鉄コン筋クリートのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 テ行
 > 鉄コン筋クリートの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

鉄コン筋クリート

[テッコンキンクリート]
Tekkonkinkreet
2006年上映時間:111分
平均点:6.41 / 10(Review 97人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-23)
アクションドラマアドベンチャーアニメ犯罪もの漫画の映画化
新規登録(2006-08-14)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2022-01-19)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督マイケル・アリアス
二宮和也クロ/イタチ
蒼井優シロ
伊勢谷友介木村
宮藤官九郎沢田
田中泯ネズミ(鈴木)
納谷六朗じっちゃ
西村知道藤村
麦人組長
大森南朋チョコラ
岡田義徳バニラ
山口眞弓ヨル
本木雅弘
村上知子小僧
井上麻里奈
アレックス・フェルナンデス〔男優・1967年生〕チョコラ(Chocoとして/英語吹替版)
リック・ゴメス[男優]木村(英語吹替版)
原作松本大洋『鉄コン筋クリート』(小学館)
主題歌ASIAN KUNG-FU GENERATION「或る街の群青」
製作小学館(「鉄コン筋クリート」製作委員会)
アスミック・エース(「鉄コン筋クリート」製作委員会)
STUDIO 4℃(「鉄コン筋クリート」製作委員会)
電通(「鉄コン筋クリート」製作委員会)
アニプレックス(「鉄コン筋クリート」製作委員会)
プロデューサー椎名保(エグゼクティブプロデューサー)
亀井修(エグゼクティブプロデューサー)
制作STUDIO 4℃
配給アスミック・エース
作画山下高明(原画)
満仲勧(原画)
美術マイケル・アリアス(ストーリーボード・アーティスト)
あらすじ
昔ながらの義理と人情が支配する街“宝町”を拠点に、何ものにも支配されずに自由に飛び回る“ネコ”と呼ばれるふたりの少年クロとシロ。彼らは誰よりも街を知り尽くしていたが、その愛する宝町に再開発と呼ばれる変革の荒波が迫ってくる。その影響でヤクザと暴力といった“退廃”が同時に街に押し寄せてしまい……。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(9点検索)】[全部]

別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
15.《ネタバレ》 ◆これはクロの成長物語だと解釈しました。◆本作では形式上の二項対立が多用されています。クロとシロ、仁義と開発、善と悪など、一瞥するとわかり易い物語に見えてしまい、その分ストーリーの難解さに肩透かしを食らうのではないかと思う。しかし、二項対立を克服し、両面が並存していいんだと認めること=大人になること、なのだというのが本作の主張であると僕は受け止めました。◆クロは一見すると悪であるが、シロの面倒を見るやさしい一面を持つ。シロは、ああ見えて、人にガソリンをぶっ掛けて殺す残酷さを持ち合わせている。シロは善と悪が共存している大人な存在である。逆に、クロは、シロがいなければ善を施しえない子供である。◆そんなクロはシロと別離することによって、自分の本来持ち合わせていた善の施しの行き場を失い、同時に純粋な悪の心と向き合わざるを得なくなる。その存在が「イタチ」である。クロは純粋な悪の心と対峙し、自分がシロによって善の心を持ち合わせていたこと、純粋な悪にはなりきれないことを自覚し、あらためてシロとともに生きることに希望を見出す。クロの手に刻まれた傷は、そのものずばり、心に純粋な悪が潜んでいることを自覚した上でどう生きていくのか、という少年が大人になるための過程を描いているのだと思う。◆誰にでも悪の心はあるのだけれど、それを単なる道徳律で押し込めて無反省に生きているのは寂しい。そんなことを考えさせてくれる映画だった。
もりたろうさん [DVD(邦画)] 9点(2011-10-01 00:16:03)
《改行表示》
14.最高!嫌味すぎない3Dの使い方、作画の素晴らしいさ、 演出、みんなかっこいい!そして蒼井優の声、とてもいいですねっ。 最後の方ちょっと混沌としすぎたけど。
bokugatobuさん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-21 23:12:26)
《改行表示》
13.この作品を観るとやはり日本のアニメは世界に誇れる文化だなぁと思わされる。映像のドライブ感、背景の現実と夢の狭間のような独特な世界観が秀逸。声優陣も全員ハマっていた。特に蒼井優、本木雅弘は本当に素晴らしかった。長尺ながらスピード感があって一気に観れる。各キャラクターの個性が立っていて台詞の独特の言い回しもクセになる。 ただ色々な意味でかなり濃いアニメ映画なので、好き嫌いはハッキリ分かれるでしょう。僕は見事にハマりました。
おーるさん [DVD(邦画)] 9点(2009-02-07 22:47:34)
12.《ネタバレ》 すごくいい!私のツボ。木村の嫁の言葉が…。切ない‥。木村とネズミにはとても切なくなった。可愛く、純粋で、特殊で、はっとするような言葉を放つシロが好きです。宝町は自分が大阪育ちだからかなんとなく懐かしい。うらぶれていて廃れていて薄汚れているのに、キラリときれいなんだなー。クロとシロは一生涯子供のままで純粋な存在なんだろう。終わってからキャストを見て驚愕!!二宮も蒼井優もばっちり!
