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イコライザー

[イコライザー]
The Equalizer
2014年上映時間:131分
平均点:6.74 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-10-25)
アクションサスペンスシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィアハードボイルドTVの映画化バイオレンス
新規登録(2014-08-18)【miki】さん
タイトル情報更新(2018-08-27)【たろさ】さん
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監督アントワン・フークア
キャストデンゼル・ワシントン(男優)ロバート・マッコール
マートン・ソーカス(男優)テディ・レンセン(ニコライ・イチェンコ)
クロエ・グレース・モレッツ(女優)テリー
ビル・プルマン(男優)ブライアン・プラマー
メリッサ・レオ(女優)スーザン・プラマー
デヴィッド・ハーバー(男優)マスターズ
ヘイリー・ベネット(女優)マンディ
大塚明夫ロバート・マッコール(日本語吹き替え版)
山路和弘テディ・レンセン(ニコライ・イチェンコ)(日本語吹き替え版)
潘めぐみテリー(日本語吹き替え版)
安原義人ブライアン・プラマー(日本語吹き替え版)
高島雅羅スーザン・プラマー(日本語吹き替え版)
桜井敏治(日本語吹き替え版)
原作マイケル・スローン(脚本・1946年生)(原案)(「ザ・シークレットハンター」に基く)
脚本リチャード・ウェンク
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
主題歌エミネム"Guts Over Fear ft. Sia " (Universal Music)
撮影マウロ・フィオーレ
製作メイス・ニューフェルド
アレックス・シスキン
マイケル・スローン(脚本・1946年生)
スティーヴ・ティッシュ
リチャード・ウェンク
製作総指揮エズラ・スワードロウ
デンゼル・ワシントン
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
衣装デヴィッド・C・ロビンソン[衣装]
あらすじ
ボストンのホームセンターで働くマッコール(デンゼル・ワシントン)は、夜は喫茶店で紅茶を飲みながら読書をする事が日課で、ささやかな暮らしを送っている。喫茶店で出会った娼婦・テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と話をするようになるが、ある夜、彼女がロシアンマフィアから酷い扱いを受けている事を知る。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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18.《ネタバレ》 静かな展開ながら、なかなか良いですね。デンゼル・ワシントンの寡黙な雰囲気はさすがの貫録でかっこいいです。 最後はホームセンターならではな戦いでしたねw。ちょっと最後が長かったかな~?とか思いましたが良かったとオモイマスハイ
Kanameさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-05-24 10:59:20)
17.《ネタバレ》 デンゼル強い!!
クロエのおっぱいを守るために立ち上がったデンゼルのファーストバトルは、緊張感マックスでドッキドキ!スーパーマーケットバトルも見応えあり!普通に殺したほうが手っ取り早いぐらいに一生懸命トラップを仕掛ける。でも、こういうバトルどっかで見たことがある気がするんだよなー。そんなに頑張って戦ってたのに後半になるとスーパーパワーが超インフレ!
何もしなくても敵が死ぬ!!最後の方はどっちが悪者かよく分からない!
お前いったい何者だ!
すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2015-05-21 01:35:09)
16.《ネタバレ》 一言で言うと、「限りなく地味なスーパーマン」て感じですかね。
ゴロツキ相手にとにかく無敵のデンゼル。
彼が悪者どもを見るときの、あの冷たい目つき。
あの目つきはデンゼル・ワシントン特有の魅力ですよね。
目の中に、強烈な軽蔑と怒りが込められている。
クロエちゃんの、最初のほうのグレ娘の演技いいですね。
あの大爆発をバックに歩くデンゼルとか、えらくカッコよかった。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-05-13 23:06:56)
15.《ネタバレ》 よくあるアクション物なんだろうなあと思いつつDVDを観た。穏やかにしっとりとした雰囲気で映像は流れていく。冒頭からしばらく、急ぐとか観客の興味を引くためだけのこけおどし的なアクションは皆無なのだが不思議と惹きつけらて見入ってしまった。人はつらい思いをした分だけ他人に優しく、また強くなれると言うが、まさにその言葉のように、娼婦の少女や職場の同僚への優しさがよく描かれているし、、自分の抱えた心の傷の存在も言葉でなく設定と映像で上手く描いている。武闘的な強さはもちろん強烈に描かれているが、それは「オマケ」だろう。ヒスパニック移民、ロシア移民、真面目に暮らす人々と濡れ手に粟のあくどい商売に手を染める移民の屑を登場させ勧善懲悪を描く。ありきたりに見える普通の日々を真面目に生きる姿を淡々と描く。普通の人にとって毎日はほとんどが辛いだけで面白いことも変わり映えもしない繰り返しであり、それを普通に生きることが強いことだと励まされた気もちになった。
小鮒さん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-06 08:31:29)(良:1票)
14.《ネタバレ》 年を取ってもやっぱりデンゼル・ワシントンはかっこいいです。
こういう王道の、優しくて穏やかで知的だけど、実はめちゃ強くて悪は容赦なく叩きのめす、という役がはまってます。
そして、喜怒哀楽を雄弁に物語ることができる瞳。
目の動きによって、敵をやっつける時一瞬で状況把握する場面も良いのですが、
テリーに「途方に暮れた目をしている」と言われたときの、深い憂いをたたえた黒い瞳。
こんなに豊かに目だけで表現できるのがデンゼルの素晴らしさだと思います。
ストーリーは単純ですが、前半、ホームセンターの同僚に警備員になるための特訓をしてあげたことが、
後半助けになることなどの小ネタなども入ってるところも良かったです。
ロバートは、穏やかな余生を送るはずだったけど、今後は必殺仕置人になるんでしょうか。
ともかく面白かったです。
nanapinoさん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-04 11:40:21)
13.《ネタバレ》 なんだよこの映画!めっちゃ面白いじゃんかよ!宣伝の仕方悪すぎだろ。地味な印象しか与えないよ、あれじゃ。とにかくね、私はこういう映画を待ち望んでいたんですよ。特殊だの秘密だのと大層な肩書きを付けてる割に、結局は派手な銃撃戦にカーチェイス、そして肉弾戦と、単純バカな力技で解決。そんな奴らにはウンザリしてたんですよ。でこの主人公。どうですか?ええ。武器なんかいらない。その場で調達すればいい。無駄な動きはしない。最低限に、必要最低限の動きで仕留める。銃だってほとんど使わない。走ったり飛んだりもしない。実にスマートに仕留める。殺しだって出来ればしたくない。手切れ金を提示したり、高飛びしたように工作したり、悪徳警官には更生への道を与えたりと、超ウルトラ格好良過ぎです。はい!久々にいい映画に出会えました。ありがとう!人に勧めたくなりました。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 8点(2015-04-12 00:39:48)
12.《ネタバレ》 昨日BDで吹き替え版も鑑賞しました。
雰囲気は『レオン』と『マイ・ボディーガード』と『アンブレイカブル』を足して割ったような感じ。
質素に暮らしている主人公が、かつて培った技能を活用し、ある日を境に身の回りで起こっている事件を解決していくお話。
基本は『日常』パートと『事件解決』パートを織り交ぜながら複数の短編エピソードを解決していくので、海外ドラマ数話をまとめたような構成。
日常パート時のゆったりとしていて穏やかに過ぎていく平和な時間の主人公は完全にデンゼルワシントン(吹替えならプラス大塚明夫)のプロモーションビデオ(良い意味で)で和やかな気持ちになると同時に、正義執行時の冷静冷徹な一面とのギャップが素晴らしく、映画としても緩急が激しく見ていて飽きない。
また、序盤ある少女を助けたことによってマフィアが彼を暗殺するべく、あの手この手を使って追跡してくるため、一定以上の緊張感は保たれており、上記の小事件と同時進行となるため、映画としての軸もしっかりしている。
デンゼルワシントンも、ここ最近の主演映画で良く見られる『基本は心優しいが、敵に対しては一切の容赦が無い』と言うお馴染みのキャラクターだが、これに関しては若干のマンネリも感じられてしまった。
どんな敵だろうが一度は改心のチャンスを与え(銃で襲ってきた敵も殺さず再起不能にするだけ)、方法も金を渡したり脅したりと相手に合わせる(言動も多種多様)のも面白い。実際汚職警官の一人は、命の危機が迫っていたこともあるが、説得によりかつて持っていた純粋な正義を呼び起こされた。ラスボス的キャラとの会話は素晴らしく脅したら脅し返されたがさらに脅し返すと見事。
アクション自体は尺と比較すると結構少ないと思う。自分は他のシーンも楽しめたし、短いながら戦闘も迫力あったので満足しているが、アクション映画を期待している人には物足りないかも(主人公も銃使わないしね)。


