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ポゼッサー

[ポゼッサー]
Possessor
2020年カナダ上映時間:103分
平均点:6.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-03-04)
ドラマサスペンスSF犯罪ものバイオレンス
新規登録(2023-01-28)【Yuki2Invy】さん
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監督ブランドン・クローネンバーグ
キャストアンドレア・ライズブロー(女優)ターシャ・ヴォス
クリストファー・アボット(男優)コリン・テイト
ショーン・ビーン(男優)ジョン・パース
ジェニファー・ジェイソン・リー(女優)ガーダー
脚本ブランドン・クローネンバーグ
撮影カリム・ハッセン
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2.《ネタバレ》 監督しているのは、デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランドン。最近は老いて枯れてきた風のある親父とは違って往年の親父を凌駕するようなグロい作風で、変態の性癖というのは遺伝するとは知らなんだ(笑)。この映画で見せられる殺人シーンのどれもエグいこと言ったらもう、とくにショーン・ビーンのやられ方なんて鉄杭みたいな棒を口に突っ込まれて…(以下自粛)、でもあれで死ななかったというのが信じ難い、人間という生物は思ったよりも頑丈なんですね。“マーダーinc”みたいな殺人請負企業で活躍するヒット・ウーマンがアンドレア・ライズブロー、第三者の脳に寄生するような形で操ってターゲットを仕留めたのちに操られた者を自殺させてオフィスの自分の肉体に戻ってきて任務完了、このシステム自体は『マトリックス』なんかで散々見せられてきた感じで斬新さはない。でもこんな反社企業が活動しているのが独特な世界線なんですね。時代は現代でターゲットが経営しているのはソフト制作企業みたいなんだけど、なんかレトロな雰囲気なんだよな。劇中でスマホもガラケーも誰も使っていない(ワンカットだけ携帯が鳴ったけど)、ヒロインが会社に連絡するのも自宅にある固定電話なんです。現代が舞台の映画でスマホやSNSが登場しないとここまで違和感があるとは、驚かされました。シメントリーを意識した映像や凝ったセットなどは印象に残ります。そして、ヒロインと操られた男の意識が混濁してゆくところのグロさは、これぞクローネンバーグ・ワールド!ヒロインが殺しにやたらと刃物を使って血まみれになるのが、これまたエグいんです。 ラストの展開は、私には正直?でしたが、けっこう印象に残る作品でした。ブランドン君、この調子を貫いて親父を越えていってくれ!
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-08-09 22:16:26)
1.《ネタバレ》 雰囲気は80年代のSFサスペンス。レトロ感さえ漂うアナログチックな設定と映像表現に容赦ないグロテスクな殺傷シーンの相性は抜群で、個人的に大好物の作風でした。ハイセンスな映像美だけでなく物語の方も魅せます。本来主人公は蝶の標本作りにさえ罪悪感を覚えるタイプの女性。それなのに暗殺を生業としていることが悲劇の種になっていました。救いの無い結末ですが因果応報としては極めて正しい。それゆえにやるせないのです。地獄映画で気分が落ちること必然ですが、虚無感を味わう映画があってもいいでしょう。ところでブレインダイブ(?)はWiFiですか。
目隠シストさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-11 22:44:35)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5125.00%
6125.00%
7250.00%
800.00%
900.00%
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