白夜(1971)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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白夜(1971)

[ビャクヤ]
Four Nights of a Dreamer
(Quatre nuits d'un rêveur)
1971年上映時間:83分
平均点:6.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1978-02-25)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(2009-11-03)【lcs】さん
タイトル情報更新(2012-10-28)【にじばぶ】さん
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監督ロベール・ブレッソン
原作フョードル・ドストエフスキー『やさしい女・白夜』講談社文芸文庫刊
脚本ロベール・ブレッソン
音楽ミシェル・マーニュ
撮影ピエール・ロム
配給フランス映画社
美術ピエール・シャルボニエ
字幕翻訳寺尾次郎
あらすじ
ある白夜の夜、ポンヌフ橋で、画家志望の若き男が、自殺を図ろうとしている女性と出会う。この女性が自殺をしようとしていた理由は、付き合っている彼氏との不仲が原因だった。そして、男はその女の恋愛相談にのり・・・ロベール・ブレッソンが晩年に放った、男女の色恋話。リアルを追究したブレッソンならではの、果てしなきリアルな結末が観る者を襲う。果たして、その結末とは如何に?!
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【クチコミ・感想】

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1.なんて言うんだろう、針金だけでできているような映画。人物に厚みがない(これ普通はけなすときに使うんだけど、そうじゃないんだ)。現実を慎重に薄~く切った結果なのか。憑かれているものの薄さとも言える。抽象画の友人の忠告に対して、こちらは古城のロマネスクに徹してる。女性を追いかけるのも、なにかに憑かれている感じ。だから全体から見ると消極的な生き方なのだが、その「一筋」に関しては豊かこの上ないわけ。実にぶっきらぼうな唐突性のなかに、あのボサノバの船がゆったりと流れていく豊かさと照合できますか。この人の映画は、針金の鋭さで描き切るのが多いけど、本作ではその針金を通して、豊かでロマネスクなものが匂い立っている。こういう世界も隠し持っていたのか。ドアの開閉のリズムなんかに抑えに抑えた美しさがあって。テープに「マルト」と吹き込んで、バスの中でかけたりして、ほんとなら突き放したくなっちゃう主人公なんだけど、ブレッソンの文脈の中だと、憑かれた崇高さが出てくるから不思議。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2010-09-26 10:11:16)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.80点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
600.00%
7360.00%
8120.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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