《改行表示》100.《ネタバレ》 雰囲気は好きです。BGMがあまりないところとか、色合いとか風景とか。 でもおばあさんのシーンから雰囲気変わってちょっと… あと、最後の数分間がいらないと思いますね。ニュースでの解説みたいなのもいらないし、別の都市での事件発生の様子もいらないです。おばあさんの家で離ればなれになった状態から2人が会って、手を繋いだところでフェードアウトするくらいがちょうどよかったような… 【赤紫】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-16 09:58:58) |
99.《ネタバレ》 面白そうなのに全く面白くない映画でした。電車が田舎の駅で停止し、どことも連絡が取れなくなったって辺りはワクワクしてたのですが、途中からはオチに期待するしかなくなり、そのオチも中途半端じゃ心底がっかりです。有事の際にはガスマスクしてテレビ観てるのが正解なんですね。 【光路郎】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-30 01:49:49) |
《改行表示》98.《ネタバレ》 自殺のシーンは瞼に残り、正直ショックを受けました。 自然が、地球が、もし人を害とみなし、こういう形で排除したとしたならば、 感情ある生き物として、これほど惨い消され方も無いように思います。 見えない力、家族、愛、生と死、自然と地球、様々な事を考えさせてくれる作品でした。 ただ、知り合いに、この映画の感想を、どう表現すればよいのか今も悩んでいます。 良い映画なのか、そうでないのかも分かっていません。 でも、色々な面で心に刻まれたことは確かです。 【sirou92】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-17 12:33:08) (良:1票) |
97.始まってみれば、原因不明の出来事が次々と。そして終わってみれば、やはり原因不明のまま。ハプニング2では、原因解明をお願いします。ないと思うけど… 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-12-10 16:38:14) |
《改行表示》96.《ネタバレ》 序盤の集団飛降りの場面、あれが“一番”怖かったです。 印象は、緊張感がかなり薄まった『28日後…』といった印象です。 植物が毒を放つようになった理由を、劇中ずっと、あたまの片隅で探しながら鑑賞してましたが、最後までそれらしい理由を見つける事ができないまま、エンディングを迎えてしまいました。 背景に原発が象徴的のように映ってたりするから、もしかしたら環境破壊など、何か人類への警鐘みたいなものを、作品全体のメッセージに入れたかったのかもしれません…… 終盤、あの老婆の孤独や虚勢の描き方は、とても良かったです。 そのあとすぐの、主人公が孤独に恐怖するシーンへ上手く繋がってます。 【Hiro】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-27 23:05:02) |
95.《ネタバレ》 テーマは、大切な人を失うかもしれないことの恐怖。それを描くことができれば、事件の原因などはどうでもよいことなのでしょう。主人公が科学の教師であることが、のちのち事件の解決に役立つかと思ったら、それはなかった。不気味な屋敷と不気味なおばあさんの登場から、突然映画の雰囲気が変わりホラー映画になってしまいました。 【エンボ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-08 23:49:04) |
94.あいかわらず風呂敷を広げるのは抜群にうまいですがたたみ方がへたです。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-11-04 17:08:03) |
93.シャラマンの映画は中盤までは良いんですが結末でがっかりが多いですね。話を広げてうまく畳めていないようです。 【ミッド】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2009-11-03 22:53:14) |
《改行表示》92.《ネタバレ》 最近の社会現象や自然現象とからめて作りたい気持ちは判りますが・・・。 30年くらい前のパニック映画をインド風にしましたって感じの内容の薄い感じは否めません。結局突然始まり突然終わるんじゃ誰にもどうにもできないよね。おわり。というのではいくらなんでも膨らまないんじゃ? そこに人間がどう心に思うのかが必要です。 【森のpoohさん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-17 00:22:13) |
