追跡(1947)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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追跡(1947)

[ツイセキ]
Pursued
1947年上映時間:101分
平均点:7.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-03-08)
ドラマウエスタンモノクロ映画
新規登録(2009-06-05)【ミスター・グレイ】さん
タイトル情報更新(2022-10-07)【Olias】さん
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監督ラオール・ウォルシュ
キャストロバート・ミッチャム(男優)
テレサ・ライト(女優)
ジュディス・アンダーソン(女優)
ディーン・ジャガー(男優)
アラン・ヘイル(男優)
ハリー・ケリー・Jr(男優)
音楽マックス・スタイナー
レオ・F・フォーブステイン(音楽監督)
撮影ジェームズ・ウォン・ハウ
製作ミルトン・スパーリング
配給セントラル
ヘアメイクパーク・ウェストモア(メーキャップ)
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【クチコミ・感想】

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2.あくまで西部劇なのであって。全然ホラー映画でも何でもないんですが、映像が妙にコワい。雰囲気が暗い。冒頭からいきなり「追跡」されているらしい主人公、そこに至るまでの経緯が彼の少年時代から描かれていきます。何から何までが救いのない絶望の人生、と言う訳ではないけれど、人に憎まれるため、命を狙われためだけに生まれてきたような、暗い運命を背負った主人公。ロバート・ミッチャムの飄々としたイメージが、ここでは虚無的な表情へと繋がります。 ストーリーだけ見れば、いくら何でもそこまで彼が追い詰められる必然性は無いんじゃないか、ということになるのでしょうが、映像の力がそんな疑念を跳ね飛ばしてしまい、我々をこの悲劇の世界へと引きこんでいきます。 終盤の追跡劇が繰り広げられる荒野の光景も、凄いですね。 原題は「Pursued」。これは、追跡される主人公自身を表しているのか、それとも彼が追い求める「過去」を表しているのか。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-10-09 09:55:21)
1.運命的で因果な物語はギリシャ神話のような悲劇ですので、全編を通して暗い映像が基調であり、孤独感や陰鬱な空気が漂っています(家族がオルゴールで歌う楽しいシーンですらどこか暗い)。自身の出生について悩み続けるロバート・ミッチャムも決して笑顔を見せず精神的な屈折を感じさせますし、例えば出征の際に義兄弟とハグをしないところなどからも、完全に兄弟になりきれず一線が引かれているようで重いものがあります。しかしそんな籠った世界の一方で、ディーン・ジャガー演じるグラント一味(グラントの不気味さも良い)がミッチャムを追って来るシーンの切り立った岩山の高さであるとか、義兄弟の銃撃戦で見せる奥行きの深さであるとかは非常に開けており、ウォルシュ監督のまさに縦横無尽の働きっぷりがうかがえます。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 9点(2009-06-05 18:31:32)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6250.00%
700.00%
800.00%
9250.00%
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