転校生(1982)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。2ページ目

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転校生(1982)

[テンコウセイ]
1982年上映時間:112分
平均点:7.51 / 10(Review 90人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-04-17)
ドラマコメディファンタジー青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-11-26)【イニシャルK】さん
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監督大林宣彦
助監督内藤忠司
吉田多喜男
キャスト小林聡美(女優)斉藤一美
尾美としのり(男優)斉藤一夫
佐藤允(男優)斉藤明夫(一夫の父)
樹木希林(女優)斉藤直子(一夫の母)
入江若葉(女優)斉藤千恵(一美の母)
宍戸錠(男優)斉藤孝造(一美の父)
志穂美悦子(女優)大野光子
加藤春哉(男優)校長先生
鶴田忍(男優)団体客の幹事
中川勝彦(男優)一美の長兄
大林千茱萸(女優)連絡船で8ミリカメラを回す女性
薩谷和夫(男優)エクセレントな英語の先生
原作山中恒「おれがあいつであいつがおれで」
脚本剣持亘
撮影阪本善尚
大林千茱萸(8ミリ撮影)
本田茂(撮影助手)
製作佐々木史朗〔製作・1939年生〕
ATG
日本テレビ
プロデューサー多賀祥介
大林恭子
森岡道夫
林昌平(仕上げプロデューサー)
配給松竹
美術薩谷和夫
白組(タイトル)
録音林昌平(音響デザイン)
その他IMAGICA(現像)
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70.《ネタバレ》 『転校生』は性別役割をコミカルに強調し過ぎである。あんなになさけない「女性」はいない。女性の役割ももっと毅然としていいのだ、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」画のマリアのように。大林は『廃市』が最高。
ひと3さん [映画館(邦画)] 4点(2011-03-23 21:16:07)
69.新人の小林聡美の体当たり演技が印象的。尾道を旅した時、私もあの階段で転がってみた、ひとりで。
きーとんさん [地上波(吹替)] 7点(2010-09-23 22:10:05)
68.この作品を観て以来、小林聡美=転校生という図式が出来上がってしまった。小林聡美は体を張ってよく頑張っていたと思う。
doctor Tさん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-23 20:07:18)
67.《ネタバレ》 『転校生』のプロットはまさに画期的かつ奇想天外だ。だが本当に面白いのは、この突飛な設定に反し本作が実は一貫してオーソドックスな青春映画でありつづけようとすることだ。一美が一夫であり一夫が一美であるという彼らの身に起こる一大事は、言わば本人たちがただ勝手にそう主張し上を下へと大騒ぎしているだけに過ぎない。つまりは彼らがいかにハチャメチャな騒動を巻き起こそうと、映画はひたすらに何の変哲もないありふれた青春の、それゆえ美しい日々を、ただありのままに捉えるのだ。そんな風にして描かれるのは、だれしもがかつて学校の音楽室で耳にしたはずの入門編クラシックと、郷愁をさそう尾道の町並み、そしてそんなノスタルジアを背景に先述の二人がくりひろげるそれこそ古典的なまでのドタバタ喜劇。それらを奇を衒うことなく綴っていく大林宣彦監督のその視線はいつにも増しておおらかだ。彼が前作『ねらわれた学園』や次作『時をかける少女』では一転、角川映画の製作費を投じ大林印のきらびやかな特撮を駆使していたことを考えると、そうした特撮を徹底的に除いた本作のカラーは低予算ゆえの決断だったかもしれない。だが逆に言えばその英断ゆえ、本作は大林印に免疫のない観客層にも訴求する力を持つ作品となってもいる。一美役に起用した小林聡美がいわゆる大林印の美少女でないことも然りだ。主人公二人の内面だけに起こる目に見えない奇想天外、それを特撮もデコレーションも排したありきたりな風景の中でファンタジーとして体現できる女優は小林聡美をおいて他にいないだろう。「さよなら私」「さよなら俺」、手をふりあう一美と一夫。それは転校生とそれを見送る者とのセンチメンタルな別れであると同時に、子ども時代というファンタジーの終焉でもあり、さらには人知れず悩める思春期との決別であり、また、初めて意識しあった「異性」との別れでもある。望遠レンズでも追いつかないほどにどんどん小さくなっていく「俺」はいつしか「あなた」となって、別れに胸を痛めながら、それでも健気に軽やかなスキップでまたその先を進んでいく。そうして八ミリの中の豆粒のような斉藤一美は、消える寸前、ついに芳山和子や橘百合子に負けない大林映画の美しきヒロインとしてフィルムにくっきりと焼きつくのだ。「さよなら俺!」、やさしくささやくような一夫の、その言葉と共に。