91.《ネタバレ》 観るつもりはなくて、でもやっぱりシャマラン監督だしってんで観はじめたら、やっぱりやめられなくて最後まで観てしまいました。怖さも普通のホラー映画とは違っていた。人間が無感情にトラクターに身を投げ出していくところとか、ためらいもなく車を激突させる場面とか、ずらっと首を吊っている風景とか、もう何か見てはいけないものを見せられているのに、映像は爽やかというか、木が揺れて不気味なはずなのにどこかきれいで、この監督の普通でない感じ方に感化されるというか、不思議な映画でした。こんなにひっぱっておいて、ちゃんとオチはあるのかと思いながら観ていたら、やっぱりオチはなく、曖昧なエンディングだったけれども、それはそれでいいと思った。ズーイー・デシャネルがすごくきれい。個人的にはエリオットが一生懸命木に話しかけていて、途中でフェイクのビニールの葉だと気づくシーンがすごくすきです。ツボにはまりました。 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-12 11:42:18) (良:1票) |
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90.何か中途半端だな~。何が言いたいのかさっぱり。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-10-09 14:00:49) |
89.《ネタバレ》 ほとんど何もわからないまま終わってしまった。いや、明確なオチが必要ない映画もあるってことはわかってます。けどメッセージ性も感じ取れなかったんです、はい。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-09-22 01:05:02) |
88.《ネタバレ》 素朴な映画というか無邪気な映画というか。別に、この映画が「やっていること」自体は、素朴でも無邪気でもなくて、むしろ映画的な策略に満ちているのだけど・・・しかし、今どきコレで通用すると思っているのが、素朴で無邪気だなあ、と。いや、素朴で無邪気なフリをして、「今さらながら、あえてこういう映画に挑戦する」というコトに意義を求めているのだろうか? 突然発生する集団自殺。原因は植物の出す毒素らしい?ってな訳で、人々に襲いかかるモンスター、人々が逃げ惑う敵は、単なる“風”として描写されるという、古臭さがかえって新鮮な映画。あるいは、「古臭さがかえって新鮮でしょ、ね、ね」と馴れ馴れしくも訴えてくる映画。うーん。しかしやっぱり。今どき、これじゃあ、ねえ。ってか、ココロザシ確かに良し、かもしれないんだけど、テーマ自体がイマイチな気がしてしょうがない。人間、それなりに長い人生を生きてきたら、思わぬ死に接したり、なんやかんやと経験してきて、「よく自分なんかがこうやって生きていられるよなあ」みたいな、生存の不安というか生存のブキミさというか、そういったことを、時々感じるわけですよ。まさにこの映画における、原因不明の大量自殺、これこそが現代を生きること自体の不安。なぜ死ぬのか。いつかそれは自分にも降りかかるのか。そこから逃げる術はあるのか、ってね。で、この不安を描写する映像が、「突然、立ち止まり、後ろ向きに歩き始める」ってんでは、やっぱり、弱いんだよなあ。現実の生における“不安”や“恐怖”の方が、よっぽど強いんだよなあ。そこにどうしても、違和感を感じてしまう。「ビルから人が次々に降ってくる」というシーンは確かにインパクトあったけど、それだけにますます後半が弱い印象。ラストは、いわば、諦念と希望が綯い交ぜとなったある種の平和、あるいは“前向きな不安”で映画は幕を閉じ、上記の感覚を持ちつつこのラストを観てると、いささか「楽天的」という気も。でも一方では「でも、うん、そうなんだよな」と、先日、子供が生まれた私にとってはどこか共感する部分もあったり。自分の子供が生まれる、ということには、実は、自分自身への諦めが含まれているのです、ハイ。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-10 00:10:44) |
《改行表示》87.冒頭の集団自殺は衝撃的でした。 ここからどう話が続いて行くのかとワクワクしていたのですが、この手の映画に多いなんだかパッとしない流れになっていって、残念。 やはり、最初がクライマックスだったか。 【甘口おすぎ】さん [試写会(字幕)] 4点(2009-08-24 01:54:14) |
86.《ネタバレ》 シャマランの悲劇は『シックス・センス』があまりにもヒットしすぎたことにあると思うが、彼の作風というのは、別にドンデン返しを売りにしたものではない(と思う)。幽霊、アメコミ、宇宙人と、これまで散々使い古された題材を再構築し、リアル志向で描くこと。本作も、所謂ディザスター・ムービー(パニック映画)をシャマラン風に味付けしている。『鳥』をモチーフにしたと思われ、ヒッチコックがただの無害な鳥を恐怖の象徴としたように、ここでは物言わぬ植物が脅威の対象となる。必ずしも成功しているとは言い難いが、必要以上の残酷描写など、シャマランの意欲は伝わってくる。おっさんがライオンの檻に入ったシーンは、思わず「おおぅっ!」と声を上げてしまった。風から逃げる描写は、『スペースゾンビ』を思わせ失笑したが…。シャマランは『スペースゾンビ』を観たことあるのかな? 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-08-11 22:50:20) |
