シン・ゴジラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シン・ゴジラ

[シンゴジラ]
(モノクロ版タイトル:シン・ゴジラ オルソ)
GODZILLA Resurgence
2016年上映時間:118分
平均点:7.25 / 10(Review 222人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-07-29)
公開終了日(2017-03-22)
SFシリーズものパニックもの政治もの特撮ものモンスター映画
新規登録(2016-01-27)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-01-22)【イニシャルK】さん
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監督樋口真嗣
庵野秀明(総監督/プリヴィズ企画・監督)
尾上克郎(准監督)
助監督轟木一騎(総監督助手/D班監督)
摩砂雪(D班監督)
庵野秀明(D班監督)
尾上克郎(B班監督)
石田雄介(C班監督)
演出庵野秀明(予告編演出)
佐藤敦紀(予告編演出)
キャスト長谷川博己(男優)矢口蘭堂(内閣官房副長官)
竹野内豊(男優)赤坂秀樹(内閣総理大臣補佐官)
石原さとみ(女優)カヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使)
大杉漣(男優)大河内清次(内閣総理大臣)
柄本明(男優)東竜太(内閣官房長官)
高良健吾(男優)志村祐介(内閣官房副長官秘書官)
市川実日子(女優)尾頭ヒロミ(環境省自然環境局野生生物課課長補佐)
松尾諭(男優)泉修一(保守第一党政調副会長)
國村隼(男優)財前正夫(統合幕僚長)
ピエール瀧(男優)西郷(戦闘団長)
野間口徹(男優)立川始(資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長)
余貴美子(女優)花森麗子(防衛大臣)
矢島健一(男優)柳原(国土交通大臣)
平泉成(男優)里見祐介(農林水産大臣)
横光克彦(男優)菊川俊介(環境大臣)
浜田晃(男優)河野(総務大臣)
手塚とおる(男優)関口(文部科学大臣)
古田新太(男優)沢口(警察庁長官官房長)
モロ師岡(男優)本部(警察庁刑事局局長)
渡辺哲(男優)郡山(内閣危機管理監)
諏訪太朗(男優)田原(東京都副知事)
光石研(男優)小塚(東京都知事)
藤木孝(男優)川又(東京都副知事)
嶋田久作(男優)片山(臨時外務大臣)
津田寛治(男優)森文哉(厚生労働省医政局研究開発振興課長)
高橋一生(男優)安田龍彦(文部科学省研究振興局基礎研究振興課長)
神尾佑(男優)風越(外務省・新政務担当総理秘書官)
塚本晋也(男優)間邦夫(国立城北大学大学院生物圏科学研究科 准教授)
原一男(男優)塙(仮名)(生物学者)
犬童一心(男優)志賀(仮名)(古代生物学者)
緒方明(男優)柳(仮名)(海洋生物学者)
斎藤工(男優)池田(第一戦車中隊長)
前田敦子(女優)避難民(カップルの女)
鶴見辰吾(男優)矢島(統合幕僚副長)
松尾スズキ(男優)早船(フリージャーナリスト)
片桐はいり(女優)広田静子(官邸職員)
中村育二(男優)金井(内閣府特命担当大臣)
小出恵介(男優)消防隊隊長
ドン・ジョンソン(男優)リヒター(ゴジラ調査団団長)
妹尾洸(男優)
三浦貴大(男優)ジャーナリスト
小林隆(男優)山岡(統合部隊指揮官)
大林丈史(男優)国平修一(副総理兼外務大臣)
小川真由美(アナウンサー)(女優)アナウンサー
原知佐子(女優)
森廉(男優)避難民
岩井堂聖子(女優)
石垣佑磨(男優)芦田(第2飛行隊第一小隊長)
黒田大輔(男優)根岸達也(原子力規制庁監視情報課長)
北山雅康(男優)笹上高尋(海上保安庁海上保安監)
橋本じゅん(男優)三木(幕僚長)
野沢聡(男優)
國本鍾建(男優)石倉(陸上幕僚長)
斎藤嘉樹(男優)
島津健太郎(男優)澁沢真
竹下宏太郎(男優)
柳英里紗(女優)
山崎潤(男優)
渡部遼介(男優)
庵野秀明(男優)バスの運転手
イワゴウサトシ(男優)
屋敷紘子(女優)通訳
庵野秀明スピーカーで住民に呼びかける消防隊員
出演岡本喜八牧悟郎(元城南大学統合生物学教授)(写真)
脚本庵野秀明
音楽鷺巣詩郎
伊福部昭「ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」「メカゴジラの逆襲」「宇宙大戦争」「三大怪獣地球最大の決戦」ほか
