大菩薩峠 完結篇(1959)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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大菩薩峠 完結篇(1959)

[ダイボサツトウゲカンケツヘン]
1959年上映時間:106分
平均点:6.11 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-04-28)
ドラマ時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2004-07-17)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2024-02-03)【イニシャルK】さん
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監督内田吐夢
助監督本田達男
山下耕作
倉田準二
キャスト片岡千恵蔵(男優)机龍之助
中村錦之助(男優)宇津木兵馬
長谷川裕見子(女優)お浜/お豊
丘さとみ(女優)お松
星美智子(女優)お君
喜多川千鶴(女優)お銀様
東千代之介(男優)駒井能登守
月形龍之介(男優)裏宿の七兵衛
山形勲(男優)神尾主膳
河野秋武(男優)がんりきの百蔵
沢村貞子(女優)お角
浦里はるみ(女優)お絹
植木義晴(男優)郁太郎
左卜全(男優)道庵
加賀邦男(男優)米友
徳大寺伸(男優)志士五十嵐
明石潮(男優)小泉家当主
月形哲之介(男優)小森数之進
長田健(男優)用人松浦
武田正憲(男優)慢心和尚
梅沢昇(男優)老僕
小田部通麿(男優)山口四郎右衛門
時田一男(男優)仲間金助
岸井明(男優)与八
津村礼司(男優)
岸田一夫(男優)
中村幸吉(男優)
望月健佐(男優)
石丸勝也(男優)
阿由葉秀郎(男優)狂った若い男
尾形伸之介(男優)
西春彦(男優)
関根永二郎(男優)
木島修次郎(男優)牢番
鈴木金哉(男優)駕篭屋
的場新太郎(男優)
田代進(男優)村人
佐橋敏一(男優)
玉喜うた子(女優)殺される若い娘
青葉のり子(女優)
野村鬼笑(男優)
伊吹幾太郎(男優)
香住佐久良夫(男優)
源八郎(男優)
原作中里介山「大菩薩峠」
脚本猪俣勝人
柴英三郎
音楽深井史郎
撮影三木滋人
製作大川博
企画玉木潤一郎
南里金春
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
照明田中憲次
動物ムク
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1
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9.《ネタバレ》 カオスの権化の様な大伝奇物語もいよいよ終盤、というか原作は中里介山の死去により決着がつかないストーリーの大漂流のうちに未完、それを映画としてどのように閉めるのかに興味が湧きます。 前二作に続いて相変わらずの怒涛の様に進行するストーリー、でも今作では新規の登場キャラがあまり多くないのでまだ判りやすいかなと思いました。駒井能登守=東千代之介の暗殺を謀る大悪役の神尾主膳=山形勲に雇われ机龍之介=片岡千恵蔵、その機会を狙って待機中でも入手した名刀を試したくて辻斬りに励む、ほんとこの人ビョーキです。今回も神尾主膳の悪辣ぶりはキレまくっていて清々しいほどでしたが、駒井能登守謀殺に失敗して失脚してからは全く出番が無くなってしまいます。この三部作ではいろいろなキャラが登場するのですが、どの人物も中途半端にストーリーから消えてゆくのはどうなのかなと思います。逆にこの物語は宇津木兵馬=中村錦之助の成長物語の要素が強かったのかなと思いますし、ラストではあれほど憎んでいた龍之介を因縁から救ってやらねばという親鸞聖人みたいな心境にまで達しますが、その手段はやはり斬ることだとなるところは、さすがブレません。対する時代劇史上で最悪級の怪物キャラ机龍之介ですが、暇になれば辻斬りが趣味の様なサイコパスキャラもブレなかったですね。そんな龍之介も終盤では黄泉の国の幻影に苦しんだり捨てた我が子への思いに苦しめられたり、因果応報が襲ってくる仏教的な描写が目立ちます。この三部作では肝心の龍之介のキャラの掘り込みが浅く、観る者にはこの男を理解するのは困難なわけですが、それがかえって龍之介の怪物性が濃くなる効果が出ちゃったのかなと思いました。 未完の原作なのでラストは当然オリジナルなわけですが、もうこれしかない、という幕の閉め方でした。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-04-06 22:51:16)
