くりいむレモンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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くりいむレモン

[クリイムレモン]
2004年上映時間:78分
平均点:5.00 / 10(Review 19人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-09-25)
青春ものロマンスエロティック漫画の映画化
新規登録(2004-10-08)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2015-01-22)【ESPERANZA】さん
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監督山下敦弘
キャスト村石千春(女優)野々村亜美
水橋研二(男優)野々村ヒロシ
根岸季衣(女優)
三浦哲郁(男優)
山本浩司(俳優)(男優)
小沢和義(男優)
細江祐子(女優)
大鷹明良(男優)
脚本山下敦弘
向井康介
音楽赤犬
撮影近藤龍人
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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19.《ネタバレ》 全編に漂う虚無感が、やはり山下敦弘風味。
まるでボニーとクライドの様な破滅的ストーリーで、エロ部分抜きでも普通に楽しめた。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-12-11 21:44:04)
18.《ネタバレ》 ごく普通の女子高生と大学生のありふれた恋愛もの。
連れ子同士の兄妹という関係を除けばだ。
妹役が童顔で実年齢より幼く見え、本物のどこにでもいる女子高生の雰囲気。
セリフが少なく、たっぷりと間を使った演出が、妙なリアル感を醸し出す。
兄妹のぎこちなく互いの気持ちを探りあう様子がうまく表現されている。
この空気感は良かったんだけど、どうにも中途半端な作品になってしまった。

両親が海外出張で留守なのをいいことに、関係を持った後はやりまくる二人。
ところが、濡れ場をまともに撮ることなく、セミヌードにしかなっていない。
それならストーリーで魅せるのかと思えば、そうでもない。
間をたっぷり使った演出のせいか、話が詰め込めずに薄っぺらになっている。
ストーリーが展開しきれなかったのか、ラストも歯切れの悪い終わり方。
リアルに性を描くでもなく、ストーリーで巻き込むでもなく、どっちつかずになったのがもったいない。
やりようによってはもっと面白いものになる雰囲気はあったのに。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 4点(2013-01-05 01:05:42)
17.《ネタバレ》 独特の空気感はまさに山下敦弘の世界。しかし、もともとがストーリーを見せる性質の作品ではないので、中味の薄さはどうにもなりませんでしたね。山本浩司を出したり工夫は見えるのですが・・・・。

まあ、どんな下卑た題材でもそれなりの作品に仕上げてしまう山下監督の実力だけが印象に残る作品でした。どうにも切ないラストシーンは見事でした。

TMさん [DVD(邦画)] 5点(2011-08-17 11:14:00)
16.《ネタバレ》 兄は抑えの利かない猿となり、妹はそれに従うメス犬となってしまい。もうグタグタになっちまってるではないか。しかし、それもこれも兄が悪い。猿のほうが悪い。猿が責任をとるべき。猿自身の問題。純真無垢な妹はなんら悪くない。無事に妹うちへ送り帰してあげてください。猿は仕事すべきだ。もっと未来を見つめるべきだ。しばらく禁欲すべきだ。妹の前でフリチンしてる場合ではないってんだ。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-11-16 22:12:45)
15.この後どうなったのか気になるっ!!短い映画だと知っていたので最後の方から、これをどうやってまとめるんだ?とワクワク、ドキドキしながら見ていました。ラストはこれで終わるなよ~と思いましたが、たぶんここで終わらせるしかなかったんだと思います。現実でこんな体験をした人はいるんでしょうかね?妄想の世界の映画です。
映画さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-19 16:52:56)
14.《ネタバレ》 ぎこちない2人の会話や空気が好き。近親相姦でも義理の兄妹だから、まだ希望は持てる。「全身と小指」と違って、救いようがあると思うし。初めて関係を持つまではお互い「兄と妹」を意識していたけど、関係を持った後は「男と女」を意識していて、やっと一緒になれたね、みたいな感じで離れずずーっと一緒にいるとこも見ていてなんか微笑ましかった。お兄ちゃんが「俺のことどう好きなの?」って聞くとこ、ちょっと胸がキュンとなっちゃったし。近親相姦系の作品て、必ず男はダメ男で、女の子の方が強いよね。賛否両論?のラスト、アタシは好き。
アンナさん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-16 23:27:27)
13.《ネタバレ》 漫画のことは一切知らないので、この映画独自のものとして観る事ができました。山下監督のあの“痛い”感じは本当に好きです。「あほくせぇ」「べたぁ」「うわぁ」「ふっ」みたいな言葉を観ている内についつい突っ込みたくなる演出はとても好きです。映画の内容自体もやはり男なので嫌いではありません。見えそうで見えない、そんな意図した演出の数々が楽しくて仕方ありませんでした。もちろん、ベッドシーンもそうなんですが、二人の本当の心理も、結局明確に描いている訳ではなく、またラストシーンも、そのちょっと前の不思議なおじさんとのシーンも、母親が帰ってきた後のシーンなども、ご想像にお任せしますよ、ふふふ、な演出を存分に入れ込んだのは個人的にはドンピシャです。気まずい雰囲気の“痛い”静けさ、母親に見つかる前のあの「バレルよバレルよ」と言いたくなる観てられない“痛い”雰囲気。楽しいですね、観ていて。どんなに気まずくても、観ているこっちにしてみれば他人事に過ぎないので、もう面白くて仕方ありません。「バカだよ、この監督」と言いたいですが、そんな風に笑い事で言えるような監督はあまりいないような気がします。随所随所で、“ニヤリ”と口元がなってしまう、いや、させられてしまう。楽しい時間をありがとうございました、と山下監督に言いたいですね。
ボビーさん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-04 19:01:10)
12.《ネタバレ》 途中まではまあまあといった感じだが、二人で家出した後がだらついた感じがするのと、自分としてはあのラストはすっきりしない。どういう風にまとめるかと期待したがいきなり終わったしまったという感じ。思った事は、二人きりになったぐらいで急に意識しすぎに思えた、妹からするとあまり覚えていないくらい幼いころに出会っていてずっといままで兄妹としてすごしてきたのに急にあそこまでいくかな?という事。急に燃えた恋愛感情が爆発してあそこまでなったのかな…。親が帰ってくるかもと、もっと警戒しろよとも思ってしまった。全体を通して思った事は兄役の俳優の妹を意識している所や後半のあせりまくっている所の表情を含めた演技が良かったということ。それと、二人の関係と映像の見せ方でHのシーンはちょっとドキドキしてしまった。
スワローマンさん [地上波(邦画)] 4点(2006-04-23 18:03:17)
11.《ネタバレ》 ぞっとする展開に冷や汗が止まらなかった。仮にこのお兄ちゃんの立場だったとしたらやはり同じように思考停止してしまうのかもしれない。怖い。怖すぎ。女の子のいまいちな可愛さがリアル。
ぷりんぐるしゅさん [地上波(字幕)] 3点(2006-02-12 00:31:42)
10.空の美しさが印象的だ。冒頭で妹が一人歩いている上空を、電線が斜めに区切っている。こういう絵作りの上手さは絶妙である。画質がVシネっぽくてチープ残念でならない。 

北野作品のように間の長い映画ってちょっと苦手なんだけど、これはかなりリアルだったのですんなり観られた。沈黙の多いタイプの作品としては成功している方だと思う。 

たとえば妹が電話を終えた直後に「ユウスケさんがお兄ちゃんのこと変態だって言ってたよ」と報告し、ヒロシ(兄)は軽く動揺し、声が上ずる場面。たぶん、〈え? 何? 俺が妹にちょっと惹かれてるってあいつは気づいてて、妹に言っちゃったわけ? いや、まさかそんなはずはない。でも…〉というようなことを考えていたんだと思う。気づかれていないは思いつつ、後ろめたいことがあるので確信はもてず、発言がどことなく不自然になる。この微妙な心理描写に、目が釘付けだった。主人公の気持が手に取るようにわかるのだ。それどころか、二人とも言葉がカミカミで会話のキャッチボールが微妙に成り立たない、という現実にはありえても映画ではついぞ観たことのない場面もある。 

たいていの映画ではこぎれいな台詞を噛んだり被ったりすることなく応酬するものであって、ここまで現実的な間の悪さ、ぎこちなさを再現しようとはしない。このひねくれたリアリズムが非常に斬新に感じた。原作はおそらく典型的な男の願望充足ストーリーなのだろうが、それをここまでリアルで繊細なドラマに仕上げてしまう監督の技量に感動した。地味だが、細やかな心の動きを感じさせる良作だと思う。
no oneさん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-03 16:19:26)(良:2票)
9.《ネタバレ》 やたらセリフが少ない(てゆうか、ほとんど無い)映画だった。血のつながらない兄と妹がHしまくり、その途中で親に見つかり、兄の車にのってその場から逃げた。ただそれだけの話でした。私には この映画でそれ以上の深さを感じることはできなかった。なにを表現したかったのかも謎です。だったらアニメのほう放送してほしかった(爆)
civiさん [地上波(字幕)] 1点(2006-01-14 11:11:41)
8.原作を知っている方にはあまりお薦めできません。清々しいエロティックな映画であり、それを目的に観たらたぶんガッカリします。オレもその一人ですから(笑)。妹とのHを母親に目撃され、何も考えられずに裸のまま車で逃走するシーン、ホテルから裸足で駆け出すシーンなどは、「どうにかしなくちゃ・・・でも何をすればいいのか?」と考えと行動がリンクできない、考えることに慣れていない最近の若者像をうまく描写していると思います。だんだんと兄の頼りなさが露呈され、この後どうなるのかと思いましたが、終わり方が唐突でオレ的にはスッキリしませんでした。
けっけ(硝子の心を持つ少年)さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-13 09:46:02)
7.《ネタバレ》  なんであえて「くりいむレモン」にしたのだろう。別の名前つけてもよかったろうに。。別の名前だったらみんなに薦めやすいのに。初めて人を好きになった時の事を思い出したよ。そういう感性をあそこまで映像化出来る人って尊敬する。でも、俺ならラスト、ソフトクリーム→ダッシュ!では終わらない。妹が焼き肉をむしゃむしゃ食べてるシーンで終わりたいな。
蝉丸さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2006-01-09 03:19:37)
6.おっちゃんが高校生の頃大ブームでした懐かしの「くりいむレモン」いつも小バカにしているヲタのK君に頭下げてビデオを借りましたね~。そんな想い出は置いといて山下監督なんで見たわけだが、Hも山下監督らしさも中途半端、ラストがこの監督らしいかな?
亜流派 十五郎さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-01-08 10:48:53)
5.「アメリカン・ニュー・シネマの影響」を語る時代錯誤感漂う監督が作った、邦画にありがちな観客を無視した、普通につまらない学生映画的ビデオ映画。ダラダラした展開、意図不明な構図、ワケワカなラストというお馴染みの内容。アダルト・アニメという分野にだけは疎いので、オリジナル・アニメは見たことありませんが、少なくともこの映画は、自身の感情や下半身に訴えかけてくるものは全く無かった。最も気に食わないのは濡れ場。別に胸や尻を見せりゃ良いってもんじゃないですけど、見せない濡れ場を延々と見せられたって退屈なだけ。見せないんなら最初から描写する必要は無い。物語上も企画上もセックスが重要な位置を占めてる筈なのに、根本的に方向性を間違ってる。こんなの塩田明彦に撮らせろよ、3点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-01 00:09:27)
4.お互いを“好き”という感情は幼少のころから持っていた(両親よりも子供同志が仲良くなっての再婚という父の話から)。しかし“好き”という感情はずっといっしょにいることが確定していると思われるときは表面にでないもの。この二人も家族という名前のもとそう思うことができた。しかし兄の友人が妹を気に入っているらしい、そしてその男と楽しげに電話で話す妹。妹の友人が兄と兄の部屋で二人っきりでこれまた楽しげな会話が聞こえる。ここでずっといっしょでいられると漠然と確定していたものが崩れる。“好き”が表面に出てきて二人ともが自分の気持ちに気付いてゆく。そしてはじめて言葉として発せられる“好き”。精一杯に軽く発した“好き”。もうドキドキのシーンでした。初めて関係を持つシーン、唇が重なるまでのぎこちない体の動き。リアルすぎる心の揺れ。この作品は私にとっては十分にエロい(もちろん誉めことばです)。ラストの兄のダメ男ぶりに対する妹の「そんなことは、はなからわかってる」って感じの清清しさすら漂わせる表情が印象的。 話はずれますが、山本浩司がセールスマン役でちょびっと出てきますが、かばんの中身があかじるだったら笑えたのに(笑)。
R&Aさん 7点(2005-03-25 18:29:39)(良:1票)
3.欲望のままにセックスしまくり、親に現場を目撃されて、車に乗って逃げて…もうほんとこいつらしょうもないなぁと思うけれど、その若さゆえのしょうもなさが観ていて楽しかった。あと、兄さん役の水橋研二が好演してて、彼の他の出演作も観てみたくなった。
parabenさん 6点(2005-01-30 19:47:21)
2.《ネタバレ》 主演の女の子に1点。つまらなすぎる。唯一マスクした変な教師とのシーンだけ「プっ!」となった。
やっぱトラボルタでしょうさん 1点(2004-12-14 17:58:56)
1.いやあ、この映画の話を初めて聞いた時はビックリした。別に「くりいむレモン」の実写化というだけなら驚くにはあたらないけれど、監督が山下敦弘って・・・山下監督といえば独特の「間」を活用して、日常生活のどーしようもないしょっぱさやいたたまれなさをユーモアたっぷりに描いていた人よ?っていうかこれの前の作品はつげ義春原作よ?その人が美少女アニメ(というより、男子の自己中心的・ご都合主義的妄想系ロリコンエロアニメ。観てないけど、多分間違ってないと思う)って、これは例えば「岩井俊二が『嗚呼!花の応援団』を実写化」とか「サム・ライミが『サザエさん』を実写化」とか「井筒監督が『みゆき』を実写化(・・・あ、これはホントにあったんだった)」とか、そのくらいのギャップのある組み合わせ。これはとんでもない怪作になるか、あるいは奇跡的なケミストリーが起きるかどっちかだろう、と思っていたら・・・意外と手堅くまとまってました。一言で言うと古き良きロマンポルノのドラマ部分を丁寧に、その分露出を抑えて作った感じ。真面目に考えると、物心がつく前から一緒に住んでいた血の繋がらない兄妹が男と女として意識し合うなら、もっと強い動機付けが必要なんじゃないの?と思ったりはするのですが、所々「山下テイスト」も入ってるし、ただの妄想エロ映画にはなってないかな(あ、でも「見えそで見えない」ところはある意味エロい)。まあキンシンソーカンものとして観るのではなく、障害が立ちはだかる恋をしてしまった若い男女のお話、として観れば違和感はないと思います。ラストシーンはなかなか素敵よ。
ぐるぐるさん 7点(2004-11-26 18:33:24)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 19人
平均点数 5.00点
000.00%
1210.53%
200.00%
3421.05%
4315.79%
515.26%
6210.53%
7421.05%
8315.79%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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