グーグーだって猫であるのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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グーグーだって猫である

[グーグーダッテネコデアル]
2008年上映時間:116分
平均点:4.63 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-09-06)
ドラマラブストーリーコメディ動物もの漫画の映画化
新規登録(2008-09-24)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2023-02-19)【イニシャルK】さん
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監督犬童一心
角川歴彦(エグゼクティブスーパーバイザー)
キャスト小泉今日子(女優)小島麻子
上野樹里(女優)ナオミ
加瀬亮(男優)青白
柳英里紗(女優)エリカ
村上知子(女優)麻子のアシスタント・咲江
黒沢かずこ(女優)麻子のアシスタント・美智子
大島美幸(女優)麻子のアシスタント・加奈子
田中哲司(男優)編集長・近藤
村上大樹(男優)編集者・田中
でんでん(男優)梶原
山本浩司(俳優)(男優)小林
楳図かずお(男優)UMEZU氏
大後寿々花(女優)人間のサバ
小林亜星(男優)山本泰助
松原智恵子(女優)麻子の母
高部あい(女優)京子
マーティ・フリードマン(男優)ポール・ウェインバーグ
黒田大輔(男優)
椎名保(男優)映画会社社長
角川歴彦(男優)出版社社長
宮本侑芽(女優)
原作大島弓子「グーグーだって猫である」(角川書店)
脚本犬童一心
音楽細野晴臣
主題歌小泉今日子「good good」
細野晴臣「good good」
撮影蔦井孝洋
製作アスミック・エース
角川書店
WOWOW
配給アスミック・エース
美術磯田典宏
編集洲崎千恵子
照明疋田ヨシタケ
舘野秀樹(照明応援)
動物
あらすじ
人気マンガ家、小島麻子の飼っていたネコ、サバが15歳で死んだ。めっきり作品も少なくなり、浮いた話の1つもなく、40歳を過ぎて人生が停滞した状態の麻子。サバを死なせたという後悔の念と、サバを失って開いた心の穴を埋めたい気持ちとがせめぎ合い、ペットショップの前で逡巡する日々を送るが、ある日、意を決して中に入り、一匹のアメリカンショートヘアの子猫に出会う。グーグーと名付けられた猫によって、様々な出会いがもたらされ、麻子の人生が弾みだすのだが・・・。人気マンガ家、大島弓子の同名エッセイマンガの映画化。
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4.《ネタバレ》 原作も少し読んだ。題名の由来は、最近見た映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(2018)で夏目漱石が出て来たところで初めて気づいた(遅い)。
映画は原作とかなり雰囲気が違っており、序盤ではネコと主人公が中心の世界に見えたが、特に小豆島の男が出て来てからはネコが脇に追いやられたようになる。芸人を入れてのギャグやドタバタが煩わしく、またスポンサーの宣伝や変な外国人など、何かと気の散る要素が多い映画になっている。
なお主人公は架空の名前だが、劇中の著作名を見れば原作者がモデルなのは明らかである。大病で手術したのは事実とはいえ、実在の人物をこのように扱った映画をみて原作者がどう思ったかは気になった。本人が納得していれば別にいいわけだが。

内容的には、まず序盤で前任のネコが口を半開きにして死んでいたのが悲しい。このネコは15歳まで生きたとのことで、終盤で出た人間体も15歳の演者(大後寿々花さん、1993年生まれ)にしたのは安易な発想かと思った。しかしネコと人は同じ時間を生きているわけではなく、ネコが先に年上になるというのは面白い表現で、そう言われてみると15歳の演者も年齢不詳のように見えて来た。
物語に関しては、避妊手術の罪悪感が根底にあるように見える。あからさまに書きにくいが、主人公は年齢的に最後というあたりで新しい出会いがあったと思って期待していたところ、突然の手術で望みが断たれてしまい、自分がネコにした仕打ちを改めて思わされたのではないか。しかし前任ネコが夢に出て、恨み言をいうでもなく、以前のように心を癒してくれたので安心できたと思われる。主人公がもう終わりだと思ったその先へ、背中を押してくれる形になったらしい。
結果的には題名のネコより前任ネコの存在感が大きかったが、ほかに原作者の「8月に生まれる子供」という著作も重要だったらしい。自分にはよくわからないが、題名の原作を超えて作家の作品世界を表現する意図があったようではある。