総評
猛烈に真夜中のファミレスに行きたくなる映画。
ムランさん [映画館(字幕)] 8点(2015-04-01 07:58:39)
11.伯父さんとロシアの売春婦が織りなすアクション映画でしょうか、ヒロインは可愛くないですストーリーもいまいち盛り上がりませんでした、期待しないで鑑賞すればいいかも
SATさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-03-31 21:37:31)
10.《ネタバレ》 「デンゼル・ワシントン主演」ということ以外予備知識無しで見ました。前半は「一体どういう映画だろう?」とワクワク鑑賞。中盤からの主人公の無双っぷりには目がテン。まさにスーパー・グラン・トリノ。テンポもよく、何も考えずに楽しめます。主人公の正義感が歪んで見える場面も多々ありますが、まあいいバランスだったのではないかと思います。ただ残念なのは、クライマックスのアクション。個人的な好き嫌いなんですが、「ホームセンターやデパートの中で戦う」ってシチエーション、それだけでテンション下がっちゃうんですね、ワタシ。だから「Mr.&Mrs.スミス」も好きじゃなかったりします。「便利な物がなんでも揃ってる状況」ではあまり燃えないなあ。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-13 17:05:34)
9.《ネタバレ》 「必殺仕事人」ですね。お金は絡んでいませんが。あまりに主人公が強いので、あまりドキドキ感はありませんが、いろんなアイディアをアクションシーンに詰め込んで、楽しく見られます。ただ、登場人物の心情を、もっとスクリーンに映してほしいと思いました。
shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-11 20:11:34)
8.《ネタバレ》 それほど見る気もなかった作品でしたが、キャストにクロエ・グレース・モレッツの名を発見するやいなや、入場券を買ってしまった。期待の彼女は、刺激的な姿を見せてくれたりしますが、出番が圧倒的に少ないのが残念。デンゼル・ワシントンについては、私にはトレーニング・デイを観た時のトラウマがあり、彼が元同僚に会いに行くシーンまで、実は彼は善人面した悪人でしたってなことにならないかと勝手にドキドキしてました。(元ネタがあったとは知らなかったもんで)底が浅いともいえる単純なストーリーだが、抑え気味の丁寧な演出のおかげで、大人の鑑賞に堪える作品になっている。ただ、闇の仕事人の話にしては、ラストのホームセンターでの大暴れはバランスが悪いと感じました。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 7点(2014-11-08 22:07:10)
7.《ネタバレ》  もう少し上映時間削ったシンプルな物語が良かったなぁ。

 前半の雰囲気はいいんですよね。デンゼルの性格を表す生活描写、そのデンゼルが眠れずに過ごす夜のカフェ。夢見る売春婦のクロエとのふれあい。孤独な人々の夜のひととき。

 でも、デンゼルの怒りに火がついてからはわりとありきたりでテンポの悪い映画になってしまって。
 マフィアの背景とか、デンゼルの過去のネタばらしとか、どうでもよくありません?
 あの辺の描写がテンポを悪くしてしまい、その類型的な設定がありきたりな物語にしてしまい。
 それをやっつける事でカタルシスが与えられるんですよ、とばかりにマフィアの極悪さを際立たせるための不快な映像は見ていて気分がいいものではありませんし。

 クライマックスのホームセンターでのバトルも思ったほどにはスキルを活かした闘いを繰り広げる訳ではなくて、意外とゴリ押しな感じ。
 クロエは実は物語上あまり重要ではないというのが見て取れるように途中でどこかへ消えちゃってラストに申し訳程度に出てくるし。

 爆発背負ってスローモーションとか、もうベタな画を見せるような稚気があるならば、もっと削いだシンプルなものでいいと思うんですよね。

 個人的にはホームセンターのおじさんがただ悪いヤツをやっつける大人版『ホーム・アローン』(っていうか『ホームセンター・アローン』ね)が見たかったかな。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-02 20:03:35)(良:1票)
6.《ネタバレ》 久々のデンゼル、アメリカの良心とも言われる俳優だと最近知りました、60歳、歩いてる姿、お腹が少しダブっているような、雰囲気を感じました、180センチ、しびれちゃいますよね、かっこよくて、私もデンゼルのようなお顔に生まれたかった、とか思いました。あの女の子、クロエだっけ、最近よく見かけるようになった、スーパーエイトだっけ、駅で映画を撮るシーンふざけて、屍体、ゾンビのメイク、可愛かった、スーパーエイトの時のあの色っぽさ、可笑しいくらいでした。
映画では、現職時は15秒だったかしれないが、19秒になりましたよね、そのシーンから始まった。
映画のシーンだけど、みなさん手袋をしてないんだけど、あれでは、自分がしましたよと、証拠を残してる気がしてならないのだけど、まあ、細かいことはいいか、カッコよくて、怖くて、ドキドキして、見れました、自分の中のデンゼルは、デジャブかな、あれ良かったです、映画楽しめました。すいません、スーパエイトはエルファニングでした、似ていて、ついうっかりしました。
yasutoさん [映画館(字幕)] 10点(2014-11-02 04:01:03)(笑:1票)
5.《ネタバレ》 「デンジャラス・ラン」「2ガンズ」に続き、今年も「秋のデンゼルアクション」の季節が来た。

イコライザーは、そもそも昔のTVシリーズの映画化であり、目新しさはないかもしれないが、フークア監督らしい無骨な演出がカッチリはまった作品に仕上がっている。

作風としてはかなりハードボイルドな印象を受けた。戦うきっかけとなったクロエは、一旦退場させ、ラストの再開までひたすらデンゼルとマートンの攻防が描かれていく。
正義の心と、悪人に対する非常さを併せ持つデンゼル、狂気と冷静さを感じさせるマートンの対比が、互いの人物像を行動によって掘り下げていく仕組みだ。捜索、接触、戦闘…その過程が人間描写として機能している点が秀逸である。

それに加えてフークアの演出もまたカッコいいのだ。今時爆発をバックに悠然と歩くシーンをカッコよくみせるとは中々である。

「目を見れば分かる」というド直球(なにしろセリフで言っているのだから)な誘導。その後には人物の表情のクローズアップが入り、いやがおうにも目に注意がいく。このデンゼルの目の演技、そして演出は要所要所でストーリーの鍵となっており、例えば、密室で相手を倒すための算段を立てる頭脳を、あるいは止めをさす際の沈着かつ冷徹な技術など強調する。
スプリンクラーの雨の中、ライバルの前に立ちはだかった時にも、スクリーンに映し出されるのは、やはりデンゼルの目なのである。もはや美しさをも感じてしまうこのシーンのカッコよさ。この手の映画の醍醐味ではないだろうか。


19秒で世の不正を完全に抹消する男。
このコピーを見る限り、斬新な設定もない本作のコピーは難航したことだろう。まだ「夜のホームセンターに現れるDIY妖怪」の方がしっくりくる、こないか。
しかし、それとは裏腹に、本作のデンゼル=ロバートはキャラが立ちまくっており、さらにはB級かと思わせておいて、意外にも味わいのある脚本や演出に唸らされる。

今秋のデンゼルアクションは演技力と渋さで魅せるノワールの良作である。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 8点(2014-10-29 13:23:05)
4.《ネタバレ》 いやあ驚かされました。このご時世に大資本出資の映画で、ここまでフィルム・ノワールを標榜した画作りの映画が観れるとは。というか何度も挿入される大都市の全景、切り出された様なシルエット、重量感や痛みを感じる硬派なガンアクション、等は否応もなくマイケル・マンの映画を彷彿とされる。
正直その素晴らしい画を観れただけでも満足と言えば満足なのですが、本作はかつてのフィルム・ノワールが特徴としていた作品の閉塞感・虚無感は描かれていない。基本的に敵のマフィアは元CIAのヒットマンであったデンゼル・ワシントンに殆ど反撃する隙も無いままに殺されていく。デンゼル・ワシントン側にも特に「自身の行為が正しいかどうか?」などと悩む様子はなく、彼は正義の法の執行者として敵を刈り続ける。そこにやるせなさを一切感じない所が、傑作アクション映画『ヒート』を生んだマイケル・マンと大きく異なる点ですが、人によって好き嫌いはあるでしょうが、個人的には暗い画には暗く陰鬱な話であった方が好みです。
タンカーの爆破シーンで完全に陰鬱さの靄が吹っ飛んだのが残念。
民朗さん [映画館(字幕)] 7点(2014-10-28 00:44:29)
3.《ネタバレ》 デンゼル・ワシントンが操るフラッシュ・ライト。
タンカー爆発の炎を背景に浮かび上がる彼のシルエットと、高速度撮影の外連。
モスクワのシークエンスでの、明滅するランプに
さらにはホームセンター、ダイナー、アパートでの照明戦術。

『エンド・オブ・ホワイトハウス』でのローキー画面も記憶に新しい
ノワール監督アントワン・フークアが、さらに様々な形で光と深い暗闇を使いこなす。

マウロ・フィオーレによる艶かしい夜の闇の見事さは開巻から絶好調である。

クライマックスではしたたかに「雨」をも画面に呼び込ませ、デンゼル・ワシントンの
瞳を美しく潤ませる。
割れるガラスも、スプリンクラーの雫も、本作においては闇の中に煌く光としてある。

主人公が様々な場面でテーブル上のアイテム(本、髑髏、眼鏡etc.)を扱う動作は、
キャラクター描写だけにとどまらず、時に意思表示となり、
時にアクションそのものとなる。

女が絞殺されるシーンで、窓外にカメラが引く絶妙な呼吸がシーンの緊迫をより煽る。
クロエ・グレース・モレッツの表情と彼女の一言「Thank You For Everything」
の響きは彼女の悟りを物語って感動的だ。。

CDの感想に言及させない脚本や、過剰なBGMに不満はあっても、
映画ならではの視覚的面白さは満載である。


映画のラスト、まるで『ヒート』へのオマージュのように「NEW DAWN FADES」が鳴り響く。素晴らしい。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-10-27 12:48:27)
2.《ネタバレ》 ○デンゼル・ワシントンてこういう役が好きだな。昔は何となくモーガン・フリーマン的ポジションかと思っていたが、全然違う。もう60になるのにアクション映画頑張るな。○映画の内容はここ10年くらいのアクション映画の詰め合わせのような感じ。言い出したらキリがないが。○冒頭30分くらいは次どうなるか全く予想できない感じだった。○クロエ・グレース・モレッツは出てきたの本当に少しだけだな。もう少し見たかった。
TOSHIさん [映画館(字幕)] 7点(2014-10-27 00:57:06)
1.《ネタバレ》 元CIAの殺し屋が街に蔓延る外国籍マフィアを一掃する話と聞くと、私はスティーブン・セガールの『死の標的』を思い出すのですが、一方で本作の主演はデンゼル・ワシントン。どうやってもタダの人間には見えなかったセガールとは違い、演技力のあるデンゼルが主人公役を演じることで一般社会に紛れ込む偽装パートの説得力が増しており、さらにはそのことが成敗パートのカタルシスにも繋がっていることから、B級素材のアクションと演技派俳優の食い合わせの良さをあらためて実感させられました。デンゼルとリーアム・ニーソンには、これからもB級アクションの世界で頑張っていただきたいと思います。。。
内容は、あらすじを聞いて期待する以上のものとなっています。主人公が街のマフィアを成敗して終わりかと思いきや、成敗はたったの19秒で終了。その後、敵対組織による襲撃と勘違いしたロシアン・マフィアがスペツナズ出身の殺し屋を送り込んできたことから、東西殺人マシーン対決というアクション映画ファンにとっては夢のような展開を迎えます。もう最高でした。主人公が時計のような正確さで人を殺すのとは対照的に、ロシア側の殺し屋は狂犬のようなしつこさで恐怖を撒き散らします。両者とも素晴らしいキャラ立ちをしていました。。。
B級アクションながら、脚本のレベルもかなり高いものとなっています。元はラッセル・クロウ主演作として企画されており、その頃にはポール・ハギスも脚本に参加していただけに、脚本はかなり練り込まれているのです。お互いの素性が分からない段階での情報の取り合い、相手がタダモノではないと分かった後での腹の探り合い等、バイオレンス以外の部分が非常によく機能しているため、ここぞという時の見せ場にも勢いが生まれています。見せ場についても、主人公による職人技のような殺人スキルの連続には興奮しまくりでした。頑なに銃を使わず、有刺鉄線で敵の首を吊ったり、高枝切りバサミで頚動脈を切断したり、ハンドドリルで頭蓋骨に穴をあけたりと、あくまで勤務先のホームセンターにあるもので敵を血祭りにあげるというDIY精神には頭が下がる思いがしました。。。
映画は続編を匂わせて終了しますが、このクォリティを維持できるのであれば、バイオレンス映画の新たな名物シリーズになるのではないでしょうか。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 8点(2014-10-25 20:56:06)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.74点
000.00%
100.00%
211.28%
311.28%
433.85%
567.69%
61924.36%
72532.05%
81924.36%
922.56%
1022.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.40点 Review5人
4 音楽評価 6.50点 Review4人
5 感泣評価 7.00点 Review3人
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