ゴッドファーザーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 コ行
 > ゴッドファーザーの口コミ・評価
 > ゴッドファーザーの口コミ・評価 2ページ目
 > (レビュー・クチコミ)

ゴッドファーザー

[ゴッドファーザー]
The Godfather
(Mario Puzo's The Godfather)
1972年上映時間:175分
平均点:8.55 / 10(Review 500人) (点数分布表示)
公開開始日(1972-07-15)
ドラマシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督フランシス・フォード・コッポラ
演出伊達康将(日本語吹き替え版【ソフト/リストア】)
キャストマーロン・ブランド(男優)ドン・ヴィトー・コルレオーネ
アル・パチーノ(男優)マイケル・コルレオーネ
ジェームズ・カーン(男優)サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ
ジョン・カザール(男優)フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ
ダイアン・キートン(女優)ケイ・アダムス・コルレオーネ
ロバート・デュヴァル(男優)トム・ヘイゲン
リチャード・カステラーノ(男優)クレメンザ
タリア・シャイア(女優)コンスタンツァ ・'コニー'・コルレオーネ・リッツィ
スターリング・ヘイドン(男優)汚職警察署長マクラスキー
ジョン・マーレイ〔男優・1907年生〕(男優)ジャック・ウォルツ
リチャード・コンテ(男優)ドン・エミリオ・バルジーニ
アル・レッティエリ(男優)ソロッツォ
フランコ・チッティ(男優)カーロ
レニー・モンタナ(男優)ルカ・ブラージ
カーマイン・コッポラ(男優)モンタージュ場面のピアノ奏者(ノンクレジット)
ジョー・スピネル(男優)ウィリー・チッチ(ノンクレジット)
ソフィア・コッポラ(女優)マイケル・フランシス・リッツィ(ノンクレジット)
ジャン=カルロ・コッポラ(男優)洗礼観察者(ノンクレジット)
ジョン・マルティーノ(男優)ポーリー・ガットー
シモネッタ・ステファネッリ(女優)アポロニア・ヴィテリ
アレックス・ロッコ(男優)モー・グリーン
ルディ・ボンド(男優)オッテリオ・クネオ
エイブ・ヴィゴダ(男優)サル・テッシオ
ジャンニ・ルッソ(男優)カルロ・リッツィ
アンジェロ・インファンティ(男優)ファブリツィオ
トニー・ジョルジオ(男優)ブルーノ・タッタリア
ビクター・レンディナ(男優)フィリップ・タッタリア
リチャード・ブライト(男優)アル・ネリ
ヴィトー・スコッティ(男優)ナゾリーネ
麦人ドン・ヴィトー・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
山路和弘マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
森川智之マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【リストア】)
谷口節サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
牛山茂フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
山像かおりケイ・アダムス・コルレオーネ(日本語吹き替え版【ソフト】)
田原アルノトム・ヘイゲン(日本語吹き替え版【ソフト】)
辻親八クレメンザ(日本語吹き替え版【ソフト】)
後藤哲夫クレメンザ(日本語吹き替え版【リストア】)
仲野裕汚職警察署長マクラスキー/ドン・エミリオ・バルジーニ(日本語吹き替え版【リストア】)
糸博ドン・エミリオ・バルジーニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
渡辺美佐〔声優〕コンスタンツァ ・'コニー'・コルレオーネ・リッツィ(日本語吹き替え版【ソフト】)
銀河万丈ソロッツォ(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典ソロッツォ(日本語吹き替え版【リストア】)
藤本譲ルカ・ブラージ(日本語吹き替え版【ソフト】)
宝亀克寿ドン・トマシーノ(日本語吹き替え版【ソフト】)
木村雅史ドン・トマシーノ(日本語吹き替え版【リストア】)
星野充昭カーロ(日本語吹き替え版【ソフト】)
内田直哉カルロ・リッツィ(日本語吹き替え版【ソフト】)
桐本琢也カルロ・リッツィ(日本語吹き替え版【リストア】)
水野龍司(日本語吹き替え版【ソフト】)
大川透ジョニー・フォンテーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐々木梅治モー・グリーン(日本語吹き替え版【ソフト】)
