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回路

[カイロ]
Pulse
2001年上映時間:118分
平均点:4.97 / 10(Review 99人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-02-03)
ホラーネットもの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-19)【イニシャルK】さん
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監督黒沢清
助監督古澤健(監督助手)
演出佐藤敦紀(予告編)
キャスト加藤晴彦(男優)川島亮介
麻生久美子(女優)工藤ミチ
小雪(女優)唐沢春江
松尾政寿(男優)矢部俊夫
武田真治(男優)吉崎先輩
風吹ジュン(女優)ミチの母
菅田俊(男優)社長
哀川翔(男優)従業員
役所広司(男優)船長
水橋研二(男優)田口
丹治匠(男優)袋の男
高野八誠(男優)学生A
古澤健(男優)コンビニ店員
塩野谷正幸(男優)幽霊
脚本黒沢清
音楽羽毛田丈史
和田亨(音楽プロデューサー)
主題歌Cocco「羽根 ~lay down my arms~」
撮影林淳一郎
水口智之(撮影助手)
製作山本洋
大映
日本テレビ
IMAGICA
博報堂
製作総指揮徳間康快
プロデューサー奥田誠治
配給東宝
特撮浅野秀二(ビジュアル・エフェクト)
美術丸尾知行
松本知恵(美術助手)
松井祐一(特殊造形)
編集菊池純一
録音井家眞紀夫
照明豊見山明長
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
フラワーショップで働くミチ。ある日、彼女の同僚が不可解な死を遂げ、勤め先の社長が失踪する。一方、大学生の亮介はネットに接続すると、そこに不気味なサイトが展開する。不安になった彼は、ネット研究をする研究員の春江に相談するが彼女をはじめとする周囲の人間が一人また一人と消えていく。不安に苛まれ奔走する2人を待っている世界とは… 日本ホラー映画界を代表する黒沢清監督の描く、恐ろしくも深い世界観。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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79.《ネタバレ》 インターネットに絡む都市伝説がエスカレートして行き、現実世界を侵食してしまうというような内容か。

