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悪魔が夜来る

[アクマガヨルクル]
LES VISITEURS DU SOIR
1942年
平均点:7.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2003-11-27)【--------】さん
タイトル情報更新(2004-02-24)【へちょちょ】さん
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監督マルセル・カルネ
助監督ミケランジェロ・アントニオーニ
キャストアラン・キュニー(男優)吟遊詩人ジル
ジュール・ベリ(男優)悪魔
フェルナン・ルドー(男優)ユーグ男爵
マルセル・エラン(男優)騎士ルノー
マリー・デア(女優)男爵令嬢アンナ
アルレッティ(女優)吟遊詩人ドミニク
シモーヌ・シニョレ(女優)ノンクレジットエキストラ出演
脚本ジャック・プレヴェール
ピエール・ラローシュ〔脚本〕
音楽モーリス・ティリエ
撮影ロジェ・ユベール
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3.《ネタバレ》 全体として、少し取り留めが無い=一番言いたいコトが何なのかがややはっきりしない(具体的でない)という感じも有るには有るのですが、最後まで観ると高度に寓話的で比喩的で示唆的⇒そして実に芸術的な優れた作品だと思えました。時代と、そして製作背景を考えれば結構驚くべきコトにも思えますね。芸術的という意味では、前半は確かに少しダルいのですが(その時点からも)流石のジャック・プレヴェールの手による詩的な台詞回し(愛の囁き)が中々にお洒落だったと思いますし、後半は俄然力の入ってゆく演技の質がまた高かったですよね。悪魔役のジュール・ベリも(当然)大目立ちではありますけれど、他方で名優アルレッティの得体の知れない+ごく妖艶な雰囲気も素晴らしかったかなと(ちょっとダケ若いコトもあって、ワタシ的には『天井桟敷の人々』の時よりも素直に魅力的だと思われました)。あと、その相方の男の方もよく見るとドエラいイケメンなのですよね(ギリシャ彫刻みたいな)。諸々と結構、シンプルに眼福な映画でもありました。

ドラマとしても個人的には、この世界には色々な種類の人間が居るのだ…という事実を冷徹に描きつつ⇒その中に一つ「でも正義は必ず勝つ!」というヒューマニズムなメッセージを描き込んだ、シンプルに気持ちの好い作品だと思われましたね。重ねて、この作品がつくられた状況をしっかりと鑑みるに、ソレは非常に尊いコトだった、と率直に思われます。名作の範疇かと。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-07-07 22:25:58)
2.《ネタバレ》 前半はメロドラマチックで退屈だなーとか思ってたのですが、中盤以降にジュール・ベリ扮する悪魔がデデーンと出てきたあたりから俄然エンジンがかかってきて面白くなりました。
確かに他の方の解説で「ナチスの隠喩」というのを読んで、確かに、と思いました。
上部は上品だけどその実は傍若無人、万能の力を持っていても大事なものは持っていない、そして、石に変えながらも彼らの心までは支配できず、地団駄を踏みながらも消えていく滑稽さが素晴らしかったです。
そのほかにも、悪魔の力を表現する特殊効果もアナログながらなかなか凝っていて見応えがあり、良かったです。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 7点(2021-12-12 16:47:15)
1.もし人に「隠喩」という言葉の意味を尋ねられたら、これを見せればいい、という、そういう作品(ここでの「隠喩」とは「自由を制限された表現者の心意気」とも、訳せるんだなっ)。ドミニクの足の映し方が妖艶で良かったです。
ぐるぐるさん 7点(2005-01-04 17:29:59)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7350.00%
8116.67%
9233.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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