72.これは面白いです。謎解き(?)に大活躍する弁護士(実は役者)役の青年が後にトヨエツになるとは・・・。 【ばたあし】さん 9点(2003-12-24 16:43:20) |
71.こりゃあ面白い。いかに日本人が議論下手とは言え、議論どころか学級会にすらなっていない前半部分は「いいかげんにしろよ(怒)」状態で観ていましたが、後半、見事にひきこまれます。最後のオチもきっちり本歌取りになっており、脚本の巧みさに唸らされます。本家ハリウッド版をこよなく愛する私としては、今まで観ず嫌いだったことを、猛省いたしました。 【poppo】さん 9点(2003-12-24 11:42:28) |
【虎尾】さん 6点(2003-12-13 00:55:13) |
69.《ネタバレ》 これはかなり面白いです。まづは、「十二人の怒れる男」と同じように投票するが、全員一致で無罪!ここは先に「十二人の怒れる男」を見ていないと笑えないところ。その後唯一人が有罪へ。この時点で、この男がヘンリー・フォンダだと誰もが思うはず。しかしオリジナルと有罪無罪を入れ替えただけの駄作を匂わせておいて、後半実はヘンリー・フォンダはトヨエツだったという展開へ。彼の弁論には非常に説得力があり安心感がある。これは弁護士という肩書きに、見ている我々が安心感を持って見ているからである。肩書き重視の日本人気質を十二人だけでなく観客までも巻き込んで皮肉ってくれる。が、嫌な気はしない。「実は俳優」御見事! 【R&A】さん 8点(2003-12-09 11:53:51) (良:1票) |
【STYX21】さん 6点(2003-12-04 22:54:06) |
67.面白い。でも初演の舞台のほうが面白かっただろうとは思う。でももう見れない。それだけが残念でしょうがない。 三谷幸喜の天才ぶりが惜しみなく発揮されている脚本。 【コダマ】さん 9点(2003-12-03 23:27:43) |
66.相島一之の「話し合いましょ♪」って台詞が耳から離れません(笑)。”だよ~んのおじさん”根多とか、そういう小技に凝る三谷脚本がとても好きです。「十二人の怒れる男」とは逆に有罪にしたがる男の、悲しい人生がホロッとさせます。梶原善のヤクザモンも好かったけれど、彼が私よりずっと若いとは思いませんでした(笑)。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-30 22:12:05) |
65.《ネタバレ》 本作品は傑作『十二人の怒れる男』のパロディであることは今更言うまでもないが、巧みな日本人論になっている点が面白い。少々小ネタに頼りすぎている点はマイナス要素だが、基本プロットが「優柔不断」で「権威に弱く」「情にもろく」そして「責任をとりたがらない」日本人の本質によって転がっていく。三谷が尊敬してやまないB・ワイルダーにも迫る、シビアな視点を笑いで包んだ傑作。もちろん、中原俊の演出も巧みで素晴らしい。 【恭人】さん 9点(2003-11-29 20:08:55) |
64.うーん。確かに話の流れ,テンポはいいんだけど。あまりにわざとらしい台詞、演技が多く,僕はあまり面白いとは思いませんでした。 【俺は直角】さん 6点(2003-11-27 01:48:59) |
63.単なるパロディではない。原作に日本人気質をふんだんに盛り込んだ良質の日本バージョンである。原作と違い老若男女が出ているので、見る人、誰もが誰かに感情移入できるのも三谷幸喜の計算であろうか。しかし、喫茶店の出前にヤクルト(しかもいっちゃんちっちゃいやつ)があるとは・・・。では最後に『有罪』 |
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62.狭いハコの中だけですすむストーリーはいかにも三谷です。この映画、おもしろいと思います。盛り上がりにはかけますが。 |
61.パッケージがつまらなそうだったので、期待しないで見てみるとビックリ!やはり三谷幸喜が書いているので面白い。場面が全然変わらずひとつの場所でやってるので、演劇でもいいんじゃないのか? |
60.初めて見たのは小学生だったと思うけど、その後も何故か冬休みになると深夜に放映してたきがする。やー面白いね。この映画出た人達ってほぼ全員、後にゴールデンやNHKのドラマで見かけることになった。演技力活かせてるってことなのかなぁ。役的に1番好きなのはヒゲのおっさん。だよーんじゃない方の。 【らいぜん】さん 8点(2003-11-02 01:09:57) |
【ノマド】さん 8点(2003-11-01 12:43:46) |
58.三谷幸喜脚本って感じはすごくする。ラヂオの時間にしてもそうだし、古畑任三郎とか王様のレストランみたいなドラマでもそう。あまり場面が変わらない。まあ、面白きゃなんでもいいけど。 【ブン】さん 6点(2003-10-28 19:42:23) |
57.予算は浮いただろうな!映画はアイデアだけでこれだけ面白くすることができると証明している映画だ。 【花守湖】さん 8点(2003-10-15 02:43:34) |
56.せまい会議室だけで見せたのは凄い。馬鹿馬鹿しさ満載だね。 |
55. これ何回も観たんです.「っもう、日本の笑い、日本のおじさん、日本のおばさん、」って連呼しながら.林美智子さん、二瓶鮫一さん、塩見三省さん、怖いくらい巧いですね.豊川悦司はすごい芸達者たちに囲まれて、科白廻しなどしごかれたらしいです.この映画は三谷氏らしい緻密な脚本と人物描写が抜きん出ているので、“怒れる~”とは別物としたいです.でも「ジンジャーエール」って・・・. 【シャリファ】さん 8点(2003-09-29 21:47:27) |
54.舞台さながらの密室性と12人の個性的な人々が実にユニークです。三谷らしさがテンコ盛りで、三谷物の中でもかなりの面白い作品です。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2003-09-07 13:46:57) |
53.敢えて断言。「12人の優しい日本人」は、「12人の怒れる男」よりも断然面白い!。。。ふぅ、言ってしまった。はっきり言って推理劇タッチの「怒れる男」は僕のようなアンチミステリー派にとって、あまりにも真実を一元化しすぎているし、社会派を標榜する割りには陪審員制度の問題点を真の意味で論うことなく、居丈高な民主主義の価値観や義務感によって自ら正義を負う者として規定し、皆が一つの真実を追うことに固執すること、そのことを美化しすぎているように思える。本当の真実とはこうなんだ! こうあるべきなんだ!ってね。また、登場人物たちにはそれぞれのナラティブがあり、それは当然一つに集約すべきものではないのだ。すべての思惑が一つの真実を指し示すなんてあまりにも予定調和すぎる。所詮、おめぇたちは一般市民じゃねぇのかよ。。。などと陪審員制度自体に馴染みがない僕なんかは「怒れる男」を観た時に素直にそう思ったものです。それに比べ、この「優しい日本人」は実に「いい」加減で、最期まで正義に固執しない姿勢がとても晴れやかだし、陪審員制度が日本人に合わないことを明確に主張しているように思える。なおかつ人間描写が多分にデフォルメされてはいるけどとにかく面白い。「怒れる男」のパロディ映画としても秀逸だと思うが、これは本編に対する一種のアンチテーゼでもある。所詮、人に人は裁けないと思うよ。僕は怒れる男であるより、優しい日本人でありたいと思うけどなぁ。「真実の行方」って映画があったけど、あの映画のラストシーンを「怒れる男」に対比してみると面白いかも。 【onomichi】さん 9点(2003-09-06 17:05:08) (良:5票) |