宇宙人ポールのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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宇宙人ポール

[ウチュウジンポール]
Paul
2011年上映時間:104分
平均点:6.87 / 10(Review 83人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-12-23)
SFコメディアドベンチャー
新規登録(2011-08-28)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
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監督グレッグ・モットーラ
キャストサイモン・ペッグ(男優)グレアム・ウィリー
ニック・フロスト(男優)クライヴ・ゴリングス
ジェイソン・ベイトマン(男優)エージェント ゾイル
クリステン・ウィグ(女優)ルース・バッグス
ビル・ヘイダー(男優)ハガード
シガニー・ウィーバー(女優)ビッグ・ガイ
ジェフリー・タンバー(男優)アダム・シャドウチャイルド
ジョン・キャロル・リンチ(男優)モーゼ・バグス
ジェーン・リンチ(女優)パット・スティーヴンソン
ブライス・ダナー(女優)タラ・ウォルトン
デヴィッド・コークナー(男優)ガス
ジェシー・プレモンス(男優)ジェイク
セス・ローゲンポール
スティーヴン・スピルバーグ本人(カメオ出演)
横島亘グレアム・ウィリー(日本語吹き替え版)
茶風林クライヴ・ゴリングス(日本語吹き替え版)
日野由利加ルース・バッグス(日本語吹き替え版)
弥永和子ビッグ・ガイ(日本語吹き替え版)
かぬか光明(日本語吹き替え版)
脚本サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
音楽デヴィッド・アーノルド
編曲ニコラス・ドッド
製作ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
ユニバーサル・ピクチャーズ
ワーキング・タイトル・フィルムズ
製作総指揮リザ・チェイシン
デブラ・ヘイワード
配給パルコ
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
衣装ナンシー・スタイナー
編集クリス・ディケンズ
字幕翻訳町山智浩(字幕監修)
その他ニコラス・ドッド(指揮)
エドガー・ライト(スペシャル・サンクス)
リチャード・アイオアディ(スペシャル・サンクス)
グレゴリー・ニコテロ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
コミックマニアが集まる一大イベント「コミコン」にイギリスから参加したイギリス人オタク青年二人組。彼らは帰路に有名UFOスポットを目指すが、ほどなく交通事故の現場に遭遇してしまう。そして、そこで彼らを待っていたのは本物の宇宙人。「ポール」と名乗るその宇宙人は、アメリカ政府から追われる身。青年たちは、故郷の星への帰還を望むポールのために、勇気を持って行動するのだった。「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」のサイモン・ペッグとニック・フロストのコンビが贈るウィットに富んだSFコメディ。
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12
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40.昨年「SUPER8」を観た時に、作品としての完成度には不満を持ちつつも、溢れる“映画愛”に対して無下に否定することが出来なかったことが思い出された。
あの映画と今作は、映画としての立ち位置はまったく違うように見えるけれど、本質的な“理念”はむしろ全く同じと言っていい。
即ち、かつて世界中が熱狂し愛したスティーブン・スピルバーグをはじめとする偉大な映画監督たちが生み出した数々のアメリカ娯楽映画に対する「敬愛」。まさにその一言に尽きる。

ただ、今作が「SUPER8」と少し違うところは、そんな理屈抜きにして問答無用に面白い映画であるということだ。
往年の娯楽映画に対するオマージュに溢れてはいるが、そんなものはあくまで“おまけ”であり、きっと誰が観たって「面白い!」そういう映画としてきっちりと成立している。それが、「娯楽映画」として最も素晴らしいことであることは言うまでもない。

英国の“ボンクラオタク男子”の二人組が、憧れのアメリカ旅行中に宇宙人に遭遇する。紆余曲折を経つつ意気投合し、宇宙人の彼を仲間の元へ送り届ける。
実際ただそれだけの話である。ただそれだけの話が極上の「娯楽」になる、だからこそ映画は素晴らしいのだということを、この映画は再確認させてくれる。