青山穣モー・グリーン(日本語吹き替え版【リストア】)
稲葉実(日本語吹き替え版【ソフト】)
白熊寛嗣(日本語吹き替え版【リストア】)
島香裕ルカ・ブラージ(日本語吹き替え版【ソフト】)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版【ソフト】)
亀井芳子(日本語吹き替え版【ソフト】)
西村知道(日本語吹き替え版【ソフト】)
鈴木瑞穂ドン・ヴィトー・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
野沢那智マイケル・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
穂積隆信サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
鈴木弘子ケイ・アダムス・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
富田耕生クレメンザ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
加藤精三ポーリー・ガットー(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大塚国夫フレデリコ・“フレド”・コルレオーネ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小林清志ソロッツォ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
家弓家正モー・グリーン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
青野武カルロ・リッツィ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
上田敏也サル・テッシオ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
納谷六朗カーロ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山内雅人ジョニー・フォンテーン(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
今西正男ルカ・ブラージ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
富田仲次郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
伊武雅之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
塩見竜介(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小川真司〔声優・男優〕(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
斎藤昌(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
千葉耕市(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小関一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
冨永みーな(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
北川米彦(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
信沢三恵子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
原作マリオ・プーゾ
脚本マリオ・プーゾ
フランシス・フォード・コッポラ
音楽ニーノ・ロータ
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト"Non so più cosa son, cosa faccio"他1曲(ノンクレジット)
撮影マイケル・チャップマン(カメラ・オペレーター)
ゴードン・ウィリス
ビル・バトラー〔編集〕(第二班撮影監督〔ノンクレジット〕)
製作ロバート・エヴァンス
アルバート・S・ラディ
パラマウント・ピクチャーズ
制作東北新社(日本語吹き替え版【ソフト/日本テレビ】)
配給CIC
特撮ポール・J・ロンバルディ(特殊効果スーパーバイザー〔ノンクレジット〕)
美術ディーン・タヴォウラリス(プロダクション・デザイン)
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
