鳩の翼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鳩の翼

[ハトノツバサ]
The Wings of the Dove
1997年上映時間:101分
平均点:6.08 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-12-12)
ドラマロマンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2019-07-27)【Olias】さん
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監督イアン・ソフトリー
キャストヘレナ・ボナム=カーター(女優)ケイト・クロイ
ライナス・ローチ(男優)マートン
アリソン・エリオット〔1970年生〕(女優)ミリー
シャーロット・ランプリング(女優)モード伯母
エリザベス・マクガヴァン(女優)スーザン
マイケル・ガンボン(男優)ケイトの父 ライオネル・クロイ
原作ヘンリー・ジェイムズ「鳩の翼」(講談社)
脚本ホセイン・アミニ
音楽エド・シェアマー
撮影エドゥアルド・セラ
製作ミラマックス
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
美術ジョン・ビアード[美術](プロダクション・デザイン)
衣装サンディ・パウエル
編集タリク・アンウォー
録音ロビン・オドノヒュー
ドミニク・レスター[録音]
字幕翻訳細川直子
その他エド・シェアマー(指揮)
メリル・ポスター(special thanks)
ポール・ウェブスター〔製作〕(special thanks)
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【クチコミ・感想】

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1
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11.原作を斬新に現代的にアレンジしながらも、肝心のストーリーは決して損なわれずに、見事に映画化されていたと思います。サンディ・パウエルの衣装、エドゥアルド・セラの美しい撮影も見事です。ヘレナ・ボナム=カーターの出演作品のなかでもベストの1つ。「眺めのいい部屋」「ハワーズ・エンド」の情熱的なヒロインも良かったけれど、この映画での彼女は、とても繊細にケイトを演じていたし、一種の女の怖さみたいなもの、微妙な心理表現も的確になされていたと思うのです。モード叔母の抑圧的な支配、階級社会に縛られた彼女の複雑な立場。それらから開放されること、自由への跳躍を、題名の「鳩の翼」は意味しているのだと思います。イギリスでは鳩は「無垢・自由の象徴」だそうです。ミリー役のアリソン・エリオットの天使のような大らかさ、その微笑みも忘れがたい一作でした。
ノブさん 8点(2003-02-01 15:52:04)(良:1票)
10.ヘレナ・ボナム=カーターが再びイタリアへ。 アイヴォリーの「金色の嘘」とよく似ていると思ったら、原作がおなじヘンリー・ジェイムズ。 美しいタイトルとは裏腹のドロドロとした財産絡みの奸計や、アメリカ人の娘といった要素が似ています。 こちらの方がロンドンとともにイタリア・ヴェネチアを舞台としている詩的な世界ではあるので印象はよく、ゴンドラで寄り添う3人も絵画的な美しさ、カーニヴァル(仮面舞踏会)も生かされて、水の都ヴェニスはロマンティックな情緒をたたえ、愛と死の舞台として映画で使われることも多い場所。 ライナス・ローチは優しげで少し優柔不断でもあるマートンにあっていそうですが、ミリー(アリソン・エリオット)は儚げな天使というより彼女の方が小悪魔的なルックスにみえ、ヘレナの暗い眼差しは叔母(シャーロット・ランプリング)から自由を得るため悪女に転じるケイトにあっていても、異国で他の女性と行動を共にするマートンの心身をつなぎとめる女には、彼女の小さな体は少しマイナスのような気がしました。 でも彼女にとってきっと私の代表作と思っているだいじな作品だと思います。 ミリーの「ハメをはずしたいの」の意味を感じとりつつ応じなかったマートンには、悔いもあるのでしょうか。 「鳩の翼があったなら 飛び立っていただろう 永遠の安らぎへ」
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-02 06:59:55)
9.わけがわからなかったです。
あまり好きな題材ではなかったので真剣に見ていなかったから・・
主役のヘレナよりも助演の女優がかわいい。
と思ってたらもしかして「この駅でバスは・・」の人かな??
イタリアの景色を堪能するには贅沢すぎるくらいきれいな映像。
ベニスに行ってみたくなります。
なんのことはない愛憎劇なんですが淡々としてて、眠くなった。
どこかフランス映画みたい。最後の方で面白い映像があったのはいい。

アルメイダさん 2点(2005-02-25 07:15:05)
8.お金がない、身分が違うというので愛する人と結婚することを許されないケイト。それでは、、というので彼に惹かれてるお金持ちだけど死期が迫っているミリーと恋人を接近させ遺産を相続させようと画策するが二人が近づくと心穏やかではいられない、、、なんて危険な大博打かつ苦しい深謀遠慮。
この三角関係は二人を信じている純真なミリー騙すような形なわけで、なんとも大胆で恐ろしいまでに計算高い女心。でもこのケイトが悪女というのではない。なんか切ない。
クリムトの絵、ベニスのロケーションなど優雅なムードとヘレナ、アリソンの雰囲気はマッチしているし、ランプリングも美しい。これもいい映画かもしれない、、という気はするけれどよく分からないというタイプの作品だった。




キリコさん 6点(2004-07-22 13:28:59)
7.愛情と財産を両天秤にかけて策謀するケイトと、天使のような心を持つミリーの組合せは、あまりにも現実離れしているようで馴染めなかった。しかし、この作品の持つ濃い雰囲気には、抗しきれない魅力がある。ラストでベニスを再訪するマートンの姿をどう解釈していいのかわからない。ケイトの陰で、確固たる意思表示をしてこなかった彼がとった唯一の行動がこれだとすると、二人は...。
トバモリーさん 6点(2004-03-30 13:26:18)
6.原作を読んでいないのでなんとも言えませんが、金をまんまと相続してふたりで喜びましたっていう展開のほうが私としてはよかったかな。伯母の屋敷がすごく好みです。音楽も好みです。
YUさん 6点(2004-01-07 02:23:53)
5.うーん・・・複雑だけど、基本的にこういう男は大嫌い。でもって、女二人もどうなんざんしょ・・・。病気は悲しいけど、だからってこんなのは美しくないと思う。
桃子さん 3点(2003-11-10 19:10:50)
4.うーん、駄目だごめんなさい。
セクシーさん 0点(2003-11-02 02:09:34)
3.純愛映画・・・と見せかけといてどんどんドロドロ愛憎劇になっていく。結構これはこれで面白い。現実にいそうなタイプのケイトとマンガかよってほど純粋で情熱的なミリー。このコントラストが絶妙だった。ケイト役の女優は顔と声のギャップがかなりある。ビックリしたよ。
C-14219さん 7点(2003-01-21 16:42:46)
2.アリソンエリオット目的で見、そしてヘレナポナムカーターを恨んでしまった作品。しかし一番かわいそうだったのはヘナム自身だったのだろうか?
K造さん 7点(2002-07-05 17:32:42)
1.ヘレナボナムカーターの演技がすばらしい。人間の言葉にはならない普遍的な感情がきめ細かく描かれている。
danさん 10点(2002-04-22 17:12:38)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.08点
017.69%
100.00%
217.69%
317.69%
400.00%
500.00%
6323.08%
7323.08%
8215.38%
917.69%
1017.69%

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
主演女優賞ヘレナ・ボナム=カーター候補(ノミネート) 
撮影賞エドゥアルド・セラ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞サンディ・パウエル候補(ノミネート) 
脚色賞ホセイン・アミニ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1997年 55回
主演女優賞(ドラマ部門)ヘレナ・ボナム=カーター候補(ノミネート) 

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