ビッグ・フィッシュのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ビッグ・フィッシュ

[ビッグフィッシュ]
Big Fish
2003年上映時間:125分
平均点:7.57 / 10(Review 372人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-05-15)
ドラマコメディアドベンチャーファンタジー小説の映画化
新規登録(2004-02-17)【c r a z yガール★】さん
タイトル情報更新(2019-08-12)【Olias】さん
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監督ティム・バートン
キャストユアン・マクレガー(男優)若き日のエドワード・ブルーム
アルバート・フィニー(男優)エドワード・ブルーム
ビリー・クラダップ(男優)ウィル・ブルーム
ジェシカ・ラング(女優)サンドラ・ブルーム
アリソン・ローマン(女優)若き日のサンドラ・ブルーム
ヘレナ・ボナム=カーター(女優)ジェニファー・ヒル/魔女
ミッシー・パイル(女優)ミルドレッド
スティーヴ・ブシェミ(男優)ノザー・ウィンズロー
ダニー・デヴィート(男優)エーモス・キャロウェイ
ロバート・ギローム(男優)ドクター・ベネット
マリオン・コティヤール(女優)ジョセフィーン
ダニエル・ウォレス(男優)教授
マシュー・マグローリー(男優)カール
森川智之若き日のエドワード・ブルーム(日本語吹き替え版)
石田太郎エドワード・ブルーム(日本語吹き替え版)
平田広明ウィル・ブルーム(日本語吹き替え版)
唐沢潤サンドラ・ブルーム(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】ジェニファー・ヒル/魔女(日本語吹き替え版)
宝亀克寿カール(日本語吹き替え版)
檀臣幸ノザー・ウィンズロー(日本語吹き替え版)
大川透(日本語吹き替え版)
寺田はるひ(日本語吹き替え版)
伊井篤史(日本語吹き替え版)
原作ダニエル・ウォレス「ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり」(河出書房新社)
脚本ジョン・オーガスト
音楽ダニー・エルフマン
編曲ジェフ・アトマジアン
スティーヴ・バーテック
挿入曲パール・ジャム「時間<とき>のたびびと (“Man of the Hour”) 」
エルヴィス・プレスリー"All Shook Up"
撮影フィリップ・ルースロ
デヴィッド・ノリス〔撮影〕(カメラオペレーター:ウェスカムカメラ)
製作ブルース・コーエン
リチャード・D・ザナック
ダン・ジンクス
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮アーン・シュミット
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクスタン・ウィンストン・スタジオ
特撮ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス(視覚効果)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
スタン・ウィンストン・スタジオ(アニマトロニクス)
スタン・ウィンストン(特殊効果監督)
美術デニス・ガスナー(プロダクション・デザイン)
ナンシー・ハイ(セット装飾)
ロバート・ドーソン[タイトル](タイトル・デザイン)
衣装コリーン・アトウッド
編集クリス・レベンゾン
録音ケヴィン・オコンネル[録音]
ゲイリー・A・ヘッカー
あらすじ
大きな魚の伝説、洞窟の巨人、桃源郷に住む桂冠詩人、ベトナム生まれの美人のシャム双子、妻となる女性との出会い・・・。子供の頃に聞かされた父エドワードの脈絡のない英雄譚の身の上話を、成人した息子ウィルは信じてはいなかった。しかし父の病状悪化の知らせを受け、ウィルは妊娠中の妻を伴って勤務地のパリからアメリカ南部の実家へと急ぐ。そこでウィルは母親と妻の協力を得て、ベトナム戦争時代に青春を送った父の人生の全容をジクソーパズルを解くようにつかんでいく。古き良き、そして危険な時代への懐古に満ちた美しい作品。
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62.生きていくのに幸せか不幸せかは、そのときの心の持ちよう。一つの事象も、見方を変えれば良くもあり悪くもある。現実逃避をするわけじゃないけど、同じ生きていくなら幸せであったような気分でいたい。父親が息子に語った物語は事実を素材に、楽しく生きていくためのスパイスを混ぜたお話。スパイスが効きすぎていたかのようだけど、それは幸せに暮らして欲しいと思う親心と、知恵の伝承なのだろう。父を失う直前になってその事に気付いた息子は、父を安らかに旅立たすことができたのだ。どうせ生きていくなら、こんな自由な心を持ち合わせたい、そんな気持ちになる作品でした。
ソフィーの洗濯物さん 10点(2004-12-02 01:58:51)(良:4票)
61.映画を語る時、あまりに過剰・大仰な修飾語を使うのはどうかと思うのだが、そこを敢えて言わせて頂くならば、本作はある意味「究極の」ファンタジー映画だ。なぜならこの作品には「ファンタジーとは何か?」という本質的な(かつ、おそらくティム・バートン監督にとっては切実な)事柄が端的に表現されているからだ。ファンタジーとは決して幼稚な妄想でもなければ、脆弱な現実逃避でもない。少なくとも本作の主人公エドワード・ブルームにとってそれは世界観であり生き方であり、すなわち故・ジョー・ストラマーが「パンクは姿勢だ」と発言したのと同じ意味で「姿勢」、すなわち「事実」を超えた「真実」なのだ・・・・・・え、何言ってっか分かんない?うん、実は僕も言ってて良く分かんなくなってきた(笑)。とにかくさあ、良い映画ってことだよ、要は!うんとねえ、前半の回想のシーンがあまりにトンデモなくて目まぐるしいから、そこで引いちゃう人もいっかもしんないけどね、あの辺は余計なことはゴチャゴチャ考えず、画面に出てくるありのままを無心で受け取る事!そしたら分かる!分かったら四の五の言わずに映画館にGO!
