136.ちょっとやりすぎじゃない?と思う箇所もあるけど、アメリカの射殺件数が多い原因を生真面目に検証しようとする姿勢が面白かった。安易に結論を出さずに問題提起の形になっているのも良かったと思う。 【あさ】さん 8点(2004-05-31 14:34:39) |
135.イラクの大量兵器じゃないけど、敗戦に乗じて日本にでっち上げられた罪をそのまま信じ込んでいる所が、彼もヘストンと同じアメリカ人なんだなぁ…と感じました。(そういえば原爆に関する言及無かったですね。) それはともかく「何故だろう」を積み重ねていく展開の手法には、観る者を引き付ける力があると思います。分析がそれで正しいのか否かは判断できませんが、とりあえず「文句の言い易い政府」を批判してそれで事足れりとする今の日本のマスコミには見習って欲しい姿勢です。 【番茶】さん 7点(2004-05-30 00:36:58) |
《改行表示》134.中間に差し挟まれたサウスパークのスタッフによるカートゥーンには喜んでしまった。 しかしマイケル・ムーアを映画人として支持する気にはならない。 「アメリカン・ナイトメア」で恐怖について語っているジョージ・A・ロメロや デビッド・クローネンバーグの方が全然好きですよ。私はね。 「ボウリング~」がテーマとして掲げ、矛先を誤った「銃犯罪の多さ」「恐怖」について、 私はそれが、アメリカが高らかに謳う「自由」の代償の一つなんだと思っている。 だから誰も手放さないだろうし、この先もマイケル・ムーアは自由に映画を創るだろう。 【337】さん 6点(2004-05-29 02:28:11) |
133.とりあえず、AWFUL TRUTH(ビデオやDVDの邦題はアホでマヌケなアメリカ白人みたいなやつ)の方が俺は好き。映画にしようとしなければ、同じくらい面白かったのかもしれない、と少し思うので減点。何か勘違いしているのか、わざとなのか、マイケル・ムーアがちょっと飛躍しすぎだったりするのが気になった。下手したら洗脳されかねないもんね。多分彼と反対サイドの話は、みんなよく知ってるから、ってことなんだろうけど、偏りすぎてる面が確かにある。ただ、カナダや欧米と比較されると本当にアメリカは何か異常な感がすごくするなあ。 【かりぶ】さん 6点(2004-05-21 15:11:39) |
132.まず「見て良かった!」と思った。そして「見なきゃいけない映画」だと思った。みんなに見せよう!! 【i borg】さん 7点(2004-05-18 06:48:48) |
131.昔起きた日本人留学生射殺事件を思い出した、カナダだったらそんな事件は起きなかっただろうな・・・銃のない世の中になれば、今よりも危険が少なくなると分かっていても、簡単には変わらない難しさや、矛盾など感じます。 【六爺】さん 5点(2004-05-16 21:49:27) |
130.ドキュメンタリーとしては地味ですが、この映画には2つのポイントがあると思います。1つは、米社会をカナダや欧州社会と比較した点。米人って、自分たちが世界の中心で、自分たちが常に正しいと思っているフシがありますよね。そうじゃないんだという作者のメッセージにひたすら共感しました。もう1つは、ウォルマートの弾薬販売を中止させた点。ドキュメンタリーはしばしば独りよがりになりがちですが、こうやって実際に行動し、世の中を少しでも変え、その事実を映像として記録した点が、実はこの映画の最大の存在理由ではないでしょうか。 【眉山】さん 7点(2004-05-15 00:14:13) |
129.米国民の国民性をこの監督の主観を通してかいま見れるドキュメンタリーですね。あの皮肉たっぷりのアニメの部分だけでもかなり面白かったです。 |
128.これは映画ではないです。だからこの点数。あと感動の押し売りがかなりひいた。まず自分は(自分達)は正しいという旗のもとに作ってますよね。そこを観る人がドウ感じるかだと思います。確かに反論の場を与えてはいます。ただ・・・。それは、自分らの正論の主張の為の添え物のように扱われています。ただ2時間もののドキュメンタリーとしては一度は観てもいいかなと。だけどさーー。銃で死ぬ人が、一年にアメリカで何万人かで、日本は34人?(確か)。カナダはアメリカより圧倒的に少ないでしょ。まずそこで、アメリカの社会自体に問題があって、ひいては、この監督の世代が今のアメリカという国をしょってるわけでしょ。だからこんなドキュメント作るのもいいけど、監督(世代)に責任があるんちゃうんかい!って突っ込みたくなりました。日本ってもっと多く銃で死んでるような気がしますが。これくらいの人数ですか?ね。 【たかちゃん】さん 5点(2004-05-10 14:59:04) |
127.おお、これが例のアポなしですか。監督は単にトレンチコート・マフィア達の動機を知りたくて、TVのコメンテータ達が口を揃えて言ってるマリリン・マンソンのもとへ行ってみる。銃弾を売った店へ、被害者を引き連れて行ってみる。似たような銃普及率のお隣カナダへ行ってみてビックリ。銃あるじゃないですか。銃社会に、その答えがあったわけじゃないみたいだ!でも最後やっぱり拳銃協会のシンボルの元へ。お茶目じゃないでしょうか。ご存知の通りすぐ「アメリカでは・・・」みたいに引合いに出す日本ですが、これを見て、これからはこんな国参考にしちゃいかんー、とはそれ程思いませんでしたが。これもアメリカの一面に過ぎないのでしょうから。移住・留学するなら断然カナダだと思いましたけどね! |
