沈黙の艦隊(2023)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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沈黙の艦隊(2023)

[チンモクノカンタイ]
2023年上映時間:113分
平均点:5.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-09-29)
アクションドラマサスペンス戦争もの漫画の映画化
新規登録(2023-06-30)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-11-23)【イニシャルK】さん
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監督吉野耕平
キャスト大沢たかお(男優)海江田四郎
玉木宏(男優)深町洋
上戸彩(女優)市谷裕美
ユースケ・サンタマリア(男優)南波栄一
中村倫也(男優)入江蒼士
中村蒼(男優)山中栄治
水川あさみ(女優)速水貴子
手塚とおる(男優)
酒向芳(男優)影山誠司
笹野高史(男優)竹上登志雄
橋爪功(男優)海原大悟
夏川結衣(女優)曽根崎仁美
江口洋介(男優)海原渉
原作かわぐちかいじ「沈黙の艦隊」(講談社「モーニング」)
音楽池頼広
作詞稲葉浩志「DIGNITY」
作曲松本孝弘「DIGNITY」
主題歌Ado「DIGNITY」
プロデューサー大沢たかお
配給東宝
特撮白組(VFX)
編集今井剛
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1
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8.《ネタバレ》 無茶なお話でマンガ原作自体に批判的な自分だけど、アニメは中々面白かった。
そのアニメも、国連以前のエピソードだけなのに3部作になってる。
時代が時代なので、画質も悪く、パート3の海中バトルは暗い画面ばかりで
何が起きてるのかサッパリで、終盤ガッカリした記憶がある。

で、今回実写映画化。どーせポンコツだろうと期待しないで観ましたところ、
意外に面白かったかも。 高得点ではないですが、映像もまあまあ、米国側の俳優も
名前は知らないけど、それなりの雰囲気はキープしていて、リアリティゼロではない。
10年前なら、間違いなくガッカリ特撮かお笑いCGのせいでストーリーどころでは
ないのが関の山でしたが、今回はギリギリで見過ごせる絵になりました。
相変わらず、船体が傾斜してるのに、体重移動が反映されない違和感はありますが
編集で短くカットし、「おいおい・・」と言わせる前に次のシーンへ・・(笑

絵的には70点ですが、問題は中身。今回の物語は、アニメ化のパート1の7割までしか
進まないのに、1本の映画として成立するのか・・なんか去年の「砂の惑星」だよねえ。
と、一番危惧していた部分ですが、まあ見て損したと言う程の損した感は無かった。
アニメにあった、第七艦隊への実攻撃での勝利のシーンが見たかったけど、まあいいかな。

希望を言えば、変なテレビ局のシーンとか、調理室のシーン、船員の寝床のシーンに
政府のエピソードなんかは無くても良かったし、3時間の大作にして、艦隊撃破までを
1作目にして欲しかったなあ。

何よりも残念なのは、画面の縦横比が液晶テレビサイズだという事。地元の映画館は
横幅のあるシネマスコープサイズなので、縦がつっかえてしまい左右が黒い余白で上映になる。
この先日本の映画はこんなのが当たり前になるのか? マジにやめて欲しい。

それから音楽が垢ぬけなくてイマイチ。どこか昭和な雰囲気がある・・。エンディングの
Adоの曲もパッとしない・・。

てなわけで、期待した出来ではないが、こき下ろす程でもない、まあまあの映画でした。
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 7点(2023-10-22 18:13:13)
7.《ネタバレ》 トータルでは予想以上の出来栄えでした。

特にVFXが素晴らしく、20年近く前に「ローレライ」という潜水艦映画がありましたが、
その頃と比べて、もはやハリウッドに引けをとっていない映像であり、邦画の技術の進歩を感じました。
艦内の美術セットも良く出来ており、自衛隊が協力して実際の潜水艦を使っているであろうカットもリアルで良いです。

全体的に役者の演技も緊迫感が有り、それぞれの役職のプロらしさがよく出ています。
例えば、やまとのソナーマンの冷静沈着な演技は実に説得力があると思います。
大沢演じる海江田は一抹の不安を感じていましたが、予想以上にカリスマ性を感じさせてくれました。
こういった個々人の演技が、「尋常ではない事態である空気」を醸し出していることは、素晴らしいと思います。

