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アマデウス ディレクターズカット

[アマデウスディレクターズカット]
Amadeus:The Director's Cut
2002年上映時間:180分
平均点:8.26 / 10(Review 143人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-09-07)
ドラマミステリー音楽もの伝記もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-04-17)【イニシャルK】さん
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監督ミロス・フォアマン
キャストF・マーレイ・エイブラハム(男優)アントニオ・サリエリ
トム・ハルス(男優)ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
エリザベス・ベリッジ(女優)コンスタンツェ・モーツァルト
ロイ・ドートリス(男優)レオポルド・モーツァルト
サイモン・キャロウ(男優)エマヌエル・シカネイダー
ジェフリー・ジョーンズ〔1946年生〕(男優)皇帝ヨーゼフ二世
ケニー・ベイカー〔1934年生〕(男優)
ケネス・マクミラン〔男優〕(男優)
ブライアン・ペティファー(男優)
ヴィンセント・スキャベリ(男優)
シンシア・ニクソン(女優)
日下武史アントニオ・サリエリ(日本語吹き替え版)
水野龍司アントニオ・サリエリ(日本語吹き替え版追加録音)
三ツ矢雄二ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(日本語吹き替え版)
宮崎美子コンスタンツェ・モーツァルト(日本語吹き替え版)
小林修レオポルド・モーツァルト(日本語吹き替え版)
浦山迅レオポルド・モーツァルト(日本語吹き替え版追加録音)
池田勝エマヌエル・シカネイダー(日本語吹き替え版)
金内吉男皇帝ヨーゼフ二世(日本語吹き替え版)
木下浩之皇帝ヨーゼフ二世(日本語吹き替え版追加録音)
羽佐間道夫オルシーニ=ローゼンベルク伯爵(日本語吹き替え版)
富田耕生ボンノ宮廷楽長(日本語吹き替え版)
嶋俊介フォン・ストラック伯爵(日本語吹き替え版)
阪脩ファン・スヴィーテン男爵(日本語吹き替え版)
大木民夫コロレード大司教(日本語吹き替え版)
小宮和枝カテリナ・カヴァリエリ(日本語吹き替え版)
京田尚子ウェーバー夫人(日本語吹き替え版)
玉川砂記子ロール(日本語吹き替え版)
西村知道(日本語吹き替え版)
小関一(日本語吹き替え版)
小島敏彦(日本語吹き替え版)
北村弘一(日本語吹き替え版)
田口昂(日本語吹き替え版)
原作ピーター・シェーファー
脚本ピーター・シェーファー
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
撮影ミロスラフ・オンドリチェク
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクディック・スミス(メーキャップ)
日本語翻訳額田やえ子
あらすじ
18世紀ウィーン。かつて宮廷作曲家として知られたサリエリが自殺を図った。翌朝、軽傷だったサリエリが運ばれた病院の一室に神父が訪れる。神の前ですべてを告白せよという神父にサリエリは、自分が作曲した曲を弾いて聴かせる。「この曲を聴いた事は?」「これはどうだ?」どれも聴いた事がないと応える神父。「では、この曲は?」誰もが耳にした事のある軽やかな曲に神父は、「よく知っています。いい曲です。これはあなたの曲でしたか。」「これは私ではない。」彼はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとの出会いを語り始めた。
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106.長い作品だったけどそれを感じさせない作品。サリエリは音楽の才能を授かる・神から寵愛を受ける為に純潔を守り、情熱を傾け、心血を注いだ。そうやって禁欲的な生活をしている。苦しさの代償に「音楽の才能」と「社会的地位」を得たと思っているのだ。だが彼の前に、天真爛漫で下品で煩悩だらけ、しかし才能に満ち溢れたモーツァルトが現れる。彼は何にも苦労せずサリエリの欲しい物をいとも簡単に手にし、神の寵愛を受けている。これはサリエリにとって「神の裏切り」であった。正直、サリエリはモーツァルトよりも世渡り、社会常識、物腰の柔らかさ、計算するという事等優れている点が多い。ただ音楽の才能と、その才能を疑わないというある種の才能以外において、である。サリエリはモーツァルトと出会ってしまった事で、”自分の才能を傲慢な程に信じる”という芸術家にとってとても大事なポイントを永遠に失うことになる。サリエリの苦しみをみて、凡人の自分も苦しみを感じた。