残念ながら「CURE」に比べるとテーマが分かりづらい。

次第に崩壊していく日常の雰囲気は最高に好みだが、ストーリー展開は全体的に淡々としていて退屈。「ゾンビ」などに共通する「例え世界が滅んでも、人は人として生きていかなくてはならない」という悲壮さはよく出ている。
FSSさん [ビデオ(字幕)] 6点(2003-07-02 00:40:01)(良:1票)
78.黒沢清監督作品では、正直最高傑作とは言えないかもしれない。けれど、もっとも野心的な作品であることは間違いないと思う。とにかく、常に予測のつかないそのドラマツルギーとオフビート感は、やはり誰が何と言おうと凄い! と感嘆の念を禁じ得ません。恐怖の質が、心理や生理に訴えるありがちなもんじゃなく、見る側の想像力や意識裡に刷り込んでくるあたりに、彼の”天才”を感じます。出来ることなら、黒沢カントクに10倍くらいの予算を与えて、もう一度心おきなく本作をリメイクさせてあげたいっす!
やましんの巻さん 10点(2003-05-21 14:45:04)(良:1票)
77.結構期待していたのですが、正直またやられたって感じでした。この監督さんは、この映画でカンヌの賞とったりして日本で評判?の方のようですが、「CURE」といい、今作といい、何が良いのか分かりません。正直つまらないです。なんだか日本映画って淡々と話がながされるというか、見てる側はぼーっとなってしまうというか、なんと言っていいかわからない特有の感覚がありますよね。これがどうしても気に入りません。観てて暇になってきて、テレビ以外のものに目をやりたくなる時もあるほどです。やはり賞をとったとかいうのは、ほんとに当てにならないみたいですね。話は今作に戻りますが、予告やHPで向こうの世界の人間は、黒い袋の下に異様な顔を持っているように描写してあり、映画でもちょっと引張り気味で期待しておりました。最後らへんで小雪が袋を取るとき、ついに!とドキドキしましたが、うおっ、そのまんや!!と仰天してしまい、脱力しました。でも映像だけは良かったと思いました。
ぶるぅす・りぃ。2さん 2点(2001-09-28 03:26:32)(良:1票)
76.よくわからん映画。です。
ホラーなんだから、「わかっちゃいけない」ってことなんでしょう。定番の殺人鬼が定番の凶器を持って襲ってくるとか何とか、恐怖の正体が明示されたタイプの映画には、「身の毛がよだつ」ようなジワジワとした恐怖は無く、あるのはせいぜい、定番のショック描写と、一過性の緊張感。これ、場合によってはギャグにもなってしまう。
この作品では、何が起きているのかは一応示されるものの、殊更にそれを説明しようとはしません。恐怖の正体が「外部」にあって、それが徐々にコチラ側に滲みだしてくるような。怪しいサイトからネット回線に乗って、黄泉の国で溢れた死者が「この世」を侵略し始める、というか、気が付いたら侵略されてしまっている。
ある意味、インターネットなるものが社会を分断し、個人の孤独を深めていく今の世の中の姿を予言した、と言えなくもないけれど、そう言ってしまうと味気ない。たいした「予言」じゃないですもんね。むしろ、広まりつつあったネットというものに対する当時の不安、不気味さに対し、今やネットなんてのは具体的にイメージできる攻撃手段、詐欺手段になってて、いわば「定番の殺人鬼」に近いものになっちゃってる気も。制御は相変わらずできてませんけれども。
最低限、何が起こりつつあるかは示すけど、具体的には説明せず、「何かがあるらしい」というイメージ、つかみどころのない恐怖で映画を埋め尽くします。
ザラついた画面。
ショック描写も排除し、何なら、ホラー映画からクローズアップをどこまで排除できるかに挑戦しているかのような。
こんなよくわからん映画、個人的にはイイなあ、と思いつつ、世の中的には受け入れられんだろ、とも思っちゃうんですが、結構、受け入れられてるようで、嬉しくもあり、気持ち悪くもあり。
作品を貫いているのは「個人の孤独」、いわばネット社会のキーワードみたいなもんですが、一方で、作中、並行して進んでいた2つの物語が交わる「出逢い」ってのもあって、その行きつく先に何故かいる、定番の役所広司。
何者なんですかねえ、この役所広司というヒトは。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2024-04-27 07:40:51)
75.何かねえ、怖くしよう怖くしようというのがミエミエすぎて、かえって何をやっていても怖くないのです。まず日常生活があって、その中に何かが発生するからこそ怖さが実感できるはず。この作品はその真逆に行っています。あと、もっともらしくネットがどうのこうのと最初の方で出していながら、途中からはほとんど関係なくなっていますね。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2023-12-30 00:08:14)
74.音楽は不気味だけど,内容的にはだから何?って感じですね.
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 4点(2021-05-14 22:17:19)
73.子供の頃映画館で見た。ちょうど「リング」を筆頭にJホラーブームの中公開された本作は、明らかに他とは違う異彩を放っていた。邦画特有のあからさまな怖がらせ方ではなくジワジワと追い詰められるような感覚。作り込まれた世界観は息苦しさを感じさせる。

今見直すとそんなに怖くはないが、インターネットが普及し始めた頃なので、ネットというある意味得体の知れないものと幽霊を組み合わせたというのが画期的だったし、逃げられない怖さがあった。ダイアルアップ接続の複雑さに投げ出してしまう加藤晴彦を見て、自分も分厚い説明書を見ながら必死で設定して、その通りやったのに繋がらないという、ある意味恐怖だったなぁと思い起こさせた。

初期の黒沢清作品で一番好き。子供の頃映画館で見た。ちょうど「リング」を筆頭にJホラーブームの中公開された本作は、明らかに他とは違う異彩を放っていた。邦画特有のあからさまな怖がらせ方ではなくジワジワと追い詰められるような感覚。作り込まれた世界観は息苦しさを感じさせる。

今見直すとそんなに怖くはないが、インターネットが普及し始めた頃なので、ネットというある意味得体の知れないものと幽霊を組み合わせたというのが画期的だったし、逃げられない怖さがあった。ダイアルアップ接続の複雑さに投げ出してしまう加藤晴彦を見て、自分も分厚い説明書を見ながら必死で設定して、その通りやったのに繋がらないという、ある意味恐怖だったなぁと思い起こさせた。