北原京子(音楽プロデューサー)
撮影山田康介
庵野秀明(画像設計/D班撮影)
摩砂雪(D班撮影)
轟木一騎(D班撮影)
TBS(撮影協力)
日本テレビ(撮影協力)
フジテレビ(撮影協力)
製作市川南〔製作〕
東宝
東宝映画(製作プロダクション)
企画神山健治(企画協力)
川上量生(企画協力)
浜田秀哉(企画協力)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
特撮樋口真嗣(特技監督)
尾上克郎(特技総括)
佐藤敦紀(VFXスーパーバイザー)
大屋哲男(VFXプロデューサー)
白組(VFX)
三池敏夫(特撮班美術)
作画前田真宏(イメージボード/画コンテ)
林田裕至(イメージボード)
丹治匠(イメージボード)
轟木一騎(画コンテ)
摩砂雪(画コンテ)
樋口真嗣(画コンテ)
庵野秀明(画コンテ)
鶴巻和哉(画コンテ)
美術林田裕至
西村喜廣(特殊造形プロデューサー)
前田真宏(ゴジライメージデザイン)
竹谷隆之(ゴジラキャラクターデザイン・造形)
庵野秀明(ゴジラコンセプトデザイン/タイトルロゴデザイン)
柘植伊佐夫(粉飾総括)
出渕裕(特殊建機小隊エンブレムデザイン)
轟木一騎(タイトル)
振付野村萬斎ゴジラ(モーションアクター)
編集庵野秀明
佐藤敦紀
録音庵野秀明(音響設計/D班録音)
摩砂雪(D班録音)
轟木一騎(D班録音)
山田陽(整音)
照明川辺隆之
その他舟山弘一(応援スタッフ)
電通(特別協力)
小池百合子(取材協力)
枝野幸男(取材協力)
スタジオカラー(プリヴィズ班)
庵野秀明(宣伝監修)
あらすじ
東京湾で無人のクルーザーが発見される。その頃、同じ東京湾で大量の水蒸気爆発が起こり東京湾アクアラインのトンネル崩落事故が起こる。原因不明のため対策に追われる政府の会議でも意見が分かれる。内閣官房副長官矢口は巨大生物の存在の可能性を主張するが受け入れられない。その時、テレビ画面に巨大な尻尾が映し出されたと思うと、あっという間に巨大生物が上陸し町を破壊しながら移動する。原因が巨大生物ということで、政府は自衛隊に駆除を命ずるが、逃げ遅れた住民がいるために攻撃に躊躇していると、生物は東京湾に帰って行った。分析の結果、その生物は、海中に投棄された核廃棄物をエネルギーにしていると判明し「ゴジラ」と名付けられた。やがて、進化したゴジラが再び鎌倉から上陸してくる。
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未見の方は注意願います!
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43.《ネタバレ》 鑑賞直後、これは危機管理をテーマとしたSF映画だと思いました。「怪獣映画」と言うより「SF映画」。そう言えば過去のゴジラ映画にSFを意識したことは無かった。劇場を出たら壁面ポスターがその意を「虚構」対「現実」と短く表現していて、すごく納得しました。SFってウソとホントのバランスですからねw
本作のゴジラは何を象徴しているのか?
ゴジラが「動くメルトダウン」であることは従来通り。核兵器はもとより、原子力を使用するもの全てが孕む危険性がゴジラ。それは分かりやすい。
同時に地震や津波と云った自然災害も思い浮かぶ。ゴジラが這い進むだけで億単位の資産・資本が崩れ去る。復興の労苦が意識される。これは近年の災害被害を目の当たりにして来た経験がそう思わせるのだろう。
さらに、ゴジラ撃退に向け東京への核兵器使用が議論される。賛同する中国・ロシアはゴジラと同義の脅威に思えました。実際、その通りだと思うけどね。鑑賞意識は災害危機管理から国家の安全保障にまで拡がって行きました。
つまり、本作のゴジラは我々の安全を脅かすもの~天災・人災を含め~全てが詰め込まれた存在だったように思えます。
そして、ストーリーの中核は国家の対応描写です。実際の会議体があんな具合かどうかは別にして、諸々の対応に面倒な手続きを要するのは事実だと思います。グダグダでしたな。
戦後70年を超えて現行憲法の妥当性が議論される昨今。私が改憲賛成派だから思うことかもしれませんが、本作は核に対する脅威警鐘と云うより、特殊な安全保障体系を持つ日本を皮肉りながら、未来へ向けたアクションを期待している作品に思えました。かつて「ゴジラ/FINAL WARS」のレビューに「10年後くらいには復活して欲しい。その頃には新しいゴジラ映画のテーマが生まれている気がします」と書きました。本作はその意に応えて貰いました。
