素肌の涙のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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素肌の涙

[スハダノナミダ]
The War Zone
1999年上映時間:98分
平均点:6.22 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-09-02)
ドラマ小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-03-02)【飛鳥】さん
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監督ティム・ロス
キャストララ・ベルモント(女優)ジェシー
レイ・ウィンストン(男優)
ティルダ・スウィントン(女優)
コリン・ファレル(男優)ニック
ケイト・アシュフィールド(女優)ルーシー
音楽サイモン・ボスウェル
撮影シーマス・マッガーヴェイ
美術マイケル・カーリン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
字幕翻訳松浦美奈
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3.《ネタバレ》 『レザボア・ドッグス』でオレンジを演じたティム・ロスの初監督作品。
仲睦まじく見えた家庭だったが、弟が姉と父との異常な関係に気付いたことから崩壊へと向かう。
赤ちゃんが産まれたばかりだというのにとんでもない父親で、姉を慕う弟が殺したくなる心情もわかる。
真実を突きつける弟に逆ギレして罵倒する父親の姿は、おぞましく呆れかえるばかり。
姉弟の前でヌケヌケとシラを切る醜態には、親の責任や尊厳は微塵も感じられない。

終始静かで重い空気の中、進んでいく物語は、緑の大地に覆いかぶさるような曇天とマッチしている。
海岸沿いの寂寥感あふれる風景が、禁忌の生々しい傷をリアルに浮かび上がらせるかのよう。
それまで演技経験のなかった18歳の新人ララ・ベルモントが瑞々しくて魅力的で、大抜擢されたのも納得の存在感。
映画界でもっと活躍してもいい素材に思えるのに、以降これといった作品に出ていないのがもったいない。
たまたま街でスカウトされたらしいが、本人に女優としてやっていく意志がそれほど強くなかったのだろうか。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-11 23:37:21)
2.《ネタバレ》 非常に重く、暗く、そしてデリケートなテーマです。でもシェルターへ行くシーンは不謹慎にも正直ちょっぴりドキドキしてしまいました(念のため、当方怪しい趣味はございません)。そのためか全てが明るみになり父親が怒鳴り散らす場面では、私も少々ナーバスになってしまいました。問題提起のような作品なので、もしかしてそうやって観客自身に不快に思わせるのがティム・ロスの狙いなのかなという気がします。姉弟役とも新人さんらしいですが熱演しております。辛い事実を認めようとしないジェシーの姿はかなり痛々しいです。父親役のレイ・ウィンストンもイギリス映画でよく見かけますが良い役者さんですね。ゲーリー・オールドマンの「ニル・バイ・マウス」でもそうでしたが、今にも暴発しそうな恐さがあります。それから仲良さそうな家族が崩壊していく様が、あの荒涼とした景色とマッチしていたのが良かったです。さすがに曲者俳優ティム・ロスですな。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-08 18:19:32)
1.実に印象深い映画だった。あの寂しい風景とあってたしね。
あろえりーなさん 7点(2001-08-04 00:48:31)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.22点
000.00%
100.00%
2222.22%
300.00%
400.00%
5111.11%
600.00%
7333.33%
8111.11%
9222.22%
1000.00%

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