一方で総理があまりにも木偶の坊であったり、
最大級の貫禄を持ち合わせているべき合衆国大統領の印象が薄いのも不満といえば不満です。

ストーリーに関しては、冒頭10分で、これは終わるはずが無いと思っていたら、その通りの結末でした。
原作を知らない人は「沈黙の艦隊」というタイトルの意味するところがさっぱりわからないでしょう。
ストーリーを端折ってしまったら、アクションシーンもじっくり見せられないと思うので、これは仕方ないと思います。

原作と比較してしまうと、どうしても不満点が出てしまいますが、
やはり緊迫感のある演出と、撮影、編集、特撮といった映像の技術は見事であり、
1本の潜水艦アクション映画としては予想以上に楽しめました。

20世紀、ミニチュア特撮でがんばっていた日本特撮映画の歴史を思い起こすと、
隔世の感があります。
時間はかかると思いますが、続編に期待します。
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以上のようなコメントをしていたのですが、12月14日、続編の配信が発表されました!!
もともと制作されていたはずで、劇場版はあえて中途半端なラストにしたのだろうと思いますが、
これで終わることはなく一安心です。楽しみにしています。
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以上のようなコメントをしていたのですが、2月8日、ついに配信が開始されました!!
現在、全8話中、6話まで配信されてますが、改めてこれがホントに日本制作のドラマかというほど、VFXはがんばっていると思います。
劇場版の後の展開では政治ドラマも濃くなっており、木偶の坊だった総理や閣僚たちも、顔つきが見違えて本気になってます。
女性陣が演じる防衛大臣、ニュースキャスター、潜水艦の副長は、劇場版では弱々しい印象でしたが、
この女性陣も見違えて力強い演技になってきています。
大統領の佇まいもサマになってきました。

艦内の細かい描写や原作との差異などで批判も多い作品ですが、
圧倒的な映像を見て、もはや原作とは別物だと思うに至ったし、
そもそもフィクションのアクションドラマで、細かいつっこみをする気も起こりません。
自分はこれだけの映像を実現してくれたことを、全面的に肯定します。
今後、是非とも「やまと」をニューヨークまで行かせて欲しいです。
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以上のようなコメントをしていたのですが、2月20日、続編の制作が決定しました!!
全てが完結するまで、何年かかるかわかりませんが、
日本映画の常識を破る本気のプロジェクトであったのだと改めて認識しました。
国内の映画会社、制作会社、テレビ局だけでは到底無理だったでしょう。
Amazonという日本にとっての黒船がいるからこそ実現できるのだろうと思います。
日本人がアメリカに喧嘩を売る内容の作品にアメリカ資本が協力するということは、映画史上、歴史的なことではないかと思います。
芸術芸能作品の表現に寛容であるという点についてはアメリカという国を尊敬します。
本当に楽しみにしています。
どっぐすさん [映画館(邦画)] 7点(2023-10-19 23:35:58)
6.潜水艦戦は地味な戦いであり、原作漫画自体かなり説明的で理屈っぽく、会議の場面なども多いので映画はどうかと思ったが、その通りの印象だった。まだ序章なので続編に期待。
クリプトポネさん [映画館(邦画)] 4点(2023-10-18 23:38:28)
5.《ネタバレ》 俳優陣やVFXなどは頑張っていたと思います(とくに水川あさみの好演が光っていた)。しかし、脚本がイマイチでした。


まずストーリー展開のテンポが悪い。始まって20分ぐらい経っても、まだシーバットは出航せずにグダグダやっていて、こんな調子で話がどこまで進むのかと懸念を持ちましたが、最後はその懸念が当たりました。いくら続編予定としても「ここで?」というところで終わりました。


次に、セリフが共感できない。たとえば、海江田が自分の真意を初めて明らかにするシーン。「世界をひとつにする」と宣言しますが、心の中で思わず「ハァ?」と言ってしまいましたw。まったくリアリティがない。それは実写映画のせいだったかもしれませんが、そうであればもっと別の言葉(たとえば、せめて「新しい秩序を構築する」とか「世界の抑止力を更新する」ぐらい)を語らせる必要があったかと。海江田の行動に観客が共感を覚えられるかどうかのキモの部分なので、あれでは深町の言うように「狂っている」とか見えません。