もうひとつ。ゴジラと伊福部音楽について。新しいゴジラ映画に敢えて昔からのゴジラ音楽を使用しました。これは賛否があるかも知れませんが私は嬉しかった。古いファンの自分にはゴジラと伊福部音楽は切り離せない関係で、監督をはじめとした同世代スタッフも同様に感じていることが想像できます。最近の映画BGMは主張が薄いと感じるのですが、ゴジラ音楽の存在感は別格です。伊福部昭氏の手腕に改めて敬意を表します。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 8点(2016-08-19 18:31:25)(良:4票)
42.《ネタバレ》 この映画に何を期待するかで、評価は分かれるのでしょうね。私的にはとても楽しませていただきました。というか、大変勉強になりました。自衛隊を含めた日本政府&官僚組織が、このような未曾有の危機にどう対応するのか、念入りな取材をとおして丁寧に描かれており、始終「なるほどねぇ~、こんな感じで物事が決まるのか」と感心しっぱなしでした。この日本独自の意思決定機構を、まるっきり批判的に撮っているかというとそうでもなく(ところどころに痛烈な皮肉を織り交ぜてはいますが)、登場する政治家や役人個人個人は極めて優秀で熱意のある人材としており、ある意味で日本に対するエールとも受け取れます。というようなことを、外敵をゴジラとして撮ることで、意外性かつ初代ゴジラへのオマージュから、大きな話題となったのかな、と思いました。例えば、外敵を日本近隣の某国としても同じような映画を撮れるでしょうが、ものすごく地味な映画になるでしょう。あと、エレベータの中で、先輩政治家達が楽観的な見方をしているのを、長谷川博己演じる矢口内閣官房副長官が諫めるシーンがありましたが、これは名著「失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)」で指摘されていることですね。強く同感。
la_spagnaさん [映画館(邦画)] 8点(2016-08-25 23:42:34)(良:3票)
41.《ネタバレ》  初っ端出てきたゴジラの目があまりに大きくギョロギョロしてて何かと思ったら、進化を遂げるにつれ小さくなっていく。なるほど目が小さくなるんじゃなく体の方が大きくなってるのね。こうした細かい工夫にまず感心。マエアツのチラ見せはハリウッド映画の松田聖子のオマージュだろうかと勝手に想像してニヤついてみた。エンドロールで気付いたが関谷亜矢子ってどこに出てたんだろう…。
 個人的に痺れたのは首相の「武器の無制限使用を許可する」。東京のど真ん中で自衛隊の武器をぶっ放す事にどれだけの決意がいるか、この映画は従来になく説得力をもって描く。怪獣映画だとこの部分のリアリティが疎かになり、人類は平然と市街地でミサイルを発射するのである。ただの事務的な会話のオンパレードでなく、こうした人類が直面した「災害」たるゴジラへの対処がどれだけ難しいかをまず示してくれた名言。そう簡単に怪獣退治用の便利道具は出て来ないのだ。
 リアリティという意味では、まず日本人の絶望感が半端ない。「人類」ではない。国連安保理はあっさり核の使用を決定、案の定中露が日本の領土を平然と犠牲にしたがる。これは「日本を侵略される日本人の映画」なのだ。ゴジラの武器・攻撃方法も今作が最多最強レベルであり、こんな奴をどうやって止めるのかと心配になるのを通り越して日本は終わりだと悟らされてしまう。ここまで見る側を追い詰めたゴジラは他に思い当たらない。
 また、自衛隊のゴジラへの攻撃方法が斬新な様で現実的。徹底して顔面を狙うのである。模型を使用していると耐久性の問題で出来ないであろう、CGならではのこだわりと言えるが、生物の顔面付近に重要な器官が集中していると考えれば合理的な方策である。一斉射撃を始めるや今度は進行を止めるため足も狙う。従来のゴジラが最も多く狙われたであろう胴体部分は目もくれない。闇雲に当たりやすそうな所を狙っていたっぽいこれまでの怪獣映画における自衛隊攻撃と一線を画した。それでも傷一つ負う事なく耐え凌いでしまうのだから、いかに今作のゴジラが強靭であるかがよく分かる。
