14.5分くらい観て、これは面白くなりそうと思える映画。 実際最後まで眠くなること無く一気に見れる。 実話に基づいたらしいが、設定ストーリーなどが良かった。 ちょっとモヤモヤしたのは辞めた理由。 現実の方で映画にできないようなことがあったのだろうか? そこの部分が説明不足と感じた。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-11-19 02:10:20) |
13.《ネタバレ》 ずっと笑いっぱなしで観ていたのに、最後にフィリップが見せたなんともなんとも表現しがたいプチ泣き笑いに思わず貰い泣き。 そのままピアノの心地良い響きとともに気づいたら嗚咽が出るほど泣いていた。 また私の大好きな「悪人の出てこない映画」にあたったようで嬉しい。 でもフィリップの堪忍袋の広さには「本当に実話か?」と首をひねった。 ドリスの最初の頃の一貫した粗野な振る舞いによくぞ我慢できたなと驚く。 こういう人は往々にして頑強で偏屈で少しのミスも許せなくてイライラするタイプかと思っていたから(案の定最後の方ではそういう態度になってたし) 個人的にはドリスがもっとクラシックやオペラにハマったシーンを見たかった。 【りんす】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2015-10-19 12:15:39) |
12.社会からのドロップアウト組ともいえる立場に甘んじてた、資質の違う者同士が出会って、ぶつかり合って、友情で結ばれて人生のリングに再度躍り出るお話。事前情報で想像はできたもののやっぱり良い題材だし、画の取り方やBGMのセレクトなど、演出もまたセンス良し。無作法でも情に厚いチンピラと偏屈でも知的なロマンチストという取り合わせはありきたりだけど全体的に良かった。感動というより感激させてくれた映画でした。多くの方が仰るようにタイトルだけは難があるので、スターウォーズのEP6みたいに後付けで変えてもいいかと。 【役者の魂】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2015-03-16 04:42:18) |
11.《ネタバレ》 自称「口が悪いけど、根はいい人」が出てくる映画とばっかり思っていました。その実、単に無神経なだけってヤツです。しかしドリスの生活の有様が丁寧に描かれているので、悪いことが起こる気がまるでしない。いい子なんだもん、前科はあるけどね。だから、心安らかに観ることができました。「彼は、わたしのに同情しない」。ドリスの差し手はトリッキーなのですが、堺雅人風の受け口の笑顔がチャーミングなフィリップの上品さがそれを受け倒してできた物語だと思います。よかった。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-01 00:19:23) |
10. 観ていてとても心地いい映画だった。なにもかもが丁度良い。撮り方も、演出も音楽も全てが。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-31 19:50:45) |
9.実話ベースは美談になりがちなので好まないのですが、まったくのフィクションとしても面白い映画でした。セリフを含めた脚本も凄く良かった。白人の大富豪と貧民の黒人という組み合わせで、しかも障害を取り扱うなんて、アメリカ映画には出来にくい作風、フランスだから出来たかもしれませんね。リメイクの話も有るようですが、一発目で扱うには誤解が伴う題材です。国・街・家庭・人によって【常識】は様々。その相性が合うと、お互い刺激になり成長を促してくれる。この二人は常識の相性が良かったんでしょう。見ていて小気味好かったです。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2014-05-06 20:06:57) |
8.「面白い」と単純明快な一言で表現できる素晴らしい娯楽作品。物語進行に深みはさほど無いし、難解な主題があるわけでもない。 健常者と障がい者の間の深い溝を埋めるのは同情という安っぽく高圧的な感情ではなく、共感という基礎的な心持ちから始まるのかもしれないと本質的だが忘れがちな事実をこの映画で再確認出来た。 【鈴木】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-02-05 23:44:52) |
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7.介護現場の生々しさが描かれていない事に目くじらをたてる作品ではないと思えます。心遣いと同情の違いを見せつけられた本作。教養を笑い飛ばし、ギクッとさせられる物言いのドリスが醸し出すカラリとした不思議な味わいが心地良く印象深い。最強ぶりが眩しい二人でした。 |
6.最強のふたりという邦題が残念。映画そのものが良いだけに残念、タイトルだけでアクションを起想させる。映画の中身は素場らしい、なんだろうね、そんなに押しつけがましい、完動の押しつけも感じられず、粋なことが所々あったり、最期のレストランのセッティングなんかドリスが考えたならうれしいような。観終わって良かったと思える映画でした。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-11 21:26:09) |
5.《ネタバレ》 お互いを尊重し、受け入れられるものは受け入れる、多少の過ちも反省の心があれば許してあげる・・・というような「寛容と受容」という理想がおとぎ話ではなく現実に起こっているという事実こそが、この映画の最大の魅力であると思います。 ただ、この2人の物語に多くの人が心を動かされたということは、逆に現実では中々起こりえないということでもあります。この作品の中でも、ところどころに移民問題が深刻な社会問題となっているフランスの実情も描かれています。 しかしながら、そういった状況の中でも共生は決して不可能ではないのだということを、ユーモアを交えながら伝えてくれるこの映画を私は評価したいです。 【TM】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-06-08 00:23:56) |
4.とてもいい映画です。インパクトには欠けるかもしれないが、映画館には、こういう映画が必要だと思う。平日の昼間とかに、授業や会社をサボってちょっと見たら、映画館出た後にもう少しがんばろうと思いながら出てこられるような。そんな小作品の映画です。 【コダマ】さん [映画館(吹替)] 8点(2013-03-25 00:40:32) |
3.重度の障害で首から下が動かない大富豪と、彼の介護人に指名されたスラムの黒人青年。二人の交流を描いたヒューマンドラマだが、全体的にコメディタッチで、あまり湿っぽくないのが良い。ラストも爽やか。まるでドニー・イェンとジェット・リーでも共演していそうなタイトルだが、なるほどこれは本当に『最強のふたり』だ。拡大公開されたお陰で地元の映画館でも観ることができた。感謝。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-10-03 08:18:20) |
2.《ネタバレ》 まったく異なる、通常ならば接点のない二人の男が織りなす友情物語。よくある設定かなとも思うのですが、きちんと感動させてもらいました。特別大きな事件が起こるでも無く、友情にヒビが入る事も無く、それでも見応えのある傑作だと思います。誕生日のダンスシーンが一番のお気に入りシーンです。良い映画でした。 【光路郎】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-28 03:19:07) |
1.《ネタバレ》 映画、物語の展開は途中必ず?と言っていいほど、主人公、あるいは関係性において うまくいかない事件が起きる、そしてそれを乗り越えて・・というのが起承転結的 だしドラマにもなると思います。 ところがこれはほとんど波風立たず・・といった感じで淡々と進む。 そこがある意味真実に近そうで、こういったこともあるんだなあ、と納得させられます。 なので主人公二人は名演です。 時々、えっ?ここまで言う?ここまでする!というのもありますが、 ドリス君の底に温かいヒューマニズムと人間への信頼があるからと 安心できたのはフィリップさんと私だけではないでしょう。 【AKO】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-20 23:11:03) |