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カリフォルニア(1993)

[カリフォルニア]
Kalifornia
ビデオタイトル : カリフォルニア/狂気の銃弾
1993年上映時間:117分
平均点:5.42 / 10(Review 55人) (点数分布表示)
公開開始日(1994-06-11)
ドラマサスペンス犯罪ものバイオレンスロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-03-18)【TOSHI】さん
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監督ドミニク・セナ
キャストブラッド・ピット(男優)アーリー・グレイス
ジュリエット・ルイス(女優)アデール・コーナーズ
デヴィッド・ドゥカヴニー(男優)ブライアン・ケスラー
ブレット・ライス(男優)警官
山寺宏一アーリー・グレイス(日本語吹き替え版)
かないみかアデール・コーナーズ(日本語吹き替え版)
宮本充ブライアン・ケスラー(日本語吹き替え版)
沢海陽子キャリー・ローリン(日本語吹き替え版)
成田剣ウォルター・リヴジー(日本語吹き替え版)
原作ティム・メトカーフ(原案)
脚本ティム・メトカーフ
音楽カーター・バーウェル
撮影ボジャン・バゼリ
製作スティーヴ・ゴリン
シガージョン・サイヴァッツォン
製作総指揮ジム・カウフ
配給東京テアトル
美術マイケル・ホワイト〔美術・1962年生〕(プロダクション・デザイン)
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55.《ネタバレ》  隣人や友人、同じ立場だったはずの者同士のパワーバランスが突然崩れるタイプの物語、この手の作品にはとにかく弱いのです。わかっちゃいるのに、だいたい想像ついちゃうのに、どうしても衝撃を受けてしまう。
 評価されづらい作品かもしれませんが、僕はこういう作品すごく好きです。観ているこっちは、アーリー(ブラッド・ピット)のことがよくわかっている分、平和そうに見える、よくある微笑ましい光景が、驚くほど些細なきっかけで壊れることを知っているわけです。そんなに大きなイベントがなくとも、この映画全体を覆う、人を不安にさせるこの空気感がたまらないのです。
 その空気感を創り出しているのが、言わずもがなアーリーとアデル(ジュリエット・ルイス)。特にアデルは、人の不安な感情や依存心といったものをものの見事に具現化したような存在。その二人を一般人代表のモルダー、・・・・じゃなかった、ブライアンとその恋人の目線を通して描いてくれているので、何とも言えない臨場感を味わえるのです。言わばこの二人は観客のアバターのような存在。この二人がいることで、アーリーとアデルの異質な雰囲気がよりいっそう際立っているんじゃないかと思うわけです。
 とは言え、アデルには一筋の希望の光が見られるのもこの映画のひとつのポイントでしょう。ブライアンの心の変化も気にはなりましたが、この作品はやはりアデルがメインのような気がします。もう完全に破綻した4人の関係を、ヨーヨーの話や写真の話をふって、泣きそうな顔で元に戻そうとするアデルが痛々しくて観ていられない。そこに来てラストのアデルのあの独白。
 最高に切なく、最高に痛々しい余韻が残りましたね。
 アデルをカリフォルニアに連れて行ってあげたかったです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-02 05:35:27)(良:1票)
54.《ネタバレ》 凶悪殺人についての本を書こうとしているルポライターの男(Xファイルの人)とその恋人の写真家が計画した取材旅行に、欲望の赴くままに生きている粗暴な男(ブラピ)と彼に盲目的に付き従う恋人が同行する事になるという、4人の道中を描いたロードムービー。理不尽な暴力シーンばかりで何が言いたいのか分からないという意見が多いが、結構露骨なくらいにポリティカルなメッセージ性を帯びた映画だと思う。要は自分達を先鋭的だと考えているリベラル派のインテリカップルが、信奉している「暴力とセックス」の権化の様な男と一緒に旅をする事になり、その道中で酷い目に遭わされるというブラックコメディなのだろう。まず序盤でXファイルの人がバーで友人達と議論する場面があり、そこでのXファイルの人の弁(凶悪犯罪の中に勝手な意味や理由を見出して理解を示す態度)は、そのまま死刑廃止論者の人権派弁護士の主張の様にも聞こえる。ところがこの旅の顛末により、Xファイルの人は始めはブラピの粗暴さに心酔するものの、やがて本物の犯罪や暴力を目の当たりにし、最後にはその信条を無意識の内に覆し、ブラピの「人権」を無視して彼を「死刑」にしてしまう。また、Xファイルの人の恋人も終盤に「性の開放」を謳った写真をコケにされた上にレイプ(未遂か?)され、「性の開放」がどういうものかを身をもって味わってしまう。この意地の悪いラストには余りに皮肉が効いていて思わず笑ってしまった。獣の様な男をノリノリで演じているブラピも良いが、やはり皆さんもおっしゃるように従順な恋人役のジュリエット・ルイスの演技が妙にリアルで素晴らしい(ポロリもあるよ!)。天真爛漫だがちょっとバカで、男に振り回されながらも依存してしまう。現実にも居るんじゃないですかね、こーゆー人。
