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山羊座のもとに

[ヤギザノモトニ]
Under Capricorn
1949年上映時間:117分
平均点:5.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪ものロマンス小説の映画化戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-11-10)【Pewter All】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【TOSHI】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
助監督クリフ・オーウェン(第2助監督)(ノンクレジット)
キャストイングリッド・バーグマン(女優)ヘンリエッタ・フラスキー
ジョセフ・コットン(男優)サム・フラスキー
マーガレット・レイトン(女優)ミリー
セシル・パーカー(男優)総督
ハーコート・ウィリアムス(男優)御者
ロナルド・アダム〔男優・1896年生〕(男優)リグス
アルフレッド・ヒッチコック(男優)総督の歓迎会にいる男(ノンクレジット)
日野由利加ヘンリエッタ・フラスキー(日本語吹き替え版【PDDVD】)
てらそままさきサム・フラスキー(日本語吹き替え版【PDDVD】)
佐々木敏総督(日本語吹き替え版【PDDVD】)
谷育子ヘンリエッタ・フラスキー(日本語吹き替え版【テレビ版】)
糸博サム・フラスキー(日本語吹き替え版【テレビ版】)
脚本ヒューム・クローニン(潤色)
ピーター・ユスティノフ(ノンクレジット)
音楽リチャード・アディンセル
ルイス・レヴィ(音楽監督)
撮影ジャック・カーディフ
ポール・ビーソン(カメラ・オペレーター)
製作アルフレッド・ヒッチコック(ノンクレジット)
衣装ロジャー・K・ファース
編集バート・ベイツ
録音ピーター・ハンドフォード
A・W・ワトキンス(ノンクレジット)
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1.確かに、ありわせのビデオをデジタル化したような最悪の画質。へんな雑音も入ってるし。
この映画にヒッチコックのいわゆるどんでん返しに次ぐどんでん返しのサスペンスを期待すると失望する。
イングリッドバーグマンの精神を患ってるのかと思ったら、ただの酔っ払いだったという演技のまずさもイマイチ。

ではなぜそんな作品が9点かというと、それはひとえにヒッチコックの群を抜いた演出力に捧げた点数。
これはサスペンスというよりは、愛憎劇だ。
それもイタリアの巨匠ヴィスコンティなどが描く愛憎劇に似ているが、ヴィスコンティなどよりはるかに演出技巧が高度。
ワンカットで、外から女中部屋を通ってダイニングへ、さらに居間へ移動して、またダイニングへもどってくるとか・・・
どうやって撮ったんだろうとおもわれるような、あのワンカットの息の長さ。しかも息が長いだけでなく
登場人物の心理に合わせて巧みにカメラサイズを変え、役者を自在に出入りさせている人物さばきのうまさ。
こういう卓越した演出が自然の流れの中で随所に見られ、愛憎劇に深みを与えている。
普通ならこれは重い悲劇に終わる話だが、それをしないで軽いハッピーエンドに終わらせているところが、
いかにもヒッチコックらしい。

結局ヒッチコックは、どんでん返しのサスペンスストーリーに頼らなくても十分重量級の悲劇を撮れる巨匠なのだが、
生涯、観客へのサービス精神に徹した、超一級の職業監督だったんだな、と思った。
kinksさん [DVD(字幕)] 9点(2015-11-16 15:06:48)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5466.67%
6116.67%
700.00%
800.00%
9116.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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