ヘアメイクディック・スミス(メーキャップ)
編集ウィリアム・レイノルズ〔編集〕
ピーター・ジナー
録音クリストファー・ニューマン〔録音〕
リチャード・ポートマン
字幕翻訳高瀬鎮夫
菊地浩司(ソフト/リストア)
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
スタントレイモンド・ハートウィック(ドライバー〔ノンクレジット〕)
その他フレッド・ルース(キャスティング)
ウォルター・マーチ(ポスト・プロダクション・コンサルタント)
フレッド・C・カルーソー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ピーター・ジナー(外国ポスト・プロダクション)
あらすじ
1945年、NY。マフィア・ファミリーの首領ビトー・コルレオーネは「ゴッドファーザー(名付け親)」の尊称で呼ばれ、強大な権力を誇っていた。しかしビトーが銃撃されたことからファミリー間の抗争が勃発。コルレオーネ・ファミリーに危機が迫る。そして家業を嫌う三男マイケルはその意思に反して抗争に巻き込まれていくのだった。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1234567891011121314151617181920
2122232425
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
480.《ネタバレ》 この3時間という映画の長さから、敬遠し続けてきたが、意を決して初鑑賞。

この長さなのに、一気見するのがまるで苦ではなかったのは、
この映画の内容の密度の濃さによるものだろうか。

重厚かつ非情な展開が延々と続くのに、そこまで胃もたれせず見続けられたのは、
単純に話の面白さと、テンポのいい展開が大きい。
(若干、冒頭の結婚式のシーンは長かった気がするが。)

マイケルについては、事情が事情とは言え元カノを捨て、シチリア人の女性と結婚し、早々に死別し、
すぐに元カノとの再婚に切り替えた点を除けば、有能でクールだし、個人的にノンストレスなキャラクターだった。

これも大きいかもしれない。

それにしても、重要な人物がバッタバッタ・サクサク・アッサリ死んでいくのは、マフィア映画だし仕方ないんですかね。
最後の一斉暗殺大会は、こんなにきれいに上手くいくのか?と、多少、ご都合主義のようには感じた。
2年で12キロさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-19 10:20:36)(良:1票)
479.《ネタバレ》 高校に入りレンタルビデオで借りたが、テープが古くワカメになっていて見られなかった。古い映画でそれ一本しか在庫がなく、返金は受けたけど、見るのは諦めた。そんな過去があり、今回が初見。
~The Godfather~名付け親とか後見人って意味もあるようだ。
偉大なるゴッドファーザー、ドン・コルレオーネがずっと主人公かと思いきや、割と早くにマイケルの物語になる。カタギの生活をしていたチャラくて大人しそうなマイケルが、自分の意思でファミリーの為、ビジネスの為に手を汚していく様が壮絶。
病院の入口でパン屋と見張りのフリをする。ガクブルのパン屋だけでなく、マイケルも怖かっただろう。そんな、一般人感覚のマイケルが、知恵と勇気でマフィア界で生きていく物語かと思いきや、それもちょっと違う。
シチリア島から帰ってからのマイケルの目が凄い。ヴィトーの、厳しくも慈愛が感じられる表情と違い、冗談や言い訳なんて通じっこない冷たい表情、心の裏側まで見られてるような、感情を感じさせない渇いた目。コニーの結婚式で軍服を着ていた時と全然別人のようだ。
殺しの相手は取引先、ミスをした身内、裏切った身内…見知った人を殺す決断をするというのは、どういう気分なんだろうか。突然殺される身内の驚いた表情。これから殺されるのが解ったテシオの「昔のよしみだ、見逃してくれないか?」何とも切ない。そんな世界。
コニーにカルロの事を問い詰められ、ケイからは本当はどうなのか尋ねられるマイケル。ドン・コルレオーネは表情を崩すことなく「ノー」と言う。嘘だってわかるけど、ホッとするケイ。あの空気から開放されてこっちまでホッとした。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-01-29 14:47:10)(良:1票)
478.自分内「有名だけど見ていない映画ランキング」の第1位だった本作。若き日のアル・パチーノ目当てに鑑賞しました。
今まで10点をつけた映画を全て9点に変更したくなるほどの最高の映画でした。10点じゃ足りない、100点。ストーリーの構成と展開、人物の魅力、俳優の演技、映像の美しさ、音楽、どれをとっても最高中の最高。ラスト近くのモンタージュシーンはカッコよすぎて興奮しました。これが50年近くも前の作品だなんて!
