新解釈・三國志のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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新解釈・三國志

[シンカイシャクサンゴクシ]
2020年上映時間:113分
平均点:3.44 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-12-11)
アクションドラマコメディ戦争もの時代劇歴史もの
新規登録(2020-10-04)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-03-16)【イニシャルK】さん
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監督福田雄一
キャスト大泉洋(男優)劉備玄徳
ムロツヨシ(男優)諸葛亮孔明
橋本さとし(男優)関羽
小栗旬(男優)曹操
山田孝之(男優)黄巾
高橋努(男優)張飛
橋本環奈(女優)黄夫人
岩田剛典(男優)趙雲
渡辺直美(女優)貂蝉
城田優(男優)呂布
佐藤二朗(男優)董卓
賀来賢人(男優)周瑜
山本美月(女優)小喬
岡田健史(男優)孫権
矢本悠馬(男優)黄蓋
半海一晃(男優)魯粛
磯村勇斗(男優)荀彧
阿部進之介(男優)夏侯惇
西田敏行(男優)蘇我宗光(語り部)
広瀬すず(女優)貂蝉
脚本福田雄一
作詞福山雅治「革命」
作曲福山雅治「革命」
編曲福山雅治「革命」
主題歌福山雅治「革命」
製作市川南〔製作〕
日本テレビ(製作幹事/「新解釈・三國志」製作委員会)
東宝(「新解釈・三國志」製作委員会)
読売テレビ(「新解釈・三國志」製作委員会)
配給東宝
録音柿澤潔
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4.《ネタバレ》  新解釈と言いつつ、基本は『三国志演義』ね。で、キャラや設定のデザイン関係は『真・三國無双』シリーズ頼り。桃園の誓いから赤壁の戦いまでを描いてみせました、って点でもなんかフツーっていうか。『レッドクリフ』フツーに持ってきたよね?みたいな感じもあるし。

 要はキャラが面白い、会話が面白い、ってところがキモなんだけど、そこがつまり毎度の福田雄一ワールドなワケで、そこにウンザリしちゃう人間にはなんの価値もない映画よね。アタシ的には嫌悪感を抱くほどでもなく、笑える時は笑える、って程度なんで、まあこんなモンでしょう、みたいな。ただし佐藤二朗のねちっこい芸風は全く笑えないのだけど。今回はそこがそんなでもなかったのでまだマシ(何しろ董卓なので出番は最初の方だけだし)、でも代わりにムロがねちっこかったわね。

 安いアクションシーンとか、肝心のところを省略しまくりとか、そういう部分をツッコんでも仕方ない、って程度の映画。でもただのネタ集状態で、殆どのキャラに流れが存在しないので退屈しちゃった。ドラマにも物語にもなっていなくて、どのキャラもオチてないの。その生にケリが着いてないのね。上っ面だけを羅列した状態のモノに、映画的感動なんて求めるだけ無意味なんでしょうけどさ。

 最大の問題は渡辺直美の扱いかしらね。今時酷いルッキズム。っていうか正確にはルッキズムを笑おうとしつつ、そこに堕しちゃってるカンジなのよね。広瀬すずをオチみたいに出した事でおかしくなっちゃった。彼女をブス扱いする事で今の時代の価値観も絶対視してないのよ、ってスタンスのハズが、当時(というかこの映画の世界)の価値観を笑うだけのシロモノになっちゃってるのよね。渡辺直美のままに美しく散らせる事が必要だったのよ。彼女には彼女だけの美しさがあるのだから。
 そこら辺の福田雄一のセンスとそれを許してしまう出演者の意識、そこに問題があると思うので減点ね。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2020-12-20 14:28:20)(良:2票)
3.壮大なコント、としか言いようがありません。
ハリーハウゼンさん [地上波(邦画)] 4点(2022-01-26 16:08:39)
2.《ネタバレ》 いわゆる福田ワールドしてたけど、そんなんでいいの?ってゆー感じかな。
だってずーっとさざなみ程度の失笑続きで、最後まで終わっちゃったもんなー。
飛行機だったら離陸しないレベル。
いや、この空気感は嫌いじゃないんだけど、笑わせられなきゃダメですよね?
単純な話だと思います。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-10-18 00:44:01)
1.《ネタバレ》 私はこの監督のコレは決して全然嫌いな方じゃないので、今作も所ドコロはそれなりに笑えましたですよ。恐らく、かなり楽しんで帰ることの出来た観客な方だと思います。しかし、率直に言って肝心なそのコメディ面の出来も決して上々とは言えません。むしろ随所に「本気でやってるのか?」というレベルで薄らサブいシーンが見て取れた、とでも言うか。

そうなってくると悪目立ってしまうのがやはり、結局何がしたかったのか分からない、というテーマ性の欠如でしょう。三国志の英雄がこんなパッパラパーな感じだったら!という(だけの)映画ですが、正直「で?」というコトですよ。登場人物がおちゃらけ倒しているだけで、描かれる物語は非常に平凡でアイデアの無い「普通の」三国志に留まっています。ソコに何らかの革新的な化学反応を思いついたが故の「新解釈」なのではないのでしょーか?

モチロン、ムロツヨシかの如くノリの軽い諸葛亮、ナルシーな趙子龍、異様に沸点の低い周瑜、エロしか頭に無い曹操、バカにもホドがある董卓と呂布だとか、あと頭がイイのは実は諸葛亮じゃなくて黄夫人、というよーなキャラ自体が「新しい」と言いたいのかも知れませんよ。しかし、それは三国志の元々のキャラを多少「誇張」して描いているに過ぎませんし、それらをひっくるめた上で一番の勘所であろう「劉備を劉邦っぽく描く」というコトにせよ、例えば『蒼天航路』で既にやられていることとハッキリ言って大差はありません。コレのドコが「新解釈」なのですか。

正直、もう1点低くしたい度し難い欲求に駆られますが、前述どおり全く笑わなかった、というのは良心に反しますので、この点数で。ただもう一つだけ、実にいい加減にストーリーをどうでもよい部分で改変している(単に展開上の都合で)のが、これも個人的にはどーにも気になります。こーいうのには、愛・こだわりを感じられないのですのよね。
Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 4点(2020-12-11 21:57:03)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 3.44点
000.00%
100.00%
2316.67%
3844.44%
4422.22%
5211.11%
615.56%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review2人
2 ストーリー評価 1.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review2人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review2人
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