オルタナ野郎さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-08 21:48:41)(良:1票)
53.《ネタバレ》 本作の主人公はごく普通の男。良識人であり、情よりも理性を優先させるタイプ。その彼が“何故最後に引き金を引いたか”が本作のポイントだと思いました。その時彼を支配していた感情は何か?大部分は恋人を襲われたことに対する怒りでしょう。さらに恐怖もあったと思います。身の危険を感じてというより、理解出来ないものに対する恐怖。無知は恐怖と無縁ですが、未知は大きな恐怖を生みます。しかしこの際、動機はさほど重要ではありません。彼に引き金を引かせた最大の要因。それは、“慣れ”です。人質になって以降、目の当たりにしてきた多くの死。殺人が日常に変わる状況。事前に遊びとはいえ銃を撃っていた経験も大きい。普段はとてつもなく高い“殺人”というハードルが、簡単に飛び越えられる位置にまで降りてしまう。誰にでも起こりうることです。人の順化能力はかくも高い。それは都合が良い反面、恐ろしい事でもあります。そしてもう一点。事件は最悪なのに、後味は思ったほど悪くありませんでした。不思議なくらい。“再犯が無いことに対する安心感”と“報復が成立している充足感”があったからではないかと。それだけ現実社会では、これらが不十分なのだと思います。人及び社会が抱える本質的な問題を描いている本作。気分は悪いですが、観る価値はありました。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-25 17:59:55)(良:1票)
52.たまには、ジュリエット・ルイスが幸福になる映画ってないのかよ。
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-01 01:06:58)(笑:1票)
51.ジュリエット・ルイスの作品。ラストの独白にグッときた。
マックロウさん 6点(2004-06-09 09:58:36)(良:1票)
50.ジュリエット・ルイスに共演してもらった、ブラッド・ピットのデモ・テープ。って、それ以外、なんかあるか? ブラピ・ファン、ルイス・ファンなら必見だと思うけど、役者に特に思い入れがあるわけではない人には、是非見て、とは言えない。ルイスとブラピの純真故の常軌の逸脱は見事なものだけど、連続殺人者の精神の根底に迫るには、描写が足りな過ぎ。せめて、ブラピ=アーリーが自分の女を「ママ」と呼ぶ理由くらい描けば、冒頭に出てきた「連続殺人犯の心理」も無駄にはならなかったのに。ドゥカブニー=ブライアンも、アーリーの狂気に晒された時、少しでも「連続殺人を考察する物書き」の片鱗を見せていれば、ラストも意味があったのに。悪いけど、本作の描き方では、ブライアンは物書きに向いてない。冒頭の主題が忘れられているだけに、ラストも嘘っぽい。ルイスとブラピと演技だけが売りの一作でしょう。
由布さん 5点(2003-05-29 02:05:39)(良:1票)
49.ケン太さんの質問にお答えしましょう。「カリフォルニア」のスペルの“C”が“K”になっているのは“Killer”をかけている、監督のメッセージだそうです(自分も気になって調べた)。殺す者が見せる狂気をタイトルに込めているらしいですが、イマイチ伝わらないような気もする…。ちなみに、ブラッド・ピットをこの映画で見て、希薄で汚い男が良く似合う!!…と改めて確信しました。以降の映画も、希薄で汚い男役をブラッド・ピットに求めてしまう自分。そして、なんと言ってもサボテン収集癖のある、天然系の女の子役のジュリエット・ルイスが見事に好演でした。とにかく、この翔んだバカップルが全ての映画。共演しているデヴィット・ドゥカヴニーは、すっかり「X-ファイル」のモルダー捜査官で定着。連続殺人事件の現場をルポしながら、カルフォルニアを目指すのが彼の役どころだが、何かの捜査か!?…と思わずしてならない。本作の役名(ブライアン)を差し置いて、終始彼を“モルダー”と呼んだのは私だけではない筈だ。
_さん 5点(2003-05-18 18:13:30)(笑:1票)
48.《ネタバレ》 ブラッド・ピットのイカれっぷりと、キュートなジュリエット・ルイスが印象に残る作品。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-04 13:10:46)