何も予備知識を入れずに観たのが良かったのだと思います。メインビジュアルを見ただけではマーロン・ブランドの映画なんだろうなって思っちゃいますけど、そこから想像するものを遥かに超えるものがそこにはありました。ブランド、パチーノはもちろん、トム・ヘイゲンを演じたロバート・デュヴァルが格別に素晴らしかった。今後も繰り返し観る作品になると思います。
クリロさん [インターネット(字幕)] 10点(2019-12-22 13:26:37)(良:1票)
477.《ネタバレ》 映画史上に残る名作であり、私としても「映画としての完成度No1の作品は何か?」と問われれば、間違いなく本作を挙げる。

役者達の演技合戦、撮影技法、演出技法、作品のテーマ性と娯楽性、どういう切り口で取り上げても、非常に高いレベルで完成され、調和して作品が構成されている。何度見ても新たな発見やスリルがあり、素晴らしい映画だと毎回感心する。

様々な方に言われ尽くされている事だが、ゴッドファーザーシリーズは上質なウィスキーのような味わいがある。
初見時はその味に取っつき辛さを感じたとしても、何度も観るとその味わい深さがよくわかってくる。
初めて観て「何が凄いのかよくわからない」という人は、ぜひ役者の演技(パチーノの演技の変貌ぶり)や演出法(対位法を多用した演出)など、1ポイントに的を絞って注目して観てほしい。この映画の凄さがじわじわとわかってくるはずだ。

個人的に本作で印象深いのは、人物の死を映す際に、すぐに場面転換をせず、死体や死の風景を数秒寸止めして映し出す事だった。
あの数秒が醸し出すこの世の果てを見たような虚無感や空恐ろしさに、私はとても戦慄した。
この演出を見れば、本作がマフィアや暴力礼賛をする映画でないのはすぐに理解できる。
犯罪や暴力を糧に生きる人の末路は、こんなにも虚しいのかと子どもながらに思ったものだ。
nakashiさん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-01-08 10:10:27)(良:1票)
476.冒頭、娘をレイプされた葬儀屋の親父の話をじっくりと聞いてやるヴィトーの存在感。彼がセリフを発する前の時点ですでに、この人に相談すれば物事が解決するのだなということが充分に伝わってきます。このマーロン・ブランドの魅力と、その演技に対して余計な干渉をしないコッポラの落ち着いた演出の凄さは本当に凄いと思います。
本作はキャラクター劇として優れており、ヴィトーをはじめとしたコルレオーネファミリーの面々に、憎たらしい敵対マフィアや汚職警官と、全員がキャラ立ちしています。また、3部作中ではもっとも娯楽性が高く、忍従を重ねたコルレオーネファミリーが、最後の最後に暴力的な手段で問題解決する様には適度なカタルシスが宿っていました。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-03-18 02:48:02)(良:1票)
475.映画史においてこの作品が素晴らしいのは間違いない。
音楽や俳優の存在感や物語の重厚さにおいて相当なレベルにある。この長さでもほぼ無駄のない構成も凄い。何度か振り返らないと分かりにくい面もあるが、映画自体に深さを醸していてそれも評価できる。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2017-01-01 23:36:08)(良:1票)
474.《ネタバレ》 面白かった。本当に面白かった。名作と言われており、今まで敬遠していたがここまでとは、、、。人としての生き様、男としての在り方、社会といかに対峙するか、そういうことがぎゅっと濃縮されているような映画だった。
lalalaさん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-12 09:59:42)(良:1票)
473.《ネタバレ》 もちろん彼らがやっていることには感心しませんが、人間ドラマとしてこれほど真に迫ってくる作品は本当に稀だと思います。映画には発砲シーンが付きもので、ほとんどの作品ではエンタテイメントの要素ですが、本作の銃弾は重さが違う。撃たれたら本当に死にますね。この作品が醸し出す空気がそのように見せていることは明らかです。イタリア系マフィアの起源には詳しくないのですが、移民として自分たちの家族を守ることに端を発した組織なのでしょう。だからなのか、組織も家族と同様に「ファミリー」と呼称するところが啓示的です。老いて行く棟梁、やる気は充分だったが直情型で資質が伴わなかった長男、そして堅気として登場し、次第に自らの才能に目覚めて行く弟。この3人の対置がストーリーの流れを作り、同時に大河的な趣きを形成します。特にアル・パチーノ=マイケルの変貌には目を瞠りました。病院で無防備な父を守った初仕事で、おどおどしながら非凡な判断力を見せる。