何と言っても、宇宙人“ポール”の存在感が凄い。
実写映画の中の一キャラクターをフルCGで描き出すという試み自体はもはや珍しくもない。
しかし、そこに娯楽映画の主人公に相応しい愛着と、周囲のキャラクターと同様に息づく存在感を持ち合わさせることは、並大抵のことではない。
決して仰々しくなく、さりげなく描き出されているように見えるが、このクオリティーの高さは「凄い」としか言いようがなく、それを生み出しているものこそが、製作スタッフの紛れも無い「映画愛」に他ならないと思えた。

最高に楽しくて良い映画だったと思う。ただし、惜しむらくは自分自身が“SF映画オタク”になりきれていないこと。
前述の通り、過去の名作SF映画を観ていなくても存分に楽しめる映画であることは間違いない。
しかし、オタクだったならばもっともっとはしゃげたんだろうと思うことも事実。
「ああ、これは何かの映画のオマージュなんだろうな」と気付きはするが、それが何なのか明確にならない悔しさは随所で感じてしまった。

とりあえず「未知との遭遇」は早急に観よう。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-07-14 22:54:32)(良:3票)
39.地球人以上に「人情」に厚いポールで、ラストちょっと感動です。みなさんおっしゃるようにさまざまな映画のオマージュから映画への愛がたっぷり感じられて、しかもほのぼの、楽しい1本です。繰り返し見てみたいなあと思いました。また、「イギリス人(エイリアン)」ならではでしょうか、ダーウィンを否定する「彼ら」を登場させているから、少々ハラハラしましたが、うまく着地したのではないでしょうか!しばし思い出し「ニヤリ」で余韻に浸るのでありました。
HRM36さん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-09 11:06:53)(良:2票)
38.2012年初鑑賞映画。面白かった。幸先のいいスタート。思い返せばありきたりな話運びの映画ですが、なんだろうとても新しいものを観た気分でした。パロディ元の映画を観てなくても楽しめると聞いて観に行きましたが、最低限「未知との遭遇」だけは観ておいたほうがいいでしょう(なんと僕は映画ファンなのに「未知との遭遇」は観ていなかったのだ!)。ところどころ声を出して笑ってしまう場面も多く、とても楽しい映画でした。個人的には、フロントガラスに鳥が衝突して「ワー!!」と驚く宇宙人ポールのリアクションに吹いちゃいました。至って普通のリアクションなんですけど、至って普通のリアクションをする宇宙人なんてあまり観た事がない。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-21 13:32:22)(良:1票)(笑:1票)
37.最初はフザケタおばか映画かと思ったが、ヒロイン登場の進化論のあたりから面白くなってきて引き込まれた。一見するとファンタジーパロディーのようではあるが、米英比較や南部の排他的カントリー保守主義を皮肉る点や科学と宗教の対立(と和解?)といった隠れテーマもあり、大人版E.Tというテイストに上手く仕上がっている。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-16 15:12:56)(良:1票)
36.この旅は楽しそうだな~。命の危険にさらされるのは勘弁だけど、こんなエイリアンと、親友と、若くはないけどまあまあ美人で言葉遣いが笑える女性とで、広大なアメリカを旅してみたい。楽しくてちょっと感動もできて、まずまず。スピルバーグ(声)やシガニー・ウィーバーの登場も遊び心があって良い。車をぶつけられた二人とルースのお父さんがもう少し面白く絡んでくれば尚良かった。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-24 22:31:07)(良:1票)
35.『ホット・ファズ』のチームが手掛けただけあって、相変わらず丁寧な娯楽作に仕上がっています。スピルバーグ愛全開ではあってもオマージュやパロディは「わかる人がわかればいい」という程度に抑えられていて、80年代SF映画に関心のない人でも楽しめる間口の広い内容としている点には好感が持てました。娯楽作としてのバランスの取り方は絶妙で、速すぎず遅すぎず観客の生理に合わせた映画となっています。登場人物は多彩なのですが、振り返ると主人公2人以外のキャラはドン底とも言える人生を歩んできた暗い人たちばかり。ポールは60年間監禁生活を送り、脱出時には解体手術を受ける寸前のところだったし、かつてポールを助けた少女はキ◯ガイ呼ばわりされて60年間を孤独に過ごし、ヒロインとなる女性は30歳を遠に過ぎているのに家の外のことをほとんど知らず、イカれた父親から性的虐待を受け続けていることが暗に仄めかされています。こういうビターな設定を加えたおかげで映画は独特の味わいを得ているし、同時に「宇宙人騒動に参加する人間がマトモな社会人であるはずがない」という説得力ある設定にもつながっています。職を失い、妻子を捨ててまでUFO騒動にのめり込む男の姿を描いた『未知との遭遇』に違和感を覚えた私としては、本作のこの設定には大いに納得できました。。。
