妻(1953)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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妻(1953)

[ツマ]
1953年上映時間:96分
平均点:7.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-04-29)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-03-28)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2022-12-12)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男
キャスト上原謙(男優)中川十一
高峰三枝子(女優)中川美種子
伊豆肇(男優)松山浩久
中北千枝子(女優)松山栄子
三國連太郎(男優)谷村忠
新珠三千代(女優)新村良美
坪内美子(女優)新村妙子
本間文子(女優)鬼頭の妻
谷晃(男優)鬼頭
石黒達也(男優)美穂子の叔父
清水将夫(男優)
高杉早苗(女優)桜井節子
塩沢登代路(女優)
馬野都留子(女優)栄子の母
原作林芙美子「茶色の目」
脚本井手俊郎
音楽斎藤一郎
撮影玉井正夫
製作藤本真澄
東宝
配給東宝
美術中古智
編集大井英史
録音三上長七郎
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
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【クチコミ・感想】

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3.夫婦の倦怠を描いた『めし』『夫婦』に続くこの『妻』は前のニ作以上に救いの無いところまで夫婦の溝が深まっている。冒頭の心情の語りで惰性の夫婦を暴露した二人は結婚十年目。お互いが現状に不満を抱きながらもけして自ら打破しようとはしない。二人ともこの憂鬱な現状の責任は相手にあると確信しているのである。そこに夫婦というカタチが壊れていこうとするきっかけとなる事が起こる。夫が動いたわけなのですが、打破するために動いたのではなく逃げただけ。そこで妻も動くがこれまた現状打破のためではなく己の保身に動いただけ。結果、夫婦というカタチだけが残って夫婦たる機能は崩壊する。「妻」とはいったいなんなのか。夫婦というシステムの中の一端であることは間違いない。この映画はそのシステムの中に組み込まれることだけに安住してしまった女の悲劇を描いている。自ら悲劇を助長していることに気づかない女が痛々しい。そして相変わらず成瀬映画の男は情けなく、その情けなさがリアルすぎて見てらんない。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-07 14:50:19)
2.妻としては、愛人を作って自分だけ幸せになる夫が許せないし、別れる訳にはいかないという気持ちですか。しかし、夫にしてみれば、せんべいをボリボリ食べる色気のない女より、けな気に息子を育てながら、仕事も趣味も一生懸命で気配りもする女に、つい気持ちが行くのが、人情というものなんですよね。ごたごたはあっても、法的には妻が有利(?)であるから、まあ、収まるところに落ち着くのかなあ。三國連太郎が良い味出してます。結婚って、何なんですかね。今更ながら考えてしまいます。
パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-14 23:22:28)
1.まず冒頭の”心の声”をそのまま台詞にしてしまうところが凄い。この一連のシーンで「この夫婦はお互いにあまり上手くいっていないんだな」ということが分かります。後半は前半と打って変わってかなりシリアス、シビアな展開の中にも三國連太郎の飄々とした役柄が和やかな雰囲気を漂わせてくれました。夫婦関係って何だろう?と考えさせられるラストも良いです。
かんたーたさん 8点(2004-04-01 18:12:58)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.20点
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