 会話が長くなり過ぎて3時間くらいの尺になったのを早口で喋らせて2時間に収めたらしいが、それでも会話シーンが長く感じる。欲を言えばもうちょっとゴジラをたくさん見たい。第四形態まであるのだから各形態での特色をあと数分ずつかけて見せても良かったかな。しかしこれはあくまで想像だが、ゴジラを長く見せようという工夫が見えなくもなかった。それが「ヤシオリ作戦」である。一時的に力尽きて倒れたゴジラの口から凝固剤を流し込む訳だが、これが所謂一撃必殺とはならず、幾度か復活してしまう。このだるまさんが転んだ状態を繰り返す事によりゴジラと人間の緊迫した攻防の尺伸ばしに成功している。あのハラハラ感は立派なホラーの手法であり、第二弾ゴジラの逆襲以降「怪獣映画」というジャンルで括るしかなくなったゴジラを62年の時を経て今一度ホラー映画に引き戻した。
 血の赤が滲む全身のヒレが生々しく開閉する様はあまりにおどろおどろしく、従来重宝してきたキャラクター商品としてのゴジラにまるで価値を求めていない潔さである。商品展開を考えれば第四形態まで変態させるという発想はまず出てこない。プレデター宜しく放射能火炎発射時に下顎が割れるなど、ゴジラの常識を62年目にして次々と覆す思い切りの良さは天晴である。あくまで恐怖の対象たる化け物として徹底して描ききった姿勢にはむしろ新しさを感じる。54年の白黒ゴジラは白黒である事も手伝って、今見てもカッコいいからだ。拙さを感じた日本のCGがここまでリアルに見せる事の出来る可能性を示した上でも貴重。細部まで徹底的に妥協せず作り込んだ庵野氏のこだわりと根気が活かされた秀作。
にしきのさん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-07 21:33:18)(良:2票)
40.日本でもこんな実写映画が作れるんだ!という驚きでいっぱいでした。
日本の映画界はいつも制作費が微妙なため、実写の大作SFやアクションはいつもしょぼい感じが所々に現れていて、やっぱりハリウッドにはかなわないと感じさせられていました。しかし、このゴジラはそのしょぼさを感じさせない、大迫力とリアルな臨場感をしっかりと演出できていて、すんなり映画に引き込まれていきました。
内容も、ゴジラを一種の災害のような扱いで、ヒーローがいない、いわゆる事件は会議室でおこっているというストーリーで、これまた日本ぽくてよかったですね。
ただ、これを海外にもっていって評価されるかというと、ものすごいセリフ量と、出演者で、外人には誰が誰だかという感じでついていけないかもしれませんね。
とりあえず、今年の日本アカデミー賞はシンゴジラが賞の総なめという感じになりそうですね。
いずれにしても、ゴジラなんて怪獣映画でしょ?って敬遠している方にもお勧めできるリアルなパニック映画に仕上がっていておススメです。
シネマファン55号さん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-01 18:34:38)(良:2票)
39.《ネタバレ》 なんですか、この高評価、そしてこの熱く語る長文レビューのオンパレードは!……いいねぇ、あふれるゴジラ映画愛がなんかものすごく伝わってきます。

それに対し、いやね、申し訳ない……自分としては全然期待していなかったんですよ。ツレアイが「ゴジラ観よう」って言ったとき正直まいったなぁと思ったぐらいにまったくね。
でもまあ文句なく面白かった、今年一番の映画じゃないかと思うぐらいです。特に前半のグダグダ、ダメダメの政府対応なんてサイコーでしたね。逆に後半の解決に向かっていくくだりは予定調和的で「まあこんなもんかな」ってテンションはややさがりましたけど。でもゴジラ映画なんだしそうするよりほかないしね。
それにしても首都圏の城南地区に住んでいる人にはえらいサービス満点の映画でしたな。川崎の109シネマズで鑑賞したんですが、観客のほとんどがゴジラがぶっ壊す町並をにやにやしながら観てるんじゃないかと思うと、こっちも頬が緩んでしまいました。無人電車攻撃に至ってはもうサービスてんこ盛りで、いい意味の失笑感が湧き起こっていたと思うし。
原発のメタファーだの危機管理問題の提起だとかいろいろあるんでしょうか、ぶっちゃけこの映画のツボってそういうサービス感にあるような気がします。我々の知っている街並、お馴染みの極めて日本的な事なかれ体質、そういうものを目の当たりに繰り広げられて感じる、「知ってる知ってる感」……(微妙な石原さとみちゃんの起用もそういう意味での狙った感じが漂ってきたのでワタシ的にはギリギリOKでした。)

しかし、今後世界にも配信されるそうだけど、そういうところって海外の人にも伝わるんだろうか?
