悪人のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ア行
 > 悪人の口コミ・評価
 > 悪人の口コミ・評価 2ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

悪人

[アクニン]
2010年上映時間:139分
平均点:6.24 / 10(Review 135人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-09-11)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリーロマンス小説の映画化ネットもの
新規登録(2010-07-23)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2016-09-17)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督李相日
キャスト妻夫木聡(男優)清水祐一
深津絵里(女優)馬込光代
岡田将生(男優)増尾圭吾
満島ひかり(女優)石橋佳乃
樹木希林(女優)清水房江
柄本明(男優)石橋佳男
井川比佐志(男優)清水勝治
松尾スズキ(男優)堤下
塩見三省(男優)佐野刑事
池内万作(男優)久保刑事
光石研(男優)矢島憲夫
余貴美子(女優)清水依子
宮崎美子(女優)石橋里子
永山絢斗(男優)鶴田公紀
韓英恵(女優)谷元沙里
山田キヌヲ(女優)馬込珠代
モロ師岡(男優)バスの運転手
でんでん(男優)タクシーの運転手
河原さぶ(男優)
山中崇(男優)
広岡由里子(女優)
原作吉田修一「悪人」(朝日文庫刊)
脚本吉田修一
李相日
音楽久石譲
作詞加藤ミリヤ「Aitai」
作曲久石譲「Your Story」
加藤ミリヤ「Aitai」
編曲久石譲「Your Story」
主題歌福原美穂「Your Story」(Sony Music Records)
挿入曲加藤ミリヤ「Aitai」
撮影笠松則通
大塚亮(Bカメラ)
製作島谷能成
東宝(「悪人」製作委員会)
電通(「悪人」製作委員会)
朝日新聞社(「悪人」製作委員会)
ホリプロ(「悪人」製作委員会)
山内章弘(「悪人」製作委員会)
プロデューサー川村元気
市川南〔製作〕(エグゼクティブプロデューサー)
制作東宝(制作プロダクション 東宝映像制作部)
配給東宝
美術杉本亮
種田陽平(美術監督)
衣装小川久美子(衣裳デザイン)
ヘアメイク豊川京子
編集今井剛
録音白取貢
その他東京現像所(協力)
あらすじ
物語は長崎に住んでいる、素朴な青年とさがに住んで居る女性、偶然に?必然的に、携帯のメールで知り合ったところから始まります。かれはかのじょにであうまえに、大きな秘密がありました、そのことがあるが故に2人に関係は奈落の底へ、暗闇で愛が生まれます。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(6点検索)】[全部]