とまぁ全体的には満足できたのですが、不満な点が二つほどあります。一点目は、脚本が教科書的すぎて、伏線が見え見えになってしまっていること。作り手が意図したサプライズが観客にとってのサプライズになっていない場面がいくつかありました。二点目は、クライマックスに登場する宇宙船が手抜きだったこと。例えば『ギャラクシー・クエスト』は、クライマックスに本家『スター・トレック』をも超えるスピード感ある見せ場を準備して「SFは最高だ!」という思いを観客にも抱かせることに成功しました。このチームの前作『ホット・ファズ』も、クライマックスにバカバカしくも壮絶な銃撃戦を準備して観客を興奮させました。本作のラストにも、本家『未知との遭遇』と同等かそれ以上のスペクタクルが必要だったと思います。スピルバーグ映画を観た時と同じ感動を観客に味わわせてこそ、真のリスペクトであるはずです。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2012-08-07 01:10:51)(良:1票)
34.基本プロットは異界からの客との友情譚。ET、スターマン、ナビゲイター、と、同工の作品は枚挙にいとまがない。そういう作品に対するオマージュを集めて出来上がったような本作。であればこそ、それらの旧作を下敷きにしたうえでのプラスアルファが欲しかった。交流の深さ、冒険のスケール共に物足りなく、ずしんとくるものがない。ポールのオヤジっぽいノリも単なる置き換えにすぎず工夫が無い。序盤のオタクをめぐる諸現象が面白いので、よほど珍しいものを見せてくれるのかと思ったら定型内で終わってしまった。そりゃないよ!敬愛する町山智浩氏が“年間ベスト"くらいの発言をしていたので「アイアン・ジャイアント」クラスの感動を期待したのもまずかった。
皮マンさん [映画館(字幕)] 5点(2012-01-18 12:12:41)(良:1票)
33.この映画、映画愛で満ちています。粋な計らいがあちらにもこちらにもちりばめられている。字幕がちょっと気になったけど。DVDが出たらあと数回見たい。家に帰って実際に元ネタを調べあげてみると想像以上の数でびっくり!!そこそこ分かったつもりでいたけどそれもほんの一部だった。映画ヲタへの道はまだまだ険しい・・・。
たいがーさん [映画館(字幕)] 9点(2012-01-13 02:57:47)(良:1票)
32.『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』の主演コンビには絶対の信頼を寄せているものの、監督がエドガー・ライトでは無いという1点において、いくばくかの不安を抱いて鑑賞に臨みましたが、杞憂に終わりました。いつもの映画愛溢れるパロディ&オマージュに嬉しいやら胸を熱くするやら、大変楽しいひと時を過ごす事が出来ました。特に素晴らしかったのが脇役たちです。宗教女にお馬鹿エージェント2人組。愛すべきサブキャラクターが活躍するコメディにハズレはありません。『僕らのミライへ逆回転』もそうでしたが、こういうお遊びに付き合ってくれるシガニー・ウィーバーには本当に感謝します。そしてお疲れ様でした。ただ、冒頭に挙げた2作品と比べるとやや物足りないと感じるのも事実。ポールとの友情、グレームと宗教女のロマンス等、ドラマパートの処理が淡白だった気がします。喩えるならそうめんのようなアッサリ感。もちろん悪いワケでは無いのですが、観る者の心に楔を打ち込むような“引っ掛かり”が欲しいと思ってしまいます(当日の夜初めて食した某○古タンメンのような忘れられない何かが欲しい。好みではなかったけれど、あの味は忘れません。)そういう意味では、みんな“物分りが良すぎ”でした。『E・T』未見。『未知との遭遇』はどんな話か忘れた。そんな自分でも楽しめたのですから、意外と間口の広い作品かもしれません。本作がキッカケで『ショーン~』や『ホット・ファズ』を観てくれる人が増えると嬉しいです。(2011年9月18日。したまちコメディ映画祭in台東『映画秘宝まつり』・浅草公会堂にて鑑賞)
目隠シストさん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-19 21:28:38)(良:1票)
31.ET、未知との遭遇、興味なく未見。そんな私でも大いに楽しめた秀作。ポールの眼、その美しさに惚れてしまい、人間味ある小粋な物言いも心地良く点数の全てを。シガニー・ウィーバー・・・色んな作品に顔出してるのが笑えます。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2023-07-22 20:29:09)
30.絵に描いたような能天気映画。だがそれがいい。他のSF映画が宇宙人の造形に独自色を出そうと工夫したり苦労したりしているのに対し、ポールはザ・プロトタイプの宇宙人。それがかえって各所で笑いや皮肉やパロディを生んでいるわけで、頭いいなぁという感じ。
個人的には、ヒロインとの進化論論争あたりが秀逸でした。ただしシガニー・ウィーバーをもう少し見たかったかなと。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-22 05:01:59)
29.くだらない下ネタ満載で自分にはあわなかった。
ただ、途中女性が旅の仲間に加わった辺りから話に集中できるようになった。

