】さん 6点(2004-03-10 20:39:21) |
66.中盤だれたのが残念。もうちょっと時間けずっても良かったんじゃないかと思う。 タップのシーンも浮いてて必要無いんじゃないかと。殺陣のシーンは見え見えのCGでも 血がびゅんびゅん飛び散っていて爽快感があった。 【新井】さん 6点(2004-03-02 12:09:14) |
65.淡々としていてヤマバもオチもない。 でもそこがまた素敵。 シュールな感じでとてもいい。 北野武が最後に言ったせりふがまた素敵。 【kokayu】さん 7点(2004-03-01 01:55:03) |
64.取り囲まれた所をバッサバッサ斬る感じが良いです。たまに見せる殺伐とした感じとか。でも思ってた以上に人情入ってたのがへぇそうなのかと思った。ただカラコンとかタップは意味不明、それはちょっと狙いすぎでは?と思ってみたり・・。血の飛び散る感じがある監督さんとダブったりしてました。でも面白かった。 【すの】さん 7点(2004-02-28 17:48:35) |
63.全体的にトーンが調整されておらず、中途半端な印象を受けました。また、話題の殺陣シーンもCGの使いすぎで、超能力戦争みたいな感じになってしまって、あまりカッコいいと思えません。個人的には、畑を耕すシーン、大工のカンナや金槌のシーン、タップダンスのシーンは秀逸だと思います。しかし、時代劇のドラマ部分とマッチしておらず、なんだか妙でした。もっと徹底的に全編に渡って映像に凝れば良かったのに、と思います。最近の時代劇ではTV版鬼平の映像が際立って美しいと思っているですが、鬼平の場合奇抜な色使いをしたりジプシーキングスを音楽に使っても、全体の調和が崩れることはありません。座頭市は、良いアイデアが随所に見られるだけに「惜しい」です。ところで、この映画は海外の映画祭での受賞の多さでも話題になりました。でも実情は、TAKESHI KITANOという名前だけで受賞している感じです。カタルーニャ国際映画祭の作品賞も受賞しましたが、バルセロナの映画館は土曜日の夕方にも関わらず座席が1割程度しか埋まっていない閑古鳥状態でした。隣のホールで「ロスト・イン・トランスレーション」が長蛇の列を作っていたのと好対照です。 |
62.元来エンターテイナーである北野武が初めて挑んだ娯楽映画は、やはり圧倒的なエンターテイメント性に溢れた作品であった。オリジナルの「座頭市」は今だ観たことがないので、勝新太郎との比較はできないが、北野武が言うように、今作は座頭市という名を借りたまったく新しい時代活劇であるように感じた。独創的なユーモアと挑戦に満ちたその娯楽性はインパクトと芸術性を兼ね備えた傑作に昇華されている。浅野忠信の格好良さは印象的だが、それ以上にやはり北野武の存在感が衝撃的な眼光と共に光る。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2004-02-06 18:57:40) |
61.一瞬でけりがつく殺陣に美を感じます。あの浅野も一瞬だもの!タップダンスが終わり、いつものように映画館を出て行く観客。タップの盛り上がりと、きょとんとした客たちとの、一つの空間における温度差が異様 |
60.とにかく殺陣に尽きる。世に溢れる時代劇に活を入れる作品だと思う。これを見ると他の時代劇の立回りがかったるくて仕方ない。その気持ちよさだけで8点。 ただしストーリーはご都合う主義だし、もう一回ビデオで見る時には中盤の舞の部分は早送りするでしょうなぁ。それで-2点。 【Mojo】さん 8点(2004-01-26 10:21:11) |