と、若干の危惧を抱きつつ……8点の献上です。
ぞふぃさん [映画館(邦画)] 8点(2016-08-10 12:10:04)(良:2票)
38.コンセプトは学生時代に制作した「帰ってきたウルトラマン」。
ノリはエヴァンゲリオン。
小技に「愛国戦隊大日本」や「ナウシカ」等を散りばめ、
細部まで作り込んだ上で、脚本の破綻もなくテンポも良く
見終わって爽快感も得られる良い作品だと思いました。
基礎点9点、自衛隊頑張ってたからプラス1点。
残念ながら石原さとみの演技がマイナス2点で最終的に8点です。
じむりじんじむさん [映画館(邦画)] 8点(2016-08-07 00:42:48)(良:1票)(笑:1票)
37.《ネタバレ》 表面上は日本賛美な映画。自衛隊や政府機関が協力しているから、仕方ないといえる。
しかし、少しでも考える頭のある人なら、その奥に、徹底した文書主義の非効率さやそれ故に有事の際の対応が
後手に回ること、戦後70年以上経っても日本は事実上アメリカの属国だという現実、自衛隊はいつでも戦闘ができる体勢にあるという怖さ、日米安保の欺瞞などの様々な問題提起を感じ取ることができるであろう。

後半の総力戦はとってつけた美談であり、現実はあのような状況になった場合、日本はアメリカ主導の国連の要求を呑み
核を落とされるであろう、そういった今の日本の立場の危うさと外交手腕の拙さも示唆されている。
日本人は性善説で外交をし、他国は性悪説で外交をしているから日本の外交は上手くいかないのだと良く言われるが、
それを端的に現していたのが、スパコンを並列させる要請を海外に出したときの場面。
相手方の返答は「他国に情報を盗まれるから嫌だ」というもの。恐らくこれが、国際社会で先進国として生き延びるために
必要な外交手腕なのだろう。しかし日本の外交にはそういった面が足りない。
主人公が立案した作戦が上手くいかないと美談に持って行けないので、「人を信じましょう」と綺麗事を言う人物が登場し
スパコンの並列は許可されるが、現実的には、こういった状況で協力を得るのは難しいであろう。

他にも、自衛隊の武器の多様さ(全面協力の下、なのだから前半の美談ではない総力戦に登場する武器は、全て現実に存在するものなのであろう)や、女性政治家の少なさ、前例やマニュアルが無いと何も出来ず、全て文書で管理するために分厚いチューブファイルを持って動き回る官僚達など、現在の日本の問題点を描いていた。
ただ、これほどまでに風刺に満ちた作品でも、「天皇」について描かれていないのは、少しもどかしい。(天皇について触れるシーンは皆無)

全体的には、よくできた社会派作品だと感じるが、表面上だけ見て、「日本は凄い!日本人で良かった!」というような
人もいるかもしれない。そういった意味で、相手の思考レベルを測るリトマス紙的な使い方もできる作品。
Sugarbetterさん [映画館(邦画)] 8点(2016-08-04 12:18:12)(良:2票)
36.ドラマ性やストーリーの完成度が解らない人には理解しかねるハイレベルな作品。好みはあれど貶す要素が無い。
二階堂作之助さん [地上波(邦画)] 8点(2024-02-05 05:50:06)(良:1票)
35.《ネタバレ》 有名な作品をなかなかブーム時には観られない性格の天邪鬼自分。『シン・ゴジラ』も今頃になってようやくの鑑賞に至りました。鑑賞の少し前に災害に関する講習のようなものを受け、そこで本作について、いわゆる「想定外の災害」について描かれている旨うかがいました。なのでその点に注目しての鑑賞となりました。

やはり特に気になったのは「会議を経なければ何事も決定できない」ということでした。「決定するつもりが無い」というわけじゃなく「決定することができない」ということがとても印象に残りました。どうしても必要なプロセスとして「会議」があり、一分一秒を求められる状況で、専門家でもない老人多数の大臣たちがまるえ一般人のように思いついたことを述べているシーンはやはり滑稽に映ります。ですが結局のところ現実もこうなんだろうなとも思います。現実も多くはその道の専門分野でもない大臣たちが「IT大臣」だの「少子化大臣」だのとりあえずポストに収まって、そこらへんのおっさんでも言えるようなことを言っている。

この映画の中で現実とは違う良い点としては、「専門家たちをしっかりと登用し活用している」ことだと思います。御用学者のような人たちもいましたが、ゴジラ対応のかなり序盤から専門家たちは重用されており、中枢からその存在感を発揮しています。そういう点が現実のほうにもあればいいのにな、と思ってしまいました。いや、してるんでしょうかね。少なくとも自分のような一般人にはあまり専門家の方々のありがたみはわからず、コロナ対応に対してもどうしても不信感を抱いてしまいます。

ゴジラはなかなか圧巻でしたね。最初のトカゲのようなギョロ目のゴジラが個人的には一番怖かったです。内容は日本に現れたゴジラを世界各国みんなで協力して撃退するというものですが、『インデペンデンスデイ』のように各国に一体ずつ現れても面白いのにとか思ってしまった。そのほうが日本政府VSゴジラの構図がもっとくっきり浮かび上がったのに。

今作『シン・ゴジラ』の内容を受けての『シン・メカゴジラ』とか『シン・モスラ』とかあればまた観たいな。なんつって(笑)
TANTOさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-06-28 03:10:53)(良:1票)
34.《ネタバレ》 庵野秀明…。『ナウシカの巨神兵のシーン』ときて『エヴァ』ときて『巨神兵東京に現る』ときて…そりゃ最終的に『ゴジラ』を撮りますよねぇ…(しみじみ)。っていうか撮らせた東宝も偉かったです!(マジで)。それにしても…やはり“ゴジラ映画”に伊福部さんの音楽は鉄板ですねぇ…。ゴジラのテーマはもちろん、特に『ヤシオリ作戦』の場面での『宇宙大戦争マーチ』にはテンション上がりすぎでニヤニヤが止まりませんでした!