ちなみにこれを見ているとテッドを思い出す。
misoさん [地上波(吹替)] 5点(2022-01-10 22:18:13)
28.これは最高。
最後みんなとの別れで、
60年前に助けられた女の人とどう別れるのかと思い観ていると
すうっと、隣を通り過ぎる。冷てえ奴。と、思ったら。
「一緒に来ない、新しい人生をあげるよ」だと。しびれる。
プエルトガレラさん [DVD(字幕)] 7点(2020-10-12 12:39:02)
27.決してつまらなくはないんだけど、なんだか入り込めなかった。
いろいろなSF映画のオマージュが入っていて愛情が感じられた。
笑える場面も多々あった。
でも2回に分けて見た。(途中で疲れたっていう意味)
クロエさん [試写会(吹替)] 6点(2019-12-12 15:25:46)
26.おもしろかった!観ている間、ずっとあたたかい気持ちでいられる。皆に見ることを勧めたい。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-04-07 19:08:20)
25.サイペグとニクフロ(略しちゃいましたw)のコンビが好きな人はそれだけでもう見る価値あり。さらにSF好きなら言うことないですね。基本はゆるーいコメディですが、宇宙人のキャラがとにかく可愛くて癒やされます。そんなに大爆笑とまではいかなかったですが、クスクスニヤニヤ楽しめるし、友情あり恋愛あり(ニクフロがサイペグにヤキモチを焼くシーンが好き)、感動もできるのでオススメです。
ヴレアさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-10-24 15:03:53)
24.面白いけど、ホットファズの疾走感には敵いません。
面白いけどね。
kontikiさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-10-04 00:18:49)
23.ユーモアにあふれた宇宙人モノ。ポールのキャラは文句なし。主人公2人がもっとオタクっぽければなお良かった。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-21 21:26:32)
22.実は楽しくて平和な映画。好きな人には好きな作品だろう、と。
テンポはそれなりにいいのだが、コメディとしてあまり笑うことは出来なかった。こういう笑いが実は苦手だったのかもしれない。
これまでの(神が世界を作ったという)価値観を否定されそうになって「アメイジング・グレイス」を歌ったシーンだけは笑えたけど。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-11-05 15:26:10)
21.嫌みのない下ネタにウィットに富んだギャグ、いい話やパロディー、オマージュもちりばめられた1時間45分に大満足。ひょっとして俺って隠れオタク?
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-11-04 23:42:29)
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【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 6.87点
000.00%
100.00%
200.00%
322.41%
444.82%
578.43%
61518.07%
72732.53%
81821.69%
91012.05%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.62点 Review8人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review6人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 5.66点 Review3人
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