BOWWOWさん [DVD(邦画)] 9点(2010-03-03 07:44:57)(良:3票)
66.全編のトーンを音楽が決めている。トロイメライ、アンダンテカンタービレ、G線上のアリア、と、つまり下校の音楽なんだ。学校の終わりの音楽。男女未分の子どもが学校生活を終えて、それぞれ完結した男や女になっていくんだけれども、そのとき押し込められてしまう男の中の女性性、女の中の男性性、それを確認できる最後の時間を描いた作品なんだな。一夫に比べて一美のほうがやや連続性に欠けるのは(転化するとより女々しくなってしまう)、女性の男性化は進んでいるのでより極端にしなければならなかったってことか。だから逆に、城跡へ向かう列車の中で女になった一夫(小林聡美のほう)がわざと女の口調をまねる、などというヤヤコシイことも出来やすいわけ。この映画のみずみずしさ・サラッとした感じは、どろどろ情念があふれていた邦画で本当に嬉しかったものだが、さて、オカマタレントがやたらテレビにあふれている現在見直すと、また感想も違ってくるんだろうな。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 9点(2009-12-12 11:53:14)(良:1票)
65.《ネタバレ》 正常なシーンが白黒、ソレが起こってからがカラーっていう、『オズの魔法使い』に対するオマージュはともかくとして、この一作で大林ワールドが確立された、という感じですね。尾道のノスタルジックな風景に展開する笑いと涙の世界。名作です。とっても作為的な画も、この人の場合、私としては鼻に付かなかったりしますし(それがハデにハズしている作品もありますが)。尾美としのりは、ちょっとなよなよし過ぎちゃってるんじゃないの?とは思いますが、小林聡美のリズミカルで軽快な演技が、この映画を輝かせています。ラストショットでの振り返りからスキップに転じるタイミング、絶妙でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 8点(2009-06-14 22:15:51)
64.《ネタバレ》 この映画は小林聡美の存在がすべて。他のキャスティングだったら、ここまで面白くはなかったと思います。映画館で観た後、当時は一万円以上したVHSも買って何度も観た事を覚えています。終盤、少し中だるみを感じますが・・・最後の永遠の別れ(と思いたいですが)のシーンにグッときました。
カロさん [映画館(邦画)] 7点(2009-05-29 12:57:01)
63.いつ観ても面白いし、好きな映画。あり得ない状況を描いているのに、「十代」がいかんなく表現されてて、なんて言ったらいいんだろう、郷愁と言うのか、あのなんともいえない感覚が胸に蘇る。なんといっても成功要因は主役の2人と尾道の町だろう。小林聡美は凄い、十代の新人で普通ありゃ出来ないぞ、自分の胸をひっ掴んでなんじゃこりゃ~、なんて。尾美のなよなよぶりもオーバーだけど面白い。あとはもう尾道がいいのよ尾道が。ストーリーが奇想天外だと、舞台が生かされないことも多いのに、なんとはまっていることか。原作はこの後何度も映像化されているが、やはり本作を超えるものはないのでは?さよなら、おれ、さよなら、わたし。もうホント下手な説明は要りませんね。青春映画の傑作。
あっかっかさん [地上波(邦画)] 8点(2009-03-05 13:06:55)
62.大林作品の中では奇跡の一作だね。映画監督としてはまだ新人だった為に、のちの彼の作品にあるひどい「クサ」さが、ギリギリのところで抑えられて絶妙のバランスを保ち、良い作品に仕上がったという感じがする。深窓の令嬢的な役の娘が登場してお嬢様言葉でしゃべるところなど、へたをすると大林ワールドに入ってしまいそうだが、なんとかセーフ。原作と脚本にも恵まれたのだろうけど、この一作のみで大林監督が映画監督となった意味が大きなものになっているよね。・・・というより小林聡美と尾美としのりを世にだした、という一点だけで大林監督の存在意義は確立されていると思う。何年か前、テレビドラマ『神はサイコロを振らない』で同じ画面に二人を見ることができて、本当にうれしかった。
フラミンゴさん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-25 19:41:16)
61.これより前の大林作品は、監督の思い入れの強さが変なアウトプットになって、違和感が先行する可哀想な映画が多かった。が、この「転校生」は監督がやりたいことと、観客の見たいもののバランスが初めて合致した記念碑的な作品ではないだろうか。そして、そのバランスは凄いパワーを発揮する。中味が入れ替わってしまった男女の戸惑いが、やがて思いやりと友情に変化してゆく様が、軽妙な笑いの中に表現され切っています。爽やかこの上ない映画です。入れ替わった後の性格が少し違うんじゃないかと云う指摘もあり、実は自分も同感なんですが、細かいことは気にしていません。後に尾道三部作と呼ばれる連作の初作ですが、海あり・山あり・坂道ありのロケーションを巧みに使っています。なんというか、そのロケーションの活かし方に土地に対する愛情を感じるんですね。そんなことを思わせる監督もこの人くらいです。ちなみに、もう二十年以上前の話ですが、多くの大林ファンのご多分に漏れず、行きましたよ、尾道。あの石段を転げ落ちたらフツーは昇天ですね(笑)。