そして…『君の名は』のレビューにも書きましたが、現在の日本で“圧倒的な破壊”を描くことは、つまりは3.11を描くことなンだなぁ…と改めて思いました。そのために後半は、もはや“怪獣映画”を超えてしまったワケで…、そしてそれが文化人&知識人の皆さんが“『シン・ゴジラ』を熱く語る”ことの要因になったワケで…。なんだか俺は『ただの怪獣映画じゃない』というスタンスで語られるのはちょっと嫌で「みんな、ちゃんと怪獣映画として評価してるのかなぁ?」と複雑なマニア心理でこのブームを見ていました。

あ、それと石原さとみには「アンタ、馬鹿ァ?」とキチンと言わせるべきだったと個人的には思います。

そして最後に… 市川実日子、想定外の可愛すぎワロスw
幻覚@蛇プニョさん [地上波(邦画)] 8点(2018-05-10 16:51:14)(良:1票)
33.《ネタバレ》 これはコンセプトの勝利。もしもゴジラが東京に現れたら日本はどう対応するか。テーマをその一本に絞って、登場人物の個人的なエピソードなんかは一切描かない。おかげで主人公の家族構成すらわからないけど、そのかわりすごくシャープで潔い内容になった。巨大生物などあり得ないと言った直後にテレビに尻尾が大映しになったり、上陸はないと言った直後に幼体ゴジラが蒲田で大暴れしたり、新幹線爆弾の後に在来線爆弾が突っ込んでくるのには笑ってしまった。畳みかけるような自衛隊兵器の総攻撃映像は小気味いいし、ゴジラのやりすぎなくらいの火力もつき抜けてていい。唯一ヤシオリ作戦の内容が少々大味なのだけは残念だったかな。
54dayoさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-05-28 22:07:08)(良:1票)
32.《ネタバレ》 初代ゴジラも、本作のように受け入れられていたのなら、そりゃあ名作とも呼ばれただろうと思いました。ゴジラを平成の首都に引きずり出したんだから面白かったですよ。はたらくおじさんやおばさん+はたらくくるま対平成ゴジラでした。リアルを追求しようとした本作だと思いますが、ほんとにああいった人たちは「この国」って日本のことを呼んでいるんでしょうか。「この国」って言い方、なんとなく高いところから眺めているようで好きじゃないんですよ。ただそんなところも、平成ゴジラ的なリアルですけど。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2017-05-20 22:12:46)(良:1票)
31.《ネタバレ》 ○ゴジラ映画として、国防映画として楽しめた。○上陸した怪獣が第一形態で、ゴジラではないのかと思わせる展開は意外性があった。○国の動きがよく分かり、非常に興味深かった(国としてゴジラを何と位置付けるのかなど)。○紅一点として出演した石原さとみだが、この役はなくても良かった。結果的に悪い意味で目立っていた。
TOSHIさん [映画館(邦画)] 8点(2016-10-29 22:59:58)(良:1票)
30.昨日ついに鑑賞しました。期待以上の出来で、満足しました。使徒をゴジラに置き換えた実写版エヴァとも言えますが、少年主人公やラブコメなどのアニメ的な要素を排除し、政府対ゴジラの純粋なパニック映画に仕上がっていて、さすが庵野監督だと思いました。ただ、不満な点も2つほど。初期のゴジラがところどころ玩具のように見えたこととアメリカ政府の代表が石原さとみで大統領を目指しているということです。石原さとみも頑張っていましたが、大統領はないだろうと。続編は余程上手く作らないと本作の価値まで下げそうなので作らないでほしいです。
ぽじっこさん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-18 17:08:48)(良:1票)
29.《ネタバレ》 単純に楽しめました。お薬は飲み薬でなくて、注射じゃだめだったのでしょうか?
