(500)日のサマーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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(500)日のサマー

[ゴヒャクニチノサマー]
(500) Days of Summer
2009年上映時間:96分
平均点:6.61 / 10(Review 84人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-01-09)
公開終了日(2010-07-02)
ドラマラブストーリーコメディロマンス
新規登録(2009-07-24)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2019-06-04)【Olias】さん
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監督マーク・ウェブ
キャストジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)トム・ハンセン
ゾーイ・デシャネル(女優)サマー・フィン
クロエ・グレース・モレッツ(女優)トムの妹 レイチェル・ハンセン
猪野学トム・ハンセン(日本語吹き替え版)
宮島依里サマー・フィン(日本語吹き替え版)
仲野裕ヴァンス(日本語吹き替え版)
村井国夫ナレーション(日本語吹き替え版)
園崎未恵オータム(日本語吹き替え版)
脚本スコット・ノイスタッター
マイケル・H・ウェバー
音楽マイケル・ダナ
挿入曲ダリル・ホール&ジョン・オーツ"You Make My Dreams"
ザ・クラッシュ"Train in Vain"
サイモン&ガーファンクル"Bookends"
ゾーイ・デシャネル"Suger Town"
ジョセフ・ゴードン=レヴィット"Here Comes Your Man"
ザ・スミス"There Is a Light That Never Goes Out"
撮影エリック・スティールバーグ
製作マーク・ウォーターズ〔監督〕
配給20世紀フォックス
編集アラン・エドワード・ベル
字幕翻訳古田由紀子
あらすじ
メッセージカード会社に務めるトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、会社に入ってきたアシスタントのサマー(ゾーイ・デシャネル) に一目ぼれ。その日から奥手な彼の幸福と苦悩の500日が始まる…。
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5.サマーほどにはトムはモテない。仕事に誇りも持てない。かといってあきらめきれない夢に向かって日々努力しているわけでもない。だからトムは結婚でこの関係を固定し、仕事の不遇をサマーと結婚することで忘れ、サマーとの家庭を築くことで、仕事の夢をあきらめたかった。

恋愛をそれぞれの価値の自由市場取引と考えるなら、この結婚でトムは得をし、サマーは損をする。サマーならもっといい男との結婚が期待できるであろう。サマーにしたらどんなに愛されても自分を出汁にして夢をあきらめようとするトムには、生涯あきたらないものを感じるだろう。

サマーとしたらまだ自分に本当に気に入った男が見つからないので、手近にいて自分に熱を上げる暇つぶしの相手として、トムを選んだ。これは恋ではない。それをサマーは最初からトムに告げている。だからトムとしては勘違いしていいけなかった。たとえ肉体関係があろうと、最初から恋ではなく、彼女にとって暇つぶしの相手でしかない。

サマーをあきらめて、もっと魅力的でないけれども自分に恋してくれる女性を探すべきだったか?それで満足できたか?たぶんNOだろう。たとえ暇つぶしの相手であろうと、彼女と過ごす日々は彼に大きな良い影響を与えるはずだし、結婚に結びつかないとしてもその日々の価値は変わらない。トムが夢に向かってチャレンジする気になったのはサマーと過ごした500日があったからである。自分には本当にふさわしい相手が必ずいる、と信じて疑わず揺るがなかったサマーと過ごした日々があったから、トムも本当にふさわしい仕事にチャレンジする気になったのである。そしてそうなったからこそオータムと関係を結べるまで成長できた。

恋愛の目的は結婚などではない。お互いに愛することで影響しあう、目的などないただただ愛することそれだけが目的の行為が恋愛である。だからトムはそのような日々を持つことができたすごく幸運な男なのである。
マンフロントさん [DVD(字幕)] 8点(2019-08-09 15:25:10)(良:1票)
4.映画サイトでの好評価が気になり、観ることに..本作は、珍しく 男目線のラブストーリー..キュートでモテモテ、でも永遠の愛なんて信じない 少し変わり者の彼女と、ダサくはないが微妙にさえない、永遠の愛を夢見る 男(主人公)の、恋愛の軌跡をたどる 物語..う~ん、思ってた以上に、面白かったです..物事の心理、根幹、を意外とするどく突いた、秀作ですね..人間関係が長く続くには、必ず何か理由がある..男女なら、なおさら..目に見えない(フィーリング) 奥深く とても大切なもの..作中では、「運命」 として、語られていますが..この微妙で分かりにくいニュアンスを、100分足らずの中に、上手く盛り込み 描ききっていると思います..答えとなる、ラストシーンが秀逸ですね..監督と脚本の、センスの良さが光ます...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-01 14:30:15)
3.物語内の時間が前後して一回目はちょっと混乱したので(200~300日あたりの前後関係がごっちゃになった)二回見た。完全にトム目線のストーリーなので、後半のサマーの行動はちょっと理解できないものだけど、でもある意味「恋愛」とはそういうもの。自分目線でしか見えない世界で、相手が何を考えているのか、すくない材料から推測して一喜一憂しまくるもの。そういう姿を、あれこれの映像技法で楽しめます。恋愛があれば、人生はミュージカルにだってなるし、都合のいい妄想と現実とのギャップに引き裂かれるときだってある。それを本当に映像にするというアイデアの勝利(まあ、『アニー・ホール』という偉大な先達があるわけですが)。十分おっさんになった今ではやや達観しながら楽しめましたが、たぶんイケてなかった10代~20代の頃にみたら悶絶して即10点付けそうな、愛すべき作品です。
ころりさんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2014-02-08 02:38:39)(良:1票)
2.終始主人公視点という点を踏まえて、サマー視点から見ても共感できるかが評価の別れどころか。単純に「草食系男子の片思い」の物語としてかなり良くできていると思う。自分に音楽知識があればもっと感情移入できたのかな?
楊秀清さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-13 12:05:07)
1.青春コメディ映画を真似たようなシーンがいくつかありましたが、それら秀作へのオマージュとして見れば、微笑ましく思えます。学生ほど淡くなく、結婚適齢期ほど重たくない、20代半ばの恋愛観を面白おかしく見せてくれました。カップルが出てくると、どうしても彼より彼女に目がいってしまいます。Z・デシャネルは美人ではありませんが、ちょっとエキセントリックなところが役にピッタリです。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-29 21:46:12)
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【点数情報】

Review人数 84人
平均点数 6.61点
000.00%
111.19%
211.19%
322.38%
444.76%
51113.10%
61821.43%
72226.19%
81315.48%
91113.10%
1011.19%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review6人
4 音楽評価 6.40点 Review5人
5 感泣評価 6.25点 Review4人
chart

【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ジョセフ・ゴードン=レヴィット候補(ノミネート) 

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