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黒の超特急

[クロノチョウトッキュウ]
1964年上映時間:94分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-10-31)
ドラマサスペンスシリーズものモノクロ映画小説の映画化
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タイトル情報更新(2011-01-23)【イニシャルK】さん
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監督増村保造
助監督帯盛迪彦
キャスト田宮二郎(男優)桔梗敬一
藤由紀子(女優)田丸陽子
加東大介(男優)中江雄吉
船越英二(男優)財津政義
石黒達也(男優)工藤
早川雄三(男優)加田
春本富士夫(男優)小林
町田博子(女優)長沼博子
穂高のり子(女優)財津夫人
中条静夫(男優)証券会社の社員
高村栄一(男優)大藤
上田吉二郎(男優)旅館の主人
原田[言玄](男優)刑事B
花布辰男(男優)検事
杉森麟(男優)公団の係長
村田扶実子(女優)煙草屋のおかみさん
中田勉(男優)肉屋の店員
目黒幸子(女優)隣の奥さん
小山内淳(男優)すし屋の板前
守田学(男優)刑事
大山健二(男優)公団の守衛
原作梶山季之「夢の超特急」
脚本増村保造
白坂依志夫
音楽山内正
撮影小林節雄
企画藤井浩明
配給大映
美術下河原友雄
編集中静達治
録音飛田喜美雄
照明渡辺長治
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1.《ネタバレ》 全11本作られた「黒シリーズ」最後の作品で、増村保造監督が手がけた「黒シリーズ」としては3本目となる。今回は汚職事件をテーマに互いに金の事しか頭にないような二人の男(田宮二郎、加東大介)の対決を描いていて、互いに腹黒く、加東大介扮する中江に騙された田宮二郎扮する桔梗が中江が汚職話を持ちかけた船越英二扮する新幹線公団専務理事 財津の愛人 田丸陽子(藤由紀子)と組んで、彼らともう一人の仲間である工藤(石黒達也)を逆に強請ろうとする展開はスリリングで面白い。ヒロインの田丸陽子はどことなくミステリアスで、こういう女を描かせると増村監督はうまいし、演じる藤由紀子の存在感も相まってとても印象に残るし、いかにも増村映画に出てくるヒロインという感じでとても良かった。陽子が中江に殺されるシーンは生々しさがありながらも彼女の悔しさ、悲しさといったものがストレートに見事に表現されているのも増村監督らしい。そしてそんな陽子を本心から愛していた桔梗のやるせなさが画面から伝わってきて、ラストはなんともいえない無常感が漂い、ここに増村監督がこの映画で言いたいことが全て集約されている気がして、今まで見た増村監督の「黒シリーズ」の中でも本作はいちばん増村監督らしい映画になっていると思うし、実際この映画が3本中ではいちばん面白かった。もう少し書かせてもらうと基本的にいい人役の印象が強い加東大介がここまで腹黒い悪人を演じているのも珍しく、しかもなかなかの好演で、普段悪人を演じているイメージがない分かなり新鮮に感じた。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2010-02-02 13:29:58)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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600.00%
7150.00%
8150.00%
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