別のページへ(6点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
16.《ネタバレ》  先日「罪と罰」を観賞したせいか、なんとなく下敷きにしているような作品に思えてなりませんでした。
 私は俳優さんについてよく知らないせいか、始めに殺された女性は最後まで演じきるのかと思いました。
 妻夫木聡は今までのイメージから全く変わっていて「ああ、これが俳優さんなんだな」って勝手に高評価してしましまた。
 しかし、気になるのは、男女の出会いが、出会い系サイトとナンパ。あまりにもチープすぎる。
 モントリオール映画祭で深津絵里が賞を取ったそうですが、主役が妻夫木から深津へ変わっているのも気になります。
 深津演じる女性が寂しさからセックスをきっかけに男を守っていく過程も、こういう作品があるから、一般の男性は勘違いして、違う方向でロマンティストになるのだと思います。
 少々批判的な言葉が並んでしまいましたが、う~ん…、でもやっぱり来年には忘れてしまいそうな映画です。
 6点はおまけです。
クロエさん [地上波(邦画)] 6点(2011-11-10 04:30:50)
15.《ネタバレ》 普通の展開過ぎて逆にびっくりした。ラストに何かあるんだろうな、と思っていたのですが、何にも無くて。強いて言えば妻夫木の首絞めか。あれは色々な解釈が出来るんだけど、それが最後の一捻りというのは味気ない気もする。まあでもこの手のストーリーは意外と時を忘れて見れちゃうんですよね。
nyさん [DVD(邦画)] 6点(2011-10-24 15:25:34)
14.《ネタバレ》 ひとつの殺人事件に関係した人たちを均等に深く描く。老舗旅館のバカ息子を除き、ほぼ全員に同情できる。本作の殺人犯は間違いは起こしているけど、私の尺度では悪人とは呼びません。では、「悪人」というタイトルの意図するところは何だろう? 世間一般に「悪人」と呼ばれる人がいても、それは正しい呼称なのかという疑問。ひいては、真の「悪人」なんて滅多にいないんじゃないかというメッセージ。もちろんそれは言い過ぎで、この映画に登場しなかっただけのこと。ただ、本作を見た後では報道やワイドショーが見せる犯罪者の素性の頼りなさに思い至る。振り返ると、「悪人」というタイトルが付いていなければ、悪人が悪人たるゆえんについて考えることはない映画でした。登場人物たちの思惑が乱れ飛びタイトルに集約されて、テーマを疑問形として投げ返す。製作側の思索に感心しました。ちなみに、健康商法をやっていた奴らだけは紛れもない悪人でしょう。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-16 22:05:37)(良:3票)
13.《ネタバレ》 クズな人間を描かせたら日本一の吉田修一。役者は大変だと思います。頑張ってはいたけどやはり映像では吉田修一の世界を表現するには限界があるかなと。原作では冒頭の女3人の人間関係の描写が秀逸で、そこでイッキに引き込まれるのですが、映画ではそれがサラリと流され、まあ映画化ってこんなもんだろうな。という気持ちにさせられ、それが最後まで続くという感じ。原作では被害者家族への世間からのバッシングがあったのですが、それが全くないのはなぜ?ネットで正義を声高に叫ぶ一般人も悪人になる可能性があるというのは重要な部分だと思いますが。よかったシーンは紳士服屋を素通りするところかかな。あの現実と非現実の対比は映像ならではだなと思いました。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-28 03:02:52)
12.うーん。まあまあ興味を持って最後まで観れたかなって感じの映画でした。時代に疎い私には現実感を感じられないのですが、きっと現実に起こっても不思議ではない話なのでしょう。どの役者の演技も見事で重厚感のある映画に仕上がっていると思います。
ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-21 19:34:36)
11.《ネタバレ》 佳作。驚くような展開の脚本ではないが、役者の演技で魅せる。【ネタバレ注意】最後のシーンは、祐一が自分を待たないようにわざと悪人を演じたんだと思うが、どうだろう。一度は自首しようとしていたところを、光代がやめさせたのだし。やや長尺な中に、樹木希林がセールスに騙される話が必要だったのかわからない。
mohnoさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-10 20:29:32)
10.《ネタバレ》 小説で上下巻ある話を、むりやり映画にまとめてしまうとこうなってしまうんですね。というもったいない感がある映画です。小説の中では味わいのあるシーンも、その複線がカットされているために、小説を見ていない人には何のためのシーンかわからないところがたくさんあります。きっと、小説を読んでいる人とそうでない人では面白く感じる度合いに差が出てしまうでしょう。全体通すと、母親、合コン男、殺されちゃう女性、詐欺師の人たちなど、いろいろなタイプの「悪人」が出てくるのですが、社会の中では、心優しい主人公だけが「悪人」にされてしまう非常にメッセージ性の高いストーリーだと思いました。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 16:52:32)
9.《ネタバレ》 柄本明の言葉が心に残りました。
osamuraiさん [DVD(邦画)] 6点(2011-04-10 19:37:10)
8.《ネタバレ》 なんでもかんでもテンコ盛りで商業主義みたいな映画は嫌だ!って思いつつも、この映画のようにそこそこ長い上映時間で、丁寧につくられた作品で、演者もしっかりしてはいるけれど、やっぱりもう少し展開が欲しい!って思っちゃうんですよね。最後はそれなりにヒネリがありましたが、逆にここにきてソレかい!?とも思いましたし。どのシーンとっても、それぞれの心情がよく出てて素晴らしいんですが。簡単な逃避行をヨシとしない小市民からしたら、ちょっと受け付けない設定だったのかもしれません。
ろにまささん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-13 13:54:08)(良:1票)
7.《ネタバレ》 原作は読んでますのでそれを踏まえて。

前半の展開がとても早かった。えっ、もう?
そう感じた人は私以外にも多くいたはず。

全体がゆったりとした撮り方だったので
尺を考えるとそうせざる負えなかったと思う。
(それでも2時間20分もある。)

しかし、それを差し置いても原作の雰囲気を
失うことなく表現できていたと思います。

私自身、祐一の気持ちは凄くよくわかります。

純粋に誰かを愛したい。本当に。

『もっと早く光代と出会ってたら・・・・』

このセリフ。とてもやりきれない思いになります。

確かに祐一は“悪人”です。

ただ、神様も意地悪です。

祐一も光代も今まで誰かを“本気”で愛した事がなかった。
いや、むしろそんな人に今までめぐり合えた事がなかった。
そんな者同士がやっとめぐり合えたのに、突き放す。
本当に救われません。

彼らが流した涙は本当に切なく、胸が痛くなります。

私も本当に大切な人。その人の喜ぶ姿を見て、自分も嬉しくなる・・・
そんな人に巡り合いたいです。




ナラタージュさん [DVD(邦画)] 6点(2011-03-08 00:07:56)
6.原作未読です。
この映画が一番の悪人はだれか?を問うていることは間違いありません。
佳乃にいらっとして、車から放り出そうとする増尾への共感、自分を見下そうとする佳乃にカッとする祐一への共感、被害者の父が増尾へスパナを振り上げた際に感じた共感、恋愛至上主義が蔓延している現代において、それらしき相手に出会えずに負け組感を抱いている光代への共感、色々な立場への共感、いらだちを感じ、世間が悪い、犯罪に手を染めた人間が悪いという単純さを受け付けない映画でした。
出会い系で知り合った関係の男を運命の出会いと思いこみたい深津演じる光代と、出会い系で出会った男を利用していたことから目をそむけ、怒りを娘の純真を踏みにじった?増尾にぶつけていく柄本明演じる佳男、何を考えているのか全く分からない妻夫木演じる祐一がそれぞれ光っている佳作です。
ただ、何しろ後味が悪いので、見応えはあるけど爽快感はないですね。
なつこさん [映画館(邦画)] 6点(2010-11-09 01:25:39)
5.派手さはありませんが、なかなかの秀作だと思います。舞台が九州なので、とても身近に感じました。妻夫木くんの、悪人役は、観る前は不安でしたが、観た後は、妻夫木くんにも賞をあげたいと思うくらい、好演だったと思います。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 6点(2010-10-24 18:27:53)
4.《ネタバレ》 原作が、寝食を忘れるほど一気に読了する面白さだったのと、妻夫っ木ぃの演技が見たくて、映画館へ。
が、私には重要だと思われる原作のセリフや登場人物が、大幅にカットされていたことにとっても疑問。これじゃまるで妻夫っ木ぃ演じる祐一が、本当の悪人みたい!!と思うほどの省略だった。原作者が脚本に携わったとは思えない・・。けど、あのボリュームの話を2時間程度の映画に収めるとなると、こんなものなのか???
だったらドラマにすれば良かったのに~!?!
しかし、これが悪い点ばかりでもない!
妻夫っ木ぃは監督の指示通り、元来のキラキラした瞳の光を消し(←すごい!)、見事祐一になっていたし、もっと見応えあるのが、さすがモントリオールで女優賞を受賞しただけあって、驚くほど演技がうまかった深津さん☆おかげで、原作では見つけられなかった「一筋の光」が、二人の演技と美しい映像によって、暗い中にも「一筋の光」が見つけられて本当に良かった。
ということで私なりの結論は、前半は原作の方が登場人物をとりまく詳細がうまく書かれていて面白い。が、映画の方がラストの灯台のシーン・・・捕まる際、手を握ろうとするシーン&目隠しして灯台にあがる回想シーン)が圧倒的に美しく、滅入るくらい暗い映画だけど、少ーしだけど光もあって、気持ちが軽くなったので良かった。
補足1:なぜイカの目から、回想シーンに映像が切り替わったのかが、とてもナゾw
補足2:満島ひかり、とくにお化けの時!がいい!
フィットピッポ4さん [映画館(邦画)] 6点(2010-09-26 11:25:27)
3.《ネタバレ》 各役者とも決して動の演技が少ないわけではないにもかかわらず、表情芝居のショットが多い。ために、キャラクターへの心理的同化の効果は高いだろう。
(久石譲の雄弁な劇伴も相変わらずだ。)