それにしても加藤晴彦演じる主人公は何故あんなにも必死にネットをやりたかったんだろうか?
それは勿論…エッチなサイトを見るためですね!←
ヴレアさん [映画館(邦画)] 10点(2018-03-12 05:21:33)
72.ダイヤルアップ時代を知る世代としては、あの「ピー・ギゴー・シュゴゴゴー」みたいな接続音はホラーだ。あの音が響くだけで、どこかに吸い込まれるようで十分怖いわけだけど、その恐怖を、「心霊」「幽霊」という日本の怖いお話に結びつけ、それを見事に映像化してると思う。へんな効果音をBGMに無駄に露出高めの(当時)若手女優さんたちが恐怖に顔をゆがめるという、アイドル・ホラー映画的な趣向も、世界滅亡という必要以上に壮大な物語も、なんだかほほえましく楽しめる。主演のはずの加藤晴彦が倒れた小雪を重そうに持ち上げる場面とかの妙な感じも、「生きる」ことに執着する彼のキャラクターを表すと思えば、どこか受け入れられてしまう。全体として、ジャパニーズ・ホラー特有の怖さと緩さが、行間を読め!系の黒沢清監督作品とうまく融合してる。「インターネット」の怖さとか、加藤晴彦の演技とか、今の時代に見ればちょっと残念な要素もあるけれど、それなりに楽しめると思う。
ころりさんさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-01 14:11:05)
71.《ネタバレ》 普通のスナップ写真に「枠」や「矢印」が書き込まれているだけで、そこに「意味」を感じてしまう…。延々とテレビに映し出されている行方不明者情報の場面が一番怖かった俺は『恐怖の心霊写真集』世代…。

「考えるな、感じるんだ…」

この映画はホラー映画のスタイルをとった“黒沢清映画”。じんわりと心を侵食してくる不安感と絶望感を味わう映画。
幻覚@蛇プニョさん [DVD(邦画)] 7点(2012-06-27 10:53:37)
70.《ネタバレ》 面白かったけどなんか点数低いね~。アニメ「電脳コイル」ってこの映画にインスパイアされてできたんだろねきっと。廃墟から港にたどりついてモーターボートで逃げるってのは「復活の日」の多岐川裕美(看護師役)みたいでなんだか懐かしい映像でした。
かれくさん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-29 22:46:08)
69.《ネタバレ》 もう少しでトンデモ映画になってしまうような脚本の展開を、ギリギリの線で一級のホラーに持っていっていると思う。しかし、評価のし難い作品。給水塔(?)から落ちる場面には戦慄したが
j-hitchさん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-01 02:23:12)
68.自分のもつ黒沢清監督のイメージもどんぴしゃな映画だと思いました。ホラーに理屈をこれでもかって程つめこみまくってる気がして・・・自分には退屈でした。映画よりも黒沢監督の方がホラーだ。
まりんこさん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-12-12 22:03:41)
67.《ネタバレ》 黒沢清が一貫して描いてきたのは、個と個、個人と世界の関係性、〈コミュニケーション(不全)〉についてだ。『CURE』『カリスマ』とその世界観を徐々に拡大していき、本作においてはついに此岸と彼岸の境を取り払ってしまった。世界を繋げる媒体であるインターネットを介して、「あの世」から死者が押し寄せてくる。孤独や絶望が人々を死に向かわせ、世界は死者(幽霊)で溢れ返ってしまう。この終末感が素晴らしい。動きがヤバイ幽霊や飛び降り自殺の映像など、目に焼きついて離れない。これぞ黒沢映画の最高傑作。

フライボーイさん [DVD(邦画)] 9点(2008-03-07 01:06:55)
66.前半の恐怖を煽る展開はなかなか良かったが、途中から退屈になってきて全然意味がわからなくなって、そのまま終わってしまった・・・。良くも悪くも邦画らしいホラーです。
すべからさん [DVD(邦画)] 4点(2008-02-01 14:50:01)
65.《ネタバレ》 これはホラーといえるのかどうか‥
この映画に横たわる「孤独感」を共有できるかどうか、
それが評価の分かれ目だと思います。