次はいきなり敵対マフィアの暗殺という大仕事。シチリアに逃亡して現地の娘と結婚するが、ニューヨークの抗争が飛び火して妻を失う。マイケルの変化を決定づけたのは、敵対マフィアの暗殺では無く、最初の妻の爆死だったと思う。大切なものを失わない為には何をすべきか。それが彼の行動原理になりました。多くのフィクションでマフィアの抗争劇は観てきました。その抗争のほとんどは権勢や金銭欲が動機になっていましたが、本作からは不思議とその匂いがしません。その代わりに、家族=「ファミリー」を守るという動機を強烈に感じます。それが製作から40年を経ても、この作品が特別な場所にいる理由だと思います。家族を守るのは父親=ファーザーの勤め。改めて「ゴッドファーザー」というタイトルの重みに思い至りました。30年ぶりの鑑賞でしたが、やはりこれには傑作という言葉がふさわしい。日本の同業者たちも昔は「○○一家」でしたが、そんな呼び方しなくなりました。
アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 10点(2012-01-02 04:11:02)(良:1票)
472.みんなここからビッグスターになってったんだよな
TWISTED SISTER CHRISTIANさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-28 19:58:22)(良:1票)
471.抗争なのに高貴 惨劇なれど静謐。
数多の類似作品が追いつこうとしていまだかなわぬマフィア映画の最高峰。
tottokoさん [DVD(字幕)] 10点(2011-07-04 11:53:26)(良:1票)
470.俳優の名演には目を惹かれるが、好き嫌いで言うなら嫌いな映画。
TAKIさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-23 22:03:19)(良:1票)
469.《ネタバレ》 子供の頃にチラ見したものをこの程ちゃんと鑑賞。残念ながら手放しの賞賛は出来ず。独特の映像美、俳優の存在感は素晴らしいが、共感も感情移入も出来にくかった。時代というものが大きいと思う。時代の象徴としてビトーとマイケルという二人のゴッドファーザーが描かれているように感じた。米国は今も昔も差別社会。イタリア系移民も家畜並の扱いをされてきた。昔の方が差別はひどく、冒頭の娘の暴行事件みたいなのは掃いて捨てる程あっただろう。その中で自分達の矜持と暮らしを守る為にマフィアに頼る。それ以外に選択肢はない時代があった(そういった背景をもっと感じさせて欲しかったかな)「殺人はいかん」と言い、息子を殺されても「平和協定を守る」と誓ったビトーはそんな時代に生まれた「守る為のゴッドファーザー」であった。が、時代は変わり「麻薬」も金になる、と手をだし、邪魔な者を次々と暗殺する「悪のマフィア」の時代がやってくる。マイケルはその時代の頂点に君臨したのだ。彼はどんな世界に生きても、手段を選ばず伸し上がる男に違いない。だからこそ「表」の舞台に立つべきだった。「裏」の世界で彼は容赦なく邪魔者を排除する。妻を欺き、義弟を殺し、義弟の子供の名付け親に平気でなれる。この映画は、今の時代にふさわしい「悪のゴッドファーザー」誕生の物語だと思う。そうならざる得なかった部分がもう少し欲しかった。マイケルが「皆を守る為」にやっている事が、結局は大切な人を苦しめているのだともっと強調して欲しかったと思う。「頂点の男の孤独と苦悩」と解釈するには、マイケルのやっている事がむごすぎる。
果月さん [DVD(吹替)] 4点(2009-09-17 16:49:54)(良:1票)
468.ⅠもⅡも今でこそ超豪華キャストの競演に思えますが、製作当時はやや落ち目の大物スター(マーロンブランド)とその他のB級あるいは売り出し中の若手俳優の共演という扱いだったわけです。よく、ⅢはⅠ、Ⅱと比べてキャストがいまいちという評価がありますがⅢ製作当時のアルパチーノやダイアンキートンの格を考えたらむしろⅢの方が豪華なキャストといえるのではないでしょうか。それと、この映画がマーロンブランドなくして成り立たないというのはまったくそのとおりだし、その演技が神がかっていたというのも激しく同意だし、当時の序列からマーロンブランド主演とするのは映画会社として当然の措置だとは思いますが、このシリーズの主役はⅠを含めてあくまでマイケルですよね。なのに結局一度もオスカーなしとは気の毒すぎる。ビト役の二人が両名とも取っているのに。役柄も結局幸せに人生を全うできたビトに比較してマイケルの人生の過酷なこと。いや、何度こんなこと書くのかといえば、最近出たゴッドファーザーのテレビゲーム版でマイケルだけアルパチーノの顔じゃないんですよね。で、アルパチーノ自身が肖像権を認めなかったのではないか、自身の出世作であり、代表作である本作に対して複雑な感情を持っているのではないかと妄想しまして。あ、映画の評価自体はもちろん10点です。10点じゃぜんぜん足りませんが(そもそも評価することが自体が恐れ多いです・・・)。