ぐるぐるさん 10点(2004-05-16 21:14:24)(良:3票)
60.子供の頃って童話とか聞いてる時、途中「ねえ、それから?それからどうなったの?」って親にねだったりするじゃないですか。自分はこの映画を観てる間、久しく忘れていたそんなわくわくするような気持ちを存分に味わう事が出来ました。虚実入り交じった奇想天外なストーリー展開に魅了され、且つ父親とのコミニュケーション不全症候群の自分にとっては、ツボはまりまくり、いい大人が泣く泣く・・・。やられました!この映画はティム・バートン特製、大人のための飛びきり上等な絵本に仕上ってると思います。看板に珍しく偽りなし、これはまぎれもなく彼の最高傑作です。映画が好きで良かったと思える瞬間が確かにこの映画にはある!<補足>tommymarandaさん、自分も女性の方がこの映画、評価が辛いかもなって思いましたよ。ジェシカ・ラングはもちろん好演ですが、妻の心理が多少描き足りないって気もしたんで。でもいいじゃないですか、たまにゃ男性側に迎合する映画があったって。
放浪紳士チャーリーさん 10点(2004-03-13 14:05:21)(良:3票)
59.《ネタバレ》 ティムバートン監督はファンタジー映画の名手であり、変人を愛する監督です。その彼がこの題材を選んだのは必然と言えるかも。
映画にでてくる父親はホラばかり吹いている変人で息子とは不仲。息子は徐々に父親を理解しようとする・・なんて、監督の理想の父親像そのまんまのような気がしてならないのです。
そんな監督だからでこそ、本当の恋に出会って時間が止まるシーン、水仙の花に囲まれて告白をするシーンを魅力的に描けるのでしょう。
息子が父にホラ話を語るシーンは涙なしには観れません。親と子の信頼と和解を描き、「人を幸せにするウソがある」と教えてくれたこの映画が大好きです。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 10点(2010-07-16 20:00:09)(良:2票)
58.悲しいわけではない、物語自体が極端に感動的だというわけでもない。ならばどうしてこんなに涙が溢れるのだろう。と、とめどなく流れる涙を拭いながら思った。ただただ主人公の希有で幸福な人生を見ていることに心が揺れるという感じだった。それがつくり話かどうかなどということはもはや関係なく、紛れもない彼自身の幸福感に対して、その幸福な人生を見ることができたことに対して涙が溢れた。ひとりの男が人生を通して繰り広げる現実と空想の境界。その境界線上ですべての人がハッピーになる。感動するなんてことは、理屈ではない。まさにただ「感じる」ものなのだ。そういうことを改めて教えてくれる素晴らしい映画がまたひとつ誕生した。
鉄腕麗人さん 10点(2004-05-22 22:15:46)(良:2票)
57.背景の一枚一枚、登場人物一人一人、果ては猫一匹に至るまで、絵本の1ページを飾る美しい挿絵の一部である。その物語は大人のためのおとぎ話。ティム・バートンは素晴らしい絵本作家だ。
denny-joさん 10点(2004-05-20 21:19:17)(良:2票)
56.僕は今までファンタジーが苦手でした。日常とかけ離れているのは良いのだけど、心温まる話、それを感動の材料とするのは得意ではなかったのです。しかし・・・心温まるファンタジーが苦手な僕も簡単に落とされてしまいました。それは父親の話と日常との対比で見せる方法が、ただの一元的な御伽話の世界で終わるのではなく、息子の視点を取り入れた二元的な世界で撮られているからです。だから僕は容易くお父さんの荒唐無稽なお話も受け入れることができ、その親子の対話の中にある人間ドラマにも共感することができました。映画の中の「息子」は僕だったのだから当たり前ですね。そして僕は感動のまま映画館を出て、あることに気付きました。「お父さんのお話はもちろん、息子の世界であった日常、それさえもファンタジーだった。この映画の全て、そして自分が生きている世界でさえファンタジーだった」という事実に(映画のコピーである「人生なんてまるでお伽話さ」は、そういう意味でしたか)。あぁ、もうすっかりやられてしまった。押し付けがましい感動は苦手だけど、この作品はじんわりとからだの芯に染み込んできます。映画を観終わって何時間も経った今の今も僕の心の中を温かくしています。「永遠の子ども」と言われたティム・バートンが次はどんな作品を撮るのだろうと思ったらこれですよ。『シザーハンズ』『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』はこの映画の前振りに過ぎなかったのか・・・と、思うほど素晴らしい作品です。やっぱりファンタジー最高だよ!!!