問題の飛び降り自殺のシーンを観ても、
この監督は「さりげない怖さ」を演出するのが本当に巧いと思います。
彬彬さん [DVD(邦画)] 9点(2006-12-21 15:02:05)
64.《ネタバレ》 3回ぐらい見ました、少しはテーマの深さが理解できたかな?人間としての固体は基本的に孤独であり、依存しあうことで自分と言うものを確立していくのだと表現しているのだと感じた。(依存しあってたから、支えがなくなったとき、又は信頼が崩れた時、脆くも負の思考が伝染して次々と向こう側に引っ張られていったように見受けられる)バイト仲間、大学の知人友人というつながりはあっても、全てを理解することは出来ない、その孤独感から自分の殻に閉じこもるったり、居心地のいい場所に逃避する。それがあの赤いテープの部屋だったりするんじゃないかと思う。あの赤いテープの部屋は、象徴的な意味合いもかねてると思うが、あの空間は現在生活している世界と、向こうの世界とをつなぐ面会室のような場所になっていたんだと思う。3次元の世界と4次元の世界か・・・。人間の空間でも孤独で、幽霊の空間でも孤独なら、どちらの世界を選ぶかはその人次第ってことなのかな。救われないね。
たこらさん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-05-16 11:14:30)
63.支離滅裂。話しが進めば進むほど、内容の無さが露呈して痛々しい。それを挽回せんと、インターネット、赤いテープ、研究室のモニターの白点などなど、次から次へと思わせぶりな小道具が意味無く登場するが、それら全てがストーリーの中で噛み合っていないのでバカバカしい。この程度だったらテレビの深夜番組30分枠で十分。
lafishさん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-09-14 07:59:59)
62.序盤はまずまずだったかな。でも内容がイマイチわからなかった。
チャコさん [映画館(字幕)] 3点(2005-06-02 00:52:27)
61.《ネタバレ》 むむむ、好きな要素と嫌いな要素がいくつもある映画です。嫌いな要素【第三位】個々のキャラクターの取る行動やリアリティが必要な部分の設定が変。無断欠勤の対応や勝手に人の部屋に入って「あらいたの?」など・・【第二位】フィクション部分の基本設定が変。あの世に許容量があるのはいいとしましょう、でも何故人を消す必要が?あと霊がネットで広がるって、霊ってもっと自由に行動できるんじゃないんですかね?乗り物(ネット)に乗って移動しなきゃいけないのかな?それにそんなに”こっち”に来たがってたのならラストの廃虚と化した東京に霊が大手を振って(って変ですが)いてもよかったような。ひっそりと存在できるなら何も人を消していかなくたって良かったんでは?【第一位】フィクションを構成する上で重要な役者のセリフ(言わば監督に代わり基本設定や理念を説明してるわけですよね)が幼稚なものが多かったこと。・・では好きな要素【第三位】嫌いな~でも触れている部分で矛盾を含みますけど、自殺する人と消える人がいる事。ひょっとしたら霊は選ばせるのかも知れない・・自殺して霊側になるか、消滅=未来永劫孤独で何も変わらない空間に追いやられるか・・(それを示唆する演出はありませんが(笑))でもそう考えたりすると結構面白かったりしました。【第二位】終末感。無人の東京。大風呂敷だなとも思ったけど、雰囲気はあって、しかもそれが物理的な侵略でない点。【第一位】恐怖描写。得に序盤。日常会話しながらの首吊り。女の霊の映像のコマ落とししたようなグニャとした動き。飛び下り。**結果として『あーツボも突いて来るのになんだかおしい・・』そんな気持ちになりました。
ウメキチさん 5点(2005-03-25 17:45:29)
60.電波系の映画ですな。素人は近づかないのが無難でしょう。
マックロウさん 3点(2005-01-22 12:53:34)
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【点数情報】

Review人数 99人
平均点数 4.97点
066.06%
177.07%
299.09%
31414.14%
488.08%
51313.13%
677.07%
71717.17%
833.03%
977.07%
1088.08%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.20点 Review5人
2 ストーリー評価 3.37点 Review8人
3 鑑賞後の後味 3.50点 Review6人
4 音楽評価 5.00点 Review5人
5 感泣評価 2.75点 Review4人
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