明日は来らずのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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明日は来らず

[アスハキタラズ]
MAKE WAY FOR TOMORROW
1937年上映時間:92分
平均点:6.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-12-25)【おばちゃん】さん
タイトル情報更新(2024-05-28)【にじばぶ】さん
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監督レオ・マッケリー
キャストボーラ・ボンディ(女優)
トーマス・ミッチェル[1892年・男優](男優)
フェイ・ベインター(女優)
ポーター・ホール(男優)
原作レオ・ロビン〔作詞〕(ノンクレジット)
脚本ヴィナ・デルマー
音楽ジョージ・アンセイル
ヴィクター・ヤング
撮影ウィリアム・C・メラー
製作レオ・マッケリー
パラマウント・ピクチャーズ
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ゴードン・ジェニングス(特殊撮影効果)
美術ハンス・ドライヤー(美術監督)
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【クチコミ・感想】

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3.東京物語の元ネタということで見てみましたが、基本的なプロットが似ているだけでほぼ別物という感じですね。やはり東京物語に比べると当時のアメリカの事情に疎いこともあってか感情移入することが難しく他人事のように眺めることしかできませんでした。親子関係より夫婦の愛を強調したような内容なのは日米の文化の違いですね。そのためか親を受け入れる子も含めた複数の視点からではなく老夫婦の世界が物語の中心になっているのも共感しにくいところです。古きものが去るというテーマにおいても戦争を経験し高度経済成長へと向かう時代を舞台にした東京物語と比べると狭い世界を描いただけのスケールの小さなものと感じてしまいます。姥捨て山のようなエピソードには意外と普遍性があるということを発見できたのは一つの収穫でした。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 4点(2023-08-01 23:07:53)
2.古典的ではあるがルーシーの気持ちが痛いほど伝わってきて正直こんなに心に響くとは思わなかった。この手の話は姑に置き換えたら現実世界でも普通にありそうだし子供の気持ちもの凄い分かる。邪魔扱いされてやりきれないところもあるけどなんかそういうような雰囲気で終わらないのがすんごいよかったです。小津さんがこの映画をモチーフに映画を作ったということらしいんですが確かに昭和中期ぐらいの日本だったら好まれそうな話やなぁ。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-01 11:24:52)
1.小津が「東京物語」の着想をえた作品ではないか、といわれているそうです。私は数年前にBSで見ました。原題と邦題が逆の意味なのが「?」ですが、内容を見た配給会社の人の素直な感想だったのかしら? 私は不謹慎なようですが、「東京物語」はところどころしか見てないので、比較は出来ませんが、親と子の関係性、親の都会見物に子がつれないあたり、確かに似ているところは少しあるように思いました。もっと本気で見比べたら、もっと似ているところも見つかったのかもしれません。音声の聞き取りにくさなどにはさすがに時代を感じましたが、さすが、その後に「めぐり逢い」のような起承転結のうまい作品を撮った監督だけあって、画面の構成や展開などは、とても見やすく面白かったです。まあ小津のような巨匠も完全無比にオリジナルなものを作れるわけではない、という実例ではないかと・・。
おばちゃんさん 7点(2003-12-25 10:49:16)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.60点
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4120.00%
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6120.00%
7240.00%
800.00%
9120.00%
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