コングレス未来学会議のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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コングレス未来学会議

[コングレスミライガクカイギ]
The Congress
2013年イスラエルポーランドベルギールクセンブルグ上映時間:120分
平均点:6.33 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-06-20)
ドラマSFファンタジーアニメ小説の映画化
新規登録(2015-07-12)【8bit】さん
タイトル情報更新(2017-07-27)【+】さん
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監督アリ・フォルマン
キャストロビン・ライト(女優)ロビン・ライト
ハーヴェイ・カイテル(男優)アル
コディ・スミット=マクフィー(男優)アーロン・ライト
ポール・ジアマッティ(男優)ドクター・バーカー
ダニー・ヒューストン(男優)ジェフ・グリーン
ジョン・ハムディラン・トゥルーリナー
原作スタニスワフ・レム「泰平ヨンの未来学会議」 (ハヤカワ文庫SF)
脚本アリ・フォルマン
音楽マックス・リヒター
製作アリ・フォルマン
ロビン・ライト
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6.《ネタバレ》 俳優をCG化してしまって映画製作をするという発想は理解できる。 ゼロから作るより、既に人気のある有名俳優の権利を買い取るというのも理解できる。 それが何らかの悲劇を生むんだろうなと想像してたけど、何故アニメになったのかはさっぱりわからない。 アニメになってからはストーリーも迷走して意味不明。 何か深い哲学的なメッセージが込められてるのかも知れないけど、汲み取ることは出来ませんでした。
もとやさん [インターネット(字幕)] 4点(2022-01-12 02:15:23)
5.《ネタバレ》 現実と幻覚世界を切り替えて構築する世界観が楽しい。現実世界からアニメの世界に切り替わる自動車の運転シーンが特に美しい。単なるディストピアに収まらない意外性があり,ラストはハッピーエンドかどうか考えさせられる。これは傑作だ。
超見聞人間シネマボーイさん [DVD(字幕)] 9点(2020-06-07 19:52:36)
4.メタ映画好きにはたまらない最高のメタ映画。主演女優の現実と映画内現実と映画内幻覚と映画内映画と幻覚内映画と幻覚内夢が交錯してクラクラする。主役の実際のキャリアを肴にしたブラックなネタ満載で、脚本上はまるでコメディなのだが彼女の煩悩に焦点を当てているせいで終始重苦しい空気が支配する。実写パートとアニメパートの混ざらなさ具合といい「博士の異常な愛情」の悪夢のようなパロディといい、無謀とも思える大胆さが快感だ。幻覚を見せてくれるのが「異星の生命体」と「薬物」という違いはあれど同じレムの原作だけあってそのテーマは「惑星ソラリス」によく似ている。軽いショックを受けて見終わってしばらく虚脱状態に陥った。作品の素晴らしさを上手く言えなくて申し訳ない
皮マンさん [DVD(字幕)] 9点(2017-02-05 12:58:34)
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3.《ネタバレ》 120分の映画だが、とても眠かった。 主人公ロビンは40代半ばの女性。中盤から20年後になり、アニメになる。 三分の一までが実写で、そこまでは色々と面白かったのだが、中盤以降…分からなかった。 「なぜアニメの世界なの?」……わかりません、全く。 アニメなら、アニメの快楽的作画が観たいが期待しない方がいい。  俳優の外見や演技のデータ化は、別にいいと思う。 たぶんもう十年以上前から、アクションはCGで、俳優の顔(表情)を貼り付けているらしい。 フィクションは面白ければ、何をしても自由だ。映画は嘘だからこそ楽しい。  主人公に感情移入できない。 何を考えているか、登場人物たち全てが分からない。 実写のときは、主人公ロビンの葛藤があるし、全員のキャラが起っていた。 でもアニメになってから、キャラが全く分からない。だから全く面白くなかった。 特に後半は、全てが意味不明で、本当に眠かった。
激辛カレーライスさん [DVD(字幕)] 5点(2017-01-29 18:37:06)
2.《ネタバレ》 かつて類まれなる美貌でもって栄華を誇ったもののいまや落ちぶれ、障害のある息子と共に質素に暮らす中年女優、ロビン・ライト。ある日、そんな彼女に大手映画会社から特異なオファーが舞い込んでくる。「君には映画会社が自由に操れるCG女優となってもらいたい。君は映画の中で永遠の若さを得ることが出来るのだ。その代わり、現実の君は今後一切、公の場に出てきてはならない」――。当初は断ろうとしたロビンだったが、息子のために仕方なく契約書にサインすることに。永遠に年を取らない女優となって見る見るうちに人気を得ていく〝ロビン〟。だが、20年後、事態は意外な方向へと転がり込んでゆく……。実写とアニメを融合させた独創的な映像で知られるイスラエルの映像作家アリ・フォルマンの新作は、そんないかにも彼らしい前衛的な作品だった。前半、コンピューターでスキャンされCGとなった主人公を軸にハリウッドの内幕をシニカルに見つめたドラマになるのかと思いきや、後半から物語は予期せぬ展開を見せ始める。初老の域に達した主人公が「未来学会議」という謎の会合に出席するため全てアニメで構築されたアブラハマシティへと迷い込んでからは、この監督の面目躍如といった独自の世界観が開陳されていくのだ。現実世界は全て原色系のカラフルな世界へと変貌を遂げ、人々はユーモラスでありながら何処かグロテスクなアニメキャラとなって主人公を迎え入れる。やがて、この世界は革命を起こし何不自由ないユートピアとなるのだが、当然、そこには不都合な真実が隠されている…。離れ離れになった息子を求めて、何不自由ないアニメ世界から現実へと戻った主人公が目にする真実には大いに戦慄させられた。この監督の前作『戦場でワルツを』を髣髴させるこの反転構造はやはりこの監督独自のものだろう。素晴らしい。だが、本作には決定的な弱点が一つ。それはストーリーの要所要所に腑に落ちない部分が幾つも散見されるところだ。何故、CGとなったはずの主人公が迷い込むのはアニメ世界のみなのか?何故、主人公は新たなユートピアのシンボルへと祭り上げられたのか?そして何故、主人公は〝ロビン・ライト〟という実在の女優でなければならなかったのか?そこに明確な理由付けが感じられない。そこが本作のレベルを一段低いものにしてしまっている。この独創的な世界観は文句なしに素晴らしかっただけに、惜しい。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2016-07-23 22:01:45)
1.《ネタバレ》 ロビン・ライト本人が主役のメタ設定といい、実写とアニメが混在する構成といい、こういう奇想天外さとバッド・トリップ感に乗れるか否かで評価が割れるだろう。アリ・フォルマン監督らしい、幻想的で悪夢のようなアニメーションは見ていて楽しいが、慣れると飽きるもので90分くらいで限界。夢を与える映画産業が衰退し、代わりに理想の自分になれる幻覚剤が生み出した理想郷は、争いも傷付くこともなく幸せかもしれない。ただ、ディストピアと表裏一体で、真実の世界とどちらが良いかと聞かれたら一度は迷う。今まで重要な選択を渋ってきたロビンの最後の選択は、ハッピーエンドだと解釈したい。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2016-02-15 19:02:33)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5233.33%
6116.67%
700.00%
800.00%
9233.33%
1000.00%

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