85.まさかそんなわけないやん!って思ってたら、本当にそんなわけで、ええ!?って言ってるうちに終わってしまい、猛烈に肩透かしをくらった感じで脱臼しました。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-02 00:48:20) |
84.《ネタバレ》 いい感じでどきどきした。新鮮な感じのどきどきです。というより今まで、経験した事の無い緊張感を味わったのでこの点数です。自然の植物がだす(らしい)化学物質(かもしれないもの)が人間を・・・そしてその原因は集団(かもしれない)し、原発(のような感じもする)し、人間の怒りや恐怖などの感情(という読み取りもできる)し、とまあ細かく見てみるといつものシャマランらしい伏線の散りばめ方です。(と、思ってます) 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-11 22:41:57) |
《改行表示》83.《ネタバレ》 おおレグイザモ。ルイージ~。非常に「いい雰囲気」の映画です。最後まで雰囲気だけは非常にいい。もう少し若かったらぷんぷん怒りそうな内容ですが、解決しない訳の分からなさを含む映画を好む年になって参りましたので、テイストとしては好みです。ただあのフランスオチはよくないね。今まで斬新オチで売ってきた監督の映画であの中学生でも付けられる蛇足オチはいくないね。「なんだったんだろねぇ」のまま終わらせた方が斬新だったのに。 【らいぜん】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-06-27 15:28:01) |
82.突然自殺をする人々は、かなりインパクトがありました。その怪現象から逃れようとする人々。いつこの現象に襲われてしまうのか・・・ドキドキしながら観ていました。シャマラン監督の作風は好き嫌いが分かれると思いますが、私はけっこう楽しめました。最後の終わり方も賛否両論あるでしょうけど、あの謎を残したままのラストシーンが良かったです。 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-27 01:28:46) (良:1票) |
《改行表示》81.《ネタバレ》 多少の顰蹙は承知で、自分勝手な解釈を書きます。 おそらく毒素を出す植物が反応していたのは「人間の集団」ではなく、人間の集団に発生しやすい「憎悪」の方だったのです。 老婆が死んだとき、彼女は集団で行動こそしていないものの、直前までエリオットを罵っていました。また草原を2班に別れて移動していたときに兵士が錯乱したのは、先頭を歩いていた男性陣が激しい喧嘩を始めた直後。集団行動していれば否応なく軋轢は生じますから、エリオットが初めに立てた仮説は身を守るのにある程度は有効でした。だからてっきり正解だと思い込んだ。 毒素が「憎悪」への反応だとすると、直接的な原因は植物ですが、引き金を引いたのは人間自身。つまり集団自殺現象は、そのメカニズムにおいても文字通りの自殺行為、お互いへの憎悪で己の首を絞める、人類という種の自殺だったのです。 このように考えると、テーマとしてもしっくりきます。主人公のエリオットは情緒不安定な妻と行動を共にし、友達の娘も励ます優しい人物です。草原の移動中に高まりかけたパニックの気配を抑えて理性的に振る舞うし、妻のちょっとした裏切りにも寛大に接します。常に冷静で、人間関係の和を保とうとする性格なのです。 孤独な生活を送っていた老婆は生き延びていましたが、狂気の淵にあり、人と接した途端にあっさり破綻してしまいます。エリオットが最後に取った行動は老婆とは正反対。孤立した状況でも人と繋がり続けようとし、誰といても安全ではないことを知っていてなお、一人で死ぬくらいなら妻とともにあることを選ぶのです。 最後にエリオットが嵌める指輪が示した色は「愛情」でしょう。「憎悪」によって自滅しかけた人間の危機に、彼が生き残るのは必然でした。エピローグでの懐妊は予定調和にも見えますが、つまりは彼らこそが新しい世代を育み、人類を担っていくのだという象徴でしょう。 実のところ欠点がない作品とは言えませんが、批判は山ほどあるようなので自分は控えておきます。グロテスクなだけの場面もありましたが、集団の飛び降り、銃を手渡しての連鎖自殺などは、映像的にも鮮烈。首吊りの画なんかは残酷な宗教画のようで(不謹慎ですが)荘厳ですらありました。いかにもシャマランらしい、信仰心が滲んだ作品だと思います。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-23 08:50:31) (良:2票) |