まりんこさん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-10 00:44:02)
11.日本でこういうアニメーションが作れるんだなと思わせてくれた奇跡のような作品。
からいものさん [映画館(邦画)] 9点(2008-12-09 09:59:10)
10.《ネタバレ》 子供の頃、宮崎駿の『未来少年コナン』や『カリオストロの城』が大好きでした。いや愛していました。今もそれは変わりません。ロマン溢れる物語もさることながら、あの“動き”に魅了されたのだと思います。「コナンの足の指掴み」とか、「ルパンの大ジャンプ」とか。思い出しただけでワクワクする。物語世界の中で自分も一緒に走り回って跳び跳ねました。その感覚に近いものを本作から感じ取りました。縦横無尽に街の中を疾走するシロとクロ。まさしくネコのよう。これがもう楽しくて楽しくて。常職の垣根を越えたアクションに脳が喜びました。それは終盤、クロの内面世界に突入しても継続します。今度はイメージの渦に飲み込まれる。ゆっくりと闇に心が奪われていく。絵に侵されていくような感覚。“アニメ”という手法が持つ武器を最大限に発揮していると感じます。これはもうホントに素晴らしい。かといって、派手な要素のみが優れている訳ではありません。ちゃんと人が演技をしている。ドラマがある。人間の役者顔負けです。あのアクの強いキャラクターに魂を宿すのだから大したもの。そう、声優も良かった。特に蒼井優。声質がたまらなく魅力的です。「こちら地球星シロ隊員。応答どーじょー」頭の中でリフレインしています。その他声優素人さんの淡白な声も世界にマッチしていました。メッセージもしっかり胸に届きましたよ。文句なし。これぞ魅せるアニメーションです。『マインドゲーム』に引き続き、またしてもスタジオ4℃にやられました。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-18 18:18:04)
9.漫画は読んだのですが、映画のほうが好きです。あと映像が綺麗でした。
Dr.Teaさん [映画館(邦画)] 9点(2007-08-07 03:09:29)
8.いいねぇ最高☆期待してた以上だったなぁ♪漫画の世界そのまんま出ててアニメになってない。ダンボールに絵描いてるような街をそのまま表せてるし・・。長く語るの似合わない映画だから以上。
さらさん [映画館(邦画)] 9点(2007-03-20 11:29:38)
《改行表示》
7.《ネタバレ》 やくざという人間の潔さ。 その美しい描かれ方。  シロとクロの相対する存在が 繋がるが故の運命。  主張の激しく恐ろしいほど美しい 画からは目に見えないものがよく伝わる。 雨の匂い、コンクリートの、 涙や血、気持ちや感情や 下町の狭い道の小汚い雰囲気。  蒼井優の演技力に圧倒された。 最初のセリフから引き込まれる。 "どして?"
05さん [映画館(字幕)] 9点(2007-02-25 11:33:15)
《改行表示》
6.《ネタバレ》  松本大洋さんは、通常ペンでは描けない部分、空気や雰囲気、心情、などの表現に長けていると思うのですが、この作品はそういう難しい原作の映画化にかなり成功していると思いました。  3Dの使い方も斬新だし、造型、背景、特殊効果も見事です。  そしてシロ・クロ・宝町に生きる人々の思いがよく出ていました。  ジャンルは違うけれど、ヨコハマメリーを観たときのような感動がありました。  日本アニメの水準の高さを示す作品は、近年、世評ほどには出ていなかったように思うのですが、この作品は素直に日本アニメを誇りに思えました。
迷子亭さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-31 15:33:06)
《改行表示》
5.シロ最高!蒼井優にやられたね。 絵もキレイだしもう一度みたい。
takoさん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-18 01:03:28)
4.松本大洋より直截で上手い。青より蒼い。
stratosさん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-16 01:26:02)
《改行表示》
3.2006年の年の瀬。実はもっとも観たかった映画が、この「鉄コン筋クリート」。 年末公開だったのだが、地方都市の性で年明け一発目の公開とずれ込んでしまった。 というわけで、2007年一発目。新年最初に観る映画がアニメというのも悪くはない。  んで。そういう新しい年の“高揚感”的な部分がないと言えばウソになるが、いきなりの最高点。  とりあえず、あの松本大洋の独創的な原作漫画を“カンペキ”に映画化してみせたということだけで、「スバラシイ」という他はない。 しかも、ただ原作を忠実にアニメ化しただけではなく、その物語と世界観が持つ「深層心理」まで確実に表現してみせたこのアニメーション技術には、もはや言葉が無い。 地獄のような町で、どこまでも純真に、だからこそ狂気的に生きていく二人の少年。 その躍動感を、息づかいを、そして無限に混沌と広がる精神世界を、見事に映し出す。 