そのほか吉祥寺の街の紹介が変にしつこいので、それ自体が製作目的の一部だったと思うしかない。「ネコの街」といわれた台東区谷中とは別に、吉祥寺では「人と猫が共生する街」として、2011年から毎年「吉祥寺ねこ祭り」というイベントをやっているらしい。別にこの映画が発端というわけでもないようだが、2015年の「吉祥寺にゃんこ映画祭」では当然のようにこの映画も上映されたようだった。
かっぱ堰さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-01-30 14:28:13)
3.《ネタバレ》 なんというか、私にはつかみどころのない作品でした。
つまらないことはなかったけど、謎の演出が多くどう解釈して良いのやら、という感じでした。
恋愛模様は前半で置いてけぼりだし、森三中は尺を伸ばすためだけにいたような気がします。
猫につけられるヘンテコな効果音もよくわからないです。そういうヘンテコワールドを楽しむってことかな。
あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-05-07 18:14:33)
2.《ネタバレ》 ゆるゆる、結局よくわからんというか、何だったんでしょうね。。。楳図かずお先生が出てきて、おお!ってなりましたw
ないとれいんさん [インターネット(邦画)] 5点(2017-07-12 15:51:31)
1.《ネタバレ》 大島弓子の世界を描けるのは大島弓子以外にはいない、っていうのは誰にでも判る事ですが、それにしても作る側がそう最初から諦めてしまっているのがハッキリ目に見えてるのは違うんでないかなぁ。これは大島弓子作品を原作としながら、大島弓子ファンが作った副産物でしかなくて、それじゃあ観客と立ち位置同じじゃん!って。「大島弓子の映画」を見に来てる人に対して失礼じゃない? 確かにあのエッセイマンガをそのまま映画にするのは無理ですから、劇映画としての大幅なアレンジがあって当たり前ではあるのですが、良いのが微妙に残された原作のエッセンス部分だけで(新しいネコを飼う事に対する後ろめたさや、サバに対しては人の姿を与えてる部分)、オリジナル部分は全てが上手く機能してない感じです。映画は樹里っぺのモノローグと名ギタリスト転じて面白ガイジンなマーティ・フリードマンのカメラ目線な吉祥寺解説という2つの全く交わらない人称によって進行し、それがミステリアスな要素として機能する・・・かと思いきや、どちらにも属さないキョンキョンの視点が主軸となり、むしろ樹里っぺとマーティがどんどんジャマになってゆくという。森三中なんて、見る前にこの映画にどう必要なの?って思ってましたが、全く必要じゃありませんし。「武蔵野のステキな人々に囲まれた物語」にしたかったのでしょうが、ああいう背景と大島作品とが結びつくとは到底思えず。大島作品におけるキーとなる武蔵野文化の表現に失敗し、魅力に迫ろうとしながら結局ファン目線でしか描けず、楳図かずおと「まことちゃん」は明らかに空気を破壊し、ネコが動くたびに入るヘンなSEはひたすらにヘンなだけだし、途中でいきなりバカげた追っかけコントになるに至っては、なんか大島作品とか大島ファンとか観客とか色々とバカにしてない?って思ってしまう始末。クライマックスの唐突な感動的展開も、あれはファン心理なんでしょうけれど熱いモノ言ってるのと裏腹に「うっわぁ、冷めるわぁ」って感じですし。それでも、サバの死からグーグー購入に至る麻子のキモチ、夢でのサバとの再会から、グーグーの元へ帰るラストシーン、そこだけで猫飼いとして十分に心動いたので、価値が全くない映画という訳ではありませんでした。映画としてはかなり退屈ですが。決して大島弓子になれない者、到達できない者のジレンマみたいなものは感じられましたけどねぇ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2008-09-24 12:12:41)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 4.63点
000.00%
115.26%
215.26%
3526.32%
4210.53%
5421.05%
6210.53%
7315.79%
800.00%
915.26%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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