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126.ムーア監督いろんなことをやってくれるので面白いです。妥協しないところがかっこいいですね。 |
125.これは映画としてどうコメントしていいのか迷いますね。銃社会の現実はある程度ニュースなどで知っていたのでそれほどショックではなかったのですが、それよりも大きかったのは侵略と殺戮の歴史によって今の社会が成り立ち、世界は動いているという現実。この映画は本当に色々なものを考えさせてくれます。自国の恥をさらしたムーア監督の反骨精神には多大な評価を送りたい。 【ちーた】さん 6点(2004-04-29 21:05:27) |
《改行表示》124.アメリカがこんな国だとは知らなかった。少し、落ちこんだ。 この作品からたくさんの事を学び、いろいろ考えさせられた。 【ボビー】さん 8点(2004-04-25 16:45:09) |
《改行表示》123.極めて直球で勝負をしているという感想、もっと笑わせて変化球でアメリカの本質に突こうとしていると思いきや。 創りは決して論理的ではないけど、考えられる原因に対して反証を繰り返していき、悪影響を与えたとされるマンソンやサウスパーク作者に直接インタヴューをして実際に誰が悪いのかをこちらに考えさせるというのは出来のいい映画。 自由や権利を履き違えたアメリカ人がメディアにより恐怖を押し付けられ、汚染され、怯えている、それによって金儲けをしているやつがいるというのはなかなか興味深い主張。 人々のインタヴューでも、「敵」や「強盗」に対処するためとか言ってたが、実体のない「敵」に脅かされ、自らがヴィンラディンのような「敵」を創り出しているんだよな。 机上の空論だけでなく、ムーア自身もKマートを変えたという行動を起こしたのも拍手モノでしょう。ただ前日は無視されたため、メディアのチカラを利用している。 結局、我々も企業もムーアもメディアによって操られているのかもしれない。 |
122.映画の初めの部分では銃社会の危険性を訴えてるかと思いきや、中盤で「銃が悪い訳ではない」と趣旨が変わる。そして最後に全米ライフル協会の会長をインタビューして銃社会の危険性に逆戻り。ドキュメンタリーとはいってもこれはちょっとお粗末ですね。しかしこの作品を発表したことの意義だけで高得点に値するのでこの点数。世界中の人に見てもらいたい作品でもあります。 【Я】さん 9点(2004-03-22 17:08:15) (笑:1票) |
121.銃の恐ろしさはかすかながらわかっていると思ったがこの作品をみてさらに恐ろしさがわかった気がする。しかし、あんなに容易に銃が手に入っていたとはまったく恐ろしい話です。。。とても重くうけとめます。 【アンリ】さん 8点(2004-03-22 12:32:44) |
120.途中にサウスパークが出て来たとこにはビックリしたけども、もひとつアニメがあったよね。白人の歴史を完結にまとめていたやつ。アレが非常にアメリカを知るには勉強になったよ。判り易かったよ。。 そして“アメ←→カナダ”の比較が面白かったよ。マイケご苦労様! そして、暗記してしまった事がひとつ→ 銃による年間の犠牲者数 →日本が39人で、アメが1万1127人。日本の数字はそのまま鵜呑みにしちゃいけないのだろうけど、いちいち覚えてしまったよ。あれま。。 【3737】さん 7点(2004-03-16 02:58:37) |
《改行表示》119.ジョークと嫌味満載の映画。アメリカはNo1!いい意味でも 悪い意味でも。 【たま】さん 8点(2004-03-13 01:02:05) |
《改行表示》118.アメリカもこのドキュメンタリーも同じ匂いがして気持ち悪い。というのが正直な感想。田舎町と都会があったら、都会の方が犯罪は多いっていうけれど、どこもかしこも都会魂の塊の様なアメリカ人社会。メディア云々のせいというよりも前に、メディアすらもわけがわからなくなっている思想性に問題があるのではないかしらん?って別にリベラルが悪いって言っているのではなくて、常に正義と悪が二極化している、絶対正義を常に自分サイドに置こうとする自己満足的賢者性が結果的に愚劣化してしまった究極の結果ではないかしらん。丁度今回の戦争みたいにね。物事を全て極端に走らせるのは心の弱い証拠。このドキュメンタリーの結論も話の展開も全て極端。アメリカも同じ。全てが全て極端に行き着いてしまえばそれが究極の答えかしらん?自己制御と自己責任の間にバランスがどれなくなってしまった、まるで子供の様な社会の結果に感じる。監督も同じ精神レベルの上から物事を話している。批判される側もする側もアメリカという社会から外れた人間から観ていたらまさに同じ人種(カラーって意味ではなくてね)に感じる。うっかり核爆弾スイッチっていうのがありうる国なんだなーと観ていて本気で地球の将来を愁いてしまった。 【夢の中】さん 2点(2004-03-06 04:28:50) (良:1票) |
《改行表示》117.これは映画なの?と聞かれると、「うん映画だよ」といえないけど、事実にショックをうける映画。テロの影にアメリカの悪行があると少しは知ってたけど(ビンラディンを援助していたなど)、こうはっきりと、順序をおって、すごいスピードでたたみこまれると、くらくらした。(しかも、サウスパークの漫画で!!) チャールストン・へストンのインタビューで閉める形は精鋭さが欠けたかな。銃があるからいけない、って言おうとしたけど、カナダの銃所有率で筋書き通りにならなくなっちゃったからかな。 でも,絶対見ておくべき映画。 【kithy】さん 7点(2004-03-04 20:20:43) |