また、細かい部分の演出も気になりました。米空母ロナルド・レーガンとのチキンレースのシークエンスで、海江田のこめかみから汗が流れるシーンが描写されましたが、まったくの失敗です。この作品で海江田に躊躇や弱さを見せてはダメ。完全なる確信のもと完全なる計算によって動いているマシーンのような人物像でなければなりません。ほんの1秒ほどの短いシーンでしたが、めちゃくちゃ興ざめしました。


ほかにも、閣僚会議がレベル低すぎとか、米第7艦隊をもっと完膚なきまで翻弄しなければならなかったとか、海江田の部下があまりにも盲目的とか、いろいろと突っ込みどころが目につき、到底「どっぷりと浸る」ということになりませんでした。


現実社会ではロシアによるウクライナ侵攻が起こっており、戦争ものの描き方にデリケートさが求められる部分はあったでしょうが、やまとがあまりにも戦わなさすぎるのも不自然だし、現実に戦争が起こっているからこそ、こういう映画を通じて「武力」や「自衛」「平和維持」のあり方を実効的に問い直すためにも、戦闘のリアルをもっと伝える必要があったのではないかと感じました。そのあたりは『空母いぶき』などのほうがよく描かれていました。


説得力ある世界観が構築できておりず、また細部の煮詰めも甘いので、内容的にはガッカリでした。俳優陣の頑張りに敬意を表してこの評価とします。もし、同じ素材でハリウッドがつくったら(あるいはいまや韓国や中国でも)、もっと見応えのある映画になったであろうと想像すると、現在の日本映画界のレベルは相当低くなっているのだなと妙なかたちで再確認してしまう結果になりました。いい素材だっただけに残念な一作です。
delft-Qさん [映画館(邦画)] 6点(2023-10-09 10:19:30)(良:3票)★《更新》★
4.VFX班はがんばっていたと思います。潜水艦の上にマリンスノーが積もる描写は詩的で良かったですね。そうした本筋に関係ないディテールでは褒めるところはあるのですが肝心の本筋がもうダメダメですね。原作を読まずに見た私が悪いのかもしれませんが、映画で語られる部分のみだと主人公の海江田が部下を冷徹に見殺しにして米軍の原子力潜水艦を勝手に強奪しただけの完全に頭のおかしいただのテロリストにしか見えないんですよ(笑)。そんな人物に深淵な思惑があることを前提にしてストーリーが進んでいくので全く感情移入できずに置いてきぼりにされたまま映画が終わっちゃいました。大沢たかおも王騎の大物演技がウケたからって終始にやけ面ってのがさらに人間味を感じさせない要因になっています。
Сакурай Тосиоさん [映画館(邦画)] 2点(2023-10-08 21:40:38)
3.《ネタバレ》 大沢たかお主演の潜水艦サスペンス。もう一度観る。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 6点(2023-10-07 03:17:44)
2.《ネタバレ》 原作ファンの私ですが、安心して観ることができました(原作ありのでがっかりする映画を何回も観たので)。
現状を鑑みて、設定変更は仕方ないと思います。
アルファ級原潜の作戦をロサンゼルス級原潜が代わりにやったのとか、女性の潜水艦乗りとかね。
恐らく、ロシア(旧ソ連)を登場することはないと思います。
続編(3~4作)も楽しみです。
あきぴー@武蔵国さん [映画館(邦画)] 7点(2023-09-30 23:22:26)
1.《ネタバレ》  30年前、ベルリンの壁が崩壊したりする東西冷戦の劇的な転換点の中、沈黙の艦隊はモーニングで連載されていました。
 今作、なかなか緊張感がある作品となっています。
 しかし、あのマンガでの、してやったり感には及ばなかったような気がします。
 何より、ここで終わりかい!といったところで終了。後ろにAmazonが付いているとのことなので、続きはAmazonプライムでということなんでしょうか。
ぶん☆さん [映画館(邦画)] 5点(2023-09-29 23:27:12)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
2112.50%
300.00%
4112.50%
5112.50%
6225.00%
7337.50%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
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