ひろすけさん 10点(2004-05-17 01:53:40)(良:2票)
55.映画館で2回観て2回ともぼろ泣きし、DVDを買って観てまたぼろ泣きしました。私の涙も枯れそうにありません。
デルモゾールG軟膏さん [映画館(字幕)] 10点(2008-01-15 23:28:41)(良:1票)
54.封切り以来、てか情報を得てからずっと観たかったのに、なかなか観る機会がなかった作品。なんでもっと早く観なかったんだろうと後悔させられた作品。素晴らしいですね。
人の生き方、生き様、存在感… その人が生きた僅か数十年。それは歴史の中にちりばめてしまえば、あまりに短くほんの一瞬の出来事でしかないかもしれないけれど、語り継ぐことでそれを聞いた者の心の中にずっと生き続け、いつしか永遠の存在となり得る。的外れかも知れないけれど、私には、この作品のテーマは「存在」なのだと感じました。そして、「永遠」のものとなるためには、類まれな熱情と他者に対する徹底した人間愛が必要なのでしょう。どれだけ一人の人を愛せたか。どれだけ大勢の人を幸せにしたか。残念ながら、相手の求める本当の幸せをすべての人に与えることは不可能。けれど、例え一片の幸せでも、それを他者に与えることはどれだけ困難なことなのか。
いかにも「あめりか~!」って感じの作りだけれど、いかにも「来るぞ来るぞ~!」って感じの演出だけれど、泣けたなぁ。。。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 10点(2007-09-09 08:13:10)(良:1票)
53.先日父を病で亡くした自分にとっては、身のつまされるような話だった。父も自分も比較的にまだ年若く、世間によく聞く "父と息子の確執" がある間柄だった。父の死の間際になってようやく彼を理解しようと務めはじめ、深く知るのは葬儀の席。参列者たちが語る楽しい想い出に、その人本来の価値がみえるような気がした。―「お父さん、あなたは本当に素敵な人たちに囲まれ、あなた自身も最高の人だった」と。この作品はもしかしたら"男のための童話"なのかもしれない。
マイケル・エリスさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2006-04-28 03:55:31)(良:1票)
52.《ネタバレ》 素晴らしい作品です。エドワードはとても勇気のある人です。故郷を旅立ち、異形の者を恐れず、スペクターのような魅力的な町にも留まらず、人生を最大限に楽しんでいます。そして世界でたった一人の愛する女性サンドラと結ばれました。私もそんなふうに思える女性と巡り会いたいです。でもそれにはエドワードのようにしっかり生きなければなりませんね。私はきっとスペクターから出る事は出来ないでしょう;。
  話の主題は父と息子についてですが、息子は大きくなるにつれていつの間にか父親を一人の人間と考えるようになり、両者に微妙な感情が芽生えてしまうものです。私も父親の事を知っているか?と聞かれたら、けっこうドキッとしてしまいますね。そんな関係を〝ホラ話〟を交えて上手く描いていたと思います。エドワードは沢山の話をしましたが話すという事は伝達です。エドワードはウィルにホラ話をすることにより、彼の中で生き続けたかったし人生の素晴らしさを伝えたかったんだと思います。そしてそのホラ話の全てが嘘ではない事がこの話のミソですね。エドワードのは極端でしたが、ほんの少し見方を変えれば世界は変わり人生を楽しめるのだと思います。久しぶりに目頭が熱くなってしまった作品でした。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-03 15:02:49)(良:1票)
51.《ネタバレ》 自分が映画好きになった理由がこの映画を見たからだ。この映画の何かが自分を惹きつけた。とてもおもしろそうには思えないこの題名だが、見てみると納得する。むしろこれ以上とない題名になる。何が良かったかというと、やはりロマンチックだったことだろう。一面水仙のシーンや、数々の名台詞。最も印象に残っているのが、サンドラを最初に見たとき、時間が停止したあのシーン。すごく幻想的だった。そして何よりもエドワード・ブルームである。親父になってもロマンチスト。愛している人のことを知るために一所懸命働き、少しでも情報を得たら幸せになれる楽観的な人物。また愛している人のためならなんでもする人物。人一倍正義感が強く、決して自分のことだけでなく周りの全ての人を幸せにできる人物。自分の生涯の理想的な人物となるだろう。
