トラックス<TVM>(1998)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トラックス<TVM>(1998)

[トラックス]
TRUCKS
1998年上映時間:99分
平均点:3.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスSFTV映画リメイク小説の映画化
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監督クリス・トムソン〔監督〕
キャストティモシー・バスフィールド(男優)
ブレンダ・バーキ(女優)
ブレンダン・フレッチャー(男優)
原作スティーヴン・キング
脚本ブライアン・タガート
撮影ロバート・ドレイパー
製作総指揮マーク・アミン
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5.《ネタバレ》  こういった代物の場合「○○のリメイクとして考えると微妙だけど、映画単品として考えれば面白い」ってパターンもある訳ですが……  残念ながら、映画単品として評価しても微妙な出来栄えでしたね。   全体的なクオリティは五十歩百歩なのに「地獄のデビル・トラック」(1986年)にあった「馬鹿々々しさ」「愛嬌」が失われてるというのが、何より残念。  爆発シーンも控えめになってるし、今回の籠城場所には拳銃が一つあるだけなので「人間と機械が戦ってる」感じも薄いしで、どうもテンションが上がらない。  陰鬱な作風と併せて考えるに「地獄のデビル・トラック」はアクション映画だったが、本作はホラー映画であると解釈する事も出来そうなんだけど、それにしては「一応拳銃も出てくる」「終盤には爆発シーンもある」って形なので、何か中途半端なんですよね。  元ネタとは違う魅力を出そうとしたのであれば、変に媚びるというか、元ネタにあった要素を少しだけ再現するような真似はせず、もっと「陰鬱なSFホラー映画」という方向性に振り切った作りにすべきだったと思います。   機械からのモールス信号を解読した訳でもないのに「やっと分かったぞ」「奴らが欲しいのは燃料なんだよ」って言い出す場面も不自然だったし、脚本も褒めるのが難しいんですよね。  元ネタにあった馬鹿々々しさが薄れてる分だけ「脚本の整合性」という意味ではアップしてるだろうと思ってたのに、全然そんな事は無かったというか……  全体的に「長所は失われ、欠点はそのまま」って形に思えちゃって、非常に残念でした。   それでも、あえて良かった箇所を探すとしたら……  ロズウェル事件と絡めて、一応は「機械が暴走した理由」に説得力を与えようとしてる所。  「有害なガス」という要素で、危険度を高めてる所。  あと「防護服が勝手に動いて、殺人鬼のように襲ってくる場面」は中々感心させられたとか、そのくらいになっちゃいそう。   最後も「助けに来てくれたヘリは無人だった」=「主人公達は決して助かった訳ではない」と感じさせるバッドエンドで後味悪いし、どうも好みじゃないです。   ……とはいえ、能天気なハッピーエンドだった「地獄のデビル・トラック」とは真逆のオチなので、こちらの方が好きという方もいそうですよね。  「トラックス」の方が先に作られており、後から「地獄のデビル・トラック」が作られていたとしたら「真面目なSFホラー映画が、馬鹿映画にされてしまった」って印象になってたかも知れないですし。   やはり、こういうリメイク物は評価が難しいし、どうしても厳しい目で見ちゃうから不利だなって思わされた一品でした。
ゆきさん [DVD(吹替)] 4点(2022-02-05 01:43:23)(良:1票)
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4.S.キングの作品を映画化するとこれみたいなショボ作品か ミザリーのような後世に残る逸作かの両極なんですよね~。 これ自体リメイクだそうですが、更なるリメイクを今の技術で 作ったら3度目の正直で当たる・・・かもね。 ラストのオチは予想がつきましたが「やっぱり(笑)」て感じでした。
MKさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-10-04 15:23:31)
3.この作品のドキドキ感と言いますと、「この先どうなるんだろう、皆助かるんだろうか、ドキドキ」というのとは程遠く、「え~いヌルい展開だ。お!そろそろ面白くなってくるんでないかい、ドキドキ・・・ちぇっこりゃダメだ。いや諦めるのはまだ早い、今度こそ」、という、かなり後ろ向きなサスペンス感覚であります。そう、「無人のトラックが人を襲う!」という映画、私の尺度からすれば、ゼッタイに面白いはず、ゼッタイに面白くなきゃいけない、少なくとも、ド素人監督の撮った『地獄のデビル・トラック』に負ける訳にはイカンのだ・・・。しかし『地獄の~』が持っていたアタマの悪さ(=殿堂入りレベル)が影を潜めた分、悲しいかな、かえって本作に分が無い。無人のトラックが右往左往し続けるだけの緊張感の無い展開に、ちょっとグッタリ。これを思えば『ザ・カー』なんて実によくできた映画で、へちょちょさんのおっしゃる通り、6点なんて随分辛い点をつけちゃったもんだ。ちょっと後悔。ま、本作の場合、そこそこクラッシュシーンをガンバってくれていたので大負けに負けて、この点でいかが。あと最後に。いっそ本作にもデコトラ出しちゃってくれたらよかったんだけどなあ。
鱗歌さん [地上波(吹替)] 4点(2005-09-10 23:25:53)(良:1票)
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2.この作品はキング原作のなかでも一種独特のものなのですが、たまにキングは思い切ったアイデアの作品を書きます。たとえば「死のロングウォーク」「バトルランナー」「トミーノッカーズ」なども有るし、短編では「芝刈り機の男」という変なものも有ります。原作自体が突飛なものなので、この何とも言えないB級感は醸し出されてしかりといった感想です。 キング自ら撮った「地獄のデビルトラック」のリメイクなのですが、あまりにも前作が酷かったので(素人丸出しで有る意味良い味は出てましたが)、今回の方がまとまりは良いと思います。ただ、だからと言って面白いとは言えません。
おはようジングルさん 2点(2004-09-14 10:18:01)
1.スティーブン・キング監督デビュー作「地獄のデビル・トラック」のリメイク版。普通にオリジナル版のほうがおもしろかったです。
M・R・サイケデリコンさん 4点(2003-10-19 20:39:28)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 3.40点
000.00%
100.00%
2120.00%
3120.00%
4360.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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