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その名にちなんで

[ソノナニチナンデ]
The Namesake
2006年インド上映時間:122分
平均点:7.33 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-12-22)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2008-01-21)【SAEKO】さん
タイトル情報更新(2023-12-02)【イニシャルK】さん
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監督ミーラー・ナーイル
キャストカル・ペン(男優)ゴーゴリ
タブー(女優)アシマ
イルファン・カーン(男優)アショケ
ジャシンダ・バレット(女優)マクシーン
ライナス・ローチ(男優)ローソン
ブルック・スミス(女優)サリー
グレン・ヘドリー(女優)リディア
草尾毅ゴーゴリ(日本語吹き替え版)
麻上洋子アシマ(日本語吹き替え版)
石井隆夫アショケ(日本語吹き替え版)
園崎未恵マクシーン(日本語吹き替え版)
佐古真弓ソニア(日本語吹き替え版)
秋元羊介(日本語吹き替え版)
竹口安芸子(日本語吹き替え版)
牛山茂(日本語吹き替え版)
島香裕(日本語吹き替え版)
野沢由香里(日本語吹き替え版)
宇垣秀成(日本語吹き替え版)
上村典子(日本語吹き替え版)
木下浩之(日本語吹き替え版)
魚建(日本語吹き替え版)
山田美穂(日本語吹き替え版)
撮影フレデリック・エルムズ
製作ミーラー・ナーイル
配給20世紀フォックス
美術スティラット・アン・ラーラーブ
あらすじ
インド人のアショケはアメリカで同じインド人の女性と結婚し、ニューヨークで暮らし始める。やがて妻は妊娠。生まれてきた男の子にゴーゴリと名付けた。その名前には特別な意味があったが、男の子は聞かされず大きくなり、やがて自分の名前を激しく嫌うようになる─。
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2.《ネタバレ》 原題は「名をもらった人」という意味なので、名を授けた父親が核になっているのは確かだが、母親のアシマの圧倒的な存在感の前に、この男がかすんで見える。一般的にも母親の愛情表現は、不器用な父親の愛情表現をはるかに上回る。従ってあくまでも一般論だが、父親が母親よりも子供から愛情を勝ち取ることは不可能に近い。そういう意味では、男は寂しい生き物だと思う。ただし親の愛情というのは、子供から愛情の見返りを求めるものではない。ここが「恋愛」と「親の愛」の大きな違いである。あの金髪の恋人は、愛情の見返りを求めた。恋人ならば、それは当然だといえる。しかし親の愛情はいつも無償だ。その無償の愛情をもらう子供のほうは、大抵の場合、それほど親に感謝しているわけではない。母が息子の誕生日の日に電話しても、息子へはつながらない─。それでも母親は受話器に向って「ハッピーバースデー」とささやく。泣けてくる。親の愛情は、ただひたすら純粋である。「親の気持ち、子知らず」たしかにその通り。子供が親と真剣に向き合うのは、極端なことを言えば、親が死んでからだ。多くの人間は、失ってから、失ったものの大きさを実感する。ガンジス河で遺灰を流している傍ら、子供たちが水遊びをしている神秘的なシーンがある。日本では「死」は不衛生であり、また不吉であり、遠ざけておくものだという考えがあるが、インドでは違う。あの国では「死」は、常に身近にある。インドの魅力を語ればきりがない。「枕と毛布をもって旅に出ろ、世界を見ろ」列車内で男はこう言った。自分の国を知るために、世界を知れ、という逆説的な意味として捉えることもできる。自国から出たことがない者は、自分が何者であるかという当然の認識さえ持てなくなる。自分が何者で、どんな文化の中で暮らしているのかを実感するためには、その中から抜け出すしかない。例えば日本という国を、日本人が実感するのは、日本を離れたときに違いない。この物語は、インドで暮らすインド人が作ったものではない。外国育ちのインド人の自伝要素が反映された物語だ。従って、余計にインドの文化に対する並々ならぬ矜持を感じ取ることができる。
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-09 21:51:25)(良:1票)
1.人生って人それぞれいろいろあるんですよね。普遍的なテーマです。観終わって僕も父や母の人生に思いを巡らせてしまいました。あの時父はどんなことを考えていたんだろうとか。お盆休み、家族が集うこの時期にこそお勧めの一本です。
NEWかるびさん [DVD(字幕)] 9点(2008-08-02 23:18:48)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
618.33%
7541.67%
8325.00%
9216.67%
1000.00%

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