ばっじおさん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-27 22:59:19)(良:1票)
50.今年観た映画で一番は、Mrインクレディブル、はたまたカンフーハッスルか
と思ってたりしてた私は井の中の蛙、いやミミズもしくはウジ虫だ。この映画
を知らずにそうほざいていたのか?劇場に足を運ぶこともなく、惰眠を貪り、
床に転がりながら、期待もせず、小さい家のテレビごときでこの映画を観たのか?
チャップリンですら劇場で観ている映画通(トシなだけか)であるはずのこの私が
この為体なのか?この目はヤツメウナギの目にも劣るのか?

この映画がファンタジー映画であるとは思わない。人生とはもともとお伽話であり、
人が感じたことだけが真実だからである。つまりこれはカテゴライズするのも恐れ多い
the映画だということだ。

青くなった指輪と葬儀の赤い服と黄色い花、ピアノを教えられていた黒人、口からはき出された金の指輪、魔女の配役と口紅の色、赤い車等々どうでもいいことから本質まで、一貫した気配りを持って「配色」されている。音声を消した状態で観ても十分伝わってくるこの伝播力は何なんだ!

この映画がピンとこない人は10年後もう一度観て欲しい。撃たれなかったのは単に
若いとかそーゆーのじゃなくタイミングの問題だ。大きく振りかぶって放たれた
渾身の右ストレートは、再び擦るだけかも知れない。がしかし!例えば心が立ちすくんでいるとき!あなたは確実にKOされ、蘇生されるだろう。

見終わった後、テレビに映された、同じ映像をコマーシャルをはさんで3回ずつ見せるワンパターンなバラエティを観ていて気がついた!
テレビを消そう!町へ出かけよう!思い出を作ろう!
正義と微笑さん 10点(2005-02-10 23:59:29)(良:1票)
49.《ネタバレ》 ティムバートンのファンタジーな世界が広がって期待通りでした。あの親父にはすっごく共感できます。てゆーか自分もたまにやります。普通の話をおもろくすること。普通はオチは自分でつけるんですが、でもオチを息子につけさせたのがよい所です。あと、 この映画には、なぜ映画が作られるのか、そして自分達はなぜ映画を観るのか、その理由の一つがあるよーな気もします。とにかく泣けました。
なにわ君さん 10点(2004-11-24 15:11:36)(良:1票)
48.縁あって関わった人達すべてを幸福にしてしまう主人公。そんな力は私にはないが、せめて縁あって一緒になった女房ひとり位は幸せにせにゃいかんな。
つむじ風さん 10点(2004-07-19 11:26:53)(良:1票)
47.畳み掛けるラストの展開に鳥肌が立った。このキャストでこのストーリーを見せてくれたバートンに心から感謝します。同じ脚本でもスピルバーグだったら、トム・クルーズとか使ってベタベタの涙ものにしたに違いなく、紛れもないティム・バートン映画だと思う。
PLANETさん 10点(2004-06-11 19:46:08)(良:1票)
46.5回目ぐらいのレビュー変更。本当に大好きな作品なんで、何と書いてもしっくりこないのです。既に台詞まで覚え始めているぐらい観ているのに、泣ける。更に「また観たい。」と思わせてくれる。そんな不思議な魔力がこの作品には込められている。もうこれ以上は何も言うまい。ティム・バートン監督、ありがとう。
こばやんさん [映画館(字幕)] 10点(2004-06-07 00:33:06)(良:1票)
45.気付いたら涙が溢れ頬をつたっていました。元々涙もろい私ですが、こんなに自然に涙がこぼれた作品に初めて出会いました。「シザーハンズ」と「ユアン・マクレガー」が好きで絶対観に行こうと決断し、予告編などを観てしまいある程度の展開を予想してしまう私は今回映画の予告編も観ず、TVで特集されていてもチャンネルを換え、とにかく一切内容を知らずに観賞しに行きました。観てびっくりです。独特のファンタジーさ、映像の美しさ、そして絶妙なストーリー展開。あぁ想い出すだけで感動・・・。愛って素晴らしい!!