相当死んでますよ、あの時に。
代書屋さん [映画館(字幕)] 8点(2016-09-03 17:01:22)(良:1票)
28.《ネタバレ》 やっぱりハリウッドに比べるとCGはだいぶ見劣りするなあ……などと考えながら見始めたが、「人間」の部分に引き込まれてじきにそれも気にならなくなった。「天災(神)としてのゴジラ」という原点回帰に、我々が先の震災で得ることになってしまった放射能災害の実体験が加わり、ひところ流行った「ウルトラマン研究序説」的な空想読本に留まらない生々しさがあったように思う。「東京3区は帰還困難区域になる」という台詞の重さを、今の日本人ほど理解できる国民はいない。行政機能の東京一極集中とか、その辺りの問題もほんのり盛り込まれているように思ったり。
一方で、核ミサイルの使用を日本側の政治家があまりにも安易に応諾してしまう点は気になった。矜持とかそういう心情的な部分もさりながら、少なくとも貫通弾は有効だったのだから、「ゴジラが眠ってる間に自衛隊の戦力を再結集して、米軍と本格的に協力してどうにかできないか」と、先に考えるんじゃないか普通は?米軍だけじゃなく多国籍軍でも良いけれど、連携した作戦をすっ飛ばして「これはもう核ミサイルを撃ち込むしかないですね」「そうですね仕方ありません」というのは、一足飛びにすぎるでしょう。「知恵は多いほどいい」んじゃないのか?
石原さとみのなんとかパターソンも疵だった。あの空気感の中にあの漫画的高飛車キャラは何ともそぐわないし、あのキャラを出すにしても石原さとみでは全然柄が違う。第一ネイティブな日系アメリカ人感が全然ない。パターソンが出てくるたびに気持ちがふっと途切れてスクリーンから目を背けてしまった。
造形や演出に「エヴァンゲリオンだなあ」と思う部分も多々、多々あるけれども、庵野監督が蓄積してきた経験が、アニメファン以外も数多く観るであろうこの「シン・ゴジラ」に結びついたのだと好意的に解釈したい。目に付く不満もあって文句ばかり書いたようだけど、良くも悪くも怪獣エンターテインメントであったアメリカの新ゴジラに対して、これこそが日本のオリジンを受け継いだ新・真・神なるゴジラなのだと高らかに掲げることができる、それだけの作品にはなっているように思う。
C-14219さん [映画館(邦画)] 8点(2016-08-06 04:10:58)(良:1票)
27.《ネタバレ》 アニメ的な決めゼリフ、芝居掛かった演技、大事な事を台詞で言わせてしまう脚本。
石原さとみに代表される違和感のある人物造形、舞台のような台詞回しと細かいカット割りの中でのアップの多用、それらは悪い意味で気になった。
ただそれ以上に魅力的な部分が多かった。
災害時の政府の動き、次第に波及する被害とそれに比例して事が大きくなる社会情勢は現実味があった。
攻撃を開始するまでのじれったいまでの溜めは日本という国の法制度、日本人らしさをよく表しているし、なにより緊張感を生み出している。
ゴジラの見せ方、造形も魅力的。人間の視点からゴジラを捉えながら、なめるように移動するカメラ。
見知った現実の街並みの中にいるゴジラは圧倒的な迫力と絶望感をもち、多摩川決戦で感じた高揚感は忘れられない。
そして生物としての生々しさ実在感を伝える皮膚から落ちる体液。闇夜の静寂の中から発せられた光、そして全てを破壊する光線。この一連の流れは、間の取り方も含めて圧倒的に素晴らしく、恐怖と同時に美しさ、ゴジラという一つの生物の崇高さすら感じさせる。
人類が生み出した負の側面の象徴であると同時に希望を生み出すものとしてのゴジラは初代ゴジラを彷彿とさせるし、作り手の熱い思いも感じた。
様々な災害を経験した今の日本における海外への返答であり、挑戦状。そして自らへの鼓舞。
凝固したゴジラは観光スポットになるだろう。それほど日本人、人間は良くも悪くも強かで環境に適応しやすく、たくましいはずだしそうであると信じたい。
そして人類を破壊する災厄と共存するという道を選んだ点も、震災後の現在の日本の姿とどうしても重ね合わせてしまう。
ちゃじじさん [映画館(邦画)] 8点(2016-08-01 10:41:24)(良:1票)
26.《ネタバレ》 考えてみたら庵野秀明という人は特撮大好きで、その特撮のミニチュア感やディテールの細かさをアニメでもやって見応えのある良作を作ってきた。その彼がゴジラで「好きなようにお願いします」と言われたのか知らないが、持ってる力を存分に発揮したなという作品になっている。色々とオマージュや遊び心もあり、ストーリーも「ニッポン対ゴジラ」というゴジラの原点回帰にしている目の付け所や変態するゴジラなど構成のセンスはさすがとしか言いようがない。小難しい名称のついた政治家、官僚、自衛隊、有識者、米軍関係者などが多くの登場人物が描かれ、何か起きるたびに召集、会議、承認、会見を繰り返す。東日本大震災で繰り返されたかのようなそのリアルな会議で膨大な情報量の会話も中だるみせず見せる編集は相変わらず巧かった。ただ、その会議シーンでエヴァの曲「DECISIVE BATTLE」を使いまくるのはいただけないな。1度目は「おっ!」と思わせるけど何度もかけたのはクドくて飽きた。せっかく盟友と言える鷲巣を使ってるんだから予告編みたいな曲をもっと作って使っても良かったのでは?と思う。あとゴジラの背ビレや尻尾からビーム(熱線)を放つゴジラってのはかなり微妙な気がするし、もはやゴジラではなく異形の使徒という感じだったのでそこら辺は萎えた。 3・11の行政のようなダメっぷりを描きつつ、ゴジラという国難に全員が全力で立ち向かっていく流れは一体感があって良かったな。日本へのエールの詰まった良い作品だった。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 8点(2016-07-30 21:15:29)(良:1票)
25.《ネタバレ》 ​うわー!ゴジラだーっ!えっ!?なんだコイツ!?
えっえっ!うお!あーっ!怖っ!怖っ!
…。…。(中略)…。頑張れ政府…。
自衛隊やれ!効かないと思うが撃て!頑張れ!
ダメか!でも撃て!撃て!わーーーーっ!!!!なんだそれっ!!!!あーーーーーっ!!!!あーーーーーっ!!!!
...と、そんな具合に緩急ついたモキュメンタリチックで専門的な言葉が飛び交い無知な僕にゃ「なんだかよくわからんが、凄いリアリティがあるぞ!」と思わせるドラマシーン。コレでもかとぶち込んでくる読ませる気のないテロップ。捲し立てるような台詞の嵐。いいじゃないですか!
そして被害を受ける街並みは、あの時自分たちに起きていたあの震災がまた起きているかのような絶望感をフラッシュバックさせる現実的な恐ろしさです。
そんでもってゴジラの初期形態の死んだ魚のような目ではっていく、あの不気味さは恐怖以外の何物でもない!気持ち悪い!それが良い!
自衛隊の攻撃もカッコいいですね。とにかく持てるだけの火力を総動員しまくってる感が気持ち良いです!そしてその応酬はB-2爆撃機が3機も撃墜!痛快!ゴジラ強い!とにかく強い!無限に強い!往年のテーマとエヴァっぽいテーマと共にテンポ良く日本に対する核攻撃の危機の緊張感を底上げしてくれます。
そして日本人の最後の反撃は…爆笑ですね!いや、これが日本人の意地なのか!?新幹線や山手線をぶっ飛ばし、高層ビルで下敷きにさせる作戦には恐れ入りました。もうこちらのテンションも最高潮!こっちもゴジラにゃ負けんぞ!
シリアスなプロモーションで不安と期待、両方あった本作でしたが、もう今は痛快な娯楽作的仕上がりに大満足です。
庵野監督、樋口監督good job!
えすえふさん [映画館(邦画)] 8点(2016-07-29 19:05:22)(良:1票)
24.リアリティが感じられるのがいいんですよね。
ゴジラは設定自体に無理があるのに、行政側の視点がとてもリアルな感じなのが面白い。
後半は会議やら解析やらが大半になってくるのですが、いくらなんでもあの状況で核攻撃はありえない。
そして核攻撃をタイムリミットの材料とせず、もう少し無理のないシナリオでも別に良かったのではないかと。
Fukkyさん [インターネット(邦画)] 8点(2023-03-07 15:14:12)
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【点数情報】

Review人数 222人
平均点数 7.25点
031.35%
131.35%
220.90%
331.35%
494.05%
5146.31%
63113.96%
74620.72%
84319.37%
94419.82%
102410.81%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.83点 Review18人
2 ストーリー評価 7.63点 Review30人
3 鑑賞後の後味 7.90点 Review30人
4 音楽評価 8.23点 Review30人
5 感泣評価 5.91点 Review23人
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