陽炎さん [DVD(吹替)] 10点(2007-09-11 11:17:39)(良:1票)
467.私の生涯No.1ムービー。へたに前衛を気どらなくても芸術映画は作れる。芸術映画は最高の娯楽映画になりえる。最高の娯楽映画なので興行的にも大成功する、という理想的な映画。Part2もすばらしいがマーロン・ブランド不在が決定的な違い。
仏向さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-15 12:56:01)(良:1票)
466.最初に言いたいのはこの映画は自分にとってある1点を除いては良い映画と思っています。
役者の演技にせよ残虐性の表現にせよマフィアの裏側など良く出来ているし映像も良い。しかし、1点だけこの映画が果たす役割(目的)は何だろうと考えると、それは娯楽性なのかなと考えたりします。人間の本能の中には種の保存という性質を持っているから、家族愛にからんでその防衛反応が出るのも判るし、当時のアメリカ社会でその移民をめぐる背景にそういうものが有るのも理解できる。少し若い頃にはそういうものにかっこ良さを見た事も正直ある。
全体を反面教師として捉えられなくはないが、最近はその映画のメッセージに注目している自分には、これを見た人がどう思うだろうかという事を考えてしまうと、これ以上の点は自分は付けられないかな。
無論多くの映画に暴力やそういう組織は出で来るのですが、大抵はその映画のメッセージの役割があっての上の表現だと僕は思います。
なので自分は諸手を上げて良いとは言えないものの、映画として悪いものではなく映画史に残る作品だと思います。マーロン・ブランド自身の事もダブって見えてしまうね。
森のpoohさんさん [地上波(吹替)] 6点(2007-01-06 15:54:28)(良:1票)
465.悲壮感が漂っている。
なますてさん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-27 11:41:56)(良:1票)
464.《ネタバレ》 何度か観てますが、年がいってから観て思うことのほうが多いでつ。
ヤクザ・ギャングものということで『仁義なき戦い』を引き合いに出す方もいらっしゃいまつが私は別物と感じたでつ。広能も武田も所詮は組織の中の一人であるのに対しビトゥやマイケルは責任を持つ代表者で、考え方や行動そしてその理由が全く別レベルにあるように思えまつ。確かに暴力や殺人といった手段を躊躇無く選択する点では同じかもしれないでつが、特にビトゥには社会との共存やある面での社会への貢献のようなものを志向しているように感じられまつ。街とともに生きる、これが古いタイプのマフィアということなのでしょうか。これに対しマイケルは戦後の経済的なパワーゲームに向かう流れの中、経営基盤の強化のためラスベガスへ本拠地移転してしまいまつ。拠り所を街ではなくファミリーに求めるようになり、その結束を固めようとしてさらに孤独は深まりまつ。一族経営のヤリ手二代目社長の苦悩みたいな、こんな感じがどこか共感を呼んでいるのではないかと思った次第でつ。
パート2とは続けて鑑賞、これ必須と思いまつ。
ごりちんですさん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-26 11:45:18)(良:1票)
463.《ネタバレ》 「ヤバい」という言い方がある。その筋の方々の隠語だそうだが、現在はその本来の意味を外れて、違う使われ方をされていることが多くなったが、この映画には、本当の意味での「ヤバい」空気が、濃密に漂っている。
冒頭、おめでたい雰囲気が全くしない結婚式が行われているさなか、同胞の「依頼」を聞いている主人公、そして、この家の実質的な後継者になる三男坊が、やはり後に結婚することになる恋人に向かい、自分の家が何をして来たのかを、顔色も変えずに話す場面には、本当に驚愕させられた。
これ以上「ネタバレ」を書くのはよそう。あとは鑑賞するだけである。酒も必要ない。一緒に鑑賞する仲間もいらない。ただ一人で鑑賞することをお勧めする。DVDで鑑賞される際は、吹き替えでご覧になったほうが、ストーリーをより深く理解できることを保証する。
Acousticさん [DVD(吹替)] 10点(2006-11-11 22:02:03)(良:1票)
462.この作品はマフィアによる血の抗争の物語であると同時に、非常によくできた「家族」の物語でもあるのです。
厳格で偉大な父親ビト、凶暴だが誰よりも家族を愛するソニー、そしてマイケル。印象深いキャラをあげだしたらキリがない。「家庭を大事にする」「約束を守る」「恩を忘れない」など、この映画から学ぶべきことはとても多いです。男なら観るべし!
