103.《ネタバレ》 ジャケ写で宇宙服を着て歩いているのはアン・ハサウェイだとばかり勝手に思っていたのですが、マシュー・マコノヒーだと気づいてやや驚き。しかし作品を見ているうちに納得。誰がどう見ても彼こそが主役ですから。 それはともかく、評価が高いのも納得。宇宙の映像はきれいで迫力があるし、科学技術の粋を集めた「愛」の物語というのもいい。ただし、マシュー・マコノヒーがあまりにヒューマンすぎて興ざめでもあります。それに、宇宙の果てまで旅していながら、行き着いた先が自宅の娘の部屋の書棚の裏側というのは、あまりにピンポイントで都合が良すぎる気が…。四次元だの五次元だのでもっともらしい説明はつくのかもしれませんが、三次元が精一杯の当方の脳みそではついて行けず。 とはいえ、ジェシカ・チャスティンの「ユリイカ!」のシーンと、ラストのワンシーン(表情)はグッと来ました。がんばったマシュー・マコノヒーには申し訳ないが、やっぱりジャケ写はアン・ハサウェイでも良かったんじゃないかという気がします。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-01-15 01:31:18) |
102.《ネタバレ》 この映画は公開当時、飛行機で酒を飲みなが見て、宇宙に飛び立つあたりから寝てしまい、目覚めた時には最後の新しい居住地のシーンだったという、 まさにインターステラー状態の思い出しかない作品でした。 しかし、今回Huluにアップされていてようやく、その時空移動間の内容まで見ることができ、今更ながら劇場で観ればよかったと後悔しました。 素晴らしい出来の作品で、近年のSF映画の中では最高傑作と言って良い映画ではないでしょうか。 たしかに、最後あれで助かっちゃうんだ?的な感じはありましたが、そのおかげで浦島太郎的な面白さも、 そして、また助けに行くという希望のあるハッピーエンドで終わるので、それもアリかと。 ただ、人間ドラマとしては物足りないので、その辺を期待したらつまらないと感じるかもしれませんね。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 9点(2019-01-08 14:51:14) |
101.感動した。 感動した。 序盤はそこを描くかね。 描かないとこの感動はなかった。 思えば、次元を超越した概念はお化けなのかもしれない。 お化けはそこにいる、きっと帰ると信じてた。 そんなセリフは大人になったからだろ、ちょっとご都合主義かもしれないが、 破った約束を守りに帰ってくる、 そんな描写をした映画はあまりないのでは? 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 10点(2019-01-01 22:53:15) |
100.《ネタバレ》 SF大作。でも、あまりワクワクしなかった。画的に優れていたが、心に響かなかった。話は、ブースカじゃないか 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-31 14:45:25) |
99.壮大な設定の上で繰り広げられるSF映画 映像表現には鳥肌が立つほどの出来だった 【Ren】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-11-29 14:18:49) |
98.《ネタバレ》 個人的に最高のSF映画。 3時間弱あるが、脚本・編集が秀逸で、無駄なく描かれていて見始めると長いと感じる事なく見てしまう。 地球に似た惑星探しのためビジュアル的な目新しさはあまり無いけれど、雲が凍った惑星、巨大な波が周期的に訪れる水の惑星、1時間が7年に相当する時間のゆがみ、ロボットデザインなど、より現実的な描写がリアリティを高め、フィクション的なSFと一線を画している。 破損した船とドッキングするシーンはハンスジマーの曲と相まって何度見ても鳥肌立つし、クライマックスあたりの俺の正直度は90 %だ、のシーンで毎回泣いてしまう。 娘と再開し、アメリアに会いに行く所まできっちり描かれているとこは、ともすれば蛇足的な感じもするが、中途半端にして変な想像に任せるよりは、脚本家監督が語りたいメッセージが込められていて潔い。 どんなに優れた技術や考え方があっても、そこに人としての愛が介在しなければ、エゴにしかあらず。 名作。 【Luckyo】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-07-14 00:04:20) |
97.《ネタバレ》 公開時に劇場で見よう見ようと思っていたが、結局見逃した一作。 正直IMAX画面でブラックホールや氷の惑星の美しさを体感したかったと後悔せずにはいられなかった。 宇宙に旅立つまでの描写が長く、説明的で、ここがこの映画の弱いポイントだと個人的には思った。 伏線を張るために仕方ないのかもしれないが、もうちょっと序盤にメリハリのある展開が欲しいと思った。 宇宙空間に突入してからは、ノーラン作品お決まりのノンリニアストーリー(時系列通りに進まない、直線的でない物語)、カットバック盛りだくさんの演出、重厚華麗なヴィジュアルでごり押しする展開に、否が応でも引き込まれた。 文系人間の私には、登場する理論がさっぱりわからなかったが、とりあえずあの開き直ったかのような五次元空間の表現の仕方については、感動というか自然と笑いが零れてしまった。”現代の科学では検証不能、だから俺の好きなように演出するぜ!これがおれのかんがえた五次元空間じゃい!!”というノーランの叫びが聞こえてきた気がした。あの表現や展開について唖然とする方も多いと聞くが、個人的には苦笑いしつつ、まあ検証不能だからそういう可能性もあるかもしれないと思えた次第である。 何にせよ、鑑賞後は宇宙の広大さや深遠さに思いを馳せるいい機会になった。宇宙の未知の領域に対する希望、関心、それから少なくない恐れ。 技術が発展した現代で、その技術で人は宇宙に向かうのでなく、パソコンの画面や携帯の画面にくぎ付けになっている。そうした状況への反発と、もう一度宇宙に対して関心や希望を持ってみないか、というのが本作の隠れたテーマでもある。本作は冷静知的なノーラン監督らしからぬ、熱いメッセージが込められた映画なのだ。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-05-05 16:05:07) |
96.《ネタバレ》 とにかく長い…そして重い。でもSFとして重厚感がある。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-04 17:11:31) |
95.考証もしっかりしている壮大なSFで、堅い話になりがちなところを上手に親子関係や恋愛関係と言った信頼や愛情と行った要素を入れてまとめている。宇宙物理学の用語は半分も理解出来たとは言えないが、十分ストーリーにはついて行くことが出来たのは脚本の素晴らしさか。マーフの部屋の本棚に起こる怪異の正体が分かったときは感動した。また過去を変えるためでなく未来を変えるためと言う言葉も印象に残った。好み40/50、演出11/15、脚本13/15、演技5/10、技術10/10、合計79/100→8/10点 |
94.《ネタバレ》 世界が食糧難になって軍すらなくなって10年もたつ未来の話。人類の新しい移住先を見つけるという話。結局は移住先を見つけるのではなく、重力理論のデータを得る旅になった。 コンピュータロボットの形状が面白い。二本足で動くところは嘘くさいが、4本足形態で歩かれると合理的な形に見えてくる。『2010年』のチャンドラ博士は投棄されるHALに説得しなければならなかったのに、このロボットは実に聞き分けが良くて感心する。 しかし、ブラックホールに落ちて以降の展開には疑問が残る。モノの本などではブラックホールの先はホワイトホールだとかワームホールだとか言うけれど、自分はブラックホールに落ちたら恐ろしく重い(そして多分硬い)何かに「ゴチン」とぶつかって(そして多分潰れて)オシマイとなると思っていた。今回の描写を見て昔のディズニーSF映画『ブラックホール』を思い出し、ちょっと萎えた。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-27 18:09:36) |
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93.題材も興味深いし、難解でありながら非常に面白い映画なんですがね。 なぜかマーフがあまり好きになれなかったのが残念。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-12 15:37:43) |
92.《ネタバレ》 最近のSFに比べると、かなり内容は濃くて良いのですが、ちょっと長いのと、最後が無理やり感が強過ぎて。相対性理論はちゃんと分かってないですが、分かっていても、これは全く関係無いような気もします。マン博士の豹変も、兄の暴力も要らなかった。あれで長くなったし。宇宙船から放り出されて、体一つでワームホールか宇宙の果てのような所に行った時点で、一気に緊張感が無くなり、そして本棚が出て来た時は… 【♯34】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-10-30 02:08:36) |
91.クリストファーノーランの非常に挑戦的なSF映画だったと思う。 インセプションやバットマンで魅せた構造の片鱗を感じつつ難易度が高い壮大な宇宙がテーマ。これだけの完成度であれば良い仕事をしたと思う。 相対理論。個人的にはさっぱりだが専門的な科学検証を用いながら人間ドラマの構成もしっかりとしている。 地球の将来、環境問題に直面したとき人類がどのような行動をとるのか。今回のようにプランA,Bとして新しい星を求め探索するのか。 理論上、現実可能そうな展開に映画の枠を超えた夢を少し感じた。 |
90. 哲学的なテーマでした。ただ、結局こういう表現になるわけねというような映像の限界も見え、活字で読んだ方が良かったかとも思いました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-01 21:22:27) |
89.《ネタバレ》 上映当時に映画館で観ようと思っていたが、何故か他の映画観てしまった。 想像した通りに面白い映画で、出来も良い。最後は予想以上に複雑な状況も提示されてなかなか興味深い終わり方だと思う。 父娘の愛情での解決や、主人公自体の恋愛の使い方がそれほど上手いとは思えないが、真面目な作りに好印象で加点したくなる。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-09-11 20:02:19) |
88.《ネタバレ》 長尺にも関わらず、飽きることも疲れることすらなく最後まで楽しめます。映画の中の重力とかがきっと観る者の時間軸にも作用しているのでしょう。終わり方も文句なし。最近の前編後篇構成の映画たちは見習ってほしいものです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-09-02 13:54:38) |
87.宇宙の映画。SFは好き好んで観ないけど、おもしろかったです。 時間が長いのがしんどいけど、色んなパートが観れるので飽きないです。 相対性理論だとか物理学だとかよくわからないので「なにこのテンデモ理論(笑)」となるけど、 理論に基づいて作られているらしく、学のある人が観るともっと面白いそうです。 まあ、わからない人でも宇宙SF映画・親子愛のソース和えとして十分見れる内容です。 6点にしようかと思ったけど、最後の展開が気持ち良かったので+1点献上。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-08-22 14:56:52) |
86.《ネタバレ》 SF的おもしろさが非常にある映画。考証もそこらのSF映画よりずっとしっかりやってる感じ。ウラシマ効果によって生まれるドラマもおもしろい。でも一番印象に残ってるのは、巨大な波のシーン。怖すぎっ!(波の高さなんて行く前に予測できそうな気もするけど) 娘の部屋とつながってるってところはさすがにフィクションくさすぎる。あれがなければもっと良かったのに。 ブラックホールの特異点に行ってデータを集め、重力の理論を完成させたわけだけど、これってもしかして電磁気力、弱い力、強い力、重力の4つの力を統一した究極の理論なのかな? だったら、物理学や宇宙論好きからしたら永遠の夢なのでたまらない。そういや超ひも理論はまったく出てこなかったなあ。特異点をひもで表現してほしかったけど、この世界ではあれは否定されてるのだろうか。 【ネギ寿司】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-07-26 02:07:36) |
85.《ネタバレ》 SFあるあるの親子年齢逆転とロボットがよかった。 【すたーちゃいるど】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-05-28 19:06:44) |
84.《ネタバレ》 面白いんですが、頭の悪い自分、置いてけぼり感が否めません。 宇宙の事、時間の概念、ブラックホールとは何か等、ある程度の理解が無いと 何を話し合っているのか・・??? 小一時間のミッションに行き、戻ってきたら、母船では何十年も経っていた? とてつもないです。これって未来へタイムトラベルに近いけど別ですよね。 終盤で、過去が見える空間から、過去の自分の家族へアクセスしようと奮闘の シーンも、コレって何?・・・ 疑問符だらけ そういうものなんだと無理やり納得したつもりで最後まで見ました。 時間の交錯やら冷凍睡眠やらの結果、親父の数日の任務により、娘は100歳超え の悲劇でしたが、生きて再会の喜びは伝わりました。 アメリアとも再会を 果たすのだろうというイメージで幕引き。 うーむ、恥ずかしながら理解できませんでした。それでも、面白いです。 この監督、次は一体何を作ってくれるのでしょうか。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-08 18:55:58) |