一方、モーツァルトも彼にとっては望まない道を進んだ。彼はアホだ。子供のような人で、楽しいことが大好きだ。彼はただ楽しく作曲して暮らしたかったのだと思う。でも社会ではただ楽しくなんて無理な話で、嫁も子もいれば養わなければならない。周りとうまく折り合いをつけ、時には取り入らなければならない。そうしなければ価値のわかる人間へ彼の曲を披露する機会自体が得られないからだ。彼は落ちぶれても自分の才能だけは信じていた。ただ、彼の才能が「正当に評価」されない事にとても苦しんだ。とても苦しんでいたが、やはりこの点が決定的にサリエリと違う。
私が一番ぐっときたのはやはりサリエリが鎮魂歌作曲を手伝う所。モーツァルトを死に至らしめるのにふさわしいレクイエムを彼自身に作らせるという残酷な計画を練る程憎いのに、なぜ自分から手伝うなんて言ったのか?きっと彼はモーツァルト・神の音楽に携わりたかったのだ。彼の音楽に触れ、純粋にサリエリは幸せだったはず。嫁が帰るように言っても、「彼が手伝えと言っている」と帰ろうとしなかった。サリエリは二度と触れることができなくなって、何を思ったんだろうか。
もしモーツァルトをもう少し周りが救うことができれば、もっともっと素晴らしい曲を世に残すことができたのだろうか、と少し考えてしまった。
まりんこさん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-13 21:13:47)(良:2票)
105.サリエリが真に憎んだのはモーツァルトではなく、モーツァルトに天賦の才を与えた神そのものだったんですね。本当にサリエリがモーツァルト自身を憎んでいたのなら、もっと早くにケリをつけられたはず。しかし、彼の音楽家としての本能がそれを許さなかった。そして最終的にはモーツァルトを陥れるために仕組んだはずのレクイエムを、気がつけば彼と共に作り上げようとしている。あの時のサリエリの一体どこに、モーツァルトへの憎悪など見受けられよう? サリエリは音楽家として至福の一夜を過ごしたに違いないのだ。そして迎えたあの結末…。悲しい、悲し過ぎる。神は何と残酷な仕打ちを二人に与えたのだ!? クライマックスに鳴り響くのは、レクイエムニ短調K.626「ラクリモサ」のあまりに哀しい旋律。改めてこの曲が鎮魂歌だということを強く思い知らされました。
とかげ12号さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-14 19:01:16)(良:2票)
104.えーと、主演はトム・ハンクスか…、あれ、出てたっけ?ああ、トム・ハルスね。おっと、書き始めから、ずっこけてます。こけても、七転び八起きということで、はい、立ち上がりました。で、話は主演で止まってますね。ん~、こんなところでこけてると、書く気なくすな。よし、ここで体操でもして気分転換するか。せーの、1,2,1、2…。よーし、書くぞー。よし、音楽に絞って書こう。モーツァルトね、確かにいい作曲家ですね。皆さん、いい音楽だと評されていますね。そこで、音楽愛好家の私としましては、モーツァルトの音楽のどんな点が皆さんはいいと感じていらっしゃるのかが気になります。私が思うモーツァルトのいい点とは、①単純さと複雑さが同居している点、②明晰な楽想と奇抜な発想が混在している点、③常に正しい位置にいて、聞く者に常に正しい忠告をしてくれる点、という3点です。③は分かりづらい思うので説明しますと、私の経験談なのですが、怒っているときには「何でそんなことで怒っているの?」とモーツァルトの音楽は自分に問いかけて来てくれるんです。私は、ハッと我に帰り、「そうだ、なんてつまらないことで私は怒っていたんだ、はっはっ、馬鹿らしいや」、と冷静な目というか、とても客観的な目で自分を見直すことができました。ん~、素晴らしいですね、モーツァルトの音楽って。私思うに、モーツァルトの音楽とは、常に正しい忠告をしてくれる神の声(のようなもの)なのではないか、と勝手に解釈しています。以上、私の独断と偏見に基づく非常に勝手なモーツァルト観でした。さて、皆さんはどのように考えていらっしゃいますでしょうか?
ooo-oooo-oさん [映画館(字幕)] 5点(2005-01-24 14:46:05)(笑:2票)
103.天才にはどう足掻いても適わないと知ったサリエリの苦悩が痛ましい。彼自身も才能に溢れた音楽家だっただろうに。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-29 17:35:31)(良:1票)
102.面白いところもあったんだけど・・・・。
是非、通常版を見てみたいと思いました。
ニューシネマパラダイスでもそうだったけど、ディレクターズカット版は一種の改悪に近いものを感じます。
サリエリの苦悩や、複雑な心境の描写は素晴らしいものだったと思います。
しかし、あくまでこのディレクターズカット版を観た感想ですが、格別な面白さというものは感じませんでした。
モーツァルトを絶賛するならまだしも・・・・。
やはり無駄なシーンというものを多く感じましたし、物語の進行がのろますぎです。
どこがカットされたシーンかを大体予想できたぐらいです。
もしこのレビューを観ていて、まだ本作を未鑑賞の方がおりましたら、なんとしても通常版を観ることを勧めます。

