コレヒドール戦記のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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コレヒドール戦記

[コレヒドールセンキ]
THEY WERE EXPENDABLE
1945年上映時間:135分
平均点:9.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ戦争ものモノクロ映画
新規登録(2005-09-06)【一番星☆桃太郎】さん
タイトル情報更新(2015-11-05)【ESPERANZA】さん
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監督ジョン・フォード
キャストジョン・ウェイン(男優)
ロバート・モンゴメリー(男優)
ウォード・ボンド(男優)
ドナ・リード(女優)
キャメロン・ミッチェル〔1918年生〕(男優)
マーシャル・トンプソン(男優)
ジャック・ホルト(男優)
音楽ハーバート・ストサート
撮影ジョセフ・H・オーガスト
製作ジョン・フォード
配給MGM
特撮A・アーノルド・ギレスピー
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス(装置)
録音ダグラス・シアラー
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1.《ネタバレ》 原題の直訳は、「彼らは使い捨てだった」、まさしく衝撃的な内容です。反戦映画ではないのですが、伝わってくるのは厭戦ムード一色という珍しい作品。太平洋戦争初期のアメリカ軍の敗退に次ぐ敗退を描く人間ドラマです。やはりジョン・ウェインはヒーロー見たいな感じに映ります。しかしながら日本の駆逐艦を沈めてもすぐに反撃にあって痛いめにあったりする所が、近年のアメリカ万歳戦争映画とは見事なまでに、一線を画してくれます。厳しい戦いの中で出会った看護婦との恋も最後は電話で話す事しか出来なかったり、もう助からない兵士を精一杯の演技で励ます戦友達がいたり、もう死ぬとわかっているのにその演技に必死の演技で答える負傷兵がいたりするそんな場面、場面に戦争の複雑さと悲しさが募っていきます。ラスト、飛行機を見上げる取り残された兵士達の目線が痛々しく悲しかった。この映画はジャップという言葉は連発されますし、日本兵に怯える現地人(?)らしき人も出てきます。ですが、それ以上の何かを俺は感じました。アメリカの戦争映画なのにまったく星条旗が出てこないのが見終わった直後は不思議でしたが、よくよく考えてみると戦場には簡単に星条旗(国旗)は翻らないはずですよね。とにかく終戦直後に作ったとは思えない作品、巨匠ジョン・フォードの複雑な戦争感が垣間見える映画です。
一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2005-09-19 01:01:45)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 9.50点
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200.00%
300.00%
400.00%
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600.00%
700.00%
800.00%
9150.00%
10150.00%

【アカデミー賞 情報】

1945年 18回
視覚効果賞A・アーノルド・ギレスピー候補(ノミネート)特殊効果賞
録音賞ダグラス・シアラー候補(ノミネート) 

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