8.さていよいよ完結篇。このすっかりイッちゃってる物語を完結させるために、龍之助と兵馬は、また大菩薩峠へと吸い寄せられていくのだけど、そればかりではなく、映画はますます超自然の世界へと踏み込んでいく。前作での鮮烈なロングショットなどにもその片鱗は見えていたけど、この完結篇ではいよいよ容赦が無い。特に、龍之助が炎上する屋敷から姿を現し、追手を斬って斬って斬りまくる、あの鮮烈な長廻し撮影。これはもう、異常です。この世の光景ではありません。そしてラストのスペクタクル。3部作を締めくくる、というより、ありとあらゆるものを葬り去ろうとするような、壮絶さ。イッちゃってます、やっぱり。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-08-10 21:38:03)
7.《ネタバレ》 内田吐夢監督、片岡千恵蔵主演の「大菩薩峠」三部作の完結篇。今回は千恵蔵演じる龍之介の狂気が一作目のように戻ってはいるが、残したわが子を思う気持ちが描かれていたのは良かった。嵐によって橋が崩壊し、龍之介が奈落の底へ堕ちていくラストシーンは凄まじく、ちょっと複雑な気持ちにさせられるが、長い物語のラストとしては見事だった。兵馬役の錦之助が一作目に比べて随分と貫ろくがつき、「宮本武蔵」シリーズ同様に彼の役者としての成長が見られるシリーズでもあるのだなと最後まで来ると感じられる。この完結篇は大映版の完結篇と比べてもこっちのほうが違和感がなく、話としても納得がいく。(少し宗教臭いのはちょっと抵抗があるが。)でもシリーズ全体としては大映版のほうが入っていきやすいのも確かという気もする。これで三人の机龍之介を見たわけだが、三人それぞれの龍之介像というのがあって三人とも印象が違うのが面白い。中でもやはりいちばん印象にあるのは仲代達矢の異様に殺気を帯びた龍之介かな。それにしてもこの東映版が終わった翌年からもう大映の三部作が始まってるのはすごいと思う。
イニシャルKさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-05-30 14:01:48)
6.映像はすばらしく、特にやぶさめのシーンは大掛かりで印象に残る。
ストーリーはよくもなく悪くもなく…。
しかし龍之助の目が見えないのに強いというのはやはり不自然な気がしてしまう。
全体的に見ると映像は凝っているけど、主人公の性格にくせがあり、
そのために陰気な場面も多く、ちょっと好き嫌いの分かれそうなシリーズのように思えた。
さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-07 16:10:06)
5.《ネタバレ》 主人公の狂気が復活。やっぱりこれにはついていけず・・・
yoshi1900olololさん [ビデオ(字幕)] 2点(2006-02-08 07:49:26)
4.このシリーズ全体的に言えることは話の展開が早すぎる気がしてなりません。それでも俳優の演技はみんな素晴らしいからそれなりに楽しめるものの何か物足りなさが残ります。個人的に同じ内田吐夢監督による時代劇のシリーズものなら断然「宮本武蔵」シリーズの方が面白いし、好きです。作品の内容とは別にして、それにしてもこの作品の中でも丘さとみは可愛い!
青観さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-18 12:21:40)
3.《ネタバレ》 やはり、最後は因果応報、見事な最後でした。斬り合いでは負けそうにないので、あの終わり方が納得かなあ。人の親としての一面が現れ、やっぱり人間でしたね。子供に因果が巡らなければいいんだが。
パセリセージさん 7点(2004-10-12 19:36:05)
2.《ネタバレ》 死神よりも冷酷、永遠の闇を生きる机龍之介。凄まじいラストシーンでは狂気と悲劇が入り交じり、崩壊する橋からはどこかカタルシスさえ感じられ、複雑に入り交じった感動を覚える。見終わって思えば壮大な物語だった。こういう、時間の流れを感じる映画が好きだ。
紅蓮天国さん 6点(2004-08-30 03:03:04)
1.冒頭に前2作までのダイジェストがあるんだけど、5分ぐらいで大体説明しきれるのが凄い。3部通してみると錦之助の成長振りがわかる。1作目ではかわいい感じだったけど、3作目まで来ると凛々しいというか。千恵蔵の変わらない渋さ、非道さというのも凄いが。そんな千恵蔵も最後は苦業により落ちていく。オープニングの背景やラストの絵といいかなり宗教的な感じする。全編の印象としては掴みづらくそんなにおもしろくなかった。
バカ王子さん 6点(2004-07-17 23:52:39)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.11点
000.00%
100.00%
2111.11%
300.00%
400.00%
500.00%
6444.44%
7333.33%
8111.11%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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