タックスマン4さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-14 15:07:53)(良:1票)
101.人は誰しも自分こそ特別だと思っている。特に自分が一番得意とする分野であればなおさら。しかし、世間には自分より勝れた人はいるものである。その人に出会わないからこそ、人は幸せなのかもしれない。「その人」モーツァルトに出会った運命がサリエリの人生。プライド高く、幼児性の抜け切らない妻のコンスタンチェを筆頭とする宮廷人には永久に理解できないであろうモーツァルトの才能を知るゆえにサリエリは最大の理解者であり敵となってしまう…この映画は人に持つ善悪のコンプレックスを実に巧に表現している。そして多くの人にとって残酷な映画であり、「主人公」サリエリを笑い、憎める者のどんなに幸せな事か。なぜならば、その人は本当の天才か、人生の不幸を知らない人であろうから。
クルイベルさん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-23 12:30:03)(良:1票)
100.凡人であるということはそんなに悪いことじゃない。凡人にしかできないこともいっぱいある。そのことが認められず、サリエリはモーツァルトを憎むという道を選んでしまった。これは彼の最大の失敗だったと思う。彼はモーツァルトの最大の理解者にして最高の友人になりえたはずなのだ。憎しみは本当にろくな連鎖を生まず、関わるものをみんな不幸にしていくなぁ。
コダマさん 9点(2004-03-10 20:26:20)(良:1票)
99.サリエリの、ひどく屈折した神への復讐計画。病床に伏すモーツァルトを追いつめていくサリエリ。しかしモーツァルトの口述筆記こそは、サリエリが神の言葉を書き綴ることを許された初めての瞬間。その至福の前では復讐心など霧散してしまう。神に選ばれし天才の前では、凡庸なる者はただ平伏すことしかできない残酷さ。それを理解する才能だけを与えられる残酷さ。憎むべき才能を愛してしまう残酷さ。20分伸びて3時間になった本作は、余りの悲しみに涙が溢れてしまう程の残酷物語に変貌。そして全編を彩る、どんな映画音楽も敵わないモーツァルトの調べ。昔は、ただ面白い映画としか感じなかったもんですが、この映画はあらゆる事が圧倒的でした。評価アップの10点献上。
sayzinさん 10点(2002-09-15 17:02:45)(良:1票)
98.モーツァルトの波瀾万丈の生涯を、努力の人サリエリの視点から見事に描いている。いくら努力しても才能ある者には敵わない作曲家の世界。少し長いですがさすがに面白い。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 8点(2016-12-30 11:40:02)
97.演技力は素晴らし。表情、語り、引き込まれるものがあり、天才に対する狂おしい嫉妬が痛々しい程伝わってきた。
だがしかし、見終わった後に心の芯に残るものがあまりなかったので、点数はあまり高くないです。
自分の人生経験浅いのかなぁ・・・
ぬーとんさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-14 02:18:38)
96.『カッコーの巣の上で』での主要5部門受賞により世界的名声を得た
巨匠監督ミロス・フォアマンと、原作&脚色のピーター・シェイファーが
タッグを組み、誕生した「奇跡の映画」です。

個人的には、半世紀に一度生まれるか生まれないかの名作中の名作だと思います。
90本近いアカデミー作品賞のなかでも、際立った出来栄えですね。

演技賞においては、サリエリ役のマーレイ・エイブラハムがオスカーを手にしましたが、
もう一人の主役であるモーツアルト役のトム・ハルスにも受賞してほしいくらいの差し迫った演技力でした。

これを見ずして死んではいけませんよ!
ぶっちちさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-11-29 13:13:24)
95. 映画館で見るべきでした。ただ少し長いな。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-31 22:23:34)
94.きちんと作ってある。言葉が英語なのがちょっと気にくわないけど、
音楽も時代背景もしっかりしててかなり楽しめた。
サリエリのモーツァルトに対する感情は、なんか凄くわかる気がする。
Fukkyさん [DVD(字幕)] 10点(2012-08-25 01:42:30)
93.録画した「ドン・ジョパンニ」に挑戦しようと思って、まず自宅の棚から取り出したのがコレ。眠い目擦って観たけど、不思議なことに中学生の時に観た記憶と全く変わらなかった。新しい発見はなかったけど、あの頃すでに一つ残らずシーンを自分の脳に刷り込ませてしまった自分が恐ろしい。
クロエさん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-28 22:10:31)
92.できれば90分くらいでお願いします。
たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-08 12:23:34)
91.天才は一握りもいない。それを十分に理解する人もそうはいない。後者(理解有る凡人)が前者(天才)と一般大衆との溝、距離を埋めると、世の中は良くなるのではないか、と感じる。凡人が妬み、嫉みを顕わにし、分不相応な欲望に渇したとき、悲劇となる。
プライベートTTさん [DVD(字幕)] 9点(2011-04-03 21:54:57)
90.誰がサリエリを責めることが出来ようか。天才って、たまーにいるんですよねー。これは文句なしに良くできている。 サリエリに感情移入しすぎてモーツァルトにイライラした。
なこちんさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-20 10:47:06)
89.私もサリエリのように“神は才能を与えてくれないのに優劣を見極める能力だけは与えてくれた”と感じることがある。

サリエリの苦悩が分からない人はさぞ幸せな人だろう。
ナラタージュさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-11-28 16:06:14)
88.バッハを音楽の父にたとえるならモーツァルトは兄よ!という妻に勧められて鑑賞。印象に残る高笑いと共になるほど賑やかな音楽のお兄さんぶりを発揮する彼の姿を見ることができました。周囲の風評や家族の生活を省みず、自らの才能に絶対の自信と確信を持つ紛れもない天才を描く姿勢は一貫しており、政治的駆け引きに長ける凡才サリエリとの対比が実に鮮やかで安心して鑑賞できるこれぞアカデミー賞といった映画です。クラシック音楽が好きで、モーツァルトという人物に関心のある方なら存分に当時の世界を味わいながら曲に耳を傾けることができると思うのですが、いかんせん自分はロック育ちのため、散りばめられた天才の曲たちにさほど動かされることなく3時間を過ごしてしまいました。天才の馬鹿笑いに+1点。
さめがいさん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-23 00:11:28)
87.これまで僕は「この映画が大好きだ」と周りの人に公言してきた。ただ今回この作品を「午前十時の映画祭」で見て、自分のその考えが間違っている事に気付いた。いや、アマデウスが好きという事に変わりはない。ただ「DVD」、「ブルーレイ」という媒体だけでそう判断してた自分が悔しいし、その程度で満足してた自分に苛立ちを覚えたりもした。映画館の大スクリーンと音響設備の前ではいくらあの「ブルーレイ」と「5.1chスピーカー」が束になってかかってもその足元には全く及ばない。やはり映画は映画館で見てやっと100%の面白さが伝わるという事を改めて実感できた。
関白宣言さん [映画館(字幕)] 10点(2010-11-19 00:39:18)
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【点数情報】

Review人数 143人
平均点数 8.26点
000.00%
121.40%
210.70%
300.00%
410.70%
532.10%
6149.79%
71812.59%
82920.28%
93423.78%
104128.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.90点 Review10人
2 ストーリー評価 8.61点 Review13人
3 鑑賞後の後味 8.08点 Review12人
4 音楽評価 9.66点 Review15人
5 感泣評価 7.87点 Review8人
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