アルゴ探険隊の大冒険のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アルゴ探険隊の大冒険

[アルゴタンケンタイノダイボウケン]
Jason And The Argonauts
1963年上映時間:103分
平均点:7.81 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
アドベンチャーファンタジー特撮もの歴史ものモンスター映画
新規登録(2003-09-22)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-03-24)【イニシャルK】さん
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監督ドン・チャフィ
演出山田悦司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストトッド・アームストロング〔男優〕(男優)ジェイソン
ナンシー・コバック(女優)メディア
オナー・ブラックマン(女優)女神ヘラ
ゲイリー・レイモンド(男優)アカストス
ローレンス・ネイスミス(男優)アルゴ
パトリック・トラフトン(男優)フィニアス
マイケル・グウィン(男優)エルメス
ジャック・グウィリム(男優)アイエテス王
ナイジェル・グリーン〔男優〕(男優)ヘラクレス
伊武雅之(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
松尾佳子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
野島昭生(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
野田圭一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
巖金四郎(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
加藤精三(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大木民夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
小川真司〔声優・男優〕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中明夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鈴木弘子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田秀一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジャン・リード
ビヴァリー・クロス
音楽バーナード・ハーマン
撮影ウィルキー・クーパー
製作チャールズ・H・シニア
レイ・ハリーハウゼン(製作補)
配給コロムビア・ピクチャーズ
特撮レイ・ハリーハウゼン
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
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3.俺がギリシャ神話にはまったのは多分これのせい。初めて観たのはだいぶ昔やけど、最近観たら、さらにおもしろかった。てゆか色々映画みてCGにもはまった今の俺やからこそ、いっそう味があっておもしろく感じる。これのCGバリバリのリメイク観たけど、いまいちやった。なんでもかんでもリアルにしたらいいってもんじゃないって事がよくわかった。この雰囲気、ストーリーの奇想天外さ、ハリーハウゼンの作り出す怪物達の魅力、もう誰もマネできないのかな。昔の技術でまた作って欲しいよ。とにかくこの世界観、俺はめちゃ好き。
なにわ君さん 10点(2004-05-19 22:34:17)(良:2票)
2.《ネタバレ》  レイ・ハリーハウゼン氏も「最高」と自負しておられる傑作として名高い作品。私が当作品を最初に観たのは中学生の頃・TV放映時でした。最後の骸骨兵士達とのチャンバラシーンには大感激しましたが、当時は残念ながら、ハーピーのシーンからの観賞でした。3年後に某名画座であらためて鑑賞し、その後もDVDやTV放映で何度も観ていますが…私には3つほど、どうしても【引っかかる・残念】と思ってしまう面があります。私にとっては【最高傑作】という前提での「この面をもう少し工夫すれば、もっと面白くなるのに」という意味合いのものです。ただし「そうであったとしても、当作品を絶賛する方々が読んだら嫌な気持ちになるだろうな…」と思い、これまで投稿を控えてきました。しかし、ハリーハウゼン作品の中で、当作品だけを除外し続けるのもいかがなものか…と考え直し、思いきってお伝えします。
 【引っかかる・残念な面】の一つ目は、劇映画としての【伏線】の扱いが上手くないな…と感じてしまうことです。「乗組員には、力だけでなく頭も必要だ」と語るハイラスは、通常なら、後半の盛り上げに貢献するキャラクターのはずです。それなのに、タロスのシーンで亡くなってしまい、ヘラクレスが船を降りる理由づけの役割でしかありません。そして【ヘラによる5つの助言】も、このタロスが登場するブロンズ島のシーン(上映開始後約50分=映画の中盤まで)の間に使いきってしまいます。「劇映画としての体裁をとる以上、これってどうなの?」と腑に落ちなかったのですが…考え直してみると、私が幼い頃から慣れ親しんできた【ペルセウスの冒険】の映画化であるタイタンの戦い(1981年)の当レビューには、私ならスルーしてしまう要素について「内容が腑に落ちない/感情移入できない」といった趣旨のご意見を幾つか拝読しました。それと同様、アルゴにおける私にとって腑に落ちない面も、この冒険談に慣れ親しんでいる方々にとっては、スルーできる類のものなのかな…と思われます。
 二つ目は、タロスの後半シーンを物足りなく感じてしまうことです。全体を通じ、巨大な金属像が動く雰囲気は抜群で、当時の日本の着ぐるみ特撮は勿論、現在のCGでも決して表現できないものだと思います。踵の栓を抜かれて倒される結末は事前に知っていたのですが、そこに至る過程が寂しいです。巨体が災いして?巨大な剣も小さな人間達には届かないなど手をこまねいている間に抜かれてしまうような印象を受けます。犠牲者は上述のハイラス1名で、しかもタロスの力によるものではなく事故です。失礼を承知で例えるなら【ウドの大木】のように感じてしまいます。ただ、上述の通り、最初のTV放映でタロスのシーンを見損ねてしまい、某名画座で観るまでの間に期待が膨らみ過ぎたからかもしれません。また、タロスが猛威を振るってしまったら、探険隊の冒険もここでピリオドを打っていたでしょうし…。
 三つ目は、【吠える岩】の通過後から【ヒュドラ登場】までの約20分間が、私には退屈なことです。特に【船上でのアクション】は、狭い足場での撮影・演出で大変だったと思うものの、私には見せ場としての魅力が今一つです。因みに、このアクションシーンはTV放映枠ではカットされるのが常ですが、仕方ないかな…と思います。ただ、大なり小なり、ハリーハウゼン作品のドラマ部分は【特撮シーンまでのつなぎ】という面は否めず「最高傑作と言われているのに…」という意味で、私の眼差しが辛口になっているだけかもしれません。
 さて、採点ですが…以上のようなことから【全面賛成派】になれないでいるものの、当作品が醸し出すパワーの前では些細なものだとも思っています。ハリーハウゼン氏が開拓したファンタジー・神話作品の最高峰であり、脂が乗りきっていた全盛期の作品であることに間違いないでしょう。視覚的なスケールの大きさといい、特撮場面の一つ一つが【絵】になっていると思います。その【絵】を引き立てるバーナード・ハーマンの重厚で生き生きとした音楽も素晴らしく、個人的には【オープニング/タロス/吠える岩】のBGMが特に好きです。シンドバッド7回目の航海(1958年)と並ぶファンタジー映画の古典として、10点を献上させていただきます。
せんべいさん [映画館(字幕)] 10点(2016-09-08 21:31:53)(良:1票)
1.良いねえ。今の時代に改めて見ても興奮します。巨人テイロスが動き出す瞬間など素晴らしいの一言。最後の骸骨戦士軍団に至っては、よくあれだけの数をあそこまで動かしてくれたものだと感動します。CGなどでリメイクしてほしくない傑作です。好きな人にとってはですが。
tantanさん 10点(2004-01-19 23:42:32)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 7.81点
000.00%
100.00%
200.00%
313.70%
400.00%
513.70%
6311.11%
7311.11%
81037.04%
9622.22%
10311.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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