目の前に際限なく広がっていく映像世界には、ただ呆然とするばかりだ。  そもそもが一つの“カタチ”を持たない物語である。すべてを明確に説明することなど不可能だし、意味がないことだ。 ただただぶつけてくる登場人物たちの感情をそのままに受け止めればそれでいいのだと思う。そこに理屈など存在せず、感情のままに揺さぶられる。   一昨年の「マインド・ゲーム」に引き続き、果てしない精神世界を独創的に表現してみせた“STUDIO 4℃”。 ながらく「ジブリ」によって支えられ発展してきたジャパニメーションは、その停滞と同時にまた新たな“チカラ”を得たのだと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-08 00:16:22)(良:1票)
2.《ネタバレ》 松本大洋の世界をステキに再現していますが、一方でどうしても思い出さずにいられないのがアニメ映画『マインド・ゲーム』とセガのXBOXのゲーム『ジェット・セット・ラジオ・フューチャー』。『マインド・ゲーム』の方はまあ製作スタジオ一緒ですから当然かもしれませんが、『ジェット・セット~』の方は元々ゲームの元ネタがこの原作だと思えるようなモノで、でもこの映画の美術は原作よりも『ジェット・セット~』に果てしなく近く(近代的な世界と庶民的な世界とが混在し、東洋的なオブジェクトがキーになっていて、街に古臭いアナウンスまで流れてるところも一緒)、だから今や映像は映画のみで切り取って語れる時代ではないのかなぁ。さて、映画は素晴らしい仕上がり具合でした。なんと言ってもシロのキャラがデザイン、脚本、垣間見せるイマジネーション、そして蒼井優の声で見事に立っておりまして、その彼を守ろうとしながら実はシロに内包されているクロの存在に説得力を与えていました。つーか蒼井優は本当に凄いやね。彼女みたいな才能の持ち主(可愛くて演技できて踊れて声の演技が凄くて)が30人もいたら声優業界滅ぼしかねないやね。クライマックスの、クロが自身の闇と対峙するシーンは、ちょっと尺が長過ぎかとも思いましたが、よく似たテーマをぶら下げた『ゲド戦記』の100万倍面白く感動できる映画になっておりました。シネスコのフレームの中から溢れ出る世界は、ただ技術を見せるためにあるのでなく、あくまで作品を語る要素になっている点も高ポイント。テクノロジーを駆使しつつもキャラにしっかりと血が通ったアニメでした。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-07 21:39:35)
《改行表示》
1.●訂正:勝手に PG-12 だろうと思ってたんだけど、年齢制限ナシでした。個人的な感触では PG-12 指定(小学生が観てもいいかどうかは親に判断して頂きたい)な内容です。ただ、中学生ならいま絶対観ておくべき。  松本大洋の世界だから確かに日本のアニメなんだけど、後半の演出は日本のアニメーターの力のみで作れたモノなんだろうか? 観終った今、その疑問が頭に渦巻いている。 80年代の日本のような活気ある状態だったら、日本人だけでこれが作れたろうか? ほとんどすべてがアートアニメの技法に乗っ取られるクライマックスは、エヴァンゲリオンのアレ(最近判りましたがカナダのアニメーター、ノーマン・マクラーレンへのオマージュ)を思い起こさせながら決定的に何かが違う。画面の奥の方で、今までの日本アニメになかった《異種》の血が騒いでいる。松本大洋よりもずっとずっとノルシュテイン寄りで、抽象的なモノを表現するのに適した、何か。 描きたいテーマがあり、それに従って技法を選ぶ。芸術としては当たり前の事だけど、商業アニメの世界では無視されてきた常識でもある(ので、『パプリカ』は表現の幅がえらく狭くなった)。 日本のマンガも、アニメも、ついに世界のアーティストたち(人目を引くことばかり考えているハリウッド監督業な人種じゃなく、アートアニメや画家やイラストレーター、という意味で)の共有財産になったんじゃないんだろうか。狭義の意味で、アートになれたんじゃないだろうか。まだ本作はハリウッドの庭に囲われている存在だけど…。 ポジティブな意味で世界のこと、未来のことを色々と考えさせられたアニメだった。
エスねこさん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-01 21:00:25)
別のページへ(9点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 97人
平均点数 6.41点
011.03%
111.03%
233.09%
366.19%
499.28%
577.22%
62222.68%
71313.40%
81616.49%
91515.46%
1044.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review9人
2 ストーリー評価 5.14点 Review14人
3 鑑賞後の後味 4.84点 Review13人
4 音楽評価 5.72点 Review11人
5 感泣評価 4.00点 Review10人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS