人情紙風船のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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人情紙風船

[ニンジョウカミフウセン]
1937年上映時間:86分
平均点:8.27 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇モノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2023-06-29)【イニシャルK】さん
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監督山中貞雄(演出)
キャスト河原崎長十郎(四代目)(男優)海野又十郎
中村翫右衛門(男優)髪結新三
山岸しづ江(女優)おたき
原ひさ子(女優)おてつ
霧立のぼる(女優)お駒
市川莚司(男優)百蔵
御橋公(男優)白子屋久左衛門
市川笑太郎(男優)弥太五郎源七
河野秋武(男優)猪助(名義「山崎進蔵」)
若宮忠三郎(男優)
原作河竹黙阿弥
脚本山中貞雄
撮影三村明
配給東宝
美術久保一雄(装置)
編集岩下広一
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【クチコミ・感想】

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10.全編通して全く古さを感じさせない重厚なドラマですが、圧巻はやはりラスト5分。タイトルや冒頭の通夜のばか騒ぎなどからもっとお気楽で心温まる物語を想像していたのに、まさかあんな結末を迎えるとは…。昨今のヘタな自称どんでん返し映画などより遥かに勢いよくひっくり返される衝撃の結末にはただただ悶絶。
とかげ12号さん [DVD(邦画)] 9点(2008-08-20 20:53:06)
9.さすが山中貞雄の代表作だけあって、痺れる緊張感がありました。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-13 10:19:44)
8.雨の中たたずむ男のシーンが頭から離れない。。映画であることのすべてがつまっている作品。せりふ、カメラ、照明、構成、役者、ストーリー、音楽、、どれをとっても文句の付け所がない。これが「映画」ってものなんですね!!!
kanekoさん [ビデオ(邦画)] 10点(2006-12-05 14:11:11)
7.美しく哀しいけれど、どことなく楽しい映画
くさや620号さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-28 13:55:54)
6.幸運にも図書館で借りることができ、鑑賞しました。戦前の日本にこれだけ完成度の高い群像劇映画が存在していたとは、ただただ驚愕の極みです。ぜひ山中貞雄監督の他の作品も観たいのですが、現在ではフィルムがほとんど散逸しているということで、残念でなりません…。この映画の存在を教えてくれた他のレビュアーさんたちに感謝の気持ちでいっぱいです。
Kさん 9点(2005-03-24 10:10:53)
5.山中貞雄をただ早逝の天才という知識だけで、初めてこの作品を見た時には、正直、うわーなんと厭世的、諦観的な作品なんやと。山中貞雄=ペシミスティックと勝手に式化してました。ところが・・・『丹下左膳餘話 百萬両の壺』『河内山宗俊』を見ると、ありゃりゃーー。さらに評伝などを読むと『街の入墨者』の脚色にはルビッチの『私の殺した男』、演出にはキャプラの『或る夜の出来事』を取り入れた、らしい。『人情紙風船』の憂色の濃さを時代に見るのはたやすいかもしれません。しかし三村伸太郎の生き生きとした脚本を全く反対にしてしまった山中の心情はいかなるものだったんでしょう。空と流れゆく雲のカット、金魚売りの長閑な声、ラストの紙風船。うーん、切ない。特にラストの紙風船、静かに向こうへ流れていく姿、あれはもう山中そのもの・・・。10点はいつか見ることができると信じて『街の入墨者』『国定忠治』にとっておくとしよう。
彦馬さん 9点(2004-05-25 01:01:38)
4.髷を結った現代劇の傑作。人一人が自殺したというのに、「今夜あは通夜で酒が飲める」と内心ほくそえんでいる長屋の住人、そこに徹底した監督のニヒリズムを感じる。とにかく凄い。こんな映画、ちょっとない。
ひろみつさん 10点(2003-12-21 00:41:10)
3.江戸時代の長屋における「チトサビシイ」お話。浪人夫婦の境遇が「チトサビシイ」。ラストの紙風船が転がり落ちるシーンも「チトサビシイ」。紙風船の如く、才能を「膨らましていた」山中監督にとって、この作品が遺作となったことも、やはり「チトサビシイ」。そして、戦争の所為で、その紙風船が割れんばかりに「膨らみきった」姿を見せることなく萎んで落ちたのは、「非常にサビシイ」。それだけに紙風船のシーンがいつまでも目に焼き付いて忘れられない。
STYX21さん 9点(2003-11-27 00:08:26)
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2.誰が言ったか知らないが、僕がこの人を批評するにふさわしいセリフがある。「山中貞雄が生きて再びメガホンを握ったならば、日本はおろか世界にその名が轟くであろう。」 黒澤が世界の巨匠ならば山中は日本映画の巨匠である。
モンドさん 10点(2003-10-25 19:58:20)
1.ラストは背筋がゾクッとする。人生へ対する暗さというのはこの映画が製作された戦争時、物語の舞台である江戸時代、そして公開から70年近く経った現在にも当てはまっている。 けど、日本映画の最高傑作って言われると・・・。ぷしゅ~
紅蓮天国さん 7点(2003-10-13 08:35:14)
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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 8.27点
000.00%
100.00%
211.92%
300.00%
400.00%
511.92%
6713.46%
7917.31%
8611.54%
91019.23%
101834.62%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review4人
4 音楽評価 10.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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