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資金源強奪

[シキンゲンゴウダツ]
1975年上映時間:92分
平均点:7.89 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-06-21)
アクションコメディ犯罪もの
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タイトル情報更新(2024-04-11)【Olias】さん
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監督ふかさくきんじ
キャスト北大路欣也(男優)清元武司
川谷拓三(男優)別所鉄也
室田日出男(男優)小出熊吉
梅宮辰夫(男優)能代文明
名和宏(男優)国吉稔
今井健二(男優)杉谷勝次
山城新伍(男優)行夫
松方弘樹(男優)前田
岩尾正隆(男優)司玄治
曽根晴美(男優)謙一
福本清三(男優)羽田組々員
安部徹(男優)羽田博厚
芹明香(女優)みちる
木谷邦臣(男優)羽田組組員
鈴木康弘(男優)天野清次
林彰太郎(男優)都築春男
北村英三(男優)皆川克巳
天津敏(男優)芥川信義
中村錦司(男優)灘孝太郎
丸平峰子(女優)雪子
太地喜和子(女優)一宮静子
渡辺やよい(女優)洋子
斉藤浩子(女優)ディスコの少女
脚本高田宏治
音楽津島利章
撮影赤塚滋
企画日下部五朗
配給東映
編集市田勇
録音溝口正義
照明中山治雄
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3.《ネタバレ》 3億円の奪い合い!というフォーマットはワリと好くあるシンプルなモノかとも思うのですが、異常なまでに状況・敵味方がコロコロと切り替わる、その意味では結構ややっこしい話に見えなくもないよーな気もします。しかし、意外なホドに全然分かり難さとかは感じませんし、と言うか根源的にはやっぱ非常に単純な「誰も信じられない」というダケのお話で、不自然さも殆ど無くむしろ「然もありなん」と実に納得してスンナリと観てゆけるのですね。その上で、やはりこんなに凄まじく諸々のテンポが好い(好すぎる)映画とゆーのも他にあまり見当たらねーなというレベルでもあって、その面からは至上に爽快・痛快な超優良娯楽作でした。地味に凄いですねコレ。

北大路欣也が善すぎず悪すぎず、かつ軽すぎず重すぎずで好かったですね(ガタイはちょい身軽めではありますが、ソレで最終的に梅宮辰夫と張り合うとゆーのも好いバランスだったと思います)。邦画では今やちょっと役者が見当たらないですが、海外・アジア(韓国)とかでリメイクとかしてくれたりしないかな、と思ったりしますね。
Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 8点(2021-11-05 22:42:01)
2.溢れ出る「昭和」のギラつく雑多感。
人からも、服装からも、街並みからも、すべてから放たれるそのギラギラに圧倒される。
展開される犯罪アクションの卓越したエンターテイメント性もさることながら、映し出される「昭和」そのものが揺るぎない「娯楽」だった。

ムショ帰りの主人公(北大路欣也)が、塀の中で知り合った仲間と共に、自身の組が主催する賭場の資金強奪を謀る。
計画は見事に成功するが、そこから報復と裏切りが織りなす容赦ない強奪金争いが始まる。

ハリウッド映画などでは、玉石混交に描きつくされたプロットであるが、それがこの時代の日本映画で、これ程まで娯楽的な完成度の高い作品として存在していたことにまず驚く。
ストーリーテリングのテンポの良さとユニークさ、そして何よりも、登場するキャラクターたちの個性がそれぞれ際立っていて、そのアンサンブルが娯楽映画としての質を高めていると思う。

北大路欣也の決してヒーロー然としてはいない悪党としての男臭さ。梅宮辰夫演じる悪徳刑事の軽妙さと曲者ぶり。そして何と言っても、川谷拓三の泥臭すぎる雑草魂。
最終的に“三つ巴”となって、「金=命」を奪い合う三者のキャラクター性が、俳優本人の個性とも掛け合わさり、特に印象的だった。



匂い立つような昭和娯楽の匂いにクラクラしっぱなしだった。
各種動画配信サービスの普及に伴い、これまでその存在すら知り得なかった“昭和映画”にも容易に触手を伸ばすことができるようになった。今一度、昭和娯楽の真髄を掘り起こす沼にハマっていきそうだ。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-06-05 14:55:59)
1.金をめぐる約束と裏切。欣也があまり悪人に見えないので、どこまでホントなのか嘘なのかが判らなくなるところが、展開を面白くしている。欣也の「人間皆一人ぼっち。信用できるのは自分だけ」の台詞が心に残る。最後の空港シーンは「新幹線大爆破」のトラウマがあって見てられないよ。SQのグラホスと高倉健の子供がダブって・・・。
東京50km圏道路地図さん 8点(2004-03-22 02:23:35)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 7.89点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5111.11%
600.00%
7222.22%
8333.33%
9222.22%
10111.11%

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