とかげ12号さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-26 20:21:26)(良:1票)
461.《ネタバレ》 色彩には、それぞれが喚起するイメージというものがある。中でも、高貴、権力、悪というイメージを喚起するのが、「黒」。この映画はその「黒」に満ちている。登場人物が身につけるスーツやコートはもちろん、高級車、銃器、そして彼らが背負う暗黒。彼らは間違いなく悪なのだが、その闇があまりにも深いために、もはや善悪の境界を超越した威厳すら漂う。 彼らは通常のモラルにおける悪の側にいるというよりは、通常のモラルとはまったくかけ離れた価値観に従って生きている人間、われわれとはまったく違う世界の住人だ。だからこそ罪を犯しても後ろめたく思うどころか、誇り高い。おそらくは法を遵守しながらも成功を収めるだけの知性を持ちながらも、進んで闇の世界を選ぶ。家族や友を心から愛しながら、敵対する者は容赦なく殺す人々。恐怖によって人を支配しながら、自身はけっして恐怖に囚われることのない人々。不謹慎だとわかっていても、彼らに魅力を感じる人たちは少なくないはずだ。 映画を観ている最中こそファミリーの仲間になったような気分でいられるが、扉が閉じられるラストで彼らが別世界の存在だったことを思い出す。われわれ一般人にはただ恐れ、畏怖することしかできない。
no oneさん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-13 11:57:07)(良:1票)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
1234567891011121314151617181920
2122232425
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 500人
平均点数 8.55点
000.00%
140.80%
210.20%
330.60%
4102.00%
5204.00%
6265.20%
7438.60%
88216.40%
910320.60%
1020841.60%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.40点 Review42人
2 ストーリー評価 8.86点 Review68人
3 鑑賞後の後味 8.68点 Review61人
4 音楽評価 9.22点 Review75人
5 感泣評価 7.12点 Review33人
chart

【アカデミー賞 情報】

1972年 45回
作品賞 受賞 
主演男優賞マーロン・ブランド受賞受賞拒否
助演男優賞ロバート・デュヴァル候補(ノミネート) 
助演男優賞アル・パチーノ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェームズ・カーン候補(ノミネート) 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ニーノ・ロータ候補(ノミネート) 
音響賞クリストファー・ニューマン〔録音〕候補(ノミネート) 
音響賞リチャード・ポートマン候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アンナ・ヒル・ジョンストン候補(ノミネート) 
脚色賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
脚色賞マリオ・プーゾ受賞 
編集賞ピーター・ジナー候補(ノミネート) 
編集賞ウィリアム・レイノルズ〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1972年 30回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)マーロン・ブランド受賞受賞拒否
主演男優賞(ドラマ部門)アル・パチーノ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェームズ・カーン候補(ノミネート) 
監督賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
脚本賞フランシス・フォード・コッポラ受賞 
脚本賞マリオ・プーゾ受賞 
作曲賞ニーノ・ロータ受賞 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS