大菩薩峠 第二部のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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大菩薩峠 第二部

[ダイボサツトウゲダイニブ]
1958年上映時間:105分
平均点:6.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1958-04-21)
ドラマ時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2004-07-17)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2024-02-03)【イニシャルK】さん
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監督内田吐夢
助監督本田達男
倉田準二
キャスト片岡千恵蔵(男優)机龍之助
中村錦之助(男優)宇津木兵馬
木暮実千代(女優)お徳
長谷川裕見子(女優)お豊
月形龍之介(男優)裏宿七兵衛
東千代之介(男優)駒井能登守
加賀邦男(男優)米友
市川小太夫(二代目)(男優)与兵衛
里見浩太郎(男優)望月新太郎
山形勲(男優)神尾主膳
片岡栄二郎(男優)金蔵
星美智子(女優)お玉/お杉の方
丘さとみ(女優)お松
植木義晴(男優)蔵太郎/郁太郎
浦里はるみ(女優)お絹
沢村貞子(女優)お角
阿部九州男(男優)浦部勘兵衛
河野秋武(男優)がんりきの百蔵
左卜全(男優)道庵
香川良介(男優)望月宗兵衛
岸井明(男優)与八
上田吉二郎(男優)善市
楠本健二(男優)木村武兵衛
尾上華丈(男優)大湊の町人
赤木春恵(女優)
七条友里子(女優)
中島栄子(女優)
水野浩(男優)池内喜内
牧宏樹(男優)
熊谷武(男優)
石丸勝也(男優)
浪花五郎(男優)
近江雄二郎(男優)
国一太郎(男優)
下川護(男優)
木島修(男優)
原京市(男優)
加藤浩[男優](男優)
小田部通麿(男優)
藤木錦之助(男優)
島田秀雄(男優)
橋本平八(男優)
藤田哲二(男優)
佐橋敏一(男優)
佐々木松之丞(男優)
大野則彦(男優)
疋田圀男(男優)
原作中里介山「大菩薩峠」
脚本猪俣勝人
柴英三郎
音楽深井史郎
撮影三木滋人
鷲尾元也(撮影助手・計測)
製作大川博
天尾完次(進行)
企画玉木潤一郎
南里金春
配給東映
美術鈴木孝俊
角井博(美術助手)
編集宮本信太郎
細谷修三(編集助手)
録音佐々木稔郎
照明田中憲次
増田悦章(照明助手)
動物ムク(南里号)
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【クチコミ・感想】

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1
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9.《ネタバレ》 第二部が始まるとなぜか机竜之介は盲目になっている、これは前作のラストの爆破攻撃で傷を負った為らしい。相変わらずの超特急的なストーリーテリングだが、本作では盲人のくせに虚無僧姿で飄々と東海道を東へ向かう竜之介と追うお松・兵馬のロードムービーという展開です。この竜之介が盲人なのに随所で斬りまくるしラストでは槍技まで披露します。これはもう座頭市どころじゃない特殊能力ですが、座頭市みたいなリアル指向がないチャンバラなのでやっぱ怪物としか思えない。道中では後から後から女性がモーションかけてくるし、ここまで来ると眠狂四郎もシャッポを脱ぐでしょう(笑)。そしてさすがの竜之介も未亡人のお徳と捨ててきた我が子と同年齢の息子と接するうちにその山中の湯治所で静かに暮らそうかと達観するけど、槍を振るって血の臭いを嗅ぐと元の竜之介に戻ってしまう。竜之介はゆく先々で因果をまき散らせているようなものですけど、悪旗本=神尾主膳がなぜか竜之介の近くに引き寄せられてるような印象があります。この神尾主膳=山形勲の悪辣ぶりはなかなかのものです。 もう後から後から登場人物が増えるので筋を追うだけで必死になりますが、このカオスの様な物語、どういう結末を迎えるのでしょうか?
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-03-05 23:07:14)
8.で、第二部ですが、第一部ではもうひとつピンとこなかった龍之助のキャラが、ようやくつかめて、気分も乗ってくる。要するにこのヒト、人間じゃなくて、妖怪ですよ。千恵蔵が演じた甲斐があるというもの(相変わらず、多少エキセントリックなところがあるグータラ親父にも見えますが)。で、物語はというと、第一部を受け継ぎ、腰を上げて旅路につく竜之助と、これを海路追いかける兵馬。ついに運命の歯車が回り始める。と言いたいところですが、まあ、回り始めたとは言っても、空回りですね。この対決軸から離れて物語は別の方向にどんどん膨らんでいく。ラスト近くで兵馬が現れた時には、「ああそうそう、アンタもいたよね」ってな感じですよ。さあいよいよ対決も間近か、というところで第二部オシマイ。完結編を乞うご期待、って訳ですな。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-07 19:05:57)
7.内田吐夢監督、片岡千恵蔵主演による「大菩薩峠」三部作の第二作。今回も千恵蔵演じる机龍之助は独特の存在感を放っていて他人を寄せ付けない得体の知れないオーラを放っているのだが、前作に比べるとやや丸くなり月を見ながら子供と戯れるなど前作からは想像もできないような一面が描かれているのが意外。龍之助が前作ほどの狂気を感じさせていない分ソフトな印象となり、前作よりは見やすくなっているが、大映版を先に見ているにもかかわらず登場人物のあまりの多さにはちょっと混乱した。(大映版ではそんなに混乱しなかったのになあ。)今回龍之助を助けるお徳を演じる木暮実千代がやはり素晴らしかった。ラストの千恵蔵の殺陣も見ごたえ充分。ところで本作は子供と戯れる千恵蔵や、ラストの槍を使った殺陣などどことなく同じ監督の「血槍富士」を思い起こさせる部分がある。きっと内田監督は意識して演出しているんだろうなあ。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-05-22 00:19:18)
6.龍之助が前回に比べてすっかり丸くなってしまっている。
日本の原風景をリッチに再現した場面の数々はすばらしい。
しかしストーリーはなんだか散漫で、ツッコミ所も多かったような気がする。
深く考えずに眺める映画か。
さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-06 15:37:54)
5.《ネタバレ》 千恵蔵の狂気がおさまっていて、話としてついていくことができなかなか楽しめました。小暮は相変わらずうまい!!
yoshi1900olololさん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-08 07:47:52)
4.前作に増してこれまた登場人物の多いこと。本当に誰が誰なのか分らなくなりそうです。そんな中で相変わらず一人だけの世界を黙々と演じる片岡千恵蔵の演技に口調は本当に凄いものがあります。作品全体としては最初のに比べるとやや落ちる気がしましたが、それでもまずまず楽しめる出来にはなってます。
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-10 22:00:51)
3.だんだん多くなっていく登場人物に、気を緩めると誰が誰やら判らなくなる危険がある上に、すれ違いが多くなり、短気な人はイライラする危険が。しかし、見事な立ち回りや、魅力的な役柄の人物が多く、決してダレることがない。相変わらず女にモテル主人公がうらやましい、、じゃない。最後はどうなるのか興味深い。
パセリセージさん 7点(2004-10-12 19:25:08)
2.片岡千恵蔵は一人別世界。その場の空気が一瞬で緊張し、静かに声が響き渡る。ラスト、槍での立ち回りの迫力は凄まじい。魂から発する演技を見せつけられた。
紅蓮天国さん 6点(2004-08-30 02:59:12)
1.千恵蔵が失明したのもあって全体的に静かな雰囲気だった。なにかある度に女に拾われる千恵蔵ってのがヒモみたいで面白い。登場人物は相変わらず多いし、二役もあり判別が難しいし、登場しては死ぬというのも少なくない。今作品では千恵蔵と錦之助が結局最後まですれ違いなのも残念。最後のほうで子供と錦之助の会話が消えてるシーンがあるんだけど、放送禁止用語でも言ったのかしらとか思ったり。
バカ王子さん 6点(2004-07-17 23:52:37)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5111.11%
6444.44%
7444.44%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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