雨の事件現場、傘の中で柄本明に無言で応える満島ひかりの表情の切り返しショット、続いて真上からの俯瞰ショットを繋げた喪失感の演出などをはじめ、確かに随所で達者な表情が引き出されている。

けれどよりエモーションを掻き立てられるのは、遺体安置所の廊下で支えあう夫婦のシルエットや、バスにお辞儀する樹木希林の背中であったり、湯によって温まる足指や、引き離される手と手といった部位による芝居だ。

あるいは・夜・曇天・風雨が主体の撮影のなかで、フロントガラスを流れる雨垂れを通して滲んだ不鮮明な表情や、灯台のシーンで夕闇の黒の中に消え入りそうになりながら強風の中を駆け上がる深津絵里の俯瞰ショット。つまりは見えない表情の喚起力である。
そしてその夜間においても見事な情景撮影は、凍えるような外気温と、二人の体温をも確り伝えている。

灯台に迫る警官隊のライトの列は、伊藤大輔の御用提灯を想起させるような粋な趣向だった。

ユーカラさん [映画館(邦画)] 6点(2010-09-20 22:04:23)
2.《ネタバレ》 一言で言うと演歌です。
いわゆる悲恋物の定番なストーリーですが、加害者、被害者の家族のエピソードを
絡めることでちょっと奥行きを出してみた感じでしょうか。
殺された佳乃は観客に祐一に対する同情を抱かせるために電波系に描かれていますが、
被害者側の家族を描くことによって、単純に祐一に感情移入させないようにうまくバランスは取れています。これがこの映画が奥が深いように見せかけている仕掛けでもあるのですが・・・。
しかし、父:江本明、母:宮崎美子の家庭に育った娘としてはギャップがありすぎて逆に不自然に思えてしまった。
役者の演技が総じてレベルが高いので深い内容があるような錯覚に陥りますが、
結局のところ、寂しい男と寂しい女の傷の舐めあいと逃避行という定番の域からは抜けていない印象。これで最終的に心中で終わったら、ある意味完璧でした。
まあ、逆にあまりにド定番なストーリーなので日本人の心情にはよくマッチするんでしょう。ということでド演歌の世界です。

おなやさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2010-09-18 10:47:07)
1.役者は皆、素晴らしい。どの登場人物にも閉塞感があり、とても切ない、ここぞと言う時にグッとくる演技をしてくれるので、間のびせず没頭させてくれるなかなかの作品だ。
しかし話に新しさは無く、演出はきわめてオーソドックス、原作の制約か監督の器量か後述するが予告編の悪影響か、それらの要素がこの作品を名作に押し上げるのを大きく妨げたちょっと残念な出来。
こういう話に起伏の少ない映画は印象的なシーンや大事な所での役者のいい顔がとても記憶に残るのが良い作りと思えるのだが、以前に見た予告編にほぼ出ているというのはどういう事?この予告編を作った人の罪は重い、映画を選ぶ材料として劇場やネットでの予告編を参考にするわけだが、この映画に関して予告編が最悪のネタバレになっているのに気付かないのか製作や宣伝サイドに呆れる、予告編が映画の評価を下げた悪例となった。
カーヴさん [映画館(邦画)] 6点(2010-09-17 09:52:22)
別のページへ(6点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 135人
平均点数 6.24点
010.74%
100.00%
221.48%
364.44%
485.93%
52417.78%
63626.67%
72216.30%
82820.74%
953.70%
1032.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.33点 Review12人
2 ストーリー評価 6.47点 Review17人
3 鑑賞後の後味 6.06点 Review16人
4 音楽評価 6.15点 Review13人
5 感泣評価 6.28点 Review14人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS