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まごころ(1939)

[マゴコロ]
Sincerity
1939年上映時間:67分
平均点:8.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1939-08-10)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2005-06-16)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2016-02-14)【イニシャルK】さん
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監督成瀬巳喜男(演出)
キャスト高田稔(男優)浅田敬吉
村瀬幸子(女優)その夫人
入江たか子(女優)長谷山蔦子
藤間房子(女優)祖母
清川荘司(男優)岩田先生
原作石坂洋次郎『まごころ』
脚本成瀬巳喜男
音楽服部正
撮影鈴木博
製作竹井諒
東宝(東宝映画東京撮影所)
配給東宝
美術中古智(装置)
録音下永尚
照明藤林甲
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1.題材とも合致した、鈴木博の本領といえる軟らかな画調が滋味深い。

少女たちが泣きじゃくる校庭のベンチの上で揺れる木立、小川のせせらぎと川面の光の揺れ、風に揺れる畑のとうもろこしや小川に沿った並木道の道端に咲く野花など等。
郷愁に満ちた生活空間の風情はロケ地選びや画面構成の力量だけでなく、ソフトなタッチを活かした珠玉の撮影あってこそのものである。

二人の少女の画面映えも素晴らしい。(団扇から顔半分覗かせる加藤照子のショットが絶品。)

映画研究塾の成瀬論を応用するならば、「背負い歩き」、「振り返り」、「顔のふれあい」、「びっこ引き」といった豊かな具象的イメージがまず監督にあり、それらを導き出すものとして水浴中の怪我のエピソードが逆算的に設定されたのはまず間違いない。
その上で、親同士の再会という説話的流れも並行して違和感なく発展させてしまうのだから見事だ。

小川、児童、おんぶ、縦構図の一本道と、同時期の清水宏の画面と何気なしに響きあう点も感慨深い。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 9点(2009-07-20 19:00:02)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7125.00%
8250.00%
9125.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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