MINI1000さん 10点(2004-06-04 21:30:18)(良:1票)
44.《ネタバレ》 ハ~……タメイキ……。
何と言っていいか言葉がすぐには浮かばないくらい魅了されました。
ティム・バートンがこういう作家だということは私は知っていたゾ~、ほんとだゾ~、と思いつつ、でもそれでも、何でここまで素晴らしいんだ、と言わずにはいられません。
荒唐無稽なホラ話と美しい映像が、リアルな人生とからまりあい、真実のテイストを生み出していくマジックを、思い切り堪能しました。
息子の気持ちの奥深くにあった(に違いない)父に対する思いがヴワアとたかまっていく終盤は、ものすごいカタルシスですが、場面そのものはありえない世界そのもの。なのに、なぜか作り物の世界にいる感じがしない……
そんなことを思い出しながら書いていたら、また涙が出てきてしまいました。
(家にあまり帰ってこない夫、妄想癖のある夫とのあいだで、若かった日々の妻に何の葛藤もなかったはずはありません。だけど、この映画の中ではいいんです、これで。ねッ!(^_-))

〈追記〉追記を書こうとして(良:1票)をいただいていたことに気づき、びっくり。ありがとうございました。
ところでどなたかも書いておられましたが、この映画の息子は一種の近親憎悪から父に反発をしていた、ある意味わかりやすい関係性ではありましたね。
私は自分が亡き父を常に受け入れにくかった長女だったので、この父子の関係に親近感を覚えます。
ですので、あれだけ反発していた息子が瞬時に父に思いを寄せ一気に和解に向かっていくその心理も、とても共感します。理屈じゃないんだよ、と。胸の内にグツグツとしていたものは常にあったわけだよ、と。
しかし一方、唐突に思い、あそこが理解できない、と思う人がいても不思議ではないとも思います。そんなに簡単に「それが親子ってものだよ」と言われても困る、といった感じでしょうか。
監督は、また脚本は、その「答え」に当たるものを何も明確に伝えてはいませんが、私はその謎を解くカギは、あの「息子の妻」のふるまい、言葉、そして彼(息子)が彼女に向ける「愛してやまない」という視線、ここにある!と思っています。
私が今回この映画の現実場面の描き方の中で最も秀逸だなあ・・と思う部分です。
分析しすぎると面白くなくなる気はしますけどね・・。
おばちゃんさん 10点(2004-05-27 03:30:37)(良:1票)
43.ありきたりの実話より、とてつもないホラ話のほうが、みんなを幸せにしてくれる。すばらしい大人のおとぎ話。
昔と今、夢いっぱいの嘘に、点々と交差する真実、そしてユニークな登場人物たち。
いろいろな要素が見事に絡み合って、ずっと胸を熱くして観ました。あれこれ考えることなく、この大人のファンタジーに入りこんでしまうのが楽しみ方のコツ。
五十歳を超えたオジサンですが、すなおな気持ちに還って、心から大感動できました。
主人公世代の人生の達人たちにも、ぜひ映画館へ足を運んでいただきたいです。
ちくわさん 10点(2004-05-21 20:44:43)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 372人
平均点数 7.57点
010.27%
110.27%
230.81%
382.15%
4102.69%
5308.06%
64311.56%
76417.20%
88121.77%
96918.55%
106216.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.70点 Review47人
2 ストーリー評価 8.41点 Review85人
3 鑑賞後の後味 8.86点 Review91人
4 音楽評価 7.67点 Review62人
5 感泣評価 8.43点 Review85人
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【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
作曲賞(ドラマ)ダニー・エルフマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
助演男優賞アルバート・フィニー候補(ノミネート) 
作曲賞ダニー・エルフマン候補(ノミネート) 
主題歌賞エディ・ヴェダー候補(ノミネート)"Man Of The Hour"

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