アンドレ・タカシさん [地上波(邦画)] 8点(2009-01-15 01:45:43)(良:1票)
60.男に変わった小林聡美と、一美に戻った彼女が全然別人に見えるほど見事な演技であった。青春時代の甘酸っぱさを残した永遠の名作。それ以外に言いようがない。
rosebudさん [映画館(邦画)] 10点(2008-05-14 23:02:13)
59.主演二人のはじけっぷりが良くて、そこそこ笑えました。
Yoshiさん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-03-19 21:15:37)
58.《ネタバレ》 名作なんです。JKな頃の夏を想い出します。
成田とうこさん [地上波(邦画)] 9点(2008-03-09 20:01:59)
57.《ネタバレ》 皆さん、一番最後に、スキップするの、気が付いた?
胡桃沢金太郎さん [DVD(邦画)] 8点(2008-03-08 22:38:37)
56.当時の小林聡美と尾美としのりの演技に脱帽!
ジダンさん [ビデオ(吹替)] 8点(2007-10-14 12:30:53)
55.尾道の景色がとても綺麗です。色々なシーンで電車が通過しますが、そのタイミングや位置が画面の中にピッタリ納まっていて、旨いと思いました。
あと、小林聡美の体を張った演技で、男になった一美を表現する様に感動しました。公開当時スクリーンで観ていたら、今で云う「バベル」の菊地凛子以上の衝撃だったと思います。
ありあさん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-24 15:10:17)
54.もう随分前に見た作品だが色褪せることなく益々味が出てくる。瑞々しくリアリティのある主演2人が新鮮であるし、また背景である尾道の風景が何処かノスタルジックで美しい。その淡い風景と重なるように流れるシューマンの“トロイメライ”が切なくて胸にじーんときたりもします。何か遠い昔の出来事を想い起こさせるようなそんな感じのする作品です。







カリプソさん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-25 02:37:03)
53.いやいや面白かったです、「セーラー服と機関銃」よりよっぽど!
ぷりしら19号さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-11-13 00:13:36)
52.大林宣彦監督の作品の中では、面白いと思える。 いいんじゃないの? 変な映像処理をしないで、ストーリー勝負なところがよいかと。
とっすぃさん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-20 00:43:33)
51.ふと“尾道”へ行こうと思いたち、「それならば大林監督の映画を観なければ!」と思い、初めてあまりにも有名な今作を観た。
いやー、スゴイ映画だと思う。知名度の高い映画なので、内容を知っていた分、今まで敬遠してきたことをうらめしく思う。
大林監督の、まさに郷里への愛情溢れるノスタルジー。可笑しくそれでいて切ないストーリー性。郷里の美しさ、感情の美しさ、過ぎ去った時間の美しさ、あらゆる美しさが合わさり、また違う美しさが映画いっぱいに溢れている。
それにしても、何よりスゴイのは、この映画に主演した“新人”俳優二人の発見である。この映画の、特に主人公の二人の間での台詞がいちいち完璧なのは、もちろん脚本の素晴らしさもあるが、演じる二人の俳優のチカラに他ならない。ほんとに「天才じゃないか」と感嘆してしまう。
良い役者というものは、そのキャリアの発端から“巧い”ということをつくづく感じた。
鉄腕麗人さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-08 02:30:23)
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【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 7.51点
000.00%
111.11%
211.11%
300.00%
411.11%
577.78%
61011.11%
71820.00%
82426.67%
92426.67%
1044.44%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.60点 Review5人
4 音楽評価 7.20点 Review5人
5 感泣評価 6.75点 Review4人
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