47.この小汚い殺人者役が初めて見たブラピ。なんでこんなに人気なんだろうと思った。この手のお話CSの犯罪ファイルとかでよくやってるやつみたい。
tottokoさん [地上波(字幕)] 4点(2011-08-14 16:12:56)
46.ジュリエット・ルイスが非常に良かった。ただの頭の弱い優しいだけの子にならないのはジュリエット・ルイスだったからだと思う。
にうさん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-13 04:41:05)
45.《ネタバレ》 かつての恋人同士の共演という事もあって前から見たかった作品。ブラピのcrazyっぷり。ある程度覚悟していたけど、あそこまで強烈だったとは。ジュリエットの演技は言うまでもない。最高にCUTEだった。ラストの彼女のテープの声で、救われた気がする。妙に高いブラピの声もちと恐ろしい。
アンナさん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-09 17:43:02)
44.あいや この時、かなりの悪ぞう坊主でござったのですね ブラピ。 その後セブンでメガトン級の苦痛を味わされる事になったのは この時やった悪事の罰ゲームだったのでしょうね  って、そう理解をしてもよろしいのでしょうか・・。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-09-01 21:35:51)
43.観たのはもうずいぶん前になりますが、ブラッドピットの”キレる”演技の凄さ、上手さを感じた印象深い、記念碑的な一本です。
長毛さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-23 01:41:27)
42.上手な人達が演じる映画は面白い。この頃のブラピ良かったなぁ~
個人的にはナチュラル・ボーン・キラーズよりも数段好きです。
さらさん 8点(2005-03-16 15:53:29)
41.これはもうブラピ見たさに覚悟して見たんだけど、
カリフォルニアのスペルがCではなくKなのが殺人鬼とも取れる。
怪しい切れた演技というより、本当にそのまま暗い切れた異常な演技。
ココマデくると映画としてみて面白いものかどうか・・
相手役の八千草薫似の少女の方も怖いくらい濃い・・
全く娯楽も何もないマニアックなだけの後味の悪い映画になりました。

アルメイダさん 2点(2005-02-25 07:18:28)
40.最初から最後までイヤな感じの映画でしたねえ。この二人の行動、心情というものに少しでも共感できるものがあればまだいいんだけど、それもナシ。この当時のブラピは二枚目であることを否定するかのように汚れ役、キレた役をしてたように思う。もともと泥臭さのあるブラピだから悪役も魅力的ではあるのですが、なにもここまでするこたあないのに。ジュリエット・ルイスの演じた頭の弱い女の子は演技なのか地なのか、どうなんだといった具合でした。なんかカラダやカラダの一部分がたえずクネクネゆらゆら動いてるといった感じでそれがちょっと煩わしい。頼むから少しのあいだじっとしててなんて思ってしまいました。
envyさん 4点(2004-08-16 16:24:42)
39.ブラピこういう役似合うけど怖かった~
ゲソさん 6点(2004-06-27 18:22:19)
38.すごいですね、ブラピさん、イッちゃってます。それだけ。自分の中では、「インテグラ、乗ってグラ、ホンダ!」のコンビです。当時の車のCMで二人が競演してたものですから。
カーマインTypeⅡさん 5点(2004-06-26 09:05:32)
37.本当にXファイルかと思いました。これだけ芸達者の役者ぞろいなのにイマイチ話題にならないのは、ブラピに美しさを求めるファンが多いからではないのでしょうか?私は個人的にはいかれたブラピ、大好きです。
るるさん 8点(2004-06-23 11:50:51)
36.ブラピがキレてますね。この頃くらいからイカレ系が流行り出したのかも知れませんね。
かずのすけさん 5点(2004-06-12 13:25:48)
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【点数情報】

Review人数 55人
平均点数 5.42点
000.00%
111.82%
247.27%
347.27%
4712.73%
51323.64